3 / 15
3.囁き
しおりを挟む
「やっと終わってくれたぜ。」
5月も半ばを通り過ぎ、7時を向かえようとしているというのに空はしっかりと雲の陰影を見せてくれていた。展示会は、昼間は暇だったのだが、さすがに夕方ともなれば仕事帰りのサラリーマンとか家族連れの客で多少なりとも賑わいを見せた。
「営業所に近いから、直帰ってわけにもいかんよなぁ。」
「あたりまえだろ。車はどうするんだよ。俺だけ営業所に帰ってみろ、それこそ所長に何言われるか。」
「わかっとる。」
望月は、ふてくされたような顔をして、頭の後ろで手を組んだ。
「じゃあさ、飲みに行こうぜ。」
「ダメ。」
「オレ車だし。ちょっとかたづけておきたいこともあるし。」
「ハイ、ハイ。営業のエースは残業でも何でもしてくだされ。」
望月は、おどけながらたばこに手を伸ばした。今朝から、どうも胸の中のしこりがとれない。飲んで忘れるという手もあるのだが、今日は酔えないような気がしてならない。家で早々一人になる気にもならないので、残業という手段で時間を消費するつもりでいた。 営業所に着くと、さすがに辺りは暗くなり、事務所に点く蛍光灯の明るさだけが目立ち始めていた。事務所には、まだ数人の人影があり、その中に山口伸子の姿もあった。
「誰か、僕と飲みに行きませんかぁ。」
と、望月は事務所の連中に声をかけていたが、誰からも色よい返事はもらえず、
「付き合い悪ぅ。じゃあお先ぃ。」
と言いながら事務所を出て行った。
僕は、今日の客の情報をパソコンに入力することに集中していった。
ふと、気がつくと30分ぐらいが経過しており、周りにはひとがいなくなっていた。少し離れたデスクには、まだ山口伸子の姿があり、彼女もこちらを見たところだった。
「ねえ、まだ終わりそうにないの?」
と、静かな事務所に彼女の声が響いた。
「いや、いつでも終われる感じなんですけどね。」
「じゃあ、食事でも行かない?私おなかすいたのよ。」
「食事、ですか。」
「何よ、私とは食事ができないって言うの?失礼な。」
「そんなことないですよ。まだ素面なのに絡まないでくださいよ。」
「私はね。酔っぱらっても絡みません。」
「ハイハイ。わかりました。僕も腹減りましたから行きますよ。」
「最初から、素直に言えばいいのにねぇ。」
笑顔になった伸子は、パソコンをシャットダウンさせながら手際よく周りを片付け始めた。僕もつられて、机の上の書類を鍵付きの引き出しに放り込んだ。
事務所の鍵を閉めながら、僕は言った。
「先輩、飲むんですか?」
「当たり前でしょ。仕事終わりのビールなくして、何の人生よ。」
と、彼女は胸を張った。
「オーバーだなぁ。」
「はい。行くよ。」
僕を振り返ることもなく、伸子は駐車場に向かった。伸子の家は、僕の家と方向が一緒で、彼女の方が2駅ほど遠くにあった。新人の頃は、生活圏がだいたい同じこともあってよく飲みに行っていたのだが、最近はその機会も減ってきていた。
「橘君。橘君ちの近くの居酒屋でいいから。前によく行ってた。」
彼女は、車椅子を後部座席に押し込みながら僕に言った。
「帰りはどうするんですか?」
「大丈夫。終電までに切り上げて、自分で帰るから。」
「でも。」
「橘君も飲みたいでしょ?」
早く出ろとでも言うように彼女は、人差し指を前方向に突き出した。
結局、車を自分の家の駐車場に置き、近くの居酒屋にたどり着いた。八時過ぎということもあってか店はかなり混み合っていた。ちょうど二人分のテーブル席が空いたので、車椅子を押し込んだ。ビールと適当にお腹に入るものを頼んで、やっと一息ついた感じがした。「ねえ、橘君。美加ちゃんのこと、どうなのよ。」
伸子は、ここからが本題だと言わんばかりにビール片手に少し身を乗り出した。
「えっ、高橋君のことですか。」
「そうよ。」
「いやぁ、別に。」
「何なのよ。その答え。」
「・・・」
「いい子だよ。明るくてまっすぐだし。」
伸子は、少し顔を赤らめながらグラスに口をつけた。少し酔ってきたのか、興奮しているのか、僕にはわからなかった。
「橘君が、どう思ってるか知らないけど、美加ちゃんは好意を持ってるのは確かだわ。」
「もう、先輩酔ってるんですか?」
「会社以外のところで、先輩って呼ばないでよ。私には伸子って言う名前があるんだからさ。」
2杯目のビールを飲み干して、おかわりのオーダーを店員に告げながら伸子は話を続けた。
「彼女は、真面目だから自分からは言えないと思うの。だからさ、橘君の方から気にかけてやってよ。」
「はあ。」
「わたし、ああいう可憐な乙女タイプ、ほっとけないのよ。橘君、今好きな子いないんでしょ。」
「まあ。彼女、先輩に相談したんですか?そのことについて。」
「私にはしないわよ。私をライバルだと思ってるみたいだから。」
「はあ、ライバルって?」
「あっ、いや、そのことはいいから。嫌いじゃないんだったら、心にとめといてよね。」
僕は、自分のことは二の次で、人のことを思いやれる伸子のようなタイプは嫌いではない。だから、こうやって食事にも付き合っているのだと思っている。
「先輩、じゃなかった伸子さんに、そんなこと言われたら、明日から絶対に意識しちゃいますよ。」
「いいのよ、少しでも話ができれば、彼女は喜ぶんだから。」
「はあ、そうなんですかね。」
僕の困ったような顔を見て、彼女は少し安心したように微笑んだ。
「ところで、先輩。本社人事部の横山さんって知ってますよね。」
「ああ、知っているわよ。私も新人研修時にお世話になったから。」
「なんか、急に失踪されたって、聞いたんですけど。」
「その話なら、私も少しは聞いてるわ。」
「さほど問題にもならず、退職扱いになったとか。」
「誰から聞いたのよ。」
「明からなんですけど。」
「私でも、あんまり詳しい情報は入ってこないのよね。」
「明のやつがね、横山さんが歩行可能者で、ハンターに捕獲されたんじゃないかって、もっともらしく言うもんだから気になっちゃって。」
「へぇ、そんな噂が流れているんだ。気になるんだったら所長に聞いてみたら。一応、本社出身だから、その辺の情報にも詳しいかもよ。」
「あっ、いや、いいです。」
僕は、グラスを持ち上げ、ビールをのどの奥に流し込んだ。もう、この話はやめようと思った。
「橘君。ハンターの存在って信じてる?」
伸子は急に真面目そうな顔をして聞いてきた。
「オレ、そんなに興味ないですから。」
「そうなんだ。」
伸子は、それ以上その話題には触れず仕事の話などで時間が過ぎていった。
一〇時も遙かに過ぎた頃、「明日があるから」と言うこととなり店を出た。
「送っていきましょうか?」
「いいわよ。大丈夫。そんなに酔ってないから。」
振り返りもせず、後ろ手に頭の上で大きく手を振り伸子は駅の中に消えていった。酔いのせいで熱を帯びた体には、五月の夜の風は心地よく感じた。市街地でも見える数少ない星を眺めながら車椅子をこいだ。
誰も見ていないなら、立ち上がって数歩でも良いから歩いてみたい衝動に駆られた。だが、それはしてはいけないことだと体が覚えていた。
5月も半ばを通り過ぎ、7時を向かえようとしているというのに空はしっかりと雲の陰影を見せてくれていた。展示会は、昼間は暇だったのだが、さすがに夕方ともなれば仕事帰りのサラリーマンとか家族連れの客で多少なりとも賑わいを見せた。
「営業所に近いから、直帰ってわけにもいかんよなぁ。」
「あたりまえだろ。車はどうするんだよ。俺だけ営業所に帰ってみろ、それこそ所長に何言われるか。」
「わかっとる。」
望月は、ふてくされたような顔をして、頭の後ろで手を組んだ。
「じゃあさ、飲みに行こうぜ。」
「ダメ。」
「オレ車だし。ちょっとかたづけておきたいこともあるし。」
「ハイ、ハイ。営業のエースは残業でも何でもしてくだされ。」
望月は、おどけながらたばこに手を伸ばした。今朝から、どうも胸の中のしこりがとれない。飲んで忘れるという手もあるのだが、今日は酔えないような気がしてならない。家で早々一人になる気にもならないので、残業という手段で時間を消費するつもりでいた。 営業所に着くと、さすがに辺りは暗くなり、事務所に点く蛍光灯の明るさだけが目立ち始めていた。事務所には、まだ数人の人影があり、その中に山口伸子の姿もあった。
「誰か、僕と飲みに行きませんかぁ。」
と、望月は事務所の連中に声をかけていたが、誰からも色よい返事はもらえず、
「付き合い悪ぅ。じゃあお先ぃ。」
と言いながら事務所を出て行った。
僕は、今日の客の情報をパソコンに入力することに集中していった。
ふと、気がつくと30分ぐらいが経過しており、周りにはひとがいなくなっていた。少し離れたデスクには、まだ山口伸子の姿があり、彼女もこちらを見たところだった。
「ねえ、まだ終わりそうにないの?」
と、静かな事務所に彼女の声が響いた。
「いや、いつでも終われる感じなんですけどね。」
「じゃあ、食事でも行かない?私おなかすいたのよ。」
「食事、ですか。」
「何よ、私とは食事ができないって言うの?失礼な。」
「そんなことないですよ。まだ素面なのに絡まないでくださいよ。」
「私はね。酔っぱらっても絡みません。」
「ハイハイ。わかりました。僕も腹減りましたから行きますよ。」
「最初から、素直に言えばいいのにねぇ。」
笑顔になった伸子は、パソコンをシャットダウンさせながら手際よく周りを片付け始めた。僕もつられて、机の上の書類を鍵付きの引き出しに放り込んだ。
事務所の鍵を閉めながら、僕は言った。
「先輩、飲むんですか?」
「当たり前でしょ。仕事終わりのビールなくして、何の人生よ。」
と、彼女は胸を張った。
「オーバーだなぁ。」
「はい。行くよ。」
僕を振り返ることもなく、伸子は駐車場に向かった。伸子の家は、僕の家と方向が一緒で、彼女の方が2駅ほど遠くにあった。新人の頃は、生活圏がだいたい同じこともあってよく飲みに行っていたのだが、最近はその機会も減ってきていた。
「橘君。橘君ちの近くの居酒屋でいいから。前によく行ってた。」
彼女は、車椅子を後部座席に押し込みながら僕に言った。
「帰りはどうするんですか?」
「大丈夫。終電までに切り上げて、自分で帰るから。」
「でも。」
「橘君も飲みたいでしょ?」
早く出ろとでも言うように彼女は、人差し指を前方向に突き出した。
結局、車を自分の家の駐車場に置き、近くの居酒屋にたどり着いた。八時過ぎということもあってか店はかなり混み合っていた。ちょうど二人分のテーブル席が空いたので、車椅子を押し込んだ。ビールと適当にお腹に入るものを頼んで、やっと一息ついた感じがした。「ねえ、橘君。美加ちゃんのこと、どうなのよ。」
伸子は、ここからが本題だと言わんばかりにビール片手に少し身を乗り出した。
「えっ、高橋君のことですか。」
「そうよ。」
「いやぁ、別に。」
「何なのよ。その答え。」
「・・・」
「いい子だよ。明るくてまっすぐだし。」
伸子は、少し顔を赤らめながらグラスに口をつけた。少し酔ってきたのか、興奮しているのか、僕にはわからなかった。
「橘君が、どう思ってるか知らないけど、美加ちゃんは好意を持ってるのは確かだわ。」
「もう、先輩酔ってるんですか?」
「会社以外のところで、先輩って呼ばないでよ。私には伸子って言う名前があるんだからさ。」
2杯目のビールを飲み干して、おかわりのオーダーを店員に告げながら伸子は話を続けた。
「彼女は、真面目だから自分からは言えないと思うの。だからさ、橘君の方から気にかけてやってよ。」
「はあ。」
「わたし、ああいう可憐な乙女タイプ、ほっとけないのよ。橘君、今好きな子いないんでしょ。」
「まあ。彼女、先輩に相談したんですか?そのことについて。」
「私にはしないわよ。私をライバルだと思ってるみたいだから。」
「はあ、ライバルって?」
「あっ、いや、そのことはいいから。嫌いじゃないんだったら、心にとめといてよね。」
僕は、自分のことは二の次で、人のことを思いやれる伸子のようなタイプは嫌いではない。だから、こうやって食事にも付き合っているのだと思っている。
「先輩、じゃなかった伸子さんに、そんなこと言われたら、明日から絶対に意識しちゃいますよ。」
「いいのよ、少しでも話ができれば、彼女は喜ぶんだから。」
「はあ、そうなんですかね。」
僕の困ったような顔を見て、彼女は少し安心したように微笑んだ。
「ところで、先輩。本社人事部の横山さんって知ってますよね。」
「ああ、知っているわよ。私も新人研修時にお世話になったから。」
「なんか、急に失踪されたって、聞いたんですけど。」
「その話なら、私も少しは聞いてるわ。」
「さほど問題にもならず、退職扱いになったとか。」
「誰から聞いたのよ。」
「明からなんですけど。」
「私でも、あんまり詳しい情報は入ってこないのよね。」
「明のやつがね、横山さんが歩行可能者で、ハンターに捕獲されたんじゃないかって、もっともらしく言うもんだから気になっちゃって。」
「へぇ、そんな噂が流れているんだ。気になるんだったら所長に聞いてみたら。一応、本社出身だから、その辺の情報にも詳しいかもよ。」
「あっ、いや、いいです。」
僕は、グラスを持ち上げ、ビールをのどの奥に流し込んだ。もう、この話はやめようと思った。
「橘君。ハンターの存在って信じてる?」
伸子は急に真面目そうな顔をして聞いてきた。
「オレ、そんなに興味ないですから。」
「そうなんだ。」
伸子は、それ以上その話題には触れず仕事の話などで時間が過ぎていった。
一〇時も遙かに過ぎた頃、「明日があるから」と言うこととなり店を出た。
「送っていきましょうか?」
「いいわよ。大丈夫。そんなに酔ってないから。」
振り返りもせず、後ろ手に頭の上で大きく手を振り伸子は駅の中に消えていった。酔いのせいで熱を帯びた体には、五月の夜の風は心地よく感じた。市街地でも見える数少ない星を眺めながら車椅子をこいだ。
誰も見ていないなら、立ち上がって数歩でも良いから歩いてみたい衝動に駆られた。だが、それはしてはいけないことだと体が覚えていた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる