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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
540 ブロンディ宝石商会の一人娘
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ミント入りのハーブティーを飲み、頭がハッキリとしてきたアレナリアに、レオラと話した内容を伝えた。
「温泉? いいわね!」
「とりあえずフジをレオラに会わせないとならないから、行くのはその後になる」
「ならその間に、私はヒューケラの所に行ってみるわ」
「こらからは出歩いた方がいいだろ。イリュージョンしてれば、レラが注目を浴びる事がないのは、十分わかったからな」
カズが依頼などで留守の場合は、レラと共に大抵は家の中で過ごしているので、どうしても体が鈍ってしまう。
気持ちアレナリアが、ふくよかになったようにも見える。
「だったら運動不足にならないように、毎日一緒にベッドで…」
「頭がスッキリしたみたいだな。俺は中に入るぞ」
「もう、カズの意地悪」
いつものアレナリアに戻ったところで、カズは夕食の仕込みをするビワの手伝いをしに、キッチンに移動した。
「約束の日まで日数はまだあるのよね。カズはちゃんと覚えてるのかしら? あーあ、一年は長かったかなぁ(ビワはどう思ってるんだろ?)」
アレナリアは決意の日が待ち遠しかった。
それはビワも同じ考えを持っていたが、毎日レオラの屋敷でメイドの仕事をして、家でも炊事に洗濯、掃除をこなしているので、アレナリアより考える頻度は少ない。
レラは全くて言っていいほど手伝わず、アレナリアがするのは、ビワが居ない昼間の間だけ。
ビワが出掛ける前に、昼食の用意など済ませてしまうので、アレナリアがする事は十日に一度、自分とレラの分の昼食を用意する事と、自分の使っている布団を干す程度。
せめてビワと交代で家事をやろうにも「私はこれしか出来ないので、アレナリアさんはレラのことを頼みます」と、聞く度に断られてしまっていた。
なので余計なことを考える時間が多くなってしまい、何とかしなければと考えていた。
帝都に来てから、なんとも自堕落な生活になってしまっていた。
《 五日後 》
二日前にビワがレオラの伝言を預かり、カズのテイムモンスターと会う場所が決まった、と。
そこはアイリスの屋敷近くで、アイリスも同席する事となった。
フジにはバードリングを付けた池の畔で、人に会わせるからと念話で伝えてあり、当日呼んだら来るようにとも伝えた。
全員朝食を済ませると、ビワはレオラの屋敷に出勤し、アレナリアは一人で魔導列車に乗り、隣の駅近くのブロンディ宝石商会に向かった。
目的は父親のコーラル・ブロンディの頼みを聞き、娘のヒューケラ・ブロンディに会いへ。
以前護衛の依頼をした際にべったりとされていたので、あまり気は進まなかったが、一人で出掛ける事など長い間なかったので、たまは良いかと行動に移した。
カズにも「一日好きに過ごしてくればいい。あ、でもヒューケラと一緒だと難しいかな」と言われた。
アレナリアがブロンディ宝石商会に行くのは、父親コーラルには伝えてあるが、娘のヒューケラには話してはなく、カズの提案でサプライズ訪問する事になった。
二人より少し遅れ、カズはレラと共にアイリスの屋敷に向けて出発した。
乗り合い馬車で一時間程揺られ、そこからは徒歩で移動。
アイリスは公務があるので、昼頃に着けば良いと言われている。
アイリスの屋敷に向かう道には、相変わらず人気はなくとても静か。
小さな池とはいえ、全てがアイリスの所有地ではない。
屋敷を中心に池の半分は第五皇女の敷地として国から賜っている。
その広さと人気の無さから、フジを呼ぶ場所として最適と、アイリスか所有する敷地が選ばれた。
前回フジを呼んでバードリングを付けた時は、アイリスの所有地だとは知らなかった。
ただアイリスの屋敷から離れており、住宅地からも距離があり周囲に誰もいなかったので選んだだけだった。
カズとレラが池に沿って、先に見えているアイリスの屋敷へと向かい歩いている頃、アレナリアは隣駅を出てブロンディ宝石商会の近くまで来ていた。
帝都に引っ越して来てから、ヒューケラは父親の仕事を継げるようにと、商売の勉強を始めていた。
父親のコーラルが友人の宝石店を手伝っているので、留守の間は従業員に各種宝石について習っていた。
と、ヒューケラの現状を父親のコーラルから、カズ伝でアレナリアは聞いていた。
「いらっしゃいませ。ようこそブロンディ宝石商会へ。当店は…」
「ごめんなさい。私、お客じゃないの」
「……はあ。では、何の御用で?」
「ヒューケラはいる? 父親のコーラル…さんに頼まれて来たの」
アレナリアからしたら助けた相手を呼び捨てにしても問題ないが、その商会代表の店に来たのだからと、敬称を付けたが、緊張して言葉を噛んだような発言になってしまった。
「失礼ですが、どういったお知り合いでしょうか? 何か紹介状のようなものは?」
「ヒューケラを護衛して、そちらの代表の怪我を治した冒険者パーティーの一人と言えばわかるかしら(お店の人に私が来るのを知らせてなかったのかしら?)」
話がどうであれ、知り合いだと証明されるものが無いのであれば、ブロンディ宝石商会代表の娘に会わせられる訳がない、という渋い顔をする従業員。
「なら仕方ないわね。ヒューケラには、アレナリアが来たとだけ伝えておいて(一応約束は守ったて来たんだし、会わなくても文句は言われないでしょ)」
ここで無理をしてまで会う必要はないと、従業員に背を向けて店を出ようとするアレナリアに、接客していた従業員が「お待ちください」と声を掛けてきた。
他の従業員に声を掛けて接客を交代してもらい、アレナリアの元まで足早に移動してきた。
「その節は代表共々お世話になりました。自分はあの時に一緒にいた者の一人です」
コーラルが怪我をして寝ていた部屋に居た使用人を、アレナリアは記憶を絞り出し思い出そうとする。
だが特に使用人と関わってはいなかったので、ぼんやりとしか思い出せず、居たか居なかったか分からない。
「お久しぶりね。ヒューケラにだけ内緒だと聞いてだけど(とりあえず思い出したつもりで話を進めましょう)」
「昨日代表からその連絡がありまして、全ての者に通達が間に合っておりませんでした」
「そうだったの。それで、私をヒューケラの所まで案内してくれるの?」
「今、お嬢様は商会の事を学んでおります。あと二十分程で午前の学習が終わるので、少し店でお待ちいただけますか?」
「二十分…いいわ。色々と見させてもらうわね(カズに買ってもらう宝石でも探して待とうかしら)」
「ご自由にご覧ください」
疑われたり待たされたりするなら、サプライズなんかにしないで、ヒューケラにも知らせておけば面倒臭い会話をせずに済んだのに、とブロンディ宝石商会に着いた早々アレナリアは疲れを感じた。
四人の従業員が各種宝石が並ぶショーケースの所で、それぞれ客の相手をしている。
店内には他に三人の客とアレナリアが居り、店の中をゆっくりと歩き、色々な宝石や加工された宝飾品が並ぶショーケースを見て回っている。
並ぶ商品の半分も見ない内に、従業員からお呼びが掛かり、アレナリアは店奥の階段を上がって三階に移動した。
表通りに面した一室の扉が開かれると、部屋の中から「疲れました」と、聞き覚えのある高い声が聞こえた。
本日ヒューケラに商会の事を学ばせ、学習に付き合っていた女性従業員が部屋から出てアレナリアを気付く。
「お嬢様にお客様ですよ」
アレナリアを案内してきた従業員が気付かれぬよう声には出さず、言っては駄目だと身振り手振りで伝えようとするが間に合わない。
アレナリアが来る事はヒューケラには内緒と伝わってはなく、これで商会に来てから二度の失敗。
従業員を見る限りでは、少なくとも今は無きセテロン国で店を構えていた頃までは、代表コーラルのワンマン経営だったのだろうと伺えた。
「わたくしに? 学習が終わったばかりだというのに、そんなの聞いてないわ。いったい誰なの?」
ヒューケラの話し方を聞き、あれから少しはマシになったかと思いきや、生意気そうなのは変わってないんじゃないかと、アレナリアは感じた。
「なら、帰ろうかしら」
「!」
「温泉? いいわね!」
「とりあえずフジをレオラに会わせないとならないから、行くのはその後になる」
「ならその間に、私はヒューケラの所に行ってみるわ」
「こらからは出歩いた方がいいだろ。イリュージョンしてれば、レラが注目を浴びる事がないのは、十分わかったからな」
カズが依頼などで留守の場合は、レラと共に大抵は家の中で過ごしているので、どうしても体が鈍ってしまう。
気持ちアレナリアが、ふくよかになったようにも見える。
「だったら運動不足にならないように、毎日一緒にベッドで…」
「頭がスッキリしたみたいだな。俺は中に入るぞ」
「もう、カズの意地悪」
いつものアレナリアに戻ったところで、カズは夕食の仕込みをするビワの手伝いをしに、キッチンに移動した。
「約束の日まで日数はまだあるのよね。カズはちゃんと覚えてるのかしら? あーあ、一年は長かったかなぁ(ビワはどう思ってるんだろ?)」
アレナリアは決意の日が待ち遠しかった。
それはビワも同じ考えを持っていたが、毎日レオラの屋敷でメイドの仕事をして、家でも炊事に洗濯、掃除をこなしているので、アレナリアより考える頻度は少ない。
レラは全くて言っていいほど手伝わず、アレナリアがするのは、ビワが居ない昼間の間だけ。
ビワが出掛ける前に、昼食の用意など済ませてしまうので、アレナリアがする事は十日に一度、自分とレラの分の昼食を用意する事と、自分の使っている布団を干す程度。
せめてビワと交代で家事をやろうにも「私はこれしか出来ないので、アレナリアさんはレラのことを頼みます」と、聞く度に断られてしまっていた。
なので余計なことを考える時間が多くなってしまい、何とかしなければと考えていた。
帝都に来てから、なんとも自堕落な生活になってしまっていた。
《 五日後 》
二日前にビワがレオラの伝言を預かり、カズのテイムモンスターと会う場所が決まった、と。
そこはアイリスの屋敷近くで、アイリスも同席する事となった。
フジにはバードリングを付けた池の畔で、人に会わせるからと念話で伝えてあり、当日呼んだら来るようにとも伝えた。
全員朝食を済ませると、ビワはレオラの屋敷に出勤し、アレナリアは一人で魔導列車に乗り、隣の駅近くのブロンディ宝石商会に向かった。
目的は父親のコーラル・ブロンディの頼みを聞き、娘のヒューケラ・ブロンディに会いへ。
以前護衛の依頼をした際にべったりとされていたので、あまり気は進まなかったが、一人で出掛ける事など長い間なかったので、たまは良いかと行動に移した。
カズにも「一日好きに過ごしてくればいい。あ、でもヒューケラと一緒だと難しいかな」と言われた。
アレナリアがブロンディ宝石商会に行くのは、父親コーラルには伝えてあるが、娘のヒューケラには話してはなく、カズの提案でサプライズ訪問する事になった。
二人より少し遅れ、カズはレラと共にアイリスの屋敷に向けて出発した。
乗り合い馬車で一時間程揺られ、そこからは徒歩で移動。
アイリスは公務があるので、昼頃に着けば良いと言われている。
アイリスの屋敷に向かう道には、相変わらず人気はなくとても静か。
小さな池とはいえ、全てがアイリスの所有地ではない。
屋敷を中心に池の半分は第五皇女の敷地として国から賜っている。
その広さと人気の無さから、フジを呼ぶ場所として最適と、アイリスか所有する敷地が選ばれた。
前回フジを呼んでバードリングを付けた時は、アイリスの所有地だとは知らなかった。
ただアイリスの屋敷から離れており、住宅地からも距離があり周囲に誰もいなかったので選んだだけだった。
カズとレラが池に沿って、先に見えているアイリスの屋敷へと向かい歩いている頃、アレナリアは隣駅を出てブロンディ宝石商会の近くまで来ていた。
帝都に引っ越して来てから、ヒューケラは父親の仕事を継げるようにと、商売の勉強を始めていた。
父親のコーラルが友人の宝石店を手伝っているので、留守の間は従業員に各種宝石について習っていた。
と、ヒューケラの現状を父親のコーラルから、カズ伝でアレナリアは聞いていた。
「いらっしゃいませ。ようこそブロンディ宝石商会へ。当店は…」
「ごめんなさい。私、お客じゃないの」
「……はあ。では、何の御用で?」
「ヒューケラはいる? 父親のコーラル…さんに頼まれて来たの」
アレナリアからしたら助けた相手を呼び捨てにしても問題ないが、その商会代表の店に来たのだからと、敬称を付けたが、緊張して言葉を噛んだような発言になってしまった。
「失礼ですが、どういったお知り合いでしょうか? 何か紹介状のようなものは?」
「ヒューケラを護衛して、そちらの代表の怪我を治した冒険者パーティーの一人と言えばわかるかしら(お店の人に私が来るのを知らせてなかったのかしら?)」
話がどうであれ、知り合いだと証明されるものが無いのであれば、ブロンディ宝石商会代表の娘に会わせられる訳がない、という渋い顔をする従業員。
「なら仕方ないわね。ヒューケラには、アレナリアが来たとだけ伝えておいて(一応約束は守ったて来たんだし、会わなくても文句は言われないでしょ)」
ここで無理をしてまで会う必要はないと、従業員に背を向けて店を出ようとするアレナリアに、接客していた従業員が「お待ちください」と声を掛けてきた。
他の従業員に声を掛けて接客を交代してもらい、アレナリアの元まで足早に移動してきた。
「その節は代表共々お世話になりました。自分はあの時に一緒にいた者の一人です」
コーラルが怪我をして寝ていた部屋に居た使用人を、アレナリアは記憶を絞り出し思い出そうとする。
だが特に使用人と関わってはいなかったので、ぼんやりとしか思い出せず、居たか居なかったか分からない。
「お久しぶりね。ヒューケラにだけ内緒だと聞いてだけど(とりあえず思い出したつもりで話を進めましょう)」
「昨日代表からその連絡がありまして、全ての者に通達が間に合っておりませんでした」
「そうだったの。それで、私をヒューケラの所まで案内してくれるの?」
「今、お嬢様は商会の事を学んでおります。あと二十分程で午前の学習が終わるので、少し店でお待ちいただけますか?」
「二十分…いいわ。色々と見させてもらうわね(カズに買ってもらう宝石でも探して待とうかしら)」
「ご自由にご覧ください」
疑われたり待たされたりするなら、サプライズなんかにしないで、ヒューケラにも知らせておけば面倒臭い会話をせずに済んだのに、とブロンディ宝石商会に着いた早々アレナリアは疲れを感じた。
四人の従業員が各種宝石が並ぶショーケースの所で、それぞれ客の相手をしている。
店内には他に三人の客とアレナリアが居り、店の中をゆっくりと歩き、色々な宝石や加工された宝飾品が並ぶショーケースを見て回っている。
並ぶ商品の半分も見ない内に、従業員からお呼びが掛かり、アレナリアは店奥の階段を上がって三階に移動した。
表通りに面した一室の扉が開かれると、部屋の中から「疲れました」と、聞き覚えのある高い声が聞こえた。
本日ヒューケラに商会の事を学ばせ、学習に付き合っていた女性従業員が部屋から出てアレナリアを気付く。
「お嬢様にお客様ですよ」
アレナリアを案内してきた従業員が気付かれぬよう声には出さず、言っては駄目だと身振り手振りで伝えようとするが間に合わない。
アレナリアが来る事はヒューケラには内緒と伝わってはなく、これで商会に来てから二度の失敗。
従業員を見る限りでは、少なくとも今は無きセテロン国で店を構えていた頃までは、代表コーラルのワンマン経営だったのだろうと伺えた。
「わたくしに? 学習が終わったばかりだというのに、そんなの聞いてないわ。いったい誰なの?」
ヒューケラの話し方を聞き、あれから少しはマシになったかと思いきや、生意気そうなのは変わってないんじゃないかと、アレナリアは感じた。
「なら、帰ろうかしら」
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