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五章 テクサイス帝国編 2 魔導列車に乗って
476 帝都に住む同郷を紹介
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カズは視線をレラからラプフに移し、じっと見る。
その視線にビクっと反応したラプフは、手に持っていたフルーツミルク(イチゴ)の入ったコップを置き、トコトコとカズの正面に移動して頭を下げた。
「ごめんなさい。昨日スゴく甘く美味しそうな匂いがしたもので、どんな物か見たくてつい……」
前日カズがカスタードクリームを作り終え、昼寝している時に窓から侵入していたのはラプフだった。
カズの視線を受け、しらを切るのは無理だと観念したラプフは、家屋に入り物色していたのは自分だと素直に謝罪した。
実際に盗まれた訳でもないので、カズはラプフを咎めはせずに許した。
「さあさあ。昨日作ってた甘い物とやらを出しない。こっちにはラプちゃんという証人がいるんだからね」
どちらかと言えば、侵入してきたラプフをハッキリさせるくらいなら、カスタードクリームを作ってたことを、レラにバレない方がましだとカズは思っていた。
これ以上誤魔化そうとしても、レラの事だからしつこく言って来るに違いないと、諦めて前日に作ったカスタードクリームを【アイテムボックス】出してレラに見せた。
案の定味見だと言って、たっぷりと指先に付けてペロッと一舐め。
「たまごの濃厚さが……まだわからない。もう一口だけ」
もう一口と言いつつ、いつの間にか手にはクッキーを持ち、それに付けてパクり。
もう少しだけと言いながら、レラはパクパクと食べ続ける。
「もう終わり!」
カズはカスタードクリームが入った容器を取り上げた。
でなければ、レラは全部食べる勢いだった。
「なかなか。ただもうちょっと固い方が、とろ~りとしてて、あちしはいいと思う」
「半分近くも食べておきながら、どの口が言う(失敗した方を出したから、緩いのは当然なんだけど、食い過ぎだ)」
「これがどんなお菓子になるか、楽しみにしてるよ!」
「作っても、レラの分は無しな」
「バカ言わないでよ! あちしが食べずに、誰が食べると言うのだ! ってか、無しはヒドくない?」
「えーっと、ラプフさん」
「はい?」
「こんな食い意地の張ってる、同族知りません? 聞いてると思うんですが、レラの生まれ村を探してるんですよ」
「レラにも言ったのだけど、残念ながら」
「これだけ食い意地が張ってる妖精族の村があれば、どこかで噂話程度の情報があってもいいと思うんだけどなぁ」
「さすがに食い意地が張ってるは、レラだけだと思いますよ。親族ならあり得るかも知れませんが」
「ラプちゃんまで! あちしそんなに食い意地張ってないもん!」
と言いつつも、レラは残ってるクッキーに手を伸ばす。
「説得力ないわね。皆さんて、いつもこんな感じですか?」
呆れた感じで聞くラプフの視線の先には、頷くカズとビワの姿が。
ラプフは思わず苦笑いを浮かべた。
「帝都には何人か、同族…フェアリーも居ますから、当たってみてはどうです?」
「一応そのつもりで、帝都を目指して来たんですよ」
「なら先ずは、コンルと会ってください」
「コンル?」
「わたしと一緒に旅をして来た同郷のフェアリーです。彼女は帝都で同族の繋がりを作ろうと活動しています。少しはレラの故郷探しの役に立つかも知れません」
「それは願ったり叶ったりで、助かります」
「では皆さんが村を出立する前に、レオラ様宛の手紙を書いて渡します。帝都で暮らすフェアリーは、誰かしらの後ろ楯がいますから」
「なるほど。レオラからコンルさんを紹介してもらえばいいと」
「はい」
「ありがとうございます。助かります。もしよければ、こんなレラですけど、これからも仲良くしてやってください」
「ええ。もちろん」
カズとラプフで話をしている間も、レラはクッキーをパクパクと食べていた。
「食ってないで、レラもなんとか言え」
「ラプちゃんとはもう友達だから、カズに言われなくても大丈夫。それとほら、友達にはお菓子を分けてあげないと。だからさっきの黄色いクリームで、早くなんか作ってよね」
「……ねえレラ。それって、レラが食べたいだけよね? わたしを出しにしてるんでしょ」
「あ、バレた。でもラプちゃんも、さっきの黄色いクリームで作ったお菓子食べたいしょ。昨日は匂いに釣られて、ごそごそしてたんでしょ」
「だ、だからそれはね……ごめんなさい。食べてみたいです」
恥ずかしそうにうつむき、自分の気持ちを正直に言うラプフ。
「って事で、村に居る間に作ってねカズ」
なんだかんだと、レラの良いように事が運んでしまい、村に居る間にシュー皮を完成させなければと、思うカズだった。
この日の夕食はレラがラプフ誘い五人で食べる事になった。
残ったクッキーを平らげて、よくもまあ夕食の話をする気になるものだと、分かっていながらも、その食欲に呆れる。
レラはラプフの所に泊まるからと、夕食を済ませると、ポッコリと膨らんだお腹を擦りながら出て行った。
その後静かになった家屋では、アレナリアからガザニアとのやり取りを聞きた。
そこで『カズなら忠告する』という言葉を聞いたカズは、思わずツッコミを入れた。
「アレ…一言多いよ」
「カズなら言うと思ったのよ」
「言うかも知れないけど、相手にもよるだろ。ってか、そこは思っても口に出すなよな。どうりで俺への視線がキツくなったわけだ」
「まあそこはほら、私が相手をするわけだし」
「俺は出来るだけ、ガザニアの視界に入らないようにする(もう隠密使って、気配も消しとこうかな)」
「変に隠れようとしたら、余計に悪く思われるから、今まで通りでいた方がいいわ。監視してるつもりだから」
「後ろからグサっなんてのは、ごめんだぞ」
「さすがにそんな事しないし、させないわよ」
「わかってるが……(これから視線が突き刺さって痛そうなんだよなぁ)」
「それより、ガザニアは私が一人で相手をしてるんだから、それなりの報酬ちょうだいね」
「報酬?」
上着の裾を持ち上げて、アレナリアは素肌チラチラと見せる。
「報酬は食べ物でいいな(特別にカスタードと生クリームの、ダブルにしてやれば文句言うまい)」
「いいわよ。カズね!」
「お菓子というか、デザートかな」
「カズはメインディッシュでしょ。ね、ビワ」
「わ…私ですか!?」
「俺は食い物じゃない。ビワもアレナリア言うことは聞かなくていいから」
「なら変わりに、私達を食…」
「さぁ寝るぞ」
約束の一年が経つ前に、カズが自分達に手を出させようとアレナリアは誘いを掛ける。
カズはアレナリアの可笑しな発言をサラッと流して、壁際に布団を移動させて横になり、とっとと就寝する。
村での夜はする事がなく、早寝早起きが当たり前になっている。
流石に静かな村の中では、アレナリアも夜這いを掛けるような行動には出なかった。
だだ、ビワにボソボソと何やら吹き込んで、良からぬ事を企んでるようであった。
◇◆◇◆◇
翌朝目が覚めると、アレナリアの布団がカズの真横に移動していた。
カズの布団に入ってきてはいなかったが、一瞬悪寒がしたので、アレナリアをまたがないようにして、カズは反対側へと移ろうとする。
よつん這いになって静かにアレナリアの足側から移動していると、布団の隙間からスッと足を出して、その足の指でカズの服を捕まえる。
「起きてるのか」
「まだ早いでしょ。もうちょっとだけ寝ましょうよ。一緒に」
「会話してる時点で目が覚めてるだろ。だったら起き……!」
カズが掛け布団を持ち上げると、そこには薄い布生地で作られたネグリジェを着てるアレナリアの姿があった。
完全に掛け布団をめくってはないので、全身が見えたわけではないが、透き通ったネグリジェから、アレナリアの素足と下着が目に飛び込んできた。
「おまッ!」
カズは慌てて掛け布団から手を離し、もしかしてと、視線をビワが寝る布団に向けた。
「残念だけど、ビワには断られたわ。今、そんなことしたら、クッキー作りの時に思い出して、失敗しそうだからって。今はね」
掛け布団からひょこっと顔だけを出し、そう答えるアレナリア。
「俺はちょっと外の空気吸ってくるから、着替えて布団を畳んどけよ」
そそくさと靴を履き、つまずきそうになりながらカズは家屋を出た。
「カズったら意固地になってるんじゃないかしら? どう思うビワ? 起きてるんでしょ」
「……私は、カズさんの気持ちを尊重します」
「ビワも着て二人で誘えば、カズも手を出してくれると思ったんどけど(私のちっちゃい胸じゃ、もう欲情してくれないのかな……? この格好寒いわね)」
布団にくるまったまま、期限の一年は長かったかもと、アレナリアは少し後悔していた。
ビワは布団を片付けて、朝食の準備を始め、心を平常にしようとする。
その後、何事もなかったかのように、三人で朝食を済ませ、それぞれの村での役割をする。
その視線にビクっと反応したラプフは、手に持っていたフルーツミルク(イチゴ)の入ったコップを置き、トコトコとカズの正面に移動して頭を下げた。
「ごめんなさい。昨日スゴく甘く美味しそうな匂いがしたもので、どんな物か見たくてつい……」
前日カズがカスタードクリームを作り終え、昼寝している時に窓から侵入していたのはラプフだった。
カズの視線を受け、しらを切るのは無理だと観念したラプフは、家屋に入り物色していたのは自分だと素直に謝罪した。
実際に盗まれた訳でもないので、カズはラプフを咎めはせずに許した。
「さあさあ。昨日作ってた甘い物とやらを出しない。こっちにはラプちゃんという証人がいるんだからね」
どちらかと言えば、侵入してきたラプフをハッキリさせるくらいなら、カスタードクリームを作ってたことを、レラにバレない方がましだとカズは思っていた。
これ以上誤魔化そうとしても、レラの事だからしつこく言って来るに違いないと、諦めて前日に作ったカスタードクリームを【アイテムボックス】出してレラに見せた。
案の定味見だと言って、たっぷりと指先に付けてペロッと一舐め。
「たまごの濃厚さが……まだわからない。もう一口だけ」
もう一口と言いつつ、いつの間にか手にはクッキーを持ち、それに付けてパクり。
もう少しだけと言いながら、レラはパクパクと食べ続ける。
「もう終わり!」
カズはカスタードクリームが入った容器を取り上げた。
でなければ、レラは全部食べる勢いだった。
「なかなか。ただもうちょっと固い方が、とろ~りとしてて、あちしはいいと思う」
「半分近くも食べておきながら、どの口が言う(失敗した方を出したから、緩いのは当然なんだけど、食い過ぎだ)」
「これがどんなお菓子になるか、楽しみにしてるよ!」
「作っても、レラの分は無しな」
「バカ言わないでよ! あちしが食べずに、誰が食べると言うのだ! ってか、無しはヒドくない?」
「えーっと、ラプフさん」
「はい?」
「こんな食い意地の張ってる、同族知りません? 聞いてると思うんですが、レラの生まれ村を探してるんですよ」
「レラにも言ったのだけど、残念ながら」
「これだけ食い意地が張ってる妖精族の村があれば、どこかで噂話程度の情報があってもいいと思うんだけどなぁ」
「さすがに食い意地が張ってるは、レラだけだと思いますよ。親族ならあり得るかも知れませんが」
「ラプちゃんまで! あちしそんなに食い意地張ってないもん!」
と言いつつも、レラは残ってるクッキーに手を伸ばす。
「説得力ないわね。皆さんて、いつもこんな感じですか?」
呆れた感じで聞くラプフの視線の先には、頷くカズとビワの姿が。
ラプフは思わず苦笑いを浮かべた。
「帝都には何人か、同族…フェアリーも居ますから、当たってみてはどうです?」
「一応そのつもりで、帝都を目指して来たんですよ」
「なら先ずは、コンルと会ってください」
「コンル?」
「わたしと一緒に旅をして来た同郷のフェアリーです。彼女は帝都で同族の繋がりを作ろうと活動しています。少しはレラの故郷探しの役に立つかも知れません」
「それは願ったり叶ったりで、助かります」
「では皆さんが村を出立する前に、レオラ様宛の手紙を書いて渡します。帝都で暮らすフェアリーは、誰かしらの後ろ楯がいますから」
「なるほど。レオラからコンルさんを紹介してもらえばいいと」
「はい」
「ありがとうございます。助かります。もしよければ、こんなレラですけど、これからも仲良くしてやってください」
「ええ。もちろん」
カズとラプフで話をしている間も、レラはクッキーをパクパクと食べていた。
「食ってないで、レラもなんとか言え」
「ラプちゃんとはもう友達だから、カズに言われなくても大丈夫。それとほら、友達にはお菓子を分けてあげないと。だからさっきの黄色いクリームで、早くなんか作ってよね」
「……ねえレラ。それって、レラが食べたいだけよね? わたしを出しにしてるんでしょ」
「あ、バレた。でもラプちゃんも、さっきの黄色いクリームで作ったお菓子食べたいしょ。昨日は匂いに釣られて、ごそごそしてたんでしょ」
「だ、だからそれはね……ごめんなさい。食べてみたいです」
恥ずかしそうにうつむき、自分の気持ちを正直に言うラプフ。
「って事で、村に居る間に作ってねカズ」
なんだかんだと、レラの良いように事が運んでしまい、村に居る間にシュー皮を完成させなければと、思うカズだった。
この日の夕食はレラがラプフ誘い五人で食べる事になった。
残ったクッキーを平らげて、よくもまあ夕食の話をする気になるものだと、分かっていながらも、その食欲に呆れる。
レラはラプフの所に泊まるからと、夕食を済ませると、ポッコリと膨らんだお腹を擦りながら出て行った。
その後静かになった家屋では、アレナリアからガザニアとのやり取りを聞きた。
そこで『カズなら忠告する』という言葉を聞いたカズは、思わずツッコミを入れた。
「アレ…一言多いよ」
「カズなら言うと思ったのよ」
「言うかも知れないけど、相手にもよるだろ。ってか、そこは思っても口に出すなよな。どうりで俺への視線がキツくなったわけだ」
「まあそこはほら、私が相手をするわけだし」
「俺は出来るだけ、ガザニアの視界に入らないようにする(もう隠密使って、気配も消しとこうかな)」
「変に隠れようとしたら、余計に悪く思われるから、今まで通りでいた方がいいわ。監視してるつもりだから」
「後ろからグサっなんてのは、ごめんだぞ」
「さすがにそんな事しないし、させないわよ」
「わかってるが……(これから視線が突き刺さって痛そうなんだよなぁ)」
「それより、ガザニアは私が一人で相手をしてるんだから、それなりの報酬ちょうだいね」
「報酬?」
上着の裾を持ち上げて、アレナリアは素肌チラチラと見せる。
「報酬は食べ物でいいな(特別にカスタードと生クリームの、ダブルにしてやれば文句言うまい)」
「いいわよ。カズね!」
「お菓子というか、デザートかな」
「カズはメインディッシュでしょ。ね、ビワ」
「わ…私ですか!?」
「俺は食い物じゃない。ビワもアレナリア言うことは聞かなくていいから」
「なら変わりに、私達を食…」
「さぁ寝るぞ」
約束の一年が経つ前に、カズが自分達に手を出させようとアレナリアは誘いを掛ける。
カズはアレナリアの可笑しな発言をサラッと流して、壁際に布団を移動させて横になり、とっとと就寝する。
村での夜はする事がなく、早寝早起きが当たり前になっている。
流石に静かな村の中では、アレナリアも夜這いを掛けるような行動には出なかった。
だだ、ビワにボソボソと何やら吹き込んで、良からぬ事を企んでるようであった。
◇◆◇◆◇
翌朝目が覚めると、アレナリアの布団がカズの真横に移動していた。
カズの布団に入ってきてはいなかったが、一瞬悪寒がしたので、アレナリアをまたがないようにして、カズは反対側へと移ろうとする。
よつん這いになって静かにアレナリアの足側から移動していると、布団の隙間からスッと足を出して、その足の指でカズの服を捕まえる。
「起きてるのか」
「まだ早いでしょ。もうちょっとだけ寝ましょうよ。一緒に」
「会話してる時点で目が覚めてるだろ。だったら起き……!」
カズが掛け布団を持ち上げると、そこには薄い布生地で作られたネグリジェを着てるアレナリアの姿があった。
完全に掛け布団をめくってはないので、全身が見えたわけではないが、透き通ったネグリジェから、アレナリアの素足と下着が目に飛び込んできた。
「おまッ!」
カズは慌てて掛け布団から手を離し、もしかしてと、視線をビワが寝る布団に向けた。
「残念だけど、ビワには断られたわ。今、そんなことしたら、クッキー作りの時に思い出して、失敗しそうだからって。今はね」
掛け布団からひょこっと顔だけを出し、そう答えるアレナリア。
「俺はちょっと外の空気吸ってくるから、着替えて布団を畳んどけよ」
そそくさと靴を履き、つまずきそうになりながらカズは家屋を出た。
「カズったら意固地になってるんじゃないかしら? どう思うビワ? 起きてるんでしょ」
「……私は、カズさんの気持ちを尊重します」
「ビワも着て二人で誘えば、カズも手を出してくれると思ったんどけど(私のちっちゃい胸じゃ、もう欲情してくれないのかな……? この格好寒いわね)」
布団にくるまったまま、期限の一年は長かったかもと、アレナリアは少し後悔していた。
ビワは布団を片付けて、朝食の準備を始め、心を平常にしようとする。
その後、何事もなかったかのように、三人で朝食を済ませ、それぞれの村での役割をする。
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