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いざ、実行!のはずが??

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海人「よし、これで練習は完璧だ!
行ってこい!!ちゃんと自分の気持ち伝えてこい!!」

環奈「うん!!ありがとう!今まで色々ほんとありがとね!頑張ってくる!!」

海人「おう!!」











環奈「蓮くん、帰ろ!!」

蓮斗「えっ、あっ、うん、」

環奈「ん?なんか、蓮くん元気ない?」

蓮斗「いや、その、なんていうか、まぁ、帰りながら話そ。」

環奈「うん、わかった!」




環奈「あのね、蓮くん、わたし、蓮くんのこと好きだから大好きだから、なんかあったら頼りないかもしれないけど、言ってね?」

蓮斗「ははっ、環奈ありがとう、ごめんな、最後の最後まで気を遣わせて。」

環奈「へっ?最後って、?」

蓮斗「ごめん、好きな人ができたんだ。」

環奈「へっ?なんで、ひっく」

蓮斗「なんで、環奈、泣かないで。これは環奈の為だよ、幸せにしてもらいなよ。じゃあな、好きだったよ、、、」
環奈の涙を拭ってその場から立ち去る。





side:蓮斗

今でも環奈が好きだよ、大好きだよ
でも、環奈は宮本君のことがすきなんだよな、だったら、それを応援するしかないから、そんなことしかできないから

あぁ、ほんと情けないよな、あんなこと言いながらも、どこかじゃ、環奈が引き止めてくれるんじゃないかって、、、
だから、環奈が泣いた時、やっぱり俺が隣にいたいなって今すぐ抱きしめて、やっぱり離したくないって言いたかった。
だけど、言えなかった。

環奈、絶対幸せになってくれよ、、、


大好きだよ、だいすきだよ、環奈










side:環奈
うう~、ひっく、ひっく、ふぇ、やっぱり、蓮くん、もう、私のこと好きじゃなかったんだぁ、、、ひっく、ひっく、
うぅ~、私は、私は、こっんなにすきなぁのにぃ~、大好きなのに、、、なんで、、、
好きな人できたなんていうのぉ、、、

うぅ、いやだよ、蓮くんがほかの子のこと好きだなんていやだよ、、、
いやだよ、いやだよ、戻ってきてよ、、、

蓮くん、大好きだよぉ、
お願いだから、ひっく、環奈のこと好きになってよぉ、、、

なんでもするから、、ひっく、
ダメなところがあったなら治す、ひっく、からぁあ、


お願い、蓮くん、、、!

蓮くん、、、

だいすきだよ
別れたくなかったよ


だけど、だいすきだからこそ蓮くんのことを諦めないと、ひっく、だめなんだよね?ひっく、ひっく、


だいすきだよ、だいすきだよ、蓮くん
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