27 / 101
第2章:幼少期・公式戦編
ラブコメ!
しおりを挟む
いきなりキス………接吻、口付け……とにかく唇と唇が触れ合った。
「う………んっ!」
子供とは思えぬ艶かしい色っぽい濃厚なdeep kissを場外でしやがりました。せめてもの救いは、観客からは助け起こしているように見えていた事だろう。
「ぷはっ!?何を!?」
流石の冷静沈着なレインも咄嗟に離れて、自分の唇を触る。シンリュウは手を頬にあて、舌を出して唇を舐めてご馳走といった。
「うふふ……照れた顔も可愛いのぅ♪」
女の子から女の顔になったシンリュウを見て、レインは背筋が寒くなった。
「ぶ、無事のようなので僕はこれで!」
逃げるようにレインは選手の通路口から控室へ戻っていった。
・
・
・
・
・
・
・
ここで少しだけ時間は遡る。
レグルスとスピカが両者ともノックアウトした後、二人は控室へ連れこられ治療を行った。
「もう大丈夫です。特に怪我はありません」
「私も大丈夫ですわ。ありがとうございました」
治療スタッフにお礼をして後にしようとしたレグルスに、スタッフが声をかけた。
「あの、すみません。もし良かったらシオンご令嬢に声を掛けて頂きたいのですが……」
「シオンに?」
レグルスとスピカはお互いに顔を合わせる。
「負けたのがショックで、ふさぎ込んでいるのです。出来れば元気付けて上げて下さい」
スタッフの言葉に驚いた二人は、すぐにシオンの所まで向かった。
「信じられない。あのシオンが予選敗退なんて………」
「ええ、シオンは総合力で私達の上をいっています。あのシオンが負けたなんて!?」
こうしてシオンとあった二人は、あのうざいシオンを何とか慰め、レインの試合を見に連れ出事に成功したのだった。そして、レインとシンリュウの激戦をその目でみて、気持ちを持ち直したのだったが………
シンリュウとレインの接吻を控室の通路側から目撃し、また脳内がパンツ……じゃない、パンクしたのだった。
「シオン!レグルスも!?」
レインを見る視線は様々だった。
「お兄様!!!えっちぃのはダメだと思います!」
「僕は無実だ!向こうから急にき、キスをしてきたんだ!」
顔を真っ赤にして反論するレインに反論を許さなかった。しかし、後ろからシンリュウも控室へ戻ってきた。
「騒がしと思ったら、なんじゃ?お主ら兄妹だったのか?」
悪びれる事もなく、話し掛けるシンリュウにシオンが吠える!そう、子犬の様にキャンキャンと……
「この泥棒猫め!お兄様の純血を奪った罪は万死にあたいするわ!覚悟は良いかしら?」
(純血ってなに!?僕は男だよ!)
ゴゴゴゴッ!!!
「ほほぅ!妾に試合開始、直後に場外負けした、お主にそれが出来るかのぅ?未来の義姉に勝てると思うてか!?」
(えっ!?結婚前提ですか!?)
ゴゴゴゴッ!!!
「誰が義姉よ!認めないわ!」
一触即発の状況に、セレスの声が響いた。
『この気配は………あなたはリューシン?
セレスはシオンの身体から半透明な状態で出てきた。
!?
「セレス!どういうことよ!」
『いえ………神族の気配がするので』
一斉にシンリュウを見た。
ジーーーー!
(ジトーーー!)
まさか、あの脳筋女神様が………ね?
「惜しいのぅ!妾は女神リューシンの娘じゃ!」
!?
なんだってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
!?
『あ、ありえないわ!!!あの脳筋女神リューシンに娘ですって!!!そ、そんな…………まさか…………先を越される………なんて………』
セレスがガックリと、膝を付いて頭を地面に着けた。おい!セレスも脳筋女神っていってるじゃん!
しくしくしくしくしくしく……………
あっ!マジ泣きしてる。
「そ、それで女神リューシン様のお相手ってどこの神様なの?」
ガバッ!?
セレスが物凄い勢いで立ち上がった。
『誰っ!!!?』
「め、目が怖いのじゃ!!!?相手はおらぬ!母体が封印されておるので、記憶と能力の一部を宿した分身体じゃ!」
セレスの血走った目と殺気に気圧され、ゲロりました。
『ふふふっ♪そんな事だと思ったわ!」
勝ち誇った様にセレスが高笑いした。珍しい………そんなに先を越されたのが悔しいのか。
「くそぅ!母体が退屈して暇じゃから、妾が産み出されたのじゃ!文句あるかっ!」
いいえ!ありませんよ!ってか!?
「そんなのはどうでも良いから!どうしてお兄様とキスしたのよ!」
「まがいなりにも、勝利の女神に勝ったのじゃ!惚れるのは当然じゃ!」
いやいやいやいやいや!!!!!?
「その結論はおかしいだろう!?」
「本気で拳を交えて、そして思いっきり負けてみて気付いたのじゃ。妾は母体から受肉して、人と同じく成長をしてゆく。レインをみると胸がドキドキするのじゃ!」
「えっと………シンリュウ様?」
「様は要らぬ。それにリューシンからシンリュウともじっただけじゃ。偽名じゃよ」
「それでは本当の名前は?」
「妾にまだ名前はないのじゃ。レイン、妾に勝利した御主が名前を付けてくれぬか?」
「よろしいのですか?」
(本当に良いの?)
「かまわぬよ!」
レインは少し、考えて答えた。
「カレンはどうでしょうか?君は【可憐な乙女】みたいですから。それに結婚して名字がカレン・アクエリアスになっても、ごろが良いですしね」
ボッン!
【カレン】と名付けられた女神リューシンの分身体は、顔を真っ赤にして頭から煙を出して倒れたのだった。
この場にいた一同は思った。
『『『お前はどこぞのホステスかよ!?』』』
この歳で、たらしにもほどがある!!!と思ったのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「レインめ!たらしは死ぬべし!」
(*`Д´)ノ
(ラブコメに飢えていた?そんなもんは知らん!)
「う………んっ!」
子供とは思えぬ艶かしい色っぽい濃厚なdeep kissを場外でしやがりました。せめてもの救いは、観客からは助け起こしているように見えていた事だろう。
「ぷはっ!?何を!?」
流石の冷静沈着なレインも咄嗟に離れて、自分の唇を触る。シンリュウは手を頬にあて、舌を出して唇を舐めてご馳走といった。
「うふふ……照れた顔も可愛いのぅ♪」
女の子から女の顔になったシンリュウを見て、レインは背筋が寒くなった。
「ぶ、無事のようなので僕はこれで!」
逃げるようにレインは選手の通路口から控室へ戻っていった。
・
・
・
・
・
・
・
ここで少しだけ時間は遡る。
レグルスとスピカが両者ともノックアウトした後、二人は控室へ連れこられ治療を行った。
「もう大丈夫です。特に怪我はありません」
「私も大丈夫ですわ。ありがとうございました」
治療スタッフにお礼をして後にしようとしたレグルスに、スタッフが声をかけた。
「あの、すみません。もし良かったらシオンご令嬢に声を掛けて頂きたいのですが……」
「シオンに?」
レグルスとスピカはお互いに顔を合わせる。
「負けたのがショックで、ふさぎ込んでいるのです。出来れば元気付けて上げて下さい」
スタッフの言葉に驚いた二人は、すぐにシオンの所まで向かった。
「信じられない。あのシオンが予選敗退なんて………」
「ええ、シオンは総合力で私達の上をいっています。あのシオンが負けたなんて!?」
こうしてシオンとあった二人は、あのうざいシオンを何とか慰め、レインの試合を見に連れ出事に成功したのだった。そして、レインとシンリュウの激戦をその目でみて、気持ちを持ち直したのだったが………
シンリュウとレインの接吻を控室の通路側から目撃し、また脳内がパンツ……じゃない、パンクしたのだった。
「シオン!レグルスも!?」
レインを見る視線は様々だった。
「お兄様!!!えっちぃのはダメだと思います!」
「僕は無実だ!向こうから急にき、キスをしてきたんだ!」
顔を真っ赤にして反論するレインに反論を許さなかった。しかし、後ろからシンリュウも控室へ戻ってきた。
「騒がしと思ったら、なんじゃ?お主ら兄妹だったのか?」
悪びれる事もなく、話し掛けるシンリュウにシオンが吠える!そう、子犬の様にキャンキャンと……
「この泥棒猫め!お兄様の純血を奪った罪は万死にあたいするわ!覚悟は良いかしら?」
(純血ってなに!?僕は男だよ!)
ゴゴゴゴッ!!!
「ほほぅ!妾に試合開始、直後に場外負けした、お主にそれが出来るかのぅ?未来の義姉に勝てると思うてか!?」
(えっ!?結婚前提ですか!?)
ゴゴゴゴッ!!!
「誰が義姉よ!認めないわ!」
一触即発の状況に、セレスの声が響いた。
『この気配は………あなたはリューシン?
セレスはシオンの身体から半透明な状態で出てきた。
!?
「セレス!どういうことよ!」
『いえ………神族の気配がするので』
一斉にシンリュウを見た。
ジーーーー!
(ジトーーー!)
まさか、あの脳筋女神様が………ね?
「惜しいのぅ!妾は女神リューシンの娘じゃ!」
!?
なんだってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
!?
『あ、ありえないわ!!!あの脳筋女神リューシンに娘ですって!!!そ、そんな…………まさか…………先を越される………なんて………』
セレスがガックリと、膝を付いて頭を地面に着けた。おい!セレスも脳筋女神っていってるじゃん!
しくしくしくしくしくしく……………
あっ!マジ泣きしてる。
「そ、それで女神リューシン様のお相手ってどこの神様なの?」
ガバッ!?
セレスが物凄い勢いで立ち上がった。
『誰っ!!!?』
「め、目が怖いのじゃ!!!?相手はおらぬ!母体が封印されておるので、記憶と能力の一部を宿した分身体じゃ!」
セレスの血走った目と殺気に気圧され、ゲロりました。
『ふふふっ♪そんな事だと思ったわ!」
勝ち誇った様にセレスが高笑いした。珍しい………そんなに先を越されたのが悔しいのか。
「くそぅ!母体が退屈して暇じゃから、妾が産み出されたのじゃ!文句あるかっ!」
いいえ!ありませんよ!ってか!?
「そんなのはどうでも良いから!どうしてお兄様とキスしたのよ!」
「まがいなりにも、勝利の女神に勝ったのじゃ!惚れるのは当然じゃ!」
いやいやいやいやいや!!!!!?
「その結論はおかしいだろう!?」
「本気で拳を交えて、そして思いっきり負けてみて気付いたのじゃ。妾は母体から受肉して、人と同じく成長をしてゆく。レインをみると胸がドキドキするのじゃ!」
「えっと………シンリュウ様?」
「様は要らぬ。それにリューシンからシンリュウともじっただけじゃ。偽名じゃよ」
「それでは本当の名前は?」
「妾にまだ名前はないのじゃ。レイン、妾に勝利した御主が名前を付けてくれぬか?」
「よろしいのですか?」
(本当に良いの?)
「かまわぬよ!」
レインは少し、考えて答えた。
「カレンはどうでしょうか?君は【可憐な乙女】みたいですから。それに結婚して名字がカレン・アクエリアスになっても、ごろが良いですしね」
ボッン!
【カレン】と名付けられた女神リューシンの分身体は、顔を真っ赤にして頭から煙を出して倒れたのだった。
この場にいた一同は思った。
『『『お前はどこぞのホステスかよ!?』』』
この歳で、たらしにもほどがある!!!と思ったのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「レインめ!たらしは死ぬべし!」
(*`Д´)ノ
(ラブコメに飢えていた?そんなもんは知らん!)
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
『辺境伯一家の領地繁栄記』スキル育成記~最強双子、成長中~
鈴白理人
ファンタジー
ラザナキア王国の国民は【スキルツリー】という女神の加護を持つ。
そんな国の北に住むアクアオッジ辺境伯一家も例外ではなく、父は【掴みスキル】母は【育成スキル】の持ち主。
母のスキルのせいか、一家の子供たちは生まれたころから、派生スキルがポコポコ枝分かれし、スキルレベルもぐんぐん上がっていった。
双子で生まれた末っ子、兄のウィルフレッドの【精霊スキル】、妹のメリルの【魔法スキル】も例外なくレベルアップし、十五歳となった今、学園入学の秒読み段階を迎えていた──
前作→『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』
KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。
日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。
アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。
「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。
貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。
集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。
そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。
これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。
今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう?
※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは
似て非なる物として見て下さい
前世で薬漬けだったおっさん、エルフに転生して自由を得る
がい
ファンタジー
ある日突然世界的に流行した病気。
その治療薬『メシア』の副作用により薬漬けになってしまった森野宏人(35)は、療養として母方の祖父の家で暮らしいた。
爺ちゃんと山に狩りの手伝いに行く事が楽しみになった宏人だったが、田舎のコミュニティは狭く、宏人の良くない噂が広まってしまった。
爺ちゃんとの狩りに行けなくなった宏人は、勢いでピルケースに入っているメシアを全て口に放り込み、そのまま意識を失ってしまう。
『私の名前は女神メシア。貴方には二つ選択肢がございます。』
人として輪廻の輪に戻るか、別の世界に行くか悩む宏人だったが、女神様にエルフになれると言われ、新たな人生、いや、エルフ生を楽しむ事を決める宏人。
『せっかくエルフになれたんだ!自由に冒険や旅を楽しむぞ!』
諸事情により不定期更新になります。
完結まで頑張る!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる