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四章 異世界旅行編 3 セテロン国
371 舞ってゆく灰 と 夢の中のビワ
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精神が壊れてしまった獣人の男の子の声が止み、最後は一人寂しく静かに息を引き取ると、周囲に充ちていた霧が薄れ消えいった。
カズが入った洞穴の子供達が、どの様にして最後を迎えたのか。
獣人の男の子だけが他の子より長く生き、人族の女の子は黒色斑点病が骨まで感染して、三人の前で苦しんで先に死んでしまったことも。
谷の近くにあった小屋の白骨死体は、子供達を逃がそうとしていた人だったと明らかになった。
ただ一人で逃げたのか、子供達を逃がす準備をしていたところメテオバードに襲われたのかまでは不明のまま。
カズは後者であってほしいと思いながら、二枚貝のアーティファクトを【アイテムボックス】にしまった。
洞穴から出て狭い通路を通り岩場の上に出る。
その場所は周囲のゴツゴツした突起した岩場と違い、比較的平らになって開けている。
岩場の上は月明かりが照らし、ライトを使わなくても足場が見えるくらい明るい。
カズは【アイテムボックス】から回収した亡骸を一ヶ所に出し、それと同時に出したトレカ『鎮魂の白炎』を使用。
トレカが手元から消えると、集められた亡骸が白い炎に包まれた。
カズはその場の座り、全てが灰になるのを揺らめく白い炎を見ながら待ち、もの思いにふける。
あの洞穴一ヶ所であれだ、効果範囲をこの場所全体にしたら、もっと悲惨なものを見ることになっただろう。
俺一人だけで正解だった。
三人がああならない為には、躊躇せずにこの力で……大戦後から平和になったとはいえ、こういう事をする奴等は、どの世界でもいなくはならないんもんだな。
火葬を始めてからどれだけ時間が経過したのか、一時間……三時間……正確には三十分も経ってないのに、珍しく時間が長く感じた。
白骨した亡骸は殆ど灰になり、白い炎も小さくなっていた。
「……誰?」
岩場に上がる通路から視線を感じ、カズは白い炎から目を移した。
月明かりが射し込む通路から出て来たのは……
「ビワ! もう大丈夫なの?」
「……」
「一人? アレナリアとレラは?」
「……」
「よくここが分かったね」
カズが話すもビワは無言。
雰囲気もなんだかいつもと少し違う。
何も言わずビワはカズの横に座り、目の前の白い炎をじっと見る。
「来てくれてありがとう」
「ビワ……じゃないのか?」
「私はこの娘…この娘は私」
カズは《分析》でビワのステータスを見ると、表示された魔力の数値を見て驚く。
魔力量が900を越えていた。
他は特に変わったところはなく、特殊なスキルや魔法も表示されてはない。
「どういうことだ?」
ビワが白い炎から視線をカズに向け優しく微笑むと、ふっと意識が途切れ、そのまま倒れるようにしてカズにもたれ掛かる。
「ちょ、まだ話が」
「……あれ、カズさん? ここ何処ですか?」
カズの声に反応し目を覚ますと、いつものビワに戻っていた。
「覚えてないの?」
「何をですか?」
「あ、いや。ここは岩場の上だよ。そのなんだ、屋上だね」
「屋上…ですか。ところでこの白い火は? あ……骨」
「弔ってやるなら早い方がいいと思って。でも下のあんな所だとかわいそうだったから」
「土の下に埋葬されるより、この子達には良いかも知れませんね。風に運ばれて自由に何処にでも行けますから」
「そうだな」
灰になる骨を見て、先程とは違う微笑みを浮かべるビワ。
カズはその横顔をじっと見る。
「わ、私の顔に何か付いてますか?」
「いや。もう少しで全部灰になるから、そうしたら馬車に戻ろう」
合掌するカズを真似て、ビワも燃えて灰になる亡骸に手を合わせる。
燃え尽き白い炎が消えると、突如として強い風が吹き、全ての遺灰が月明かり差す夜空へと舞っていった。
子供達の亡骸を弔い、カズとビワが馬車に戻ると、アレナリアとレラは気持ち良さそうに、すやすやと寝ていた。
「さっきあれだけ言っときながら、ビワを一人で来させて」
カズの中でアレナリアの評価がガクッと下がった。
「ビワ食欲は?」
「まだあんまり。お茶くらいなら」
「なら、たまに寝る前に飲んでるのにする?」
「はい」
寝付けない時などに、ビワがカモミールに似たハーブティーを入れてくれることがある。
アレナリアなんかは気持ち良く寝れると、寝る前によくビワに入れてもらっていた。
「夜になるとだいぶ寒くなってきたから、温かいハーブティーを飲んで寝るといい」
「このコート着てるから大丈夫ですよ。それにカズさんがくれた指輪がありますから」
雪積もる山脈から吹き下ろすアコヤ街も、雪解け水が流れ込む寒さしみる湖でさえも、指輪の寒冷体制とオーバーコートの暖房機能により、息が白くなるような寒さでも、三人は快適に過ごせていた。
ビワはハーブティーを飲むと疲れが溜まっているのか、横になりすぐに眠りについた。
一人馬車の外で焚き火をするカズは、夢で見たビワと岩場の上で会ったビワのことを考え、この日あまり眠れなかった。
◇◆◇◆◇
「おはよう。カズ」
「……」
スッキリした顔をして、早くに目覚めるアレナリアを、カズは無表情で見る。
「そんなに見てどうしたの? は! 寝起きの無防備な私を見て欲情した?」
ツッコミ用のハリセンでもあれば脳天に叩き付けてやろうかと、一瞬頭をよぎるカズ。
「遠慮しないで寝てる私を好きにして良いのよ。あ、でもレラとビワに見られるのは恥ずかしいわね」
「……(朝飯は作り置きしてアイテムボックスに入れてあるポトフと、パンを焚き火で軽く焼くか)」
殆ど寝てないカズは、昨夜のアレナリアが言ったことを覚えてないのに少し苛立ちを覚え、アレナリアの話を無視して朝食の準備に取り掛かる。
「なんで答えてくれないの? 昨夜怒ったから? ねぇ」
「自分が何を言ったのか覚えてるか?」
「え? なんで黙ってたのって怒って。あと私を頼ってって」
「それで俺は?」
「カズがレラとビワから離れて行動出来るのは、私を信頼してくれてるからって……違った?」
「いや」
「じゃあ、なに?」
「アレナリアと話した後で、俺は一人で出てったよな」
「ええ。集めた骨を火葬するって。だからレラと気分を悪くしてるビワの様子を見ててって」
「ならなんでビワ一人で、あの暗い中を俺の所に越させたんだ? 自分は気持ち良さそうに寝て」
「え……? だって二人はあのまま寝て」
アレナリアはカズが何を言ってるのか分からず、カズと別れた後の事を思い出そうとする。
「まあ、こんな場所に連れ来た俺が悪いから、不安で疲れが溜まってるのは仕方ないけど、だったらアレナリアも言ってくれれば(くそッ、寝不足で少しイラつく。アレナリアが悪いわけじゃないのに)」
「確かに疲れてたけど、私そんなつもりで言ったんじゃ……(えっとカズが出てってから、置いてくれていったパンを少しつまんで、カズが戻って来るまで眠いのを我慢してたら……あ!)」
「おはようございます」
「おっはよ~。パンの焼ける匂いと、スープの良い香りがあちしを誘う。大盛りねカズ」
朝食の匂いで目を覚ましたレラと、いつもの様に自然に振る舞おうとするビワが馬車から降りてきた。
自分では隠してるつもりだろうが、視線は下がり、笑う顔もどことなく物悲しげ。
「カズ思い出した。私が寝た…」
「二人が起きてきたから、話は後にして。ビワ大丈夫? 場所が場所だけに、食欲でないかも知れないけど、ここを出るまでまだ数時間は掛かると思うから」
「ではパンは半分で、スープも少しだけ」
「じゃあビワの残り分は、あちしがもらってあげる」
明るいレラがいなければ、この日の朝食は重苦しくなっていたでだろう。
「食べ終わったら出発しよう。雲行きが怪しい。ひと雨降るかな」
朝食を済ませると馬車に乗り込み、子供達の亡骸が放置された岩場の隠れ家を後にする。
次第に空は厚い雲に覆われ、ポツポツと雨が降り始める。
女性三人は雨に濡れないよう荷台から出ないように言い、手綱はカズが持ち馬車を操作する。
カズが入った洞穴の子供達が、どの様にして最後を迎えたのか。
獣人の男の子だけが他の子より長く生き、人族の女の子は黒色斑点病が骨まで感染して、三人の前で苦しんで先に死んでしまったことも。
谷の近くにあった小屋の白骨死体は、子供達を逃がそうとしていた人だったと明らかになった。
ただ一人で逃げたのか、子供達を逃がす準備をしていたところメテオバードに襲われたのかまでは不明のまま。
カズは後者であってほしいと思いながら、二枚貝のアーティファクトを【アイテムボックス】にしまった。
洞穴から出て狭い通路を通り岩場の上に出る。
その場所は周囲のゴツゴツした突起した岩場と違い、比較的平らになって開けている。
岩場の上は月明かりが照らし、ライトを使わなくても足場が見えるくらい明るい。
カズは【アイテムボックス】から回収した亡骸を一ヶ所に出し、それと同時に出したトレカ『鎮魂の白炎』を使用。
トレカが手元から消えると、集められた亡骸が白い炎に包まれた。
カズはその場の座り、全てが灰になるのを揺らめく白い炎を見ながら待ち、もの思いにふける。
あの洞穴一ヶ所であれだ、効果範囲をこの場所全体にしたら、もっと悲惨なものを見ることになっただろう。
俺一人だけで正解だった。
三人がああならない為には、躊躇せずにこの力で……大戦後から平和になったとはいえ、こういう事をする奴等は、どの世界でもいなくはならないんもんだな。
火葬を始めてからどれだけ時間が経過したのか、一時間……三時間……正確には三十分も経ってないのに、珍しく時間が長く感じた。
白骨した亡骸は殆ど灰になり、白い炎も小さくなっていた。
「……誰?」
岩場に上がる通路から視線を感じ、カズは白い炎から目を移した。
月明かりが射し込む通路から出て来たのは……
「ビワ! もう大丈夫なの?」
「……」
「一人? アレナリアとレラは?」
「……」
「よくここが分かったね」
カズが話すもビワは無言。
雰囲気もなんだかいつもと少し違う。
何も言わずビワはカズの横に座り、目の前の白い炎をじっと見る。
「来てくれてありがとう」
「ビワ……じゃないのか?」
「私はこの娘…この娘は私」
カズは《分析》でビワのステータスを見ると、表示された魔力の数値を見て驚く。
魔力量が900を越えていた。
他は特に変わったところはなく、特殊なスキルや魔法も表示されてはない。
「どういうことだ?」
ビワが白い炎から視線をカズに向け優しく微笑むと、ふっと意識が途切れ、そのまま倒れるようにしてカズにもたれ掛かる。
「ちょ、まだ話が」
「……あれ、カズさん? ここ何処ですか?」
カズの声に反応し目を覚ますと、いつものビワに戻っていた。
「覚えてないの?」
「何をですか?」
「あ、いや。ここは岩場の上だよ。そのなんだ、屋上だね」
「屋上…ですか。ところでこの白い火は? あ……骨」
「弔ってやるなら早い方がいいと思って。でも下のあんな所だとかわいそうだったから」
「土の下に埋葬されるより、この子達には良いかも知れませんね。風に運ばれて自由に何処にでも行けますから」
「そうだな」
灰になる骨を見て、先程とは違う微笑みを浮かべるビワ。
カズはその横顔をじっと見る。
「わ、私の顔に何か付いてますか?」
「いや。もう少しで全部灰になるから、そうしたら馬車に戻ろう」
合掌するカズを真似て、ビワも燃えて灰になる亡骸に手を合わせる。
燃え尽き白い炎が消えると、突如として強い風が吹き、全ての遺灰が月明かり差す夜空へと舞っていった。
子供達の亡骸を弔い、カズとビワが馬車に戻ると、アレナリアとレラは気持ち良さそうに、すやすやと寝ていた。
「さっきあれだけ言っときながら、ビワを一人で来させて」
カズの中でアレナリアの評価がガクッと下がった。
「ビワ食欲は?」
「まだあんまり。お茶くらいなら」
「なら、たまに寝る前に飲んでるのにする?」
「はい」
寝付けない時などに、ビワがカモミールに似たハーブティーを入れてくれることがある。
アレナリアなんかは気持ち良く寝れると、寝る前によくビワに入れてもらっていた。
「夜になるとだいぶ寒くなってきたから、温かいハーブティーを飲んで寝るといい」
「このコート着てるから大丈夫ですよ。それにカズさんがくれた指輪がありますから」
雪積もる山脈から吹き下ろすアコヤ街も、雪解け水が流れ込む寒さしみる湖でさえも、指輪の寒冷体制とオーバーコートの暖房機能により、息が白くなるような寒さでも、三人は快適に過ごせていた。
ビワはハーブティーを飲むと疲れが溜まっているのか、横になりすぐに眠りについた。
一人馬車の外で焚き火をするカズは、夢で見たビワと岩場の上で会ったビワのことを考え、この日あまり眠れなかった。
◇◆◇◆◇
「おはよう。カズ」
「……」
スッキリした顔をして、早くに目覚めるアレナリアを、カズは無表情で見る。
「そんなに見てどうしたの? は! 寝起きの無防備な私を見て欲情した?」
ツッコミ用のハリセンでもあれば脳天に叩き付けてやろうかと、一瞬頭をよぎるカズ。
「遠慮しないで寝てる私を好きにして良いのよ。あ、でもレラとビワに見られるのは恥ずかしいわね」
「……(朝飯は作り置きしてアイテムボックスに入れてあるポトフと、パンを焚き火で軽く焼くか)」
殆ど寝てないカズは、昨夜のアレナリアが言ったことを覚えてないのに少し苛立ちを覚え、アレナリアの話を無視して朝食の準備に取り掛かる。
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「え? なんで黙ってたのって怒って。あと私を頼ってって」
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「いや」
「じゃあ、なに?」
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「ええ。集めた骨を火葬するって。だからレラと気分を悪くしてるビワの様子を見ててって」
「ならなんでビワ一人で、あの暗い中を俺の所に越させたんだ? 自分は気持ち良さそうに寝て」
「え……? だって二人はあのまま寝て」
アレナリアはカズが何を言ってるのか分からず、カズと別れた後の事を思い出そうとする。
「まあ、こんな場所に連れ来た俺が悪いから、不安で疲れが溜まってるのは仕方ないけど、だったらアレナリアも言ってくれれば(くそッ、寝不足で少しイラつく。アレナリアが悪いわけじゃないのに)」
「確かに疲れてたけど、私そんなつもりで言ったんじゃ……(えっとカズが出てってから、置いてくれていったパンを少しつまんで、カズが戻って来るまで眠いのを我慢してたら……あ!)」
「おはようございます」
「おっはよ~。パンの焼ける匂いと、スープの良い香りがあちしを誘う。大盛りねカズ」
朝食の匂いで目を覚ましたレラと、いつもの様に自然に振る舞おうとするビワが馬車から降りてきた。
自分では隠してるつもりだろうが、視線は下がり、笑う顔もどことなく物悲しげ。
「カズ思い出した。私が寝た…」
「二人が起きてきたから、話は後にして。ビワ大丈夫? 場所が場所だけに、食欲でないかも知れないけど、ここを出るまでまだ数時間は掛かると思うから」
「ではパンは半分で、スープも少しだけ」
「じゃあビワの残り分は、あちしがもらってあげる」
明るいレラがいなければ、この日の朝食は重苦しくなっていたでだろう。
「食べ終わったら出発しよう。雲行きが怪しい。ひと雨降るかな」
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