悪役令嬢の追放エンド………修道院が無いじゃない!(はっ!?ここを楽園にしましょう♪

naturalsoft

文字の大きさ
56 / 100

城塞都市を探索です!(作品PRあり)




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
波乱の会議の後に、カイルを街へ案内することになった。

「本当に凄いな…………本当に1日で出来たのか?」

改めて街並みを見つめるカイルに、シオンが言った。

「まぁ、正確には外観と建物は出来たけど、石畳や家具などは2日ほど掛かっているんだけどね!」

「いや、1番時間の掛かる建物を1日で建てたことが異常だからな?」

まだ、活気の少ないメイン通りを見廻りながらカイルが感想を述べた。

「少し気になったが、建築様式が王国でも帝国でもないようだな?どこの国の建築様式なんだ?」

う~む。京都風の街中をイメージしたんだよね。外壁は中世ヨーロッパ風だけど、街中は京都の風情溢れる街にしました。

理由は、私が植物しか操れないから!日本建築はほぼ木材で出来ているからね。ウッド君に屋根とか釘などで補強してもらったけど、木材で作れる街っていったら京都浅草を思い出したんだ~
(チキショー!旅行にいきたいよ!)
※作者の心情です。

「木材が主流だが、涼しそうでなんか芸術にも似た感じな所が良いな」

「ありがとう!頑張ったかいがあったよ♪」

シオン達は歩きながら、開店している露店に足を止めた。

いらっしゃいませー!

女性の店員が声を掛けて勧めてきた。

「さぁ!お客さん!ラッキーやで~?この城塞都市に真っ先に開業したアクセサリー屋だ!しかも、仕入れ先はエルフからなんだよ~?」

「あら?いつの間に…………」

シオンの後ろを付いて来ていたスピカが商品を手に取り見ていた。

「間違いなくエルフの装飾品だわ!」

「そりゃ~嘘は言ってませんよ~♪アクエリアス公爵家から正式な許可を得て、取引させて貰っているんやで♪うちは【エビス】っていうんや。よろしくしてや~」

メガネを掛けた女店員は笑いながら自慢の商品を見せた。

「そこのお兄さんも、可愛い彼女にどうや?」

シオンは赤くなって否定した!

「ち、ちが─」

「よし!買おう!!!」

シオンの声に被せるように言った。

「えっ、カイル?」

シオンはカイルの方を見ると、カイルは露店から1つ選んでシオンに見せた。

「この三日月のネックレスなんてどうだ?」

小さな月のアクセサリーが付いた金の細工がしてあるネックレスをカイルは、自然にシオンの首に廻して着けた。

「えっ?これ………良いの?」
「ああ、気に入ってくれると嬉しい」

少し顔を赤くして目をそらしたカイルだった。

「ありがとうね!」

女の店員さんが茶化したw

「ひゅー!ひゅー!熱いねー!」

「茶化すな!?」

お金を渡して立ち去ろうとした時、然り気無くお釣りを返してきた。

コソッ
「王国の密偵が近くに来ている気を付けて」

ハッと!店員を見るが、すでに後ろを向いて商品を整理していた。

「またきてや~!」

『アクエリアス公爵家の密偵なのか?しかし、無視する訳にもいかないか…………気を引き締めて行動するか』

カイルは、店員に感謝しつつ後にするのだった。
次にシオン達がやってきたのは3階建てのコンクリートで作ったマンションだった。

「これは………!?」
「ほぇぇぇぇぇええええ!!!凄いねぇー!」
「こんな建物見たことないぞ!」

白く塗装されたマンションは現代社会では当たり前だろう。しかし、中世ヨーロッパ風の世界で突然現れたらどうだろうか?

「中を見てみて、1LDKの部屋なのよ♪」

1LDKってなんだ!?

「この厨房………部屋の中で火なんて大丈夫なのか?」

シオンがドヤ顔で言った。ドヤ~!

「タララランタンタッラーーーーーン!できました!異世界の定番!【魔石IH】!!!!」

ドヤ~!

「「「魔石IH???」」」

シオンはドヤ顔で決め顔を決めた!

ドヤ~!
(そろそろウザい!)

「ここに魔石が埋め込まれているの!ここを捻ると、この石が熱くなるのよ♪鍋やフライパンを置いて置けば料理ができるのよ」

!!!!!!?

「凄い!これなら火事の心配は要らないな!」
「火を起こさなくてもいいのは凄いわ!煙が出ないってことよね!?」
「燃えた灰の掃除も要らないし、素晴らしいわ!」

男子より、女性の方が関心が高かった。

「建物も緑聖魔術で骨組みを作ってウッド君が不眠不休でコンクリート塗り塗りしたの。断熱材も完備!どっかの大手アパレル違い、耐震強度もバッチしよ!」

シオンが何を言っているのかよくわからなかったが、しっかりと仕事したのは伝わった。(ウッド君がね!)

こうしてシオンとカイルのその他大勢のデートもどきは終わったのでした。








感想 4

あなたにおすすめの小説

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

異世界では人間以外が日本語でした

みーか
ファンタジー
 前世の記憶はあるけど、全く役に立たない少年シオンが日本語の話せる獣人達に助けられながら、頑張って生きていく物語。

【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~

きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。 前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。

ボンクラ王子の側近を任されました

里見知美
ファンタジー
「任されてくれるな?」  王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。  人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。  そんな人に呼び出され開口一番、シンファエル殿下の側近になれと言われた。  義妹が婚約破棄を叩きつけた相手である。  王子16歳、俺26歳。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!

ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。 悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~

くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。 大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。 そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。 しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。 戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。 「面白いじゃん?」 アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。