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エピローグ(もう一話あり)
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双子の召喚士の襲撃問題が解決してからしばらく経った。シオンの国は順調に発展していた。
本日はシオンとジークの結婚式である。
「うぅぅ、ようやくここまできた」
ジークは泣いていた。
ここまで人気のあるシオンに悪い虫が付かないよう気が気じゃなかった。
「もう!なんでもう泣いているのよ?」
「そ、それはシオンが綺麗過ぎるからだよ」
綺麗なウエディングドレスを着たシオンがいた。
「照れるね。………ジークもカッコいいよ♪」
生暖かい空気が流れる───
「コラッ!式の前にナニしているんですか!」
ヒジリがビシッと空気をシメた。
ヒジリも今日は教皇様の手伝いとして正装している。
「ジークさん!断腸の思いでシオンお姉様を預けますが、もしお姉様を悲しませたらすぐに離婚させますからね!」
ヒジリの言葉にジークは素直に言った。
「それは絶対にないから心配ないよ。ヒジリ、祝ってくれてありがとうな」
別に貴方の心配をした訳じゃないんだからねっとツンデレ化するヒジリに苦笑いするシオンだった。
「心配してくれてありがとう。でも、一緒に旅をして一緒に過ごした時間でジークの優しさは知っているから大丈夫だよ。昔の私は自分のことばかりで、修行して強くなることも楽しかったし、新しい発明品を開発もするのも楽しかったけど、他人の繋がりを大事にしてこなかったわ。だから家族にも疎まれてしまったの。でもジークと、みんなと旅をして仲間と一緒に過ごす楽しさを知ったから、今の私があると胸を張っていえるわ」
シオンはジークを見ながら言った。
「その大切さを私に教えてくれたのがジークだったの。もちろんヒジリちゃんやルリちゃんも含めてだけど、一番私を大切に想って、時には叱ってくれたり、守ってくれたりと、私にはジークが一番大切な人なの。だからヒジリちゃんにも一緒に祝って欲しいな」
「シオンお姉様・・・ずるいデス。そんなことを言われたらもう何もいえないじゃないですか」
キッとジークを睨みつけた。
「絶対に世界一幸せにして下さいね!」
「ああ、約束するよ」
ヒジリは目に涙を溜めて部屋を出ていった。
「ヒジリちゃん、大丈夫?」
外にいたルリが心配そうに声をかけた。
「大丈夫デス」
「ヒジリちゃん、ジークのこと好きだったものね。まぁ、シオンちゃんを取られるのが嫌ってものあるでしょうけど」
なななっっっ!?
慌てるヒジリにコソッ言った。
「きっとヒジリちゃんにも良縁が来るから、涙を拭きなさい」
「・・・ありがとうございます」
年長者であるルリは優しくヒジリの頭を撫でるのだった。
そして結婚式が始まった。
小さな領地ではあるが、多くの国を救った『大聖女』の2つ名が一番浸透していたシオンの結婚式を見ようと大陸中から人々が集まることになった。すでに子供が生まれたら自国の王子、王女と婚約させて欲しいとの申し込みも殺到している。
シオン達の魔導都市ソーサリーは独立都市として小さな国としての扱いで各国に通達されている。ジークのシリウス王国に囲まれている状態だが、北の山脈にトンネルを掘って安全に北の国との交易も行えるようにしたので、北の山脈も形状はシオンの国扱いとなった。まぁ、元々険しい山脈で凶暴な魔物が生息している土地だったので、どこも文句は出なかったのもある。
教皇様が神父を務めて、その側にはヒジリが助司祭として見守った。
そして───
「ジーク、他人にあまり関心の無かった私がここまで人を好きになったのは貴方のおかげよ。ありがとう」
「いや、自分の方こそシオンと一緒に過ごして、毎日が楽しかった。これからも一緒に歩んでいこう」
結婚式は、2人の指輪交換の後は大声援の中で終わった。
その後は三日三晩、各国から来た来賓の対応で結婚式というお祭りは続くのだった。
「シオンとゆっくりする時間がない」
「だねー」
2人は流石にゲンナリしていたが、その後は一週間ほど休みを頂いてよろしくやった。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
そして一年もしないうちにシオンの妊娠が発覚したことで、また大陸中が大騒ぎになるのだった。
どこの国も、救われたお礼と、英雄と大聖女とお近づきになりたい思惑があったからだ。
「男の子かな女の子かな?」
「どっちでもいいよ。うちの国はどっちでも継げるし、それにどちらでも愛して育てるから」
「ぽっ、もうジークったら♪」
周囲の騒ぎなど知らないように2人はいつまでもラブラブで暮らしました。
「ジーク、私は今とっても幸せよ!」
「ああ、俺もだ」
後(のち)にシオンの作った魔導都市は大陸中に最新の技術を提供し、この世界の文明を発展させることになるのでした。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【あとがき】
最後までお読み頂きありがとうございました。
今回は過去に投稿した人気のある短編の連載版と言うことで楽しく書かせて頂きました。
いつも通り、最初に書く前に私はおおよその筋書きを決めてから書くのですが、最初このうっかり女神が諸悪の根源と言うことを決めていました。
でも、そこまでダークにならない程度に、ギャグを交えてと書かせて貰いました。
すでに新しい小説を書き始めているのでまた次の小説も読んで頂けると嬉しいです。
改めて最後までお読み頂きありがとうございました。
もう一つ後日談の話があります。もう一話お付き合い下さい。
【どうでもいいマメ知識】
※チェリーとベリーの名前は双子の悪魔でネット検索してサン◯オのキャラから名前を付けました。
本日はシオンとジークの結婚式である。
「うぅぅ、ようやくここまできた」
ジークは泣いていた。
ここまで人気のあるシオンに悪い虫が付かないよう気が気じゃなかった。
「もう!なんでもう泣いているのよ?」
「そ、それはシオンが綺麗過ぎるからだよ」
綺麗なウエディングドレスを着たシオンがいた。
「照れるね。………ジークもカッコいいよ♪」
生暖かい空気が流れる───
「コラッ!式の前にナニしているんですか!」
ヒジリがビシッと空気をシメた。
ヒジリも今日は教皇様の手伝いとして正装している。
「ジークさん!断腸の思いでシオンお姉様を預けますが、もしお姉様を悲しませたらすぐに離婚させますからね!」
ヒジリの言葉にジークは素直に言った。
「それは絶対にないから心配ないよ。ヒジリ、祝ってくれてありがとうな」
別に貴方の心配をした訳じゃないんだからねっとツンデレ化するヒジリに苦笑いするシオンだった。
「心配してくれてありがとう。でも、一緒に旅をして一緒に過ごした時間でジークの優しさは知っているから大丈夫だよ。昔の私は自分のことばかりで、修行して強くなることも楽しかったし、新しい発明品を開発もするのも楽しかったけど、他人の繋がりを大事にしてこなかったわ。だから家族にも疎まれてしまったの。でもジークと、みんなと旅をして仲間と一緒に過ごす楽しさを知ったから、今の私があると胸を張っていえるわ」
シオンはジークを見ながら言った。
「その大切さを私に教えてくれたのがジークだったの。もちろんヒジリちゃんやルリちゃんも含めてだけど、一番私を大切に想って、時には叱ってくれたり、守ってくれたりと、私にはジークが一番大切な人なの。だからヒジリちゃんにも一緒に祝って欲しいな」
「シオンお姉様・・・ずるいデス。そんなことを言われたらもう何もいえないじゃないですか」
キッとジークを睨みつけた。
「絶対に世界一幸せにして下さいね!」
「ああ、約束するよ」
ヒジリは目に涙を溜めて部屋を出ていった。
「ヒジリちゃん、大丈夫?」
外にいたルリが心配そうに声をかけた。
「大丈夫デス」
「ヒジリちゃん、ジークのこと好きだったものね。まぁ、シオンちゃんを取られるのが嫌ってものあるでしょうけど」
なななっっっ!?
慌てるヒジリにコソッ言った。
「きっとヒジリちゃんにも良縁が来るから、涙を拭きなさい」
「・・・ありがとうございます」
年長者であるルリは優しくヒジリの頭を撫でるのだった。
そして結婚式が始まった。
小さな領地ではあるが、多くの国を救った『大聖女』の2つ名が一番浸透していたシオンの結婚式を見ようと大陸中から人々が集まることになった。すでに子供が生まれたら自国の王子、王女と婚約させて欲しいとの申し込みも殺到している。
シオン達の魔導都市ソーサリーは独立都市として小さな国としての扱いで各国に通達されている。ジークのシリウス王国に囲まれている状態だが、北の山脈にトンネルを掘って安全に北の国との交易も行えるようにしたので、北の山脈も形状はシオンの国扱いとなった。まぁ、元々険しい山脈で凶暴な魔物が生息している土地だったので、どこも文句は出なかったのもある。
教皇様が神父を務めて、その側にはヒジリが助司祭として見守った。
そして───
「ジーク、他人にあまり関心の無かった私がここまで人を好きになったのは貴方のおかげよ。ありがとう」
「いや、自分の方こそシオンと一緒に過ごして、毎日が楽しかった。これからも一緒に歩んでいこう」
結婚式は、2人の指輪交換の後は大声援の中で終わった。
その後は三日三晩、各国から来た来賓の対応で結婚式というお祭りは続くのだった。
「シオンとゆっくりする時間がない」
「だねー」
2人は流石にゲンナリしていたが、その後は一週間ほど休みを頂いてよろしくやった。
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そして一年もしないうちにシオンの妊娠が発覚したことで、また大陸中が大騒ぎになるのだった。
どこの国も、救われたお礼と、英雄と大聖女とお近づきになりたい思惑があったからだ。
「男の子かな女の子かな?」
「どっちでもいいよ。うちの国はどっちでも継げるし、それにどちらでも愛して育てるから」
「ぽっ、もうジークったら♪」
周囲の騒ぎなど知らないように2人はいつまでもラブラブで暮らしました。
「ジーク、私は今とっても幸せよ!」
「ああ、俺もだ」
後(のち)にシオンの作った魔導都市は大陸中に最新の技術を提供し、この世界の文明を発展させることになるのでした。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【あとがき】
最後までお読み頂きありがとうございました。
今回は過去に投稿した人気のある短編の連載版と言うことで楽しく書かせて頂きました。
いつも通り、最初に書く前に私はおおよその筋書きを決めてから書くのですが、最初このうっかり女神が諸悪の根源と言うことを決めていました。
でも、そこまでダークにならない程度に、ギャグを交えてと書かせて貰いました。
すでに新しい小説を書き始めているのでまた次の小説も読んで頂けると嬉しいです。
改めて最後までお読み頂きありがとうございました。
もう一つ後日談の話があります。もう一話お付き合い下さい。
【どうでもいいマメ知識】
※チェリーとベリーの名前は双子の悪魔でネット検索してサン◯オのキャラから名前を付けました。
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