181 / 221
181. 宝の持ち腐れ?
しおりを挟む
ブレンダがうれしそうに話し出す。
「息子ブラントの敵をうって、生き延びたってもうなにも楽しみがないとこの二年、ずっとそう思ってイチリンを探し続けていたんだよ……敵討ちをして、これで家族のもとへ行けると思ったら生き延びて……それから先はおどろきの連続で自分が楽しんでいることに気がついたよ……パールのおかげさ! ありがとうね」
「ブレンダ! ちょっとわからないところもあるけど、もっと生きて楽しもうよ! 変なこと考えちゃダメだよ」
「そうだぞ! パールといたら、退屈はしないぞ」
「ああ、そうだね。人生なにがすぐ先にあるかなんて、ホントわからないもんだね! ハッハッハッ!」
なんだか元気になったみたいで、よかった!
それからさっきの氷の盾について質問してきた。
「パール。あの盾だけど、あれが良いと頭で思ったらできたってことなんだね? ホントすごい子だよ。レベル50っていうのは、素晴らしいね……」
「ああ、すごすぎて困るよ……」
ブレンダにはこの形の盾は自分の逃げ道まで塞いでしまって、かえって危険だと教えてもらう。
相手に囲ませる時間を与えることにもなるし、魔法が解けたら囲まれていて逃げられないと告げられる。
「たしかに……」
「パール。イメージ通りに魔法が使えるのなら、もっと正しい的確なイメージを持つ勉強をしなければいけないよ。いまのままでは、宝の持ち腐れだね」
「はい……」
どうもわたしは魔法の能力が高いようなので先にいくつか決まった形の盾を決めておいて、しばらくはそれを使いこなすほうが安全だろうとブレンダにアドバイスしてもらう。
「わたしがイチリンに使った氷の盾は、向かって来るモノに直接立ち向かわなければいけないから、いまのパールにはちょっと無理だね」
「そうだな。短い時間で教えるならもう形を先に教えてしまい、それを的確に作らせたほうが手っ取り早いかもな」
「そうだよ、その手がパールにはあるね」
二人でいろいろ話し合っている。
わたしはそのあいだ近くの薬草を集めていた。
「さあ、パール。氷で、この一枚ドアのような盾を出してごらん」
地面に棒で図が描かれる。
普通のドアよりは少し小さな、わたしサイズの一枚のドア。
ホントにこの大きさで良いのかな?
「アイスシールド!」
わたしの前に少し小さめの、一枚の氷のドアが現れた。
「ブレンダ? こんなに小さくて守れるの?」
「ああ、これで十分なときもあるんだよ。これだとすぐにできるから、急いでいるときには便利なんだ」
「パール。これを作るとき強度は頭に浮かべたか?」
「えっ?」
マークがわたしの横に来て、氷のドアを片手で軽く押す。
バタンッ!!
「あっ!?」
「何かがぶつかってきても倒れないイメージで盾は作らないと、役に立たないぞ」
「ホントだ……」
見事に倒れたよ……
そうか、置いてあるイメージじゃダメなんだ!?
地面一メートル下ぐらいから凍らす?
もう一度作ってみる。
「アイスシールド!」
「今度も、うまくだせたね」
次はブレンダが押している。
よし、大丈夫みたい!
「ぐらつきもないね。でもパール、見ててごらん」
ブレンダが肘を曲げて、氷のドアに肘打ちーっ!?
バリンッ!! ガシャッ!!
「あーっ!」
「ドアが薄いね! これでは頑丈な矢なら貫通してしまうよ」
ひぃぇ~!?
「パール、もっと強く分厚くしないとダメだぞ!」
「氷の盾って奥が深くて、難しいんだね……」
「ああ、そうだよ。イメージをもっと丁寧にしっかり持つことが魔法には大切なんだ。一瞬でどれだけできるか、盾にはそれが要求されるのさ」
それから何回も作らされて、ドア一枚、ドア二枚と、大きくすることもできるようになった。
思っていた盾とは少し違うけど、すごく魔法の勉強にもなる。
時間がかかったけど、今日はやってよかったな。
わたしの魔法は自己流で基礎を知らない。
覚えは良いので明日もギリギリお昼過ぎまで、今度は風の魔法を教えてもらえることになった。
それから三人、ボードで湖まで戻って一泊するそうだ。
その次の日には洞窟の入り口近く、人がたくさんいる手前までボードで行き、そこから歩いて家へ帰る予定らしい。
ブレンダがなぜかやる気に満ちていて、ちょっとマークが二人いるみたいだよ……
夕食後も、二人遅くまで何か話し合っていた。
♢♢♢
今日も朝から魔法の練習だ!
魔剣の使い方より先に、風の魔法の基礎を教わる。
わたしは魔法の基本がぜんぜんなっていないようだ。
いままで自己流だったからしょうがないけど、ブレンダが防御や身を守る術をもう少し身につけないと、レベル50がもったいと何度も言う。
マークも昨日、ドアの盾の魔法を見て思うところがあったようで、魔剣や魔道具に頼るより先に習うことがいっぱいあると言っていた。
「パール。この魔法はね、風の魔法の適性がある者ならたぶんみんな、一度は使っことのある魔法だよ。少し離れた人の話しが風にのって聞こえる魔法さっ」
「人の話が聞けるの?」
「そうさ、だからいろいろ役に立つんだ。諜報員なんかは、必ず風の適性があるね」
「それだけじゃないよ、もし誰かに捕まったときなんかにも役に立つからね。犯人が仲間と離れたところで話している会話がわかれば逃げ道も増えるだろ?」
「なるほど……」
「いいかい、簡単さっ。その話している相手を思い浮かべて『リスン』と唱えるだけでいい」
ブレンダは少し離れた木にいる二羽の鳥を指差し、やってみるよう告げる。
あの小さな鳥ね……
「リスン」
うわーっ!! なにこれ? 聞こえすぎーっ!
「ブレンダ! すごくうるさいよ?! どうやってこの声消すの?」
「ああ、消えろっで、いいよ。音量も自分でちゃんと調整しな」
「わかった……ハァー、できた……」
「フッフ。ついでにコレも覚えておきな『エコー』これは、声を大きく響かせるんだよ。 逃げるときなんかに使うといい」
「わかった。助けてーっとか、だれかーって、言いながら、エコーーって言うの?」
「……エコーで、助けてさっ。そうしたら、助けてが大きく響く。ちゃんと止まれも言うんだよ。そうじゃないと、パールは魔力が多いからずっとエコーがかかったままになるからね」
「なるほど……」
「あと今すぐ簡単に教えられるのは、これかな?」
人差し指を小さく、クルッと回して。
「トルネード!」
おおーっ?!
ブレンダの少し前に、小さな風の渦ができたっ!
落ち葉を吸い上げて、一緒に空へ舞い上がっていく。
「ブレンダすごいね! 落ち葉が渦巻き状に舞って、なんだかキレイだったよ!」
「そうかい? これはいろいろ応用がきくから、風の魔法を習うときには、まずはじめに教わる」
へーっ? そうなんだ……
「パールもやってみな」
「うん!」
「トルネーードっ!」
風が、舞い上がる。
渦巻き状に、グルグルグルグルグルグル……
えっ、えっ、えーっ?!
ちょっと、大きすぎない?
これ、どうなるの??
ヒィャーーっ!?
ビック、トルネードだーーっ!!
「息子ブラントの敵をうって、生き延びたってもうなにも楽しみがないとこの二年、ずっとそう思ってイチリンを探し続けていたんだよ……敵討ちをして、これで家族のもとへ行けると思ったら生き延びて……それから先はおどろきの連続で自分が楽しんでいることに気がついたよ……パールのおかげさ! ありがとうね」
「ブレンダ! ちょっとわからないところもあるけど、もっと生きて楽しもうよ! 変なこと考えちゃダメだよ」
「そうだぞ! パールといたら、退屈はしないぞ」
「ああ、そうだね。人生なにがすぐ先にあるかなんて、ホントわからないもんだね! ハッハッハッ!」
なんだか元気になったみたいで、よかった!
それからさっきの氷の盾について質問してきた。
「パール。あの盾だけど、あれが良いと頭で思ったらできたってことなんだね? ホントすごい子だよ。レベル50っていうのは、素晴らしいね……」
「ああ、すごすぎて困るよ……」
ブレンダにはこの形の盾は自分の逃げ道まで塞いでしまって、かえって危険だと教えてもらう。
相手に囲ませる時間を与えることにもなるし、魔法が解けたら囲まれていて逃げられないと告げられる。
「たしかに……」
「パール。イメージ通りに魔法が使えるのなら、もっと正しい的確なイメージを持つ勉強をしなければいけないよ。いまのままでは、宝の持ち腐れだね」
「はい……」
どうもわたしは魔法の能力が高いようなので先にいくつか決まった形の盾を決めておいて、しばらくはそれを使いこなすほうが安全だろうとブレンダにアドバイスしてもらう。
「わたしがイチリンに使った氷の盾は、向かって来るモノに直接立ち向かわなければいけないから、いまのパールにはちょっと無理だね」
「そうだな。短い時間で教えるならもう形を先に教えてしまい、それを的確に作らせたほうが手っ取り早いかもな」
「そうだよ、その手がパールにはあるね」
二人でいろいろ話し合っている。
わたしはそのあいだ近くの薬草を集めていた。
「さあ、パール。氷で、この一枚ドアのような盾を出してごらん」
地面に棒で図が描かれる。
普通のドアよりは少し小さな、わたしサイズの一枚のドア。
ホントにこの大きさで良いのかな?
「アイスシールド!」
わたしの前に少し小さめの、一枚の氷のドアが現れた。
「ブレンダ? こんなに小さくて守れるの?」
「ああ、これで十分なときもあるんだよ。これだとすぐにできるから、急いでいるときには便利なんだ」
「パール。これを作るとき強度は頭に浮かべたか?」
「えっ?」
マークがわたしの横に来て、氷のドアを片手で軽く押す。
バタンッ!!
「あっ!?」
「何かがぶつかってきても倒れないイメージで盾は作らないと、役に立たないぞ」
「ホントだ……」
見事に倒れたよ……
そうか、置いてあるイメージじゃダメなんだ!?
地面一メートル下ぐらいから凍らす?
もう一度作ってみる。
「アイスシールド!」
「今度も、うまくだせたね」
次はブレンダが押している。
よし、大丈夫みたい!
「ぐらつきもないね。でもパール、見ててごらん」
ブレンダが肘を曲げて、氷のドアに肘打ちーっ!?
バリンッ!! ガシャッ!!
「あーっ!」
「ドアが薄いね! これでは頑丈な矢なら貫通してしまうよ」
ひぃぇ~!?
「パール、もっと強く分厚くしないとダメだぞ!」
「氷の盾って奥が深くて、難しいんだね……」
「ああ、そうだよ。イメージをもっと丁寧にしっかり持つことが魔法には大切なんだ。一瞬でどれだけできるか、盾にはそれが要求されるのさ」
それから何回も作らされて、ドア一枚、ドア二枚と、大きくすることもできるようになった。
思っていた盾とは少し違うけど、すごく魔法の勉強にもなる。
時間がかかったけど、今日はやってよかったな。
わたしの魔法は自己流で基礎を知らない。
覚えは良いので明日もギリギリお昼過ぎまで、今度は風の魔法を教えてもらえることになった。
それから三人、ボードで湖まで戻って一泊するそうだ。
その次の日には洞窟の入り口近く、人がたくさんいる手前までボードで行き、そこから歩いて家へ帰る予定らしい。
ブレンダがなぜかやる気に満ちていて、ちょっとマークが二人いるみたいだよ……
夕食後も、二人遅くまで何か話し合っていた。
♢♢♢
今日も朝から魔法の練習だ!
魔剣の使い方より先に、風の魔法の基礎を教わる。
わたしは魔法の基本がぜんぜんなっていないようだ。
いままで自己流だったからしょうがないけど、ブレンダが防御や身を守る術をもう少し身につけないと、レベル50がもったいと何度も言う。
マークも昨日、ドアの盾の魔法を見て思うところがあったようで、魔剣や魔道具に頼るより先に習うことがいっぱいあると言っていた。
「パール。この魔法はね、風の魔法の適性がある者ならたぶんみんな、一度は使っことのある魔法だよ。少し離れた人の話しが風にのって聞こえる魔法さっ」
「人の話が聞けるの?」
「そうさ、だからいろいろ役に立つんだ。諜報員なんかは、必ず風の適性があるね」
「それだけじゃないよ、もし誰かに捕まったときなんかにも役に立つからね。犯人が仲間と離れたところで話している会話がわかれば逃げ道も増えるだろ?」
「なるほど……」
「いいかい、簡単さっ。その話している相手を思い浮かべて『リスン』と唱えるだけでいい」
ブレンダは少し離れた木にいる二羽の鳥を指差し、やってみるよう告げる。
あの小さな鳥ね……
「リスン」
うわーっ!! なにこれ? 聞こえすぎーっ!
「ブレンダ! すごくうるさいよ?! どうやってこの声消すの?」
「ああ、消えろっで、いいよ。音量も自分でちゃんと調整しな」
「わかった……ハァー、できた……」
「フッフ。ついでにコレも覚えておきな『エコー』これは、声を大きく響かせるんだよ。 逃げるときなんかに使うといい」
「わかった。助けてーっとか、だれかーって、言いながら、エコーーって言うの?」
「……エコーで、助けてさっ。そうしたら、助けてが大きく響く。ちゃんと止まれも言うんだよ。そうじゃないと、パールは魔力が多いからずっとエコーがかかったままになるからね」
「なるほど……」
「あと今すぐ簡単に教えられるのは、これかな?」
人差し指を小さく、クルッと回して。
「トルネード!」
おおーっ?!
ブレンダの少し前に、小さな風の渦ができたっ!
落ち葉を吸い上げて、一緒に空へ舞い上がっていく。
「ブレンダすごいね! 落ち葉が渦巻き状に舞って、なんだかキレイだったよ!」
「そうかい? これはいろいろ応用がきくから、風の魔法を習うときには、まずはじめに教わる」
へーっ? そうなんだ……
「パールもやってみな」
「うん!」
「トルネーードっ!」
風が、舞い上がる。
渦巻き状に、グルグルグルグルグルグル……
えっ、えっ、えーっ?!
ちょっと、大きすぎない?
これ、どうなるの??
ヒィャーーっ!?
ビック、トルネードだーーっ!!
53
あなたにおすすめの小説
規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜
ケイソウ
ファンタジー
チビで陰キャラでモブ子の桜井紅子は、楽しみにしていたバス旅行へ向かう途中、突然の事故で命を絶たれた。
死後の世界で女神に異世界へ転生されたが、女神の趣向で変装する羽目になり、渡されたアイテムと備わったスキルをもとに、異世界を満喫しようと冒険者の資格を取る。生活にも慣れて各地を巡る旅を計画するも、国の要請で冒険者が遠征に駆り出される事態に……。
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
転生したので好きに生きよう!
ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。
不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。
奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。
※見切り発車感が凄い。
※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。
失われた力を身に宿す元聖女は、それでも気楽に過ごしたい~いえ、Sランク冒険者とかは結構です!~
紅月シン
ファンタジー
聖女として異世界に召喚された狭霧聖菜は、聖女としての勤めを果たし終え、満ち足りた中でその生涯を終えようとしていた。
いや嘘だ。
本当は不満でいっぱいだった。
食事と入浴と睡眠を除いた全ての時間で人を癒し続けなくちゃならないとかどんなブラックだと思っていた。
だがそんな不満を漏らすことなく死に至り、そのことを神が不憫にでも思ったのか、聖菜は辺境伯家の末娘セーナとして二度目の人生を送ることになった。
しかし次こそは気楽に生きたいと願ったはずなのに、ある日セーナは前世の記憶と共にその身には聖女としての癒しの力が流れていることを知ってしまう。
そしてその時点で、セーナの人生は決定付けられた。
二度とあんな目はご免だと、気楽に生きるため、家を出て冒険者になることを決意したのだ。
だが彼女は知らなかった。
三百年の時が過ぎた現代では、既に癒しの力というものは失われてしまっていたということを。
知らぬままに力をばら撒く少女は、その願いとは裏腹に、様々な騒動を引き起こし、解決していくことになるのであった。
※完結しました。
※小説家になろう様にも投稿しています
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!
珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。
3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。
高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。
これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!!
転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!
リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?
あくの
ファンタジー
15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。
加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。
また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。
長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。
リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる