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壮大な作戦が実行されようとしていた!
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久しぶりのセバスとの再会に、他愛の無い話しで花を咲かせていると、セバスが真面目な顔で話してきた。
「それはそうと、シオンお嬢様にお伝えする事があります」
急に顔付きの変わったセバスにシオンも、何事かと真面目に聞く態勢になった。
「まず、この修道院の支援金を着服していたクズダナ子爵はお取り潰しになりました。旦那様、アクエリアス公爵が不正を調べて国王に提出したのです」
「それは!?」
「無念の中でお亡くなりになられた院長様に良い報告が出来ました」
セバスは目を瞑り、黙祷をした。
「そっか…………私が仕返ししたかったけどお父様がやってくれたんだね」
少し残念そうなシオンであった。
「それと、子爵家の領地を旦那様が頂きましたので、手続きが終わり次第こちらへ住居を移すそうです」
シオンは驚き、えっ!?といった顔になった。
「だ、大丈夫なの?」
明らかに自分の為の行動だ。国からどう思われるかわかりきっている。
「ふふふふっ、大丈夫でございます。急いではいますが今しばらく時間が掛かります。旦那様、奥様、お兄様は【みんな】でシオンお嬢様に会える事を楽しみにしておりますよ」
また家族に会える嬉しさにシオンは顔がほころんだ。
「また会えるんだ……もう会えないと思っていたのに…………」
シオンは遂に涙を流して手で顔を覆った。
「シオンお嬢様、今しばらくお待ちください。安全が確認されましたら、大々的に御迎えに参ります!」
セバスの言葉にスフィアとスピカが声を上げた!
「「えっ!?シオン、修道院を出ていくの!?」」
セバスは困った顔で言った。
「これは失言でした。大変申し訳ありません!すでにシオンお嬢様はここで大切なお友達と親睦を深めておいででしたね。旦那様にお伝えして、皆様が幸せになれる案を考えましょう」
セバスの言葉に一同はホッと安心した。
「シオンが居なくなるなんて考えられないわ!」
「そうよね~シオンがいないと、各集落の繋がりも無くなるしね」
『シオンと一緒が良いの~!』
なんやかんやで、みんなシオンの事が大切で好きなのであった。
シオンはセバスに修道院へ泊まっていく様に伝えて、出来る限りこの修道院に来てからの経緯を話した。
そして次の日─
「それではシオンお嬢様、お身体にお気を付けて………」
「セバスもね………もう歳何だから無理しないでよね?セバスには私の結婚式を見届けて欲しいんだから!」
「ほっほっほっ、これはますます長生きしませんと!それではシオンお嬢様も早く良い人を見付けて下さい。でなければ、安心出来ませんぞ?」
セバスの物言いにぷくーと頬を膨らませるシオンだった。
パッカパッカと、馬を走らせて帰宅しているセバスの前に魔物が現れた!?
「グルルルッ!グオォォォォ!!!!」
大きな狼系の魔物は馬を駆るセバスに飛び掛かってきた!
「邪魔です。退きなさい!」
シュパッ!!!?
セバスは腰からナイフを取り出すと、一瞬で魔物の首を跳ねた!
「ふむ、守護精霊様の結界の外周に魔物が集まるようですね?これは配下の者に調査させましょう。シオンお嬢様の安全の為に!」
このセバスはアクエリアス公爵家の執事長であり、暗部を司る暗殺者の長老でもある。スフィアが暗殺者かもと言っていたのは、実は間違いでは無かったのだ。故に、この程度の魔物は敵ではない。
「それにしても、私としたことがシオンお嬢様に久々に会えた事で、例の件の事を話しそうになってしまいました」
セバスはこれからの事を考えて口元がにやけてしまった。
「これで、この国を潰す算段も付きました。…………シオンお嬢様を害した愚かな国など滅んでしまえばいい」
セバスが子爵家をアクエリアス家が頂いたと言うのは、実は少し違っていた。
アクエリアス公爵家は国に、子爵家の不正を提出し、子爵家を取り潰した後、領地の【鞍替え】を国王に提出したのだ。
国王を始め、宰相など主だった貴族は全て賛成し、要望は通ったのだった。
理由としては、アクエリアス公爵領地の方が面積が子爵家より3倍は広いこと。そして、かつては飢饉が起きたが、シオンの活躍で今では豊作が続いている魅力的な領地であること。
そして、王家はアクエリアス家の資産を危険視していたのだ。公爵の娘への溺愛は有名であった為に、いつ報復されるのか分からなかった。何度か、王子達の愚行に頭を下げたが公爵は【王子達】の首を持って来なければ、許さんと貫いていた。
それを、娘の支援の為に広大な領地を捨て小さく、しかも辺境の領地に鞍替えしたいと言ってきたのだ。断る理由がない。
しかし、王家は忘れていた。子爵家には特別な密約……いや、公式契約があった。それは、北方の森を開拓した場合は、自らの領地にして良いという公式契約があったのだ。
子爵家の領地がアクエリアス家より3分の1しかないのは平地のみで計算した場合である。もしも、北方の森を開拓すればアクエリアス領地を超えるのだ。
そして、今までの行動ですでにシオンが森の半分を開拓したと言っても過言ではないだろう。山脈も掘って鉱石が取れれば、さらに膨大な利益が見込める。すでに子爵家の領地さえ手に入れる事が出来れば、独立する事も可能になるのであった。
最後に付け加えるなら、子爵家が税率を25%にしていた所を10%に下げた事で、元の領民はアクエリアス家を歓迎するだろう。そして、アクエリアス領地のほぼ【全ての領民】が、子爵家の領地へ移住する事が決まっていればどうだろうか?
王家は【領民のいない】広大な領地だけを手に入れる事となる。アクエリアス公爵家の盛大な嫌がらせであった。
問題としては、何万人もの住居であるが…………
すでにお気付きであろうか?
そう、シオンの緑聖魔術で短時間で【街】を作る事が出来るので解決する。手付かずな平地を田畑に変える事もシオンは出来るので、食糧の心配もない。しかも、ダンジョンが森の浅い所で発見された事で、冒険者の需要もある。すぐに大勢の人々が行き交う【都市】として機能するだろう!
これがアクエリアス家が考えた、王家の嫌がらせであり、シオンと一緒にいられる為の策略である。
※修道院が廃墟になっていた事実は伏せられています。
開拓の村の支援金着服と、税率やその他の不正のみ伝えてあります。
「それはそうと、シオンお嬢様にお伝えする事があります」
急に顔付きの変わったセバスにシオンも、何事かと真面目に聞く態勢になった。
「まず、この修道院の支援金を着服していたクズダナ子爵はお取り潰しになりました。旦那様、アクエリアス公爵が不正を調べて国王に提出したのです」
「それは!?」
「無念の中でお亡くなりになられた院長様に良い報告が出来ました」
セバスは目を瞑り、黙祷をした。
「そっか…………私が仕返ししたかったけどお父様がやってくれたんだね」
少し残念そうなシオンであった。
「それと、子爵家の領地を旦那様が頂きましたので、手続きが終わり次第こちらへ住居を移すそうです」
シオンは驚き、えっ!?といった顔になった。
「だ、大丈夫なの?」
明らかに自分の為の行動だ。国からどう思われるかわかりきっている。
「ふふふふっ、大丈夫でございます。急いではいますが今しばらく時間が掛かります。旦那様、奥様、お兄様は【みんな】でシオンお嬢様に会える事を楽しみにしておりますよ」
また家族に会える嬉しさにシオンは顔がほころんだ。
「また会えるんだ……もう会えないと思っていたのに…………」
シオンは遂に涙を流して手で顔を覆った。
「シオンお嬢様、今しばらくお待ちください。安全が確認されましたら、大々的に御迎えに参ります!」
セバスの言葉にスフィアとスピカが声を上げた!
「「えっ!?シオン、修道院を出ていくの!?」」
セバスは困った顔で言った。
「これは失言でした。大変申し訳ありません!すでにシオンお嬢様はここで大切なお友達と親睦を深めておいででしたね。旦那様にお伝えして、皆様が幸せになれる案を考えましょう」
セバスの言葉に一同はホッと安心した。
「シオンが居なくなるなんて考えられないわ!」
「そうよね~シオンがいないと、各集落の繋がりも無くなるしね」
『シオンと一緒が良いの~!』
なんやかんやで、みんなシオンの事が大切で好きなのであった。
シオンはセバスに修道院へ泊まっていく様に伝えて、出来る限りこの修道院に来てからの経緯を話した。
そして次の日─
「それではシオンお嬢様、お身体にお気を付けて………」
「セバスもね………もう歳何だから無理しないでよね?セバスには私の結婚式を見届けて欲しいんだから!」
「ほっほっほっ、これはますます長生きしませんと!それではシオンお嬢様も早く良い人を見付けて下さい。でなければ、安心出来ませんぞ?」
セバスの物言いにぷくーと頬を膨らませるシオンだった。
パッカパッカと、馬を走らせて帰宅しているセバスの前に魔物が現れた!?
「グルルルッ!グオォォォォ!!!!」
大きな狼系の魔物は馬を駆るセバスに飛び掛かってきた!
「邪魔です。退きなさい!」
シュパッ!!!?
セバスは腰からナイフを取り出すと、一瞬で魔物の首を跳ねた!
「ふむ、守護精霊様の結界の外周に魔物が集まるようですね?これは配下の者に調査させましょう。シオンお嬢様の安全の為に!」
このセバスはアクエリアス公爵家の執事長であり、暗部を司る暗殺者の長老でもある。スフィアが暗殺者かもと言っていたのは、実は間違いでは無かったのだ。故に、この程度の魔物は敵ではない。
「それにしても、私としたことがシオンお嬢様に久々に会えた事で、例の件の事を話しそうになってしまいました」
セバスはこれからの事を考えて口元がにやけてしまった。
「これで、この国を潰す算段も付きました。…………シオンお嬢様を害した愚かな国など滅んでしまえばいい」
セバスが子爵家をアクエリアス家が頂いたと言うのは、実は少し違っていた。
アクエリアス公爵家は国に、子爵家の不正を提出し、子爵家を取り潰した後、領地の【鞍替え】を国王に提出したのだ。
国王を始め、宰相など主だった貴族は全て賛成し、要望は通ったのだった。
理由としては、アクエリアス公爵領地の方が面積が子爵家より3倍は広いこと。そして、かつては飢饉が起きたが、シオンの活躍で今では豊作が続いている魅力的な領地であること。
そして、王家はアクエリアス家の資産を危険視していたのだ。公爵の娘への溺愛は有名であった為に、いつ報復されるのか分からなかった。何度か、王子達の愚行に頭を下げたが公爵は【王子達】の首を持って来なければ、許さんと貫いていた。
それを、娘の支援の為に広大な領地を捨て小さく、しかも辺境の領地に鞍替えしたいと言ってきたのだ。断る理由がない。
しかし、王家は忘れていた。子爵家には特別な密約……いや、公式契約があった。それは、北方の森を開拓した場合は、自らの領地にして良いという公式契約があったのだ。
子爵家の領地がアクエリアス家より3分の1しかないのは平地のみで計算した場合である。もしも、北方の森を開拓すればアクエリアス領地を超えるのだ。
そして、今までの行動ですでにシオンが森の半分を開拓したと言っても過言ではないだろう。山脈も掘って鉱石が取れれば、さらに膨大な利益が見込める。すでに子爵家の領地さえ手に入れる事が出来れば、独立する事も可能になるのであった。
最後に付け加えるなら、子爵家が税率を25%にしていた所を10%に下げた事で、元の領民はアクエリアス家を歓迎するだろう。そして、アクエリアス領地のほぼ【全ての領民】が、子爵家の領地へ移住する事が決まっていればどうだろうか?
王家は【領民のいない】広大な領地だけを手に入れる事となる。アクエリアス公爵家の盛大な嫌がらせであった。
問題としては、何万人もの住居であるが…………
すでにお気付きであろうか?
そう、シオンの緑聖魔術で短時間で【街】を作る事が出来るので解決する。手付かずな平地を田畑に変える事もシオンは出来るので、食糧の心配もない。しかも、ダンジョンが森の浅い所で発見された事で、冒険者の需要もある。すぐに大勢の人々が行き交う【都市】として機能するだろう!
これがアクエリアス家が考えた、王家の嫌がらせであり、シオンと一緒にいられる為の策略である。
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