不自由と快楽の狭間で

Anthony-Blue

文字の大きさ
126 / 231

126.残物

しおりを挟む
「咲恵ちゃんは、お尻は今日が初めてだったんだから、これからだよね。どっちが気持ちいいなんてわかんないよね」

 ボクのペニスから、精液の溜まったコンドームを外しながら萌は言葉を続けた。

「男の瑞樹は、こうやってたまったものを出せれば、どっちでも気持ちいいんだろうけどね」

 クッションの良い萌の胸に支えられながらボクは言う。

「どれが気持ちいいかって聞かれると、答えに困るけど。咲恵さんのおまんこは、なにか違ってて気持ちいいと思うな」

「あー、わたしの前でそれを堂々と言っちゃうわけね。絶対にわたしと比べてるでしょ」

 ボクの背中を支えていたポジションから離れて、萌は頬を膨らませて咲恵の横に座った。支えを失ったボクは、天井に視線を泳がされる仰向けの姿勢になっていた。

「わたし、お腹減ったわ」

「わたしも。カロリーたくさん消費させられたしね」

 ふたりは、仰向けに寝転がっているボクの視界に覗く込むように入ってくる。

「はいはい。お心が満腹になるように、美味しいルームサービスを頼んでください」

「やったぁ」

 小さくガッツポーズをしているふたりが視界に入る。

「ねぇねぇ、もうついでに今夜はここに泊まっていこうよ」

「はいはい、ボクも疲れたし、そのようにしてください」

 ふたりの手には、もうすでにメニューがあり、パラパラとページを往復して今晩のご馳走を物色していた。

「瑞樹さん、ちゃんと元気が出るモノを頼んであげますからね」

 咲恵の優しそうな声が、ボクの宙を通り過ぎてゆく。

「軽いものでいいですよ」



 夕食を食べると、満腹感から来る睡魔に襲われて、三人で眠りについてしまった。灯りのついたままの部屋で目覚める。大きなベッドなのに、ボクのすぐ両脇には咲恵と萌が寝息を立てていた。時計のないラブホの部屋は、時間から隔離されてノドの渇きだけが時間の経過を自認させていた。ベッドから降りて、なにかノドの渇きを癒やせるモノを探そうとすると、隣に寝ていた咲恵が目を覚ましてしまった。

「どうしました」

「のどが渇いてしまって」

「ああ、わたしもです。なにか頼みましょうか」

 咲恵がベッドから降りて、テレビのスクリーンで、飲み物を探していると反対側から声がかかる。

「わたしは、コーラでいいから」

「萌ちゃん、起きたの」

「二人だけで飲まないでよ。わたしだってのどが渇いてるんだから」

「わたしたちは、ビールでいいですか」

「ああ」

 しばらくするとチャイムが鳴り、三人の飲み物が届けられた。冷たいモノでのどを癒やすと眠気がどこかに飛んで行ってしまった。

「わたし、さっき気がついたんだけど、瑞樹とやってないよね?咲恵ちゃん、エッチしてもいいかな?」

 萌は突然言いだして、ボクを飛び越して咲恵に承認を得ようとしていた。

「いいですよ。目も覚めちゃったし、咲恵ちゃんのテクニックも勉強したいしね」

「だそうよ」

 萌は、ボクの手から缶ビールを取り上げて、ベッドに押し倒した。

「ビールが温くなるまでには、逝かせてあげるからね」

 裸の状態でいたので、萌はすぐにペニスを口に含んで舌で弄び始めた。興味津々の咲恵は、すぐ横に来て、すでに唾液にまみれて大きくなり始めているペニスを間近で見ていた。半勃ちのペニスを豊かな乳房に挟んでパイずりを始める。

「ほぉ、これわたしのおっぱいでも出来るかな?」

「全然いけるよ」

 その刺激に、完全勃起したペニスを見て、ボクのカラダを跨いだ。

「ほんとは、もう濡れてるんだけど、咲恵ちゃんの勉強のためにね」

 半開きにした口から、無雑作に唾液を手のひらに垂らした。手のひらに溜めた唾液を、足を開いて自らの割れ目に塗りたくる。

「さあ、入れるよ。どのくらいガマン出来るかな?」

 片膝をつき、咲恵によく見えるように足を大きく開いて、割れ目をなぞるようにペニスを手で持ち膣口にねじ込んだ。

「ああっっ、あっ」

 お尻を浮かしてスクワットをするように、腰を上下に動かしてゆく。クチャクチャと大きな音が咲恵の耳に響く。

「萌ちゃん、すごいね。そんなに大きくスピーディーに動けるなんて。わたしも、トレーニングして鍛えないといけないわ」

 萌は、快感で足が耐えられなくなると、両膝を突き腰をグラインドさせて前後運動に切り替えた。肉付きの良い萌の腹の肉が揺れると、その振動がペニスを心地よく刺激した。

「瑞樹、わたし、もう、逝っちゃうよぉ。瑞樹も一緒にわたしの中に出してよぉ」

「ああっ」

 萌の膣が痙攣したと同時に、ボクのペニスからもドクドクと精液が飛び出した。

「どうだった?」

 ボクの胸に倒れ込んだ萌は、横にいる咲恵に声をかけた。

「萌ちゃん、すごいね。あんなに動けるなんて、すごいわ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...