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外道って言葉を知ってる?(そんなんじゃないもん!)
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結論から言ってシオンの警戒は正しかった。
魔物の死体をすぐに片付けに行かせず、第二波の魔物の襲来がないか城壁から見張らせたのだ。
すると───
「報告します!魔物の死体がある地面に巨大な魔法陣が現れました!」
!?
「やっぱり来たね」
すでにジークも含めて仲間は集まっていた。
「皇帝さんは大丈夫だった?」
「ああ、誰も来ないから暇だったよ」
「レオナさんはどうでした?」
ヒジリの言葉にレオナは剣を見せて言った。
「結構街中にいたよ。30体は倒したかな?あとは冒険者達に任せてきた」
「それだけの数が人間から魔物に変化したらパニックになるよね」
「あとは冒険者や兵士達に頑張ってもらおうか」
そう話している間に、魔法陣の上にあった魔物の死体は吸収されるように消えていった。
「片付ける手間が省けたね」
「いや、貴重な素材や魔石が消えたのは痛いわよ?」
いつの間にかルリちゃんが現れた。
「そっちの指揮は大丈夫なの?」
シオンの言葉に頭を痛めたルリがいた。
「あ・の・ね・!規格外にも程があるでしょ!魔物の大群を相手に、色々な作戦を考えていたのに!結界が張られた後に、まさか魔物の大群全てを聖水で押し流すなんて誰も想像してないわよっ!」
「「確かに!」」
仲間達全てが賛同してうなずいた。
「だって~ストレスが溜まったんだもんっ」
「もんって可愛く言ってもダメよ!まったくもう!」
プンプン怒るルリも本気で怒っているわけではない。そんなに魔力を使ってシオンが心配なのだ。
「なんかごめんよ~~」
「シオンが無事ならなんでもいいよ。それより、そろそろ何か出てきそうだよ」
地面に巨大な魔法陣が赤黒く光り出していた。
「数千もの魔物を贄として召喚魔法・・・近くにいるわね」
「ええ、チェリーと相棒のベリーって言うやつがいるはず」
兵士に探させても被害が増えるだけだし、今は召喚されるヤツに集中しよう。
魔法陣の光はどんどん強くなり、そして魔法陣から少しずつ現れた。
「あれは・・・」
地面から浮いてくるように頭が出てきた。シルエットはドラゴンだった!
「あれはドラゴンだっ!真っ黒な姿から黒龍・・・ドラゴンの上位種だわ!!!」
ルリの叫び声に周囲が動揺した。
そして、召喚された魔物を見てチェリーとベリーは喜んだ。
「はぁはぁ、やったわ!大成功よ!」
「ああ、あの大悪魔級の魔物だ。命令は聞かないが、目の前に大きな町があれば絶対に人間を食べるために襲うだろうよ!」
2人はこれで復讐できると喜んだ。
しかし、わずか数分後には絶望することになる。
それはシオンがあまりにも外道だったからだ。
(なんだとー!訂正を求む!)
少しずつ魔法陣から出てきているドラゴンにシオンは平然としていた。
「可哀想だけど倒すしかないね」
「シオン、あの巨体だ。何か作戦があるのか!?」
ジークやレオナは聖剣と魔剣を取り出し、臨戦体制に入っている。
「みんな、慌てないで。多分、簡単に終わるから」
!!!?????
驚いた顔でみんなシオンの方を見た。
「ヴァプラの時に知ったのだけど、召喚中は身動きできないんですって」
うん?
だから???
「いっくよ~~」
シオンはまだ首しか出てきていないドラゴンに、大きな聖水の水の球体を投げた。
そう、ヴァプラの時と同じである。
球体はドラゴンの頭をスッポリと覆い被さり、ドラゴンは息ができなく首を激しく振り回した。ヴァプラと違い腕が出てきていないので、首を振るしかできない状態なのだ。無理やり水を吸い込もうとしたが、シオンは追加で水を補充して球体はそのまま維持を続けた。
ヴァプラ以上に大きい体格のため、召喚に時間がかかり我慢の限界に来た所でブレスを吐こうとした。
それは偶然であった。すでに大量の聖水の水を飲んでいたところに、高熱のブレスを吐こうとしたところで、聖属性の水と魔物の魔力が化学反応を起こして通常以上の水蒸気爆発が起こったのだ。
ドッカーーーーン!!!!!
結果として、ドラゴンの頭は吹き飛んでしまった。
周囲がその様子を見て少しの間、静けさだけが漂った。
そして死体となったドラゴンの身体が消滅するという、意味のわからない状態を見守ることになったのだ。
・・・・・
その様子を見ていたチェリーとベリーは、何も考えることができずに、ただただ見ている事しかできなかった。
それは城壁の上にいたシオンや仲間達、そして多くの兵士達も何が起こったのか理解が追いつかず、ただ息を呑んで見てる事しかできなかった。
やっと思い出してルリがシオンに尋ねた。
「・・・・ねぇ、シオンちゃん。アレは何をしたの?」
「い、いや、私のせいじゃ…、アレ?なんで!?ただ、私は溺死させようと思って水の球体を被せただけだから!本当だからねっ!」
シオンも頭が吹き飛ぶなんて予想外だったのだ。
必死に弁明しようとするシオンに距離を取る周囲の兵士達だった。
今の時点で、ブレスと聖水の化学反応で爆発したことは誰にもわからなかったので、シオンが爆発させたと周囲のみんなは思っているのだ。
「なんでこうなるんだよ~!?」
(泣)
涙目で叫ぶシオンだった。
魔物の死体をすぐに片付けに行かせず、第二波の魔物の襲来がないか城壁から見張らせたのだ。
すると───
「報告します!魔物の死体がある地面に巨大な魔法陣が現れました!」
!?
「やっぱり来たね」
すでにジークも含めて仲間は集まっていた。
「皇帝さんは大丈夫だった?」
「ああ、誰も来ないから暇だったよ」
「レオナさんはどうでした?」
ヒジリの言葉にレオナは剣を見せて言った。
「結構街中にいたよ。30体は倒したかな?あとは冒険者達に任せてきた」
「それだけの数が人間から魔物に変化したらパニックになるよね」
「あとは冒険者や兵士達に頑張ってもらおうか」
そう話している間に、魔法陣の上にあった魔物の死体は吸収されるように消えていった。
「片付ける手間が省けたね」
「いや、貴重な素材や魔石が消えたのは痛いわよ?」
いつの間にかルリちゃんが現れた。
「そっちの指揮は大丈夫なの?」
シオンの言葉に頭を痛めたルリがいた。
「あ・の・ね・!規格外にも程があるでしょ!魔物の大群を相手に、色々な作戦を考えていたのに!結界が張られた後に、まさか魔物の大群全てを聖水で押し流すなんて誰も想像してないわよっ!」
「「確かに!」」
仲間達全てが賛同してうなずいた。
「だって~ストレスが溜まったんだもんっ」
「もんって可愛く言ってもダメよ!まったくもう!」
プンプン怒るルリも本気で怒っているわけではない。そんなに魔力を使ってシオンが心配なのだ。
「なんかごめんよ~~」
「シオンが無事ならなんでもいいよ。それより、そろそろ何か出てきそうだよ」
地面に巨大な魔法陣が赤黒く光り出していた。
「数千もの魔物を贄として召喚魔法・・・近くにいるわね」
「ええ、チェリーと相棒のベリーって言うやつがいるはず」
兵士に探させても被害が増えるだけだし、今は召喚されるヤツに集中しよう。
魔法陣の光はどんどん強くなり、そして魔法陣から少しずつ現れた。
「あれは・・・」
地面から浮いてくるように頭が出てきた。シルエットはドラゴンだった!
「あれはドラゴンだっ!真っ黒な姿から黒龍・・・ドラゴンの上位種だわ!!!」
ルリの叫び声に周囲が動揺した。
そして、召喚された魔物を見てチェリーとベリーは喜んだ。
「はぁはぁ、やったわ!大成功よ!」
「ああ、あの大悪魔級の魔物だ。命令は聞かないが、目の前に大きな町があれば絶対に人間を食べるために襲うだろうよ!」
2人はこれで復讐できると喜んだ。
しかし、わずか数分後には絶望することになる。
それはシオンがあまりにも外道だったからだ。
(なんだとー!訂正を求む!)
少しずつ魔法陣から出てきているドラゴンにシオンは平然としていた。
「可哀想だけど倒すしかないね」
「シオン、あの巨体だ。何か作戦があるのか!?」
ジークやレオナは聖剣と魔剣を取り出し、臨戦体制に入っている。
「みんな、慌てないで。多分、簡単に終わるから」
!!!?????
驚いた顔でみんなシオンの方を見た。
「ヴァプラの時に知ったのだけど、召喚中は身動きできないんですって」
うん?
だから???
「いっくよ~~」
シオンはまだ首しか出てきていないドラゴンに、大きな聖水の水の球体を投げた。
そう、ヴァプラの時と同じである。
球体はドラゴンの頭をスッポリと覆い被さり、ドラゴンは息ができなく首を激しく振り回した。ヴァプラと違い腕が出てきていないので、首を振るしかできない状態なのだ。無理やり水を吸い込もうとしたが、シオンは追加で水を補充して球体はそのまま維持を続けた。
ヴァプラ以上に大きい体格のため、召喚に時間がかかり我慢の限界に来た所でブレスを吐こうとした。
それは偶然であった。すでに大量の聖水の水を飲んでいたところに、高熱のブレスを吐こうとしたところで、聖属性の水と魔物の魔力が化学反応を起こして通常以上の水蒸気爆発が起こったのだ。
ドッカーーーーン!!!!!
結果として、ドラゴンの頭は吹き飛んでしまった。
周囲がその様子を見て少しの間、静けさだけが漂った。
そして死体となったドラゴンの身体が消滅するという、意味のわからない状態を見守ることになったのだ。
・・・・・
その様子を見ていたチェリーとベリーは、何も考えることができずに、ただただ見ている事しかできなかった。
それは城壁の上にいたシオンや仲間達、そして多くの兵士達も何が起こったのか理解が追いつかず、ただ息を呑んで見てる事しかできなかった。
やっと思い出してルリがシオンに尋ねた。
「・・・・ねぇ、シオンちゃん。アレは何をしたの?」
「い、いや、私のせいじゃ…、アレ?なんで!?ただ、私は溺死させようと思って水の球体を被せただけだから!本当だからねっ!」
シオンも頭が吹き飛ぶなんて予想外だったのだ。
必死に弁明しようとするシオンに距離を取る周囲の兵士達だった。
今の時点で、ブレスと聖水の化学反応で爆発したことは誰にもわからなかったので、シオンが爆発させたと周囲のみんなは思っているのだ。
「なんでこうなるんだよ~!?」
(泣)
涙目で叫ぶシオンだった。
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