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新たなお客様………そしてリフォーム!
きゃっ!と、小屋の中に【全裸の女性】がいました。
「えっ!?誰?こんな場所に!?」
全裸の女性は長い藍色の髪を、乾かしていたようで膝を抱えて大事な所を隠していた。
ドキドキッ
ドキドキッ
「あ、余り見ないで下さい!」
恥ずかしそうに頬を赤くして、大事な所を手で隠す姿は、同じ女性でもドキッとする状態でした。
「す、すみません!まさか誰かいるとは思わずに………ごめんなさーーーーい!!!!」
シオン達は我に返り、慌てて扉を閉めた。
「ち、ちょっと!どういうことよ!」
「私が知りたいですよ!?」
「あらあら、おっぱい大きかったですね~」
ぽかりっ!
「あいたっ!」
「この駄目精霊が!私だって負けてないわよ!?」
「酷いですー!そりゃ~スピカの胸はちっぱいですけど─」
ぽかりっ!
「あいたっ!」
「私は標準です!貴女達が大きいだけです!」
「無いよりあった方が良くないですか?」
「うぐっ!?…………歳を取ったら垂れてくるんだからね!」
「えっ!?うそっ!?」
「私は守護精霊ですから大丈夫ですよ~」
(ドヤ顔~)
ぽかりっ!
ぽかりっ!
「あいたっ!ちょっと、さっきからぽかぽか殴らないで下さい~バカになったらどうするんですか~」
「「大丈夫よ!!!」」
(もうバカだから)
(もう手遅れですから)
シオン達は、素晴らしい漫才を披露して遊んでいると、小屋の扉が開いた。
「あの~」
目が合うと、お互い気まずい空気が流れた。
「さ、さっきはすみません!私はそこの修道院に住んでいるシオンと申します」
シオンは自己紹介と一緒に頭を下げた。
「いえいえ!こちらこそ、勝手にお邪魔してごめんなさい!」
彼女は水着スタイルで正直、裸に近い格好であった。
「それで貴女は?」
こんな誰もこない山奥の修道院の裏手にいる事が怪しいのだけれどね?
「はい、私は【セレス】と言います。見ての通りの人魚ですわ♪」
!?
「「「人魚!!!?」」」
驚くシオン達に見せるように海に飛び込むと、人間の足だった部分が魚の尾に変わっていた。
「おおっ!本当に人魚だよ!?」
「綺麗ですね~」
水面から姿を現して砂浜に戻ってくると、ゆっくりと人間の足に変わっていった。
「驚かせてごめんなさいね。魔物に襲われて、たまたまこの入江を見つけて隠れていたの」
「大丈夫です。その小屋は自由に使って良いですから………」
シオンはそう言ってハッとした。小屋は漁をするための小屋で、くつろぐ事の出来るような作りではないのだ。
う~ん…………と、シオンが悩んでいると、スピカが心配そうに話し掛けてきた。
「シオン、大丈夫?どうかしたの?」
「セレスさんがここを自由に使うのは問題ないのだけれど、小屋が漁をする道具でごった返しているから申し訳なくてね」
セレスが慌てて言った。
「いえいえ、使わせて貰えるだけでありがたいですよ!近くの海底に、私達の集落があるの!ここなら大型の魔物も入って来れないから、人魚達の憩いの場所になるわ♪」
「他にも人魚がいるのね!?」
「ええ、そうよ。外からだとこの場所は隠されているように見えなかったから、本当に運が良かったわ!こんなに綺麗な入江なんて近くに無いもの!」
セレスは手を広げて、小さな入江は素晴らしい!とアピールした。断崖絶壁の一部が切り取られた感じで上から岩が落ちたのか外部からは本当に一部の岩の隙間を通らないと中に入れない状態になっている。
「しかも、ここは珊瑚が魔物などに荒らされてなく、実は水深もかなり深いのよ?本当に理想的な場所だわ♪」
よ~し!決めたわ!!!
「決めたわ!ここを人魚と私達の交流の場所にしましょう!」
「「ええっーーーー!!!」」
「まぁ!嬉しいわ♪」
いつもシオンの突拍子のない提案に驚く二人と、喜ぶセレスだった。
「そうと決まれば、この小屋をリフォームしましょう!」
「リフォーム?」
「そうよ♪ここをコテージの様な別荘にしましょう!」
「そんな事が可能なのですか!?」
驚くセレスに、遠い目をするスピカとスフィア。
「もうシオンって何でもありだよね?」
「そうですね。何でもありだよね?」
すでにシオンのやらかしに、少し前までは【様】付けで呼んでたスピカも、すでに敬う心が無くなって呼び捨てである。
「さぁ!みてらっしゃい!これからこの小屋を素敵なコテージへと生まれ変わらせるよ~」
「まぁ!楽しみですわ!?」
目を輝かせて見守るセレス。
「イメージが大切………緑聖魔術『リフォーム』………なんて魔法はないから『復元・改』!」
修道院を直した時がただ元の形に直しただけだったが、【改】はシオンの想像通りに成長させ、形を変える事が出来るのだ!(植物限定)
そうしている内に、みるみる形を変えていく小屋を唖然として見守る3人であった。
「ふぃ~!良い仕事したぜぃ~!」
あ~ら不思議です。
さっきまであった小さな小屋が今では丈夫な大木でエントランスまである素敵なコテージへと生まれ変わりました。
巧みの技が冴え渡るように、大木を積み重ねた様な、素敵な木の積木のように重なった家は樹の香り漂う内装で、ニスの樹脂をコーティングしてある憎い演出がしてあります。それにより、海水でも腐り難い作りとなっているのです。
室内には、瑞々しい木々の緑が添えられて目を楽しませてくれます。
ソファーや椅子には畳の原料になるイグサを使い、良い匂いでリラックスさせてくれます。
コテージの広間の【中央】には、大きなプールもあり、檜木で作られたプールは素敵な香りで、塩水を落とすのに最適な場所となっているのです。
これは人魚達の事を考えた作りとなっているのです。なんとも、おもてなしの心に溢れた作りでしょうか。
これが、純植物製品だけで用意した砂浜の別荘のコテージの全容ででざいます。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
「えっ!?誰?こんな場所に!?」
全裸の女性は長い藍色の髪を、乾かしていたようで膝を抱えて大事な所を隠していた。
ドキドキッ
ドキドキッ
「あ、余り見ないで下さい!」
恥ずかしそうに頬を赤くして、大事な所を手で隠す姿は、同じ女性でもドキッとする状態でした。
「す、すみません!まさか誰かいるとは思わずに………ごめんなさーーーーい!!!!」
シオン達は我に返り、慌てて扉を閉めた。
「ち、ちょっと!どういうことよ!」
「私が知りたいですよ!?」
「あらあら、おっぱい大きかったですね~」
ぽかりっ!
「あいたっ!」
「この駄目精霊が!私だって負けてないわよ!?」
「酷いですー!そりゃ~スピカの胸はちっぱいですけど─」
ぽかりっ!
「あいたっ!」
「私は標準です!貴女達が大きいだけです!」
「無いよりあった方が良くないですか?」
「うぐっ!?…………歳を取ったら垂れてくるんだからね!」
「えっ!?うそっ!?」
「私は守護精霊ですから大丈夫ですよ~」
(ドヤ顔~)
ぽかりっ!
ぽかりっ!
「あいたっ!ちょっと、さっきからぽかぽか殴らないで下さい~バカになったらどうするんですか~」
「「大丈夫よ!!!」」
(もうバカだから)
(もう手遅れですから)
シオン達は、素晴らしい漫才を披露して遊んでいると、小屋の扉が開いた。
「あの~」
目が合うと、お互い気まずい空気が流れた。
「さ、さっきはすみません!私はそこの修道院に住んでいるシオンと申します」
シオンは自己紹介と一緒に頭を下げた。
「いえいえ!こちらこそ、勝手にお邪魔してごめんなさい!」
彼女は水着スタイルで正直、裸に近い格好であった。
「それで貴女は?」
こんな誰もこない山奥の修道院の裏手にいる事が怪しいのだけれどね?
「はい、私は【セレス】と言います。見ての通りの人魚ですわ♪」
!?
「「「人魚!!!?」」」
驚くシオン達に見せるように海に飛び込むと、人間の足だった部分が魚の尾に変わっていた。
「おおっ!本当に人魚だよ!?」
「綺麗ですね~」
水面から姿を現して砂浜に戻ってくると、ゆっくりと人間の足に変わっていった。
「驚かせてごめんなさいね。魔物に襲われて、たまたまこの入江を見つけて隠れていたの」
「大丈夫です。その小屋は自由に使って良いですから………」
シオンはそう言ってハッとした。小屋は漁をするための小屋で、くつろぐ事の出来るような作りではないのだ。
う~ん…………と、シオンが悩んでいると、スピカが心配そうに話し掛けてきた。
「シオン、大丈夫?どうかしたの?」
「セレスさんがここを自由に使うのは問題ないのだけれど、小屋が漁をする道具でごった返しているから申し訳なくてね」
セレスが慌てて言った。
「いえいえ、使わせて貰えるだけでありがたいですよ!近くの海底に、私達の集落があるの!ここなら大型の魔物も入って来れないから、人魚達の憩いの場所になるわ♪」
「他にも人魚がいるのね!?」
「ええ、そうよ。外からだとこの場所は隠されているように見えなかったから、本当に運が良かったわ!こんなに綺麗な入江なんて近くに無いもの!」
セレスは手を広げて、小さな入江は素晴らしい!とアピールした。断崖絶壁の一部が切り取られた感じで上から岩が落ちたのか外部からは本当に一部の岩の隙間を通らないと中に入れない状態になっている。
「しかも、ここは珊瑚が魔物などに荒らされてなく、実は水深もかなり深いのよ?本当に理想的な場所だわ♪」
よ~し!決めたわ!!!
「決めたわ!ここを人魚と私達の交流の場所にしましょう!」
「「ええっーーーー!!!」」
「まぁ!嬉しいわ♪」
いつもシオンの突拍子のない提案に驚く二人と、喜ぶセレスだった。
「そうと決まれば、この小屋をリフォームしましょう!」
「リフォーム?」
「そうよ♪ここをコテージの様な別荘にしましょう!」
「そんな事が可能なのですか!?」
驚くセレスに、遠い目をするスピカとスフィア。
「もうシオンって何でもありだよね?」
「そうですね。何でもありだよね?」
すでにシオンのやらかしに、少し前までは【様】付けで呼んでたスピカも、すでに敬う心が無くなって呼び捨てである。
「さぁ!みてらっしゃい!これからこの小屋を素敵なコテージへと生まれ変わらせるよ~」
「まぁ!楽しみですわ!?」
目を輝かせて見守るセレス。
「イメージが大切………緑聖魔術『リフォーム』………なんて魔法はないから『復元・改』!」
修道院を直した時がただ元の形に直しただけだったが、【改】はシオンの想像通りに成長させ、形を変える事が出来るのだ!(植物限定)
そうしている内に、みるみる形を変えていく小屋を唖然として見守る3人であった。
「ふぃ~!良い仕事したぜぃ~!」
あ~ら不思議です。
さっきまであった小さな小屋が今では丈夫な大木でエントランスまである素敵なコテージへと生まれ変わりました。
巧みの技が冴え渡るように、大木を積み重ねた様な、素敵な木の積木のように重なった家は樹の香り漂う内装で、ニスの樹脂をコーティングしてある憎い演出がしてあります。それにより、海水でも腐り難い作りとなっているのです。
室内には、瑞々しい木々の緑が添えられて目を楽しませてくれます。
ソファーや椅子には畳の原料になるイグサを使い、良い匂いでリラックスさせてくれます。
コテージの広間の【中央】には、大きなプールもあり、檜木で作られたプールは素敵な香りで、塩水を落とすのに最適な場所となっているのです。
これは人魚達の事を考えた作りとなっているのです。なんとも、おもてなしの心に溢れた作りでしょうか。
これが、純植物製品だけで用意した砂浜の別荘のコテージの全容ででざいます。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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