【連載版】婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪

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☆自己紹介と後始末

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正月休みが1日しかない仕事なので、次回更新は1週間後になります。orz
(休みが欲しい)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

あまりにも大きな爆発の光と音によってシオン達も頭がグワングワンとなっていた。

「念の為に結界を張りましたが、想像以上の爆発でしたね………」
「大きな音で頭が……」

念の為にみんなで結界を張って衝撃に備えたが爆発音までは防ぐ事が出来なかったのだ。

「ふぅ、みんな無事のようね?これで帝国も聖王国に少しは恩が売れたかしら?」

ルリはもうこれからの事に意識を向けていた。

「ルリさん、ありがとうございました。おかげで助かりました」

素直に御礼を言うシオンに優しく微笑んだ。

「緊急事態だったから許したけど、私の事は『ルリちゃん』と呼びなさい?それで自己紹介をしてくれると嬉しいわ」





「うん!わかったよルリちゃん!」
「うふふ、素直な子は好きよ♪」

コソッ
「なぁヒジリ、アイツ声的に男だよな?」
「見かけは確かに女性っぽいですけど男で間違いないと思います」

若干引き気味なジーク達だったが、自己紹介は最低限する事にした。

「ほぅ、シリウス王国の王子に聖王国の聖女、エルフの王族のハイエルフ、そして、このパーティーのアーノルド王国の発明姫シオン・スカーレットちゃんね。なかなかのメンツが集まったわね~」

ルリは納得しながらうんうんと頷いた。

「これからしばらくは周囲が煩くなるでしょうけど、これからの予定はあるのかしら?」

シオンはみんなを見渡してから言った。

「私達は見聞を広める旅をしているのだけど、予定としてはグラン帝国に行く予定だったよ」

「ふむ、流石に今回の事は聖王国内で起こった事だし、大聖堂に戻って報告はしないといけないでしょうね」

「そうだよね~エルフの里の復興もしないといけないしね」

なるほど。

「なら、この指輪を渡しておくわ。しばらくは国境の検問が厳しくなると思うけど、その指輪をみせれば国境を顔パスで通れる様になるわ。帝国にきたら必ずお城に顔を出しなさい。命の恩人の約束よ?」

「はぁ~わかったよ。でもいつ行けるかは約束出来ないからね」

「気長に待つからいいわよ♪私、『発明姫』の発明品に、すごく、とっても、興味があるの♪」
「なんかどんどん通り名が増えていく・・・orz」

シオンは遠い目をしたが、レオナがシオンに抱きついてお礼を言った。

「シオン、里のみんなを救ってくれてありがとう。本当にありがとう!」
「何を言っているんですか?みんなで守ったでしょ?」
「それでもシオンが居たから勝てたんだ。本当に感謝しているよ」

シオンは照れて頭を掻いた。
そして、どういたしましてとハニカミながら言うのだった。
それからルリは帝国の国境に戻って行った。
シオン達は森の外で保護されているエルフの所へ向かった。

「皆の者!里を、国を、そして世界を救った勇者達の凱旋じゃ!!!!!」

「「おおおおっっっっっっ!!!!!」」

大歓声が起こった。

「レオナ!よくぞ無事に戻った」
「族長・・・私は知らなかったのです。みんなが長い間、大悪魔を封じているなんて。私はそんなたいした者ではありません。魔法も得意ではありませんし」

「お前が魔法のことで悩んでいたことは知っていた。しかし、仲間と共に大悪魔を倒したお前を誰が責めると言うのだ?レオナ、お前はもう立派な私の娘だよ。それよりも大悪魔を封じるためとはいえ、里の皆を犠牲にしようとした私の方が責がある」

「そんなことはありません!族長は、父上は立派な方です・・・」

レオナは族長に抱きついて泣き続けた。

「良い話だねぇ~」

シオンは少し離れた場所で感動のシーンを眺めていた。
てっか、レオナはエルフの姫様って聞いていたけど、現族長の娘だったのね。

「お爺ちゃん!私、やったよ!」
「ほっほっほっ!つい最近、旅に出たばかりじゃと言うのに、いきなりこんな偉業を達成するとわのぅ?よく頑張ったのじゃ」

教皇はヒジリの頭を優しく撫で続けた。

「シオン、羨ましいのか?」

ジークがシオンの2人を見る視線に気付いて尋ねた。

「別に・・・私は、修行ばっかりで家族とあんな風に過ごした記憶がないから」
「そっか、なら俺が褒めてあげるよ。よく頑張りました」

ジークはシオンの頭を撫でた。

「何よそれ」

口では軽く口を叩くが、シオンは嬉しそうにお礼を言うのだった。
こうしてエルフの里を脅かした大悪魔ヴァプラの事件は終結した。
















???
『まさか、あのソロモン72柱の1柱が倒されるとはね・・・』
『ああ、10年前に忌々しいエルフ達が時を止めるとは思わなかった。100年は解けないと思い、あの時は撤退したのだがなぁ』

黒いローブを纏った2人は暗闇の中で会話を続けた。

『それで、帝国はどうなっている?』
『順調よ。魔界から大悪魔を頻繁に呼び出すのは無理だけど、強力な魔物を作るのは不可能じゃないからね』
『それは良い報告だな。それで、実践配備には後どれくらいかかる?』
『1ヶ月以内にはなんとかなると思うわ』
『クククッ、強欲な人間の末路が楽しみだ』
『それじゃね。最後の追い込みで忙しいから』
『ああ、こっちの方でも準備はしておくから安心してくれ』

『『我が神の復活のために』』

そして暗闇の中で何も聞こえなくなるのだった。







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