悪役令嬢の追放エンド………修道院が無いじゃない!(はっ!?ここを楽園にしましょう♪

naturalsoft

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グルメ小説へ変わりました。

屋敷に戻り、各自の報告をしたのちにゆっくりしていると夕食の時間になりました。

ルンルン♪
ルンルン♪

鼻歌を歌いながら歩いていたシオンに、クオンが通り掛かった。

「おや?ご機嫌だね~?何か視察で良い事でもあったかい?」

ニコニコとご機嫌のシオンは首下のネックレスを見せた。

「カイルが買ってくれたの。良いでしょう♪」

ピキッ!?

シオンに悪気はないのだ。純粋に嬉しかったから兄に見せただけなのだ。

「へ、へ~?そ、それは良かったね。大事にしなさい………」

「うん!夕食も楽しみにしててね!」

シオンは兄クオンの声が震えている事に気付かずに厨房へと向かった。

「…………あのクソ野郎が」

地獄の底から吐き出すかのように呟いたクオンの声は人の者とは思えないほどの怨嗟に満ちていた。ってか、前回シオンに嫌いになると言われて凹んでいたクオンは視察に同行しなかったのが原因である。

こうしてカイルの命が狙われる事になった。

厨房へ着いたシオンを、料理人や配膳のメイド一同が整列し出迎えた。

「「「ようこそ!お待ちしておりました!!!」」」

左右に別れて御辞儀して出迎えた。

「みんな御苦労様です。食材の確認をしても?」

料理人の1人が前に出て案内した。

「はっ!こちらになります」

シオンは普段とは違う真面目な顔をして食材を吟味した。そうマジモードである!

「お昼は濃い味付けだったから、夕食はさっぱりと食べやすい物が良いかな?」

見渡すとシオンはつけ麺を思い付いた。

「ラーメンでも良いけどゆっくり食べるにはつけ麺の方が良いよね♪」

幸い、魚醤油があったのでパスタ用の麺をラーメン用に変更して茹でた。焼豚が無かったのでローストビーフで代用し、キュウリやトマトなどトッピングして、軽く香味油を掛けて完成!

野菜サラダに、マヨネーズ!マヨネーズ!マヨネーーーーーーーーズ!!!!!!!!!

私の異世界の、食の大発明と呼ばれるマヨネーズを使ってマッシュポテトを作った。

マヨネーズは万能調味料!ケチャップと合わせて最強なのだぁーーーー!!!!!

はぁはぁ!熱狂してしまった。
(マヨラーではありませんよ?)

口直しのポテチもどきも作り夕食の献立が完成した。

「さぁ!味見をどうぞ♪」

まずは厨房にいる料理人やメイド達に振る舞うのが通例になっている。

タレに付けてズルズルズル……………

カッ!?

「「「うんめぇーーーーい!!!!!」」」

はい!出ました!うんめぇ~い!

「前に食べたラーメンとは似ているが違う!」
「自分でお好みでタレに付けれるから麺がフヤケない!?」
「ほんのり温かい所が良いよね♪」

「あっ!香味油と胡椒が掛けてあるからそのままでも美味しいかも!?」

みんな一心不乱に食べているよ。よかよか♪

そして、食堂のみんなの分を作りいざ!出陣じゃぁ~!

「お待たせしました!」

シオンが来たとたんに、シオンの料理があるカートに視線が集中した。

「お昼は素晴らしい濃い味付けのカレーだったかのぅ?夕食は何じゃ?」
「匂いは昼より弱いかしら?でも良い匂いね♪」
「またシオンの手料理が食べられるとは…………」
「シオンは【料理だけ】は素晴らしいのです!」

よし、守護精霊(アホ)のスフィアは夕食抜きで良いのね?

三者三様の意見がでたが、テーブルに並べられた料理を見て誰もが言葉を飲み込んだ。

「本日のメイン料理はつけ麺です。ラーメンとは違い、自分の好みに応じてタレに付けて召し上がって下さい!」

シオンの説明の後に一斉に食べ始めた。

「「「この世の全ての食材に感謝して、いただきます!」」」

ズズズ~~~!!!!

「美味しい!」
「これ、良いわね♪」
「幾らでも食べられる!」

付け合わせのマッシュポテトも大人気です。

「正直、芋なんて平民の食べ物と思っていたが、私が愚かだった!素晴らしい食材だ!」

パリパリッ!
パリパリッ!

「これはおやつにもいいかものぉ~」

ポテチはおやつに最適です♪

「はいっ!お兄様!」

シオンはクオンの食卓に一品別の料理を置いた。

「シオン?これは?」

「お兄様は昼間、一緒に出掛けられなかったのでお詫びに一品【特別】にサービスです♪」

「特別………」

ただのオムレツだったがケチャップでハートマークが書いてあった。

ボッン!?

これは幸せというのか!?クオンは先ほどの怨みを忘れ幸せに浸るのだった。

「御代わりあるからね♪タレも継ぎ足しするよ~!」

「「「御代わり!!!」」」

みんなが御代わりをして、楽しい夕食となりました。美味しい御飯は明日への活力です!

こうして幸せな時間の流れるアクエリアス家でした。





感想 4

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