不自由と快楽の狭間で

Anthony-Blue

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107.萠の時間

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「萌、そんなに気持ちいい事すると、すぐに逝っちゃいそうだよ」

 ボクは、どうやって萌の動きを止めることを考えていた。いくら1時間しか持ち時間がないにしても萌の焦り具合は尋常ではなかった。

「えっ、そんなことを言ったって、わたしはただ気持ちよくなりたかっただけだから。でも、そんなに早く逝ったらだめだよ」

「じゃあ、スピードを落としてよ。そんなに腰を振られたら我慢出来なくなっちゃうよ」

 ボクの上で、激しく動いていた萌は、腰を浮かせて膣からペニスを吐き出した。

「抜いちゃうんだ」

「だって、今にも逝きそうな感じだったんだもん。一度リセットした方がいいでしょ」

「あのまま、最後まで逝ってたら気持ちいいかなって思ったりして」

「結構、わがまま言うようになったんだね。咲恵ちゃんなら、何でも言うこと聞いてくれるから?」

「そんなことないさ」

 横に寝転がった萌は、上を向いたままボクに言った。

「ねえ、咲恵ちゃんと、最後までやったことあるんだよね」

「萌と、出会う前にね」

「どんなだった?どんなふうにやったの?」

「咲恵さんは、初めてだったし。ボクも2人目だったから、お互い慣れてなくてぎこちない2人だったような気がする」

「咲恵ちゃんは、瑞樹に初めてをあげられたんだよね。うらやましいな」

「そんなに、初めてって大事なのかな?」

 ボクがぼそっと言うと、萌はこちらに顔を向けて怒ったように言った。

「当たり前じゃない、そんなの。自分の望む相手と初めてをあげられるんだから。わたしなんて、汚れたカラダしか瑞樹にあげられなかったし。それに、また自分のカラダを汚してしまったし」

「ボクは、そんなこと気にしないけどな」

「でも、咲恵ちゃんは純粋だよね。わたしに張り合って、エッチなこともがんばってるところがかわいいし、瑞樹のことが好きなんだなってすごくわかるもん。わたしが勝てるところって、エッチなことぐらいだもんね」

 そう言うと萌は、ボクのペニスに手を伸ばした。

「わたしが、出来ることって瑞樹を気持ちよくすることくらいだもんね」

 やわらかくなったペニスを、ゆっくりと上下にしごいてゆく。表皮が捲れてゆくたびに、ボクのカラダに快感が走る。萠はボクの足を持って頭の方に持って行く。

「咲恵ちゃんが、出来ない事をわたしがやってあげるからね」

 ボクの硬くなり始めていたペニスを通り越して、萌の舌がアナルを舐め始める。周りをペロペロと舌を這い回せると、ボクのアナルも反応してきゅっと締まる気がする。それを確認したように萌は、自分の舌を尖らせてアナルに押し込んでくる。

「そこは汚いからダメだよ」

「でも、気持ちいいでしょ。じゃあ、わたしの指を入れてもいい?」

「恥ずかしいから」

「あんまり、いじめたら咲恵ちゃんに怒られるから、こっちにするね」

 萌は、ボクの足を降ろして、太ももの間に入り込みアナルへの刺激で硬くなったペニスを、乳房の谷間で挟み込んで動き出した。ボクのペニスが、すっぽりと隠れるほどの深い谷間に埋もれて快感を増してゆく。両手で乳房を寄せて挟み込んでいるペニスが、顔を見せるたびに萌は思いっきり舌を伸ばして亀頭を刺激した。

「これ、気持ちいいでしょ。瑞樹のおちんちんが最高に硬く大きくなってるからわかるよ」
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