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高校で再び地獄バレーボール
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高校に入ってからまたバレー部に、入部した。あんなに先生と、もめたのに何故入るかって?それは、ただバレーが好きだから。例えば、好きな食べ物何って聞かれてプリンと答えたとしよう。そのどんなところが好きと聞かれて、正確に述べられる人はいるのか?自分は甘いから好きなのか、食感が好きなのか、ただプリンという存在が好きなのか一瞬考えはしないだろうか。それと同様、特に理由はないけれど強いて言うなら、バレーがやりたかった。それだけだ。しかし、この輝の選択は新たなる被害を及ぼしたのであった。
入部してから1日目、その日は休日の練習で紙には9:00~13:00と書かれていた。しかし、その時間の30分前に学校に行かなくてはいけなかった。じゃあ、8:30って最初から書けばいいのに…。と思ってしまう。私は先輩より早く来たほうがいいと考えはそのまた15分前に学校につくようにした。
そして、皆が集まりネットなどの準備を始めた。その時は昨日部活があったため、ネットのポールは刺さっており、ネットをピンと貼るだけだった。
その後すぐに、練習が始まった。最初にしたのは5分間マラソンだった。しかも、その後ダッシュが何セットかありとても辛かった。足が鉛のように重く、息は縛り付けられてるかのように苦しかった。
ほんの一瞬、給水をとってからすぐにパスが始められた。正直、自分はもっと休みたかった。こんなに走っ後に、すぐにパスしたら体力がもたないと思った。案の定、いくつかのパスの途中、先生に止められ強制的に休めさせられた。だったら、元からもっと休ませてくれてもいいだろうに…。と、輝は少し思う。それにしても、休めと言うほど自分は体調が悪そうだったのだろうか…。まぁ、辛かったのは確かだけど…。
次は、レシーブの練習に入った。それが、全部合わせて1時間くらいやった。流石に足がもう、棒のようで動かなかった。しかし、ボールは待ってくれない。私の後ろでボールが跳ねる音がする。そう、取れなかったボールが自分の耳を伝って脳に働きかけているようだった。
大好きな、サーブの練習はほとんど用意されていなかった。打てたのは、たったの5回くらい。ほとんど、基礎練みたいなのをやらされた。これでは、バレーが楽しくないではないか!私の唯一の楽しみをあっけなく奪われ、ショックを受けつつも、練習は次の段階へと進んでいく。
次はスパイク練習だった。スパイクもとても、辛かった。人数が少ないのに、しかも手投げでスピードが早く、すぐに順番が回ってきて、足や体が悲鳴をあげた。それでも、休憩時間はホントの少し。5秒くらいなんじゃないだろうか…。
最後は、ゲームをやった。しかし、今までの練習ですべての力を出し切ってしまったようで、あまり活躍できなかった。それに、体が言うことを聞かなくなっていた。20分くらいでゲームは終わって、やっと帰れると思ったらなんと、次はストレッチをやらされた。しかも、キツイストレッチ。私は先輩と一緒に腹筋×20を3セット、背筋×20を3セットくらいやった。今度こそ帰れると思ったら、今度は全員で合わせてさっきのをやるという。そんなの、ありなの!?辛すぎない!?さっきやったじゃん!そう、輝はうなだれた。しかも、さっきので体力を使ったので皆で合わせる気力も残ってない。でも仕方ないので、掛け声とズレつつもやることにした。しかし、そこで先生がまた私をとめた。
「辛いなら休んでいいって、言ったじゃん」
辛いのはそうだけど、他の子はできているのだから。私もできなくて、どうするのだろうか…。一人置いていかれるのは嫌だ…。しかし、先生の眼差しが怖すぎて従うしかなかった。まぁ、本当に休みたかったのは確かだけど…。
その後すぐにミーティングを行った。そこで、最後のスパルタストレッチにいつもは罰ゲームがあることを知った。やるだけでも辛いのに、罰ゲームがあるならゆっくりでも端で一人でやっているそうがマシな気がする…。と輝は、思うのであった。
家に帰ると、筋肉痛が身体を蝕んだ。どこもかしこも痛い…。特に痛かったのが、尾てい骨やお尻の筋肉だ。私はなぜかお尻などの骨が出ており、腹筋などをしたら地面で皮膚が骨でグリグリとされ、怪我をしてしまう。実際、怪我をしていた。軽い擦り傷のようなものが出来ていた。しかし、この状態でまた腹筋を20回くらいするもんなら、お尻から血が流れ出しそうな勢いだ。私はこれから、こんなに辛い思いをしながらバレーをしないといけないのかと思うと、もうやめたくなった。
その日は、布団の中でうずくまって、自分の情けなさ、辛さ、怖さで胸が押し付けられ、泣きながら眠った。私の大好きだったバレーは、このとき大嫌いとなった…。
入部してから1日目、その日は休日の練習で紙には9:00~13:00と書かれていた。しかし、その時間の30分前に学校に行かなくてはいけなかった。じゃあ、8:30って最初から書けばいいのに…。と思ってしまう。私は先輩より早く来たほうがいいと考えはそのまた15分前に学校につくようにした。
そして、皆が集まりネットなどの準備を始めた。その時は昨日部活があったため、ネットのポールは刺さっており、ネットをピンと貼るだけだった。
その後すぐに、練習が始まった。最初にしたのは5分間マラソンだった。しかも、その後ダッシュが何セットかありとても辛かった。足が鉛のように重く、息は縛り付けられてるかのように苦しかった。
ほんの一瞬、給水をとってからすぐにパスが始められた。正直、自分はもっと休みたかった。こんなに走っ後に、すぐにパスしたら体力がもたないと思った。案の定、いくつかのパスの途中、先生に止められ強制的に休めさせられた。だったら、元からもっと休ませてくれてもいいだろうに…。と、輝は少し思う。それにしても、休めと言うほど自分は体調が悪そうだったのだろうか…。まぁ、辛かったのは確かだけど…。
次は、レシーブの練習に入った。それが、全部合わせて1時間くらいやった。流石に足がもう、棒のようで動かなかった。しかし、ボールは待ってくれない。私の後ろでボールが跳ねる音がする。そう、取れなかったボールが自分の耳を伝って脳に働きかけているようだった。
大好きな、サーブの練習はほとんど用意されていなかった。打てたのは、たったの5回くらい。ほとんど、基礎練みたいなのをやらされた。これでは、バレーが楽しくないではないか!私の唯一の楽しみをあっけなく奪われ、ショックを受けつつも、練習は次の段階へと進んでいく。
次はスパイク練習だった。スパイクもとても、辛かった。人数が少ないのに、しかも手投げでスピードが早く、すぐに順番が回ってきて、足や体が悲鳴をあげた。それでも、休憩時間はホントの少し。5秒くらいなんじゃないだろうか…。
最後は、ゲームをやった。しかし、今までの練習ですべての力を出し切ってしまったようで、あまり活躍できなかった。それに、体が言うことを聞かなくなっていた。20分くらいでゲームは終わって、やっと帰れると思ったらなんと、次はストレッチをやらされた。しかも、キツイストレッチ。私は先輩と一緒に腹筋×20を3セット、背筋×20を3セットくらいやった。今度こそ帰れると思ったら、今度は全員で合わせてさっきのをやるという。そんなの、ありなの!?辛すぎない!?さっきやったじゃん!そう、輝はうなだれた。しかも、さっきので体力を使ったので皆で合わせる気力も残ってない。でも仕方ないので、掛け声とズレつつもやることにした。しかし、そこで先生がまた私をとめた。
「辛いなら休んでいいって、言ったじゃん」
辛いのはそうだけど、他の子はできているのだから。私もできなくて、どうするのだろうか…。一人置いていかれるのは嫌だ…。しかし、先生の眼差しが怖すぎて従うしかなかった。まぁ、本当に休みたかったのは確かだけど…。
その後すぐにミーティングを行った。そこで、最後のスパルタストレッチにいつもは罰ゲームがあることを知った。やるだけでも辛いのに、罰ゲームがあるならゆっくりでも端で一人でやっているそうがマシな気がする…。と輝は、思うのであった。
家に帰ると、筋肉痛が身体を蝕んだ。どこもかしこも痛い…。特に痛かったのが、尾てい骨やお尻の筋肉だ。私はなぜかお尻などの骨が出ており、腹筋などをしたら地面で皮膚が骨でグリグリとされ、怪我をしてしまう。実際、怪我をしていた。軽い擦り傷のようなものが出来ていた。しかし、この状態でまた腹筋を20回くらいするもんなら、お尻から血が流れ出しそうな勢いだ。私はこれから、こんなに辛い思いをしながらバレーをしないといけないのかと思うと、もうやめたくなった。
その日は、布団の中でうずくまって、自分の情けなさ、辛さ、怖さで胸が押し付けられ、泣きながら眠った。私の大好きだったバレーは、このとき大嫌いとなった…。
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