女の子同士で気持ちよくなっちゃった私達…

SenY

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あらすじ

あらすじ一覧

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第一章
ルームシェアをしていた女子大生2人組
二人とも、普通に彼氏も居たしセックスもしていた。だけど、結局相手は身体目当てなんだと気付かされて冷めてしまい、別れてからは恋愛そのものが億劫に感じるようになっていた。そんなある日…。

第二章
成熟したキャリアウーマンの同棲カップル2人組。毎晩夜は身体を重ね合う。2人のセックスに遠慮や妥協は無い。互いの快楽を高める為に、どこが気持ちいいのかを伝えあい、日々、新たな発見を重ねてゆく。出来る女は決して愛にも快楽にも妥協しないのだ。

第三章
体育会系のバレー部員。私、キャプテンなのに後輩に気持ち良くされちゃうなんて…♥

第四章
アイドルグループのメンバーの私。芸能界でのし上がる為には「枕」だって厭わなかった。でもそんなある日、私に声をかけたのは業界内でも有名なやり手女性プロデューサー。ええっ、まさかこの人、レズなの?だけど彼女は「あなたの身体を買いたいんじゃない。真剣に、私のパートナーになって欲しいと思ってる」って…。

第五章
ホスト狂いの果てに風俗堕ちした私。だけど、なんかもう疲れちゃった。女性向け風俗、いわゆる出張ホストとかも試してみて、まあ確かに上手いことは上手いしイケたんだけど、ただでさえカネに困ってるのに、カネ払ってまでやってることは結局貢いだホストにやられてることと大差無い感じ。虚しくなってしまった私は、ほんの好奇心から「レズビアン向け風俗」に手を出してみたんだけど…。そこにはただの男との刹那的なセックスとは違う、本当の癒しがあった。終わった後も優しく背中を撫でながら私生活の悩みを聞いて寄り添ってくれたり、私の辛い体験談を聞いて自分のことのように一緒に泣いてくれたり…。ヤバ…。これ、ハマっちゃうかも…♥

第六章
あくまでノンケのヤリマンとして遊びまくってたギャルのあーし。マブダチのギャル仲間と男の情報を交換しあってはパコりまくり(笑)。で、ある日、そのマブダチと、ひっかけたイケメンと3pの流れになったんだけどさ。その男が「女同士でヤッてる所見せてよ(笑)」とか言い出して、ウチらも「うぇ~、キモいんですけど~(笑)」とか言いながらもその場のノリで?女同士でイジりあい始めた訳。でもさ、だんだん…。あれ?これ、普通に男とするより良くね?って私も相手も思い始めちゃって…。ウチらの絡みを見て興奮した男がそろそろ俺も混ぜてよとか言い出し始めたんだけどさ、ぶっちゃけ男いらなくない?ってお互いアイコンタクト。「ごめん、邪魔しないで」「見てていいから勝手にシコってて」ってお断りしちゃった(笑)。結局そいつ、マジでウチらの絡みをガン見しながら一人で寂しくシコって勝手にイッてから、ブツブツ文句言いながら出て行ったの超ウケた。邪魔者が消えてからもマブダチ…というかもう恋人?と朝まで盛り上がりまくり。男と違って何回でもイケるし、ギャル同士マジ最強っしょ!

第七章
※欠番
歌劇団のステージに立つ日に向けて音楽学校で本科生のお姉様との愛を育む予科生の私…。耽美な「エス」の世界だと思いました?ふふっ…♥残念…♥淫らな言葉を連呼しながら、ファンの方々が見たら幻滅しちゃいそうな、すっごく下品でエッチなセックスしてます…♥

第八章「女の子同士ならセーフ?巫女達の淫らな関係」
「神社の巫女は処女限定」なんて過去の話、最近はどこも普通に経験のあるJKやJDがバイトでやってんのが普通。そんな中で私達が働いてる神社は現代に生きる化石。超保守的で厳格。さすがに「膜」の検査なんて野蛮な真似まではされない自己申告だけど、アイドルかよってくらい恋愛禁止の圧は厳しい。(あたしは嘘はついてない正真正銘の処女だ)。みんな給料は良いから我慢してるんだけど…。持て余すものがあるじゃない?そんな時、同僚の子と…。「膜が破れて血が出ないように、ゆっくり、優しくすれば、穢れは零れないし、神様も許してくれる」なーんて。

第九章「お姉ちゃんの耳かきと耳ふー♥で、実はイッてた私」
※清書&挿絵付きでpixivへ投稿済
あれはまだ私がランドセルを背負ってた頃。4つ上のお姉ちゃんはとても面倒見が良くて、私の耳掃除もしてくれてた。あくまでお姉ちゃんが妹の世話をしてくれてるだけ。本来ならやましいことなんて何も無いんだけど…。実は私、耳が超敏感な性感帯で、めっちゃ感じてた。今になって思い返せば、完全にイッてたと思う。声出したら変って感覚や警戒心も無かったから、普通にお姉ちゃんの前でアンアンと…(笑)。
大人になってからお姉ちゃんと話したら、案の定気付かれてた。でも、実はお姉ちゃんも私がイッてるのを見てムラムラしてたらしいからおあいこだよね。
今は姉妹で、大人の耳責めえっちを楽しんでます♥

第十章「百合らしい百合をしてみたい!オタク女子カップルの挑戦」
部活の漫画部で意気投合して付き合い始めた私達。お互いホモ好きの腐女子で百合には特に興味はなかったし(そもそも貴いカプを壁になって見守るのと、自分が恋愛をするのは全くの別物だ)、百合と言うよりは典型的なレズビアンという感じの恋だった。
だって、漫画みたいな百合とか現実にはある訳ないじゃん?キャッキャウフフとかお姉様ーとかしないし。普通にデート行って、普通に食事して、普通にセックスする。そんな関係が続いていたんだけど、ある日、パートナーが変な提案をしてきた。
「私達、せっかくオタク女子だしそういう文化には詳しいのに、百合を経験しないの勿体なくない?」
「は?百合ってのは見るもので自分でやるものじゃねえだろ。現実のレズビアンとは別物でしょ」
っていうか、百合を経験するってなんだよ。ああいうのはフィクションの儚げ美少女達が絡むから自然と成立するもので…。
「白ワンピとか着てさ、百合の花とか部屋にいーっぱい飾って…羽毛とか撒き散らして、ロザリオとか持っちゃったりして!で、ゆーっくり時間をかけながらキスをして…」
「ただのイメクラプレイじゃねえか。そもそも狙って演出してる時点で百合じゃねえよ」
「それでもいいの!本物の百合じゃなく演出した百合っぽいプレイでもいいから!ね!やってみようよ!」
まるで漫画のキャラみたいな白々しい『百合キャラ』をお互い演じながらのロールプレイ。でも、段々第三者目線でツッコミを入れてるオタク腐女子の自分が消えて、人格がキャラクターに支配されてゆくに連れて、いつも以上の快感が…♥

第十一章「私達、女の子同士なのにこんなのおかしいよ…」
同性愛なんて気持ち悪いとなんとなく偏見を抱いていた私。高校生の姉が、同じクラスの女子に告白されたけど断ったという話を聞いた時も、「うげー、きもーい」なんてリアクションで冷やかしたものだ。(姉には「私はレズじゃないから告白は断ったけど、私の友達を悪く言うのはやめなさい」とガチ気味なトーンで説教された)。
そんな偏見まみれの、でもよくいるストレートな女子だった私。親友も同じような考えで「アンタのことは友達としては好きだけど、アンタがレズで私のことそういう対象として見てたら超キモいし絶交だわ」「こっちのセリフだばーか」なーんて、軽いノリで言い合っていた。
だけど、そんなある日…。親友の家でパジャマパーティ(二人きりだけど)をしてた時、「エロス&バイオレンスなサイコホラー」な映画を見てて、もうそれがガチに怖い奴で互いに身体をくっつけてシーツに包まりながらガクガク震えながらも、それでも話自体は面白いから辞められずに見続けてたんだけど…。
一番ヤバい恐怖シーンが終わった後に、今度は急転直下でドエロいシーンへ…。しかも、女同士。画面の中で気持ちよさそうに声を出してるきれいな女優さんを見てたら、変な気分になってきて…。
(いや、女のエロい姿見て興奮するとかありえないでしょ私)
なんて頭では思ってるのに、自然とパジャマの中へ…。でも、その動きが親友にもバレちゃったみたいで…。
「アンタまさか、エロいこと考えてる?つか、オナってる?」
指摘された瞬間、背筋が凍るような思いだった。アンタがレズだったら絶交、なんて軽口を叩き合っていたこの私が…。でも、親友は
「実は、私もなんだ…ヤバい…完全に濡れちゃってる…」
って…。恐怖シーンとエロスシーンの入り乱れる展開に脳が混乱してるのかも、なんて必死に言い訳してるんだけど、身体の反応はどうしようもない事実。
しかも、さっきから怖いシーンのせいで、互いから完全にシーツの中で密着状態だった訳で…。

第十二章「レスリングのスパーで気持ちよくなっちゃった私達」
今は中学生になった姉がアマレスで全国大会に出場経験があった縁で、かつて姉が所属していたクラブに入門し私も始めたレスリング。
だけど私には姉ほどの才能は無かったのか、1学年下の後輩にすら簡単にフォールされちゃう始末。
今にして思えばその後輩は将来のオリンピック候補とまで囁かれる程の超が付く天才だったから負けた所で仕方なかったんだけど、当時はそんなこと知る訳もなく劣等感に悩まされていた。
そして何より、その後輩は、顔立ちも芸能人でも行けるんじゃないかってくらいの美少女なものだから自信満々。完全に小悪魔系の「メスガキ」で、「よわよわ」で「ざぁこ❤」な私を組み伏せては挑発して来るんだ。
でも、そんな後輩に対して私が完璧にフォールを取って数カ月ぶりに勝利したある日のこと…。

第十三章「百合好き文芸少女の私がこっそり書いてた小説を、クラスのヤンキー女子に見られちゃって…」

第十四章「アダルトゲームの声優をしている私、演技にダメ出しをされて凹んでいたら、先輩声優が優しくレクチャーをしてくれて…」
「お姉ちゃん、そんな所舐めたら汚いよぉっ」
ブースに入り、自分なりにめいっぱいの演技をするけど、音響監督からは辛辣なダメ出しばかり。
初めての男性主人公役。いわゆるおねショタものだ。オーディションの時に褒められた日常シーンの収録は上手くいっていたのに…。何がいけないんだろう。自分でもよくわからない。結局予定してたシーンはほとんどOKが出ないままその日はバラシに。
ド凹みしていた私に、メインヒロイン役の共演者である先輩声優が話しかけてきた。

第十五章「続・声優演技指導、逆転編」
人気アダルト声優として活躍する私、カオリは色々あって後輩の可愛い新人声優と恋仲になり同棲していた。
だけど今度予定されている収録で私のキャリアではじめての「ふたなり」役を演じることになり、頭を悩ませていた。
射精中毒の淫乱ふたなり女子の主人公が、小悪魔な後輩に飼いならされ堕ちてゆくシナリオ。
「んほぉ❤」「おほっ❤やっべ❤」
そんな品性の欠片もない下品な声を漏らしながらイキまくるオホ声やアヘ顔のシーン自体は純粋な女性キャラとしては経験があるのだが、ふたなりはそれとも少し方法論が違う。
自宅で台本片手に自主練していても、イマイチ手応えがない。同業者の後輩も言いづらそうに私の演技をイマイチだと指摘する。本番まであまり日にちは無い。どうしたものかと悩んでいると、後輩が「前に先輩が私にしてくれたこと、今度は私にしてあげます」と小悪魔的な笑みを浮かべながら、どこからかいつの間にか買ってたらしいペニバンを着けるよう、私にニッコリ笑顔で差し出してきた。

第十六章「気弱で自己主張が出来ない私と、洗練された自立した女性の彼女。でも、夜のベッドでは…❤️」
ホテルで行われたプロジェクトが成功記念の打ち上げ立食パーティでセクハラおじさんに悩まされていた私。でも、相手は重要な取引先の偉い人。嫌でたまらないのに断れない。でも、おじさんが私のお尻を撫で始めたその時、とうとう私の恋人の先輩がおじさんの手首を捻り上げて一喝したの。
周りの社員達は「よくやった」なんて拍手喝采。先輩は私を抱きしめて頭を撫でてくれると、周りからは「カッコイイ」「イケメンすぎ」なんて溜息が漏れる。そう、私達は社内でも公認の同性愛カップル。彼女は仕事の出来るバリキャリで、ショートヘアの似合うボーイッシュ系で、だけど女性的なしなやかさや洗練されたファッションの美女で、ダメな私をいつも守ってくれる素敵な王子様…❤️
周りはみんな、私達をイケメン王子と彼女に守ってもらうお姫様として認識してる。
でも…。実は私の王子様、ベッドで二人きりの時は、私に責められるのが大好きな、とてもかわいい甘えん坊の女の子になっちゃうんです…❤️

第十七章「デカクリを気にしてた私と、ガキ臭いぴっちり割れ目を気にしてた彼女。コンプレックスだった自分達の身体が、今では愛を高める最高のスパイスに」

第十八章「女性向けセックストイ開発最前線」
アダルトグッズメーカー勤務の私は、2014年のドイツでウーマナイザーが産まれたことに、日本人として強い畏怖と失望を感じでいた。長らくHENTAI大国と言われてポルノや性具の最先端を走ってきた日本が、この器具を先に発明することが出来なかった意味は重い。女性向けという分野になった途端に、この国はHENTAI先進国でもなんでもなくなるのだ。お得意の男性向け分野でさえ最近は中国の台頭にその地位を脅かされつつある。このままではいけない。
だから、私はパートナーで助手の後輩と共に日夜「研究」に励んでいる。女性の自己表現をエンパワメントする新たな可能性を、今度こそ日本人の私達が生み出す為に…。

第十九章「雪桜」
卒業式シーズンには既に見頃を迎える早桜が咲き誇る私達の学校。私と先輩がいつも隠れてエッチをしていた秘密の場所からは、そんな桜がとてもよく見える。
式が終わり、袴姿の先輩が、いつもの秘密の場所、制服姿で待っていた私の元へやってきた。
春は別れのシーズン…。先輩も来月からは大学生だ。私も彼女と同じ大学に絶対合格するつもりでいるけど、それでもこれから1年は離れ離れ…。涙を流しながら、キスをして、互いの袴とスカートの中に手を伸ばしあい…。
舞い散る花びらと先輩の泣き顔が美しすぎて、心臓が止まりそう…。少しでも目に焼き付けていたいのに、私も泣いちゃって視界が歪む。そんな時、私の頬に冷たい雫が落ちた…。先輩の涙とも違う、もっと冷たい雫…。
「ねえ、見て…!雪が…!」

第二十章「誰も居ないプライベートビーチ、水着なんて要らなくない?」
私の恋人は大企業の重役のお嬢様。実家は幾つも別荘を持っていて、夏休みには離島にある別荘に旅行に行ったの。プライベートビーチでは、私と彼女とメイドさんの3人だけ。エロオヤジのセクハラ目線やチャラ男のナンパも気にしなくて良い空間だから、私もついつい普段なら絶対着ないような大胆なビキニを選んじゃったんだよね。でも、波でブラトップが流されちゃって…。慌てて両手で胸を隠しながら岸に戻って、タオルを借りてコテージに予備の水着を取りに行こうとしたんだけど…。
「どうせ女の子しか居ないのですから、水着なんて無くても良いのではなくて?これで2人お揃いですわ」なーんて、彼女、お嬢様なのに超大胆に、自分のブラや、それどころか下まで…(鼻血)。メイドのお姉さんさんまで「お嬢様達だけに恥をかかせる訳には行きませんね」なんて、自分から脱ぎ始めちゃった…♥そのまま即席ヌーディストビーチとして楽しんじゃった。夕暮れが近付くとメイドさんが、「若いお二人を邪魔する訳には行きませんね、夕食までなは戻ってくること」なんて無駄に空気読んでくれちゃって…♥そこから先の、屋外での開放感ったらもう、すごかった…♥こんなの体験しちゃって、もう部屋の中じゃ満足出来なくなっちゃったらどうしよう♥

第二十一章「女だからってナメんなよ!自分の筋肉一本で稼ぐガテン系女子の百合事情」
頭は悪いけど体力には人一倍自身があったアタシ。卒業後は進学せずにガテン系の男社会へ飛び込んだ。仕事は男にも負けないくらい出来たけど、周りのエロジジイやヤンキー共のセクハラやナンパは日常茶飯事。
今日も私の鍛えあげられた腹筋をジロジロ見てたチャラ男をヤニ咥えながらのガンでビビらせて撃退。そんな日々が続いてたある日…。
新しいセコカンとしてやってきた元請会社の、歳上の大卒新入社員は、線が細くて気弱そうな女だった。男だらけの世界であの子はすっかり周りの男達にナメられてて全然言う事を聞かせられず、影で泣いてる姿を何度も目撃した。やれやれ、メソメソと情けないって私も最初はあいつのことを内心見下してたんだ。でも…。
ある日、仕事は人一倍出来るけど言動には問題のあるセクハラオヤジがそのセコカンにまで手を出そうとしてるのを見て、アタシの中で何かがキレだ。オヤジをブッ飛ばしてやったら、なんかセコカンの子、それ以来アタシに熱い目を向けて来るようになってさ…。すっかり頼られちまうように。現場歴はともかく年齢はアタシの方が下なんだけどなあ。

第二十二章「周りには丁寧な生活を心がける自立した女性同士の素敵なカップルで通ってる私達…でも、夜はとってもスケベなんです♥」
私とパートナーは共に30代前半の働く女性。
LGBTQ+の権利向上を訴えるフェミニストとして活動する傍ら、インスタでは2人の共用アカウントでハイブランドのファッションでポーズを決めたり、塵一つ落ちてないデザイナーズマンションのインテリアの写真を載せたり、2人でヨガや瞑想をしているツーショットを載せたり。
政治や権利の話だけでなく、女性としての美しさ追及や、QoLを高める為の丁寧な暮らしを作り上げることも忘れないのが私達の生き方。
雑誌やテレビのインタビューを受ける機会も多くて、「時代を象徴するLGBTQ+の旗手として洗練された女性像を発信するインフルエンサー」みたいなイメージを世間では抱かれているわ。
でもね、インスタにも絶対載せないような、夜の顔は、とってもいやらしい、本能のままに求め合う淫乱なメス豚カップルなんです…♥
だって、女性としての幸せを追及する為には快楽だって最上級のものを求めるのは当然でしょう?
激しい夜の後はいつも、インスタに微かに「匂わせ」を投稿するの。それも、日が釣れるに連れて少しずつ、投稿の「裏」の成分を強くしていってるの。そうやってフォロワー達のエロスに対する心理的なハードルを少しずつ下げて、建前論を破壊してゆく。
いつか、清濁全てをオープンに出来る社会を作り上げる。それが私達の目標よ。

第二十三章「妹のように可愛がっていた近所の子供が、壁ドンで私を追い詰めて唇を奪う王子様に!?」
「大きくなったらお姉ちゃんと結婚する!」「あらあら、楽しみにしてるわね」なーんて、当時中2だった私によくなついてくれていた、近所の小4の女の子。まだ、遊んでくれるお姉ちゃんへの親しみと、恋愛感情としての好きの違いを理解してないんだろうなあって微笑ましく見守ってたの。きっとこの子もあと二、三年もすれば、クラスの男の子を好きになって、デートをして、キスも経験して、普通の女の子なっていくに違いないと、そう決めつけた。
でも…。その子はそこからたった数年で、152しかない私を完全に見下ろす170弱のモデル体型のカッコいいお姉さんに。

第二十四章「白百合のグラフィティ」
ミッション系のお嬢様私立に通う私のライフワークは、グラフィティまみれの路地裏でへそ出しタンクトップにブリンブリンで固めたヒップホップファッションで踊るダンス。プロを目指してるとかそういう訳じゃないんだけど、これ自体が楽しくて仕方ない。学校のみんなにははしたない嘲笑されるお嬢様らしからぬ行動だけど、路地裏の年齢も学校や職業も知らない仲間たちとの日々にかけがえのない価値を感じている。
そんなある日、クラスでも一番小柄で目立たない小動物系の子が、自分を変えたいと私の元にやってきた。ファッション(肌の露出を恥ずかしそうにしてるのが可愛かった)からダンスの基礎まで、色々と教えてあげる内に、だんだん彼女と私は単なる友人ではない特別な関係になっていた。路地裏の更に奥の一角、女子用の着替えエリア(と私達が勝手に主張して更衣室代わりにしてる)で、あの子が私の身体を見る目が、単なる友情とは違う色を帯びていることには、かなり早い段階から気付いていたけど、嫌悪感なんて全く無くてむしろドキドキしてた。そして、その女子エリアにもたまたま私とあの子の二人きりになる機会があった日…❤️
この子、ストリートでは未だにはわわ系なのに、二人きりになると結構グイグイ来るのがギャップ萌え…❤️なーんて言ってる余裕もなく、ムッツリスケベなあの子にイカされまくっちゃった…❤️
終わった後に仲間たちの所に戻ったら、「アンタ声デカすぎw」「そっちが受けなんだ~以外~❤️」なんてからかわれちゃって、私はもう顔から火が出そうだったんだけど、あいつは以外と堂々としてて私に抱きついてイチャイチャアピールなんてし始めちゃって…あーあ、もう勝てなさそうだな、私

第二十五章「無人島のジャングル」
修学旅行の船が事故にあって転覆。私と交際相手は無人島に漂着した。
命が無事で怪我も無かったのは幸いだけど、不安で仕方なかった。
防水スマホとソーラー充電器を持っていたけれど、当然圏外。
ただ、FMラジオでニュースは聞こえてきて、クラスメイト達は全員無事救助された中で、未だ行方不明なのが私達2人だけという情報は入ってきた。
そこまで日本から遠い島ではないと思うし、きっと助けは来るはずと二人で励ましあった。
幸い、島は昼も夜も暖かくて快適な気候だったし、真水や果物も十分にあったから、即座に命の危険は無さそうだった。
漂着から1日が過ぎても、3日が過ぎても助けは来なかったんだけれど、島が思いの外快適だったし、ラジオで外界との繋がりも感じられたから、そこまで大きな不安は無かった。
ただ、そうやって緊張感が無くなって来ると、元々青春真っ盛りのカップルだった私達が、こんな誰も居ないビーチでラジオくらいしか娯楽もない環境でとなると、やることなんて一つしかないじゃない?(笑)
即席で作った葉っぱビキニをエロすぎなんてとか、早く助け来ないかなー海保仕事しろよー、なんて二人で軽口を叩きながら、1日中盛りまくってた(笑)。
ぶっちゃけ、勉強とか親の小言とかからも解放されて、大好きな彼女と1日中南の島でイチャイチャ三昧とか、ちょうど良いバカンスじゃん?くらいの感覚だった。
でも、漂着から10日くらいが過ぎた日…。私は恐ろしいことに気付いちゃったの。
それは…腋毛。元々薄い方ではあったんだけど、さすがに処理無しで10日も経つともう、それなりの密林に。
下の毛は、まあまだ諦めが付くけど、腋は乙女にとって致命的すぎる!
ナイフなんて文明の利器無かったし(あったとしても難度高すぎて挫折してたと思うけど)、果物ナイフ代わりにしてた石器なんかじゃ処理しようもない。
でも、彼女とエッチはしたい!っていうか彼女の方は家が金持ちで元々脱毛サロンで上も下もツルツル永久脱毛済だったから、余計に格差を感じて惨めに…。
それに気がついてからは彼女とのイチャイチャも、腋を見られないよう不自然に腕を閉じながらしてたんだけど、ある日…。
彼女に「最近なんかあまり楽しくなさそうだけど…。ひょっとして、腋のこと、気にしてる?」って言われて、もうこの時ばかりはマジで神様と船を沈めた観光会社とまだ助けに来ない日本への恨み言で頭がいっぱいになっちゃった。
大好きなサヤカに、女の子として一番恥ずかしい場所を凝視されてる。こんなボーボーのジャングルを一番好きな人に見られるくらいなら、あっちをガン見される方がずっとマシ!もう私はガチ泣きで「見ないで…」って訴えかけたんだけど、それがかえってサヤカの変なスイッチを入れちゃったみたいで…。
「ミナ…❤️そんなに恥ずかしいの?でも、今のミナの身体、とても素敵だよ…❤️」
なんてとろーんとした濡れた目でますます私の顔をガン見しながら、顔を近付けてきて…!
嘘っ信じらんないっ!サヤカったら、舌を出して、私の腋を…❤️
「大丈夫だよミナ、どんな状態になっても、ミナの身体は最高だから…❤️ 石鹸が無くて水浴びしか出来てないミナの本当の身体の匂いも、この薄くて柔らかい腋毛も、全部愛してあげる…❤️」

第二十六章「女性ファンだらけのガールズバンド、ファンコミュニティの闇」
ヴィジュアル系のエッセンスを取り入れつつ安易なゴスロリ媚びやアイドル臭さは排除しガールズバンドにも関わらずファンの9割を女性が締めるようになったとあるバンド。「蜜」や「繋がり・セフ」などの闇の風習もしっかり受け継いでしまっている。
そんな中、一人のチェキ廃が、「繋がり」の常連に気に入られ、推しのギタリストのホテルに招かれて…

第二十七章「私の彼女は厨二病!? リアルで中2だったのは10年前の癖にイタすぎるバイト先の後輩が、夜のテクだけは大人だった件」
大学生アルバイトの私の職場に、大卒2年目の歳上の後輩が入ってきた。
新卒での就職先に馴染めずすぐ退職してからも色々な職場を転々としているという彼女。
そのイタすぎる言動じゃさもありなんという感じ。
顔だけは超美人だったから初日だけはテンション上がりまくってたチャラ男達も、あっという間に触れてはいけないものに触れてしまったと後悔した様子で散って行った。
もはや、周りから完全に浮いてる。隠れレズビアンな私にしてみても、こいつはいくら美人でも絶対無しだなと、特にアプローチもかけずにいた。
でも、逆に奴から私が目を付けられてしまったようだ。あーあ、せっかくの数少ないレズビアンとの出会い、しかも超美人なんて普通ならワクワクして仕方ないはずなのに、よりによって中身がこんな残念な奴じゃなあ…。
なんて思いつつも、性欲に負けてしまって(笑)結局なし崩し的にホテルへ。
だけどそこで奴は、単なるイタい変人→実はレズビアンのイタい変人から、「イタい変人だけどテクだけは最強のベッドヤクザ」へと第二段階の変身を見せつけたのだ。まさかここからドハマりして、「言動イタ過ぎだけどそれすら可愛く思えてしまう私のガチ恋相手」への三段変身を遂げてしまうとはね…。

第二十八章「チャラ女からのビデオレター! チー牛の癖に私好みの美人と付き合ってた身の程知らずのオタクくんから、彼女寝取っちゃいました❤️」
ウェーイ、オタクくん見てるー!?
今から君の彼女、アタシの指テクでイカせちゃいまーす!!
この子もオタクくんのフニャチンなんかより、アタシの指の方がずっと良いんだってさー!

第二十八章番外編「ケンジくんごめんなさい…❤️ チャラいギャルに寝取られちゃった私」
マユ視点のNTR劇。大学生になって初めて付き合った彼氏のケンジくん。本当に彼のことが大好きだった。見た目は垢抜けないオタク系だったけど、とても知識が豊富で、尊敬してた。でも初めて結ばれた時、ケンジくんがすぐにイッちゃって、私は不完全燃焼…。セックスってこんなものだったのかな、って少しがっかりしちゃったけど、でもケンジくんが喜んでくれてるから良いか、って思ってたんだ。
でも、初めて身体を許してからは、なんだかケンジくん、私の身体のことしか見てくれなくなった気がして…。全然気持ちいいとも思えなかったけど、申し訳なくていつもイッたフリをしてたの。
そんな時に知り合ったのが、ボランティアサークルに新しく入ってきたレナちゃん。見た目は軽薄そうなギャルだったけど、とても面倒見が良くて根は優しい子。子供たちと遊んであげている笑顔が素敵だった。
サークル活動の後の飲み会で酔った勢いでちょっとケンジくんのことを愚痴ったら、まるで自分のことみたいにレナちゃんは怒ってて…。ああ、彼女、やっぱり本当はすごく良い子なんだ、人の痛みに寄り添える優しい子なんだ、って…。そのまま彼女の家に移動して飲み直している内に、次第に彼女の手が私のスカートの中に…。女の子同士だからって変だとかおかしいとか、そんな気持ちには全然ならなかった。
ネイルの先端で私の敏感な所をカリカリ…ってされたら、もう感じたことがないくらいの快感。
ネイルを外すと、短く切ってヤスリで丁寧に整えられた彼女の生の爪先。それが私の中に入ってきたら、もう、レナちゃんの指のことしか考えられなくなるまでそう時間はかからなかった。
終わった後もレナちゃんは、すぐにスマホをいじったりしないで、冷蔵庫から飲み物を持ってきて私に渡してくれたあと、優しく髪や背中を撫でてくれて…。私が気持ちよくなれたかとか、痛くなかったかとか、すごく気にしてくれて…。
ああ、本当のセックスってこういうことだったんだ、って…。
だからごめんね。もう私、ケンジくんのチンポじゃ満足出来ないの…❤️

第二十九章「社会派レズビアン達の徹底討論:ペニバンの是非」
ジェンダーロール、セックスロールからの解放であると主張する肯定派
わざわざ擬似的な男体化を臨むのは、迎合や名誉男性願望の現れに過ぎない、女性同士ならではのセックスを追求すべきとの否定派
その女性ならではのプレイへの当てはめこそがフェミニズムとは対極の思考であると肯定派は反論
ペニバンを使った女性同士のセックスの是非をパネラー同士が徹底討論!

第三十章「汗だく部活女子のフェロモンにイカされちゃった私」
女子校という空間を女の子だけの爽やかでかわいらしい秘密の花園だと、その実態を知らない人間は勝手に夢を見ているかもしれない。だけど現実は、椅子の上で膝を曲げてパンモロしてようが平気でガハハと笑い合ったり、生理用品を切らしてしまったと嘆く女子に教室の反対側の別の女子がパッケージごとポンと投げ渡してたり、そんな超ガサツ空間。
男の目がロクに無い空間で生活するというのはそういうことだ。
そんな中で、実は同性愛者である陰キャ女子の私は日々悶々としている。
クラスで一番かわいいギャル系の女子が大きく足を開いている。クラスで一番巨乳の女子が第三ボタンまでシャツを開いて胸の谷間を下敷きで仰いでいる。
情緒も恥じらいもないパンモロや胸チラ。それでも、エロいものはエロいし興奮してしまう悲しいサガなのだ。
ある雨の日、放課後の教室で一人スマホをいじっていると、体育会系の部活女子達の集団がジャージ姿で教室へ戻ってきた。雨で校庭が使えない為、トレーニングルームでみっちり汗をかいて来たらしい彼女達の汗がただでさえ高い教室の湿度をムワッと上昇させる。そして彼女達は私のチラ見など一切気にせず、ジャージを脱いで着替え始める。あのグループの座席はたまたま、私の席のすぐとなりだった。
汗かきすぎ、匂いヤバくね、やべぇ制汗剤切らしてた、などなど。下着姿でふざけて互いの汗や腋の下の匂いを嗅がせあってはゲラゲラ笑い合っている体育会系のがさつ女子達の匂い。そんな彼女たちの下着姿の視覚情報と、生々しすぎる匂いとフェロモン。私はもう目をそらすことが出来ず、鼻からその尊い臭気を吸い込まずにいられない。さすがに触る訳には行かないので確認出来ないが、もう下着の中は限界まで濡れそぼって染みを作っていることだろう。そしてある時、私の理性はとうとう限界を超えてしまった。ヒグゥッ❤️、声が漏れるのを慌てて押し殺す。私は彼女達に視覚と嗅覚を限界まで犯され、イッてしまったのだ。誰も彼女達はクラスの目立たない陰キャレズビアンが自分達をオカズにイッていることになんて気が付いていない。これまで自分の部屋で一人きりで夢想しながら行ってきた自慰では決して味わえない最高のオーガズムを経験してしまったのだ。
私はひっそりと立ち上がり、トイレへと去った。個室に入り、そのあまりの濡れっぷりに自分でもドン引きする。替えの下着なんて持ってなかったから裏側だけを必死にトイレットペーパーで拭いて、手を洗って教室に戻った。
戻ると既に例のがさつな体育会系女子達の中はほとんどが着替えを終えて帰宅していたが、彼女たちの残していった残り香はまだ教室を支配していた。思わず、すうっと息を吸い込む。ダメ。こんなことしたらまた濡れちゃう。だけど自分の欲望に逆らえない。そんなことを考えていると、不意に肩に手を置かれ、声をかけられた。
「ねえ、アンタさ」
ただ一人、まだ教室に残っていた体育会系女子の一人だ。クラスメイトとはいえこれまでまだロクに話したことはない。住む世界が違う。既に制服姿に着替え終わっている。
「ひょっとして、女子のことエロい目で見てない?」
その言葉に私は思わず恐怖で崩れ落ちそうになる。バレてた。私が彼女達を『オカズ』にしていたことも、イッてしまっていたことも。もしこのことをアウティングされでもしたら、私は…!?
「隠さなくていいよ、私も『仲間』だから」

第三十一章「女性専用車両で気持ちよくなっちゃった私達」
朝の埼京線。最後列車両。通学生やOL達で溢れかえるこの空間は、毎日疲れ果てている私にとって最大の癒やしだ。
赤羽・十条・板橋から池袋に至るまで。乗車率はピークに到達する。
(ダメよ…この人たちはみんな私とは違う、ストレートの女性…。彼女たちを性的対象として勝手に消費するなんて、それじゃあ痴漢男達と何もかわらない変態じゃない、ああっ、でもこの柔らかさと匂い…❤️)
自分自身、女性専用車両に乗り損ねた時に男に固くなったモノをズボン越しに押し付けられたり、鞄の角であきらかにわざと私の股間を刺激しようとする痴漢男に悩まされた経験は一度や二度ではない。もうあと半歩の一線を超えたら捕まえて鉄道警察に突き出してやろうというギリギリのラインを責めてくる卑怯な変態男達を心底嫌っている。だからこそ、自分があいつらと同じレベルに落ちるような真似は決してあってはならない。
そう頭では理解しているのに、身体に触れる柔らかさと鼻を満たす匂いが、私の理性を無効化しようとしてくる。
自分の欲望と理性の間で葛藤しながらも、日々周りの女性たちに内心で(ありがとうございます)と唱える日々が続いていた、そんなある日…。
私のお尻を撫で回す小さくて柔らかな手が…。
(嘘っ、痴漢!?)
一瞬そう思いかけたが、今日はちゃんと女性専用車両に乗れている。恐る恐る後ろを振り返るとそこには、かねてから「もしかして同類かも」と目を付けていた人物が妖しい笑みを浮かべて、私に身体を密着させていた。

第三十二章「囚われの女スパイ、せっかく救出されたのに任務を忘れて恋人とイチャラブロールプレイ」
内調の諜報員だった私は某国の息がかかった企業にスパイとして潜入したものの、正体がバレて捕縛されてしまう。連行された地下室で両手両足を緊縛され宙吊りにされた恥ずかしいポーズを強いられる。下卑た笑みを浮かべる男たちが、上官であるこの場のボスらしき女性に「お楽しみ」の許可を求める。女ボスはニヤリと微笑みその許可を出す。ダメっ、私には心に決めた人が。それに同性愛者の私が男に凌辱されるなんて耐えられないっ。絶望に私が涙を流しかけたその時、男達が次々と倒れてゆく。あれっ?
ボスらしき女が変装を解くと、そこには私の諜報員としての師匠で、そして最愛の恋人でもある彼女の姿が。「やれやれ、まだまだお前も半人前だな」なんと、彼女もまた独自に潜入し、敵の女ボスとすり替わっていたのだ。

第三十三章
ずっと通っていた、地元の夫婦経営の小さな美容&理容室。
そこの奥さんは30歳くらいだろうか。美人で、ほんわか系の優しいお姉さんで、すごい巨乳(笑)。
自分が女の子しか好きになれないって気付くのが割と早い方だった私は、小学生の頃からずっと憧れてた。
彼女に優しく髪を洗ってもらったり、マッサージされたり、背中に胸が当てれてドキドキしてたり。
いや、ドキドキというか、ある特定の時期からはそれがムラムラになってたんだけど(笑)、だってなんかあの人、触り方がなんとなく、エッチなんだもん…❤️いや、私がムッツリスケベなレズビアンだから変な深読みしちゃってるだけなんだろうけどさ。
でも、相手は人妻。しかも男性と結婚してるってことは、ストレートの女性。
絶対に叶わない恋だってことは理解していた。
だけどいつの日かいつの間にか旦那さんが居なくなってた。何気なく話を聞いてみたら、離婚したんだ、って。

第三十四章:神様ごめんなさい…❤️聖職者なのに浣腸プレイにハマっちゃった私達…❤️


第三十五章:
私には特別な才能があった。
それは「一億人に一人の美声」と呼ばれる声。
その才能に気付いた私が目指した職業は声優…ではなかった。
私はその才能を悪用…じゃなかった、活用し、新興宗教団体の教祖となったのだ。
私の囁き声により洗脳…じゃなかった不況活動を進めると、信者はまたたく間に増えてゆく。
お布施は私の懐…じゃなく教壇の功徳を潤し、さらなる布教活動の糧となる。
その特別な才能は表立っての布教活動だけではなく、裏の世界でも役立っていた。
「ほら、もうビュルビュルしちゃいそうなの?まだだよ❤️ もっと我慢した方がいっぱい気持ちよくなれるよ❤️」
脂ぎったオヤジの耳元で囁きながら、彼のイチモツを握り何度も執拗に寸止めを繰り返す私。
広告塔になってくれそうな芸能人やスポーツ選手、献金を渋る財界人、宗教法人の税制や教壇関連企業の財務にメスを入れようとする政治家…。
この国の表裏を問わず様々な場所で活躍し、カネと力を持つ男達に、私は「枕営業」ならぬ「枕布教」を試み、籠絡…ではなく、信徒を獲得し続けた。
そんなある日、教壇のブレーンである女性秘書から、次のターゲット、いえ、布教対象として指定された人物は…教壇の裏の顔を探る一人の女性ジャーナリストだった。
「女? 知ってるでしょ、私の『裏の布教』の相手はあくまで汚いオヤジとかを対象に…」
女性への布教活動は表モードでしかやったことがない。レズビアン女性を対象とした「裏」の布教活動など、紛れもないストレートの私には到底無理ではないか。
「彼女はレズビアンです」
その言葉の意図を飲み込むまでに、少し時間がかかった。
「ええっ、つ、つまりそういうこと?」
「はい、そういうことです」
「レズビアンを堕とすなんてやったことないんだけど…。なんだろう、いっぱい濡れてるね❤️とか、そういうことを言えばいいの?」
「いいえ教祖様。それでは全然ダメです。女性は男性ほど単純な生き物ではありません。エロいことを言えば濡れるとか、乱暴に指を入れれば感じるとか、そういうものではないのです。特に彼女のようなジャーナリスト気取りは逆に反発するおそれすらあります」
「じゃあどうしろっていうのよ。そもそもそういう女を私の声でどうにかするの自体、無理があるんじゃないの?」
「教壇に所属するレズビアンの女性達に資料を作らせました。これを使って徹底的にレクを受けて頂きます。これをモノにすれば、今回のターゲットに限らずさらなる御本尊への功徳に繋がることでしょう」
女性が何より大切にするのはムードと共感
相手と同じ感情を共有しろ
相手を女ではなく人間として見ろ、彼女の仕事や家庭環境の悩みにも寄り添え
イカせるのがゴールだと思うな、女性相手はイカせてからが本番
などなど。信徒たちの用意した資料とヒアリングを元に、徹底的に私は「レズビアン女子が濡れる女」としてのレクを叩き込まれた。もはや自分が何をしているのかも見失いそうだ。
そして、いざ実践。計画自体は上手くいった。彼女は完全に堕ち、教団…というか、私個人を信奉するようになった。記事も教団のヨイショ記事へと差し替えられた。
だが…。
私はとても強い罪悪感を感じていた。
スケベで脂ぎった男達が私の声で下品な声をあげながら射精する様を内心嘲笑しながら見守り、その対価を得ることには何の罪悪感も感じなかった私。
だが、彼女が私に肩を抱かれ、涙ながらに感謝の言葉や日々のストレスを吐き出す姿。そして布教の為とはいえ彼女に本気で寄り添うつもりで抱いた私…。
これは、嘘としてやっていいことではない。
その日以来、私は自分の力を悪用するのを辞めた。
私の声は、男性の欲望を煽る為に使うのではなく、女性を癒やして救う為にある。
それが運命だったのだ。
私は教祖の座をナンバー2に譲り(後にすぐに捕まって瓦解したらしい)、今は都下で小さなサロンを営んでいる。
本物の癒やしと共感、そしてそれに裏付けされてるが故の至高の快楽を得られる、女性を救う為のサロン。
以前に比べれば収入は減ったし、社会を動かせるような権力も無くなった。でも、それで良かった。
このサロンこそ、本当に私がやりたかった、そしてやるべきことだったと確信しているから。
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