悪役令嬢の追放エンド………修道院が無いじゃない!(はっ!?ここを楽園にしましょう♪

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馬車で移動殺伐するよ!

前回までのあらすじ!

平和を謳歌する北方修道院(シャングリラ)に、この付近を守護する守護精霊様がいました。そしてその守護精霊様と契約を結んだのが、超美少女令嬢シオンでした。

この修道院こそが、この地域の平和の象徴であり、とても穏やかに過ごせる素晴らしい場所である。
そこに獣人族が直談判しに来るという出来事があった。シオンは獣人族達が困窮していると知ると、即座に3年分もの小麦を分け与えるなど、慈悲深き聖女のようであった。

そして今回、獣人達が魔物に怯えていると知ると、魔物を殲滅すると言って立ち上がったのでした。












「そして獣人族の皆さんの信頼を勝ち取り、また平和に穏やかに過ごすのでした。まる!」

むふふふ!自伝も良い感じに書き溜まってきたね♪

………え~、獣人族の集落へ向かう事になったシオン達は、準備の為に次の日に行く事になり荷造りや、セレスが大量の魚のお土産を捕ってくるまで暇なシオンは自伝(笑)を書くのに勤しんでいたのでした。

「シオーーーン!!!準備は出来たの?そろそろ出発するよーーー!!!」

スピカの声にシオンは、はーいっ!と返事をして外に出るのでした。

「ここから獣人族の集落は遠いの?」

ちなみに、修道院からエルフの里までは1時間ほどの距離である。

「そうじゃのぅ………普通に歩いて行くと修道院から3時間ほどの距離かのぅ?」

修道院とエルフの集落は北側の、海に面している所にあり、獣人族は森の南西に位置する所にあるそうだ。この森は西へ行けば行くほど、魔物が強力になっていくらしい。

「時間が勿体ないし、馬車でいきましょう♪」

シオンの提案に一同は???になった。

「あの~シオン?馬車って、シオンが乗ってきたあの鉄格子の馬車の事?」

そう!忘れている読者もいると思うが、修道院へ向かう森の道に倒木があり、馬を切り離して荷台だけを置き去りになっていたのだ。それをこっそり回収していたのだった。

「外見は余り良くないけど、内装には力を入れたよ♪」

罪人が乗る鉄格子の荷台は罪人が逃げないよう、頑丈な作りになっている。窓は小さく外側は無骨だが、扉を開くとオシャレな内装になっていた。座る所は、植物繊維のフカフカのクッションで更に低反発の素材で作られているため、長時間の馬車に乗っていてもお尻が痛くならないようになっていたのだ。
更に、特別に弾力のある植物の蔦でサスペンションを作り、馬車の振動を軽減することにも成功していた。
何より、この時代の馬車は木製の車輪であったが、シオンは車輪にゴムの様に植物を巻いて衝撃を吸収し悪路でも走れる様になっており、とても素晴らしい馬車にクラスチェンジしていた。

「あのね、シオン?とても素晴らしい馬車だと思うわよ?でもね、馬車を引く馬がいないのよ?」

スピカの言葉にみんなが頷いた。そう、馬車の乗り物があっても引く馬が居なかったのだ!

「なんでみんな、いつものあの子を忘れちゃうかなー?」

シオンは緑聖魔術を使った。

「我が祈りによりその身を構築し、主たる者を彼の地へ運べ『ウッドゴーレム・改』!」

シオンがいつもの働き者であるウッドゴーレムを召喚した所、姿形がいつもと違っていた。二足歩行ではなく、キャタピラー付きの脚になっており、外見はガンタ◯クぽかった。著作権は大丈夫か!?

「このウッドゴーレム君なら、悪路でも安全に進めるよ~」

「「シオンって何でもありだよね!?」」

スピカとスフィアが口を揃えて言った。
そのうち玉藻も仲間に入る日も近い!

「さぁ!入った入った!」

スフィアとスピカ、シオンは馬車へと入った。玉藻がウッド君に目的を伝えて特製の馬車は走り出した。

しばらく馬車が走っていくと、ある境から雰囲気が変わった。

「これは………!?」
「はい、私の守護結界の外に出ました」

スフィアが言った。

「じゃぁ、ここから魔物が出て来るのね?」

う~ん、ちょっと大丈夫かなー?と心配していたシオンだったが、馬車の中なので見えなかったのだ。

すでに魔物と出くわしている事を!?


ある日~♪森の中~♪魔物さんに~出逢った~♪

『ぐるぅ!?』

ドーーーーーンッ!!!!!

はい、ウッド君が轢き殺していました。
そしてウッド君はどんどん魔物を轢き殺していきます!

ある時は轢き殺して、
またある時は轢き殺して、
そしてまたある時は、腕を鞭に変えて薙ぎ払っていきました。
無駄に衝撃吸収力が良いせいと、悪路の振動で気付かなかったのでした。

ウッド君の思考の第一は主であるシオンの安全です。こうして見えない所で、主人の為に尽くしている所が憎いですね!

こうしてシオン達は気付かないまま、安全に獣人族の集落へ着いたのでした。









感想 4

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