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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
717 引退宣言
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ヤドリギの脳内ではレオラの心配よりも、帝国の皇女が冒険者ギルド内で片腕の半分を失った事態に、ギルドとしてどの様な対処すればいいか頭をフル回転させていた。
帝国の事業に手を貸して意見出来る立場にある冒険者ギルドが、今回の出来事で信用を失う事になっては、帝国内での冒険者ギルド存続に関わる大問題。
ギルドマスター不在の今、サブ・ギルドマスターのヤドリギは冒険者ギルドを第一と考え、今回の責任をどう最小限にするかで頭が一杯一杯。
そんな事お見通しのレオラは「これはアタシの失態だ。ギルドに責任はない」と、ヤドリギを助けに入る。
しかし冒険者ギルドとしては、皇女という立場を抜きにしても、SSランクの冒険者が片腕の肘から先を失う事がギルド内で起きたのは、大事になると考えていた。
しかも今回の事があった場所が場所だけに、その噂が広まってしまった場合、ギルド本部の地下に危険な魔道具の実験をしている施設があるや、凶暴なモンスター育成してる等と、尾ひれが付き帝国がセテロン国と同様の組合だと、ギルドや冒険者の信頼は急降下するのは間違いない。
もしこの状況で、とサブ・ギルドマスターのヤドリギが考えた直後、レオラが「これではランクに見合った冒険者として活動はできない。アタシは冒険者を引退する」と、ただ事ではないと発言をした。
「待ってください。レオラ様は帝国の冒険者の中でも、最高位の冒険者です。憧れて冒険者になる者もいます。まだ失った腕を元に戻す方法がないとは言い切れません。ですので、引退するのはどうか。どうか……」
レオラの引退発言に、サブ・ギルドマスターのヤドリギは慌てふためき、引退する事を留まってもらおうと、腹部を押さえ顔色を悪くしながら必死。
レオラ自身もSSランクの冒険者を正式に引退すると決めたのは、左腕の半分を失っては帝国の守護者の称号を国に返上しなければならない、と考えがあった。
現状失った左腕の肘から先を元に戻す方法がない限り、今の地位を長く保つのは難しいと理解していた。
第五皇女が種族差別を無くして、平等で平和な国を作るという難しいながらも思い描く理念。
レオラはその様な志しで認められ、次期皇帝候補に選ばれわけではない。
レオラはその実力と帝国にもたらした貢献が大きく、負傷して実力の半分しか出せないとあらば、次期皇帝候補どころか、帝国の守護者の称号も失いかねない。
それでも帝国内では、レオラを慕う人々は多いので、そう簡単には次期皇帝候補と帝国の守護者の称号を失う事はないと思われる。
サブ・ギルドマスターのヤドリギも、その事はレオラの積み重ねてきた功績から分かってはいた。
だからこそ第六皇女であり、帝国の守護者の称号を持つSSランクの冒険者のレオラの引退を、そう簡単には容認できず公にはできない。
ギルドマスターが不在の今、自身の権限で即決する事はできない。
それでも立て続けに引退を口にするレオラに、現在ギルド本部で最大の権限があるサブ・ギルドマスターのヤドリギは、近年で最大の事変に頭を抱え、ふらふらと足元が覚束ない。
「レ、レオラ様。そのような大事なことは、ギルドマスターに直接言っていただかないと、我々では判断できません」
「そ、そのと通りだ(よく言ったサイネリア。レオラ様専属を、一人で任せたかいがある)」
「そうです。レオラ様(専属の受付か。助かったよ。今度のボーナスは奮発してあげよう)」
レオラの引退を留めたサイネリアに、直属の上司ティピカと、サブ・ギルドマスターのヤドリギはよくやったと、内心褒め称えた。
「アタシも少し混乱していたようだ。引退は、今回の事が解決してからにしよう」
冒険者を引退する事を撤回しなかったが、とりあえずは今回の事が解決するまで留める事は出来たので、冒険者ギルド側として一先ず良しとした。(代わりにヤドリギの胃腸に、大きな代償を伴った)
ギルド本部で小型の馬車を借りたネモフィラは、数時間前まで居た帝都中央から少し離れたレオラ所有の川沿いの家に向かう。
夕方の帰宅時間と重なり、馬車の速度を上げられずもどかしい。
目の前で起きた光景を改めて思い返すと、恐怖してゾッと寒気が走る。
冷静になって馬を操作しているつもりでいるが、集中できていない。
渋滞にはまってしまうのは、逆にそれが良かった。
急ぐ余り馬車の速度を上げてしまっていたら、事故を起こしていた可能性が高かった。
結局渋滞を抜けてからも、時間帯的に速度は周りの馬車より少し速い程度しか出せず、ギルド本部を出てから急いだのにも関わらず、川沿いの家に着くの四十分以上掛かってしまった。
ギルド本部で借りた小型の馬車を路地に停めて、馬車を飛び降りると川沿いの家の扉をドンドンと強く叩く。
「ネモフィラです。急用で来ました。開けてください!」
急に玄関扉が壊れるかもと思う程叩かれた事で警戒したが、すぐに聞き覚えのあるネモフィラが名乗った事で、アレナリアに確認を取ったビワが迎えに出た。
「どうしたん…」
「話は後で。皆さん急いで冒険者ギルドに来てください」
「何をそんなに慌ててるの。せっかく気持ち良く飲んでたお酒が、冷めちゃうじゃない。あれ! ネモフィラ一人なの?」
「いいから早く来て! レオラ様が呼んでます!」
もの凄い剣幕のネモフィラに押され、ビワは戸締まりをすると、転た寝しているレラを抱えてアレナリアと共に、ネモフィラがギルド本部から借りてきた馬車に乗り込む。
小型でも借りてきた馬車は個室になっていたので、馬を操作するネモフィラと馬車に乗り込んだアレナリア達と移動中に会話するのに、御者に指示を出す小窓を開けたままにするしかなかった。
「戻ってきたと思ったら、慌ててどうしたの?」
ネモフィラはどう説明したらいいのか悩み「詳しい事は、ギルドに着いてから」と、ネモフィラの返事は同じ。
「カズはギルドで待ってるの? それともアイリス様を送ってたの? あ、でもそれだと、あなたが来るのおかしいわね」
質問をカズの事に変えたが、やはり「詳しい事は、ギルドで」と答える。
ただ違うのは、唇を噛み締めたような重い声。
しかし周囲の音と、小声で答えた事で、馬車内に居る三人には聞き取れない。
何を聞いても返事が同じなら、ネモフィラには答えられない何かがあると察したアレナリアは、それ以上ネモフィラに質問する事はしなかった。
川沿いの家に向かうよりも、ほんの僅かながら短い移動時間で、ギルド本部に戻って来た。
馬車がギルド本部に着き、四人が馬車から降りる。
「なぜか嫌な感じがします」
「大丈夫ビワ? 馬車に酔っちゃった?」
「そうじゃないの。ネモフィラさんが慌てて来る少し前にも胸騒ぎがしたの。それと関係なければいいのだけど」
ビワの顔色が少し悪くなっており、レラが心配する。
「私も空気が少し重い気がするわ」
アレナリアも会話をしてネモフィラの態度をから、雰囲気が少し良くないと感じた。
少しすると男性職員が現れた「レオラ様の所に案内いたします。こちらへ」と、ギルド本部内へと入って行く。
迎えに出て来ていたのは、サイネリアの直属上司のティピカ。
レオラの居る部屋に移動するまでに、ティピカは簡単な自己紹介を済ませた。
ティピカが案内したのは、ギルド本部上層階の一室。
最初に入った部屋には、見るからに秘書をしているという女性職員が、奥に見える扉の近くに置かれている椅子に座り、机で書類を相手に仕事をしていた。
「レオラ様の指示で出ていたネモフィラ様と、お連れのアレナリア様、ビワ様、レラ様が到着しました。入室の許可をお願いします」
秘書の女性は「畏まりました」と軽く一礼をして、奥の部屋に続く扉を叩き入室の確認を取る。
帝国の事業に手を貸して意見出来る立場にある冒険者ギルドが、今回の出来事で信用を失う事になっては、帝国内での冒険者ギルド存続に関わる大問題。
ギルドマスター不在の今、サブ・ギルドマスターのヤドリギは冒険者ギルドを第一と考え、今回の責任をどう最小限にするかで頭が一杯一杯。
そんな事お見通しのレオラは「これはアタシの失態だ。ギルドに責任はない」と、ヤドリギを助けに入る。
しかし冒険者ギルドとしては、皇女という立場を抜きにしても、SSランクの冒険者が片腕の肘から先を失う事がギルド内で起きたのは、大事になると考えていた。
しかも今回の事があった場所が場所だけに、その噂が広まってしまった場合、ギルド本部の地下に危険な魔道具の実験をしている施設があるや、凶暴なモンスター育成してる等と、尾ひれが付き帝国がセテロン国と同様の組合だと、ギルドや冒険者の信頼は急降下するのは間違いない。
もしこの状況で、とサブ・ギルドマスターのヤドリギが考えた直後、レオラが「これではランクに見合った冒険者として活動はできない。アタシは冒険者を引退する」と、ただ事ではないと発言をした。
「待ってください。レオラ様は帝国の冒険者の中でも、最高位の冒険者です。憧れて冒険者になる者もいます。まだ失った腕を元に戻す方法がないとは言い切れません。ですので、引退するのはどうか。どうか……」
レオラの引退発言に、サブ・ギルドマスターのヤドリギは慌てふためき、引退する事を留まってもらおうと、腹部を押さえ顔色を悪くしながら必死。
レオラ自身もSSランクの冒険者を正式に引退すると決めたのは、左腕の半分を失っては帝国の守護者の称号を国に返上しなければならない、と考えがあった。
現状失った左腕の肘から先を元に戻す方法がない限り、今の地位を長く保つのは難しいと理解していた。
第五皇女が種族差別を無くして、平等で平和な国を作るという難しいながらも思い描く理念。
レオラはその様な志しで認められ、次期皇帝候補に選ばれわけではない。
レオラはその実力と帝国にもたらした貢献が大きく、負傷して実力の半分しか出せないとあらば、次期皇帝候補どころか、帝国の守護者の称号も失いかねない。
それでも帝国内では、レオラを慕う人々は多いので、そう簡単には次期皇帝候補と帝国の守護者の称号を失う事はないと思われる。
サブ・ギルドマスターのヤドリギも、その事はレオラの積み重ねてきた功績から分かってはいた。
だからこそ第六皇女であり、帝国の守護者の称号を持つSSランクの冒険者のレオラの引退を、そう簡単には容認できず公にはできない。
ギルドマスターが不在の今、自身の権限で即決する事はできない。
それでも立て続けに引退を口にするレオラに、現在ギルド本部で最大の権限があるサブ・ギルドマスターのヤドリギは、近年で最大の事変に頭を抱え、ふらふらと足元が覚束ない。
「レ、レオラ様。そのような大事なことは、ギルドマスターに直接言っていただかないと、我々では判断できません」
「そ、そのと通りだ(よく言ったサイネリア。レオラ様専属を、一人で任せたかいがある)」
「そうです。レオラ様(専属の受付か。助かったよ。今度のボーナスは奮発してあげよう)」
レオラの引退を留めたサイネリアに、直属の上司ティピカと、サブ・ギルドマスターのヤドリギはよくやったと、内心褒め称えた。
「アタシも少し混乱していたようだ。引退は、今回の事が解決してからにしよう」
冒険者を引退する事を撤回しなかったが、とりあえずは今回の事が解決するまで留める事は出来たので、冒険者ギルド側として一先ず良しとした。(代わりにヤドリギの胃腸に、大きな代償を伴った)
ギルド本部で小型の馬車を借りたネモフィラは、数時間前まで居た帝都中央から少し離れたレオラ所有の川沿いの家に向かう。
夕方の帰宅時間と重なり、馬車の速度を上げられずもどかしい。
目の前で起きた光景を改めて思い返すと、恐怖してゾッと寒気が走る。
冷静になって馬を操作しているつもりでいるが、集中できていない。
渋滞にはまってしまうのは、逆にそれが良かった。
急ぐ余り馬車の速度を上げてしまっていたら、事故を起こしていた可能性が高かった。
結局渋滞を抜けてからも、時間帯的に速度は周りの馬車より少し速い程度しか出せず、ギルド本部を出てから急いだのにも関わらず、川沿いの家に着くの四十分以上掛かってしまった。
ギルド本部で借りた小型の馬車を路地に停めて、馬車を飛び降りると川沿いの家の扉をドンドンと強く叩く。
「ネモフィラです。急用で来ました。開けてください!」
急に玄関扉が壊れるかもと思う程叩かれた事で警戒したが、すぐに聞き覚えのあるネモフィラが名乗った事で、アレナリアに確認を取ったビワが迎えに出た。
「どうしたん…」
「話は後で。皆さん急いで冒険者ギルドに来てください」
「何をそんなに慌ててるの。せっかく気持ち良く飲んでたお酒が、冷めちゃうじゃない。あれ! ネモフィラ一人なの?」
「いいから早く来て! レオラ様が呼んでます!」
もの凄い剣幕のネモフィラに押され、ビワは戸締まりをすると、転た寝しているレラを抱えてアレナリアと共に、ネモフィラがギルド本部から借りてきた馬車に乗り込む。
小型でも借りてきた馬車は個室になっていたので、馬を操作するネモフィラと馬車に乗り込んだアレナリア達と移動中に会話するのに、御者に指示を出す小窓を開けたままにするしかなかった。
「戻ってきたと思ったら、慌ててどうしたの?」
ネモフィラはどう説明したらいいのか悩み「詳しい事は、ギルドに着いてから」と、ネモフィラの返事は同じ。
「カズはギルドで待ってるの? それともアイリス様を送ってたの? あ、でもそれだと、あなたが来るのおかしいわね」
質問をカズの事に変えたが、やはり「詳しい事は、ギルドで」と答える。
ただ違うのは、唇を噛み締めたような重い声。
しかし周囲の音と、小声で答えた事で、馬車内に居る三人には聞き取れない。
何を聞いても返事が同じなら、ネモフィラには答えられない何かがあると察したアレナリアは、それ以上ネモフィラに質問する事はしなかった。
川沿いの家に向かうよりも、ほんの僅かながら短い移動時間で、ギルド本部に戻って来た。
馬車がギルド本部に着き、四人が馬車から降りる。
「なぜか嫌な感じがします」
「大丈夫ビワ? 馬車に酔っちゃった?」
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ビワの顔色が少し悪くなっており、レラが心配する。
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アレナリアも会話をしてネモフィラの態度をから、雰囲気が少し良くないと感じた。
少しすると男性職員が現れた「レオラ様の所に案内いたします。こちらへ」と、ギルド本部内へと入って行く。
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レオラの居る部屋に移動するまでに、ティピカは簡単な自己紹介を済ませた。
ティピカが案内したのは、ギルド本部上層階の一室。
最初に入った部屋には、見るからに秘書をしているという女性職員が、奥に見える扉の近くに置かれている椅子に座り、机で書類を相手に仕事をしていた。
「レオラ様の指示で出ていたネモフィラ様と、お連れのアレナリア様、ビワ様、レラ様が到着しました。入室の許可をお願いします」
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