フィリアの食卓

神﨑なおはる

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二、家族の形

プロローグ『わたしの家族』

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 わたしの家族

 さくぶんで、自分の家族について書くように言われました。
 ともだちはお父さんやお母さん、きょうだいのことを書くみたいです。

 うちにはお父さんがいません。
 しんでないと思うと、あすかくんが言ってました。
 はじめからいないそうです。

 お母さんもいません。
 お母さんは生きてますが、わたしのお母さんにはなりたくないと言われました。
 それでもお母さんは、やっぱりわたしのお母さんだし、たまにしょくじ会をするときは来てくれます。

 わたしはあすかくんといっしょにすんでいます。
 あすかくんはお父さんじゃありません。
 血はつながってないと言ってました。
 じゃあ、あすかくんはわたしとどういうつながりがあるのってききました。
 あすかくんはほごしゃなんだと言ってました。
 でもなんだかすごくこまってました。
 ほごしゃってわたしにはちょっとむずかしい言葉でした。
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