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おおごとになってきました。(作品PR漫画あり)
帝国軍が頑張ったお陰で、王国の意識は南に向き、作戦は大成功した。
アクエリアス領の民衆は帝国軍が攻めて来たと言って、堂々と北へ避難という名目で移動を開始した。
家族で離れ離れにならないように、レイラが考案した腕輪のお陰で大きなトラブルもなく、住民の大移動はつつがなく完了していった。
アクエリアス領の大移動中に王国で国王の王命が発令され、貴族達は自分の民兵を集めるのに忙しく、住民の移動には感心が向かなかった。
狙い通りである!
ちなみに、アクエリアス領の領民に捕らわれた兵士達は救出され、王都に帰還していた。しかし、救出までの2~3日の間に不衛生な環境にいたのと栄養失調ですぐには戦えない状態であった。故に、王命が下り貴族が兵を集めて南へ向かわないといけなくなったのだ。
「申し訳ありません!」
騎士団長はやっとの思いで戻ってくると、すぐに国王と宰相へ頭を下げた。
「よい!騎士団長殿が無事で何よりだった。しかし、アクエリアス領の民衆が帝国と通じているとは………まさか公爵の指示なのか?」
「もしそうなら、シオン令嬢の事を差し置いても、罰を与えなければなりません!しかし─」
「うむ、今は帝国の軍を押し返さねばならん!余り気が進まんが、民が帝国に味方するなら鎮圧せねばならん………」
国王は鎮痛な面持ちでいった。
しかし、知らなかったのだ。すでに大部分のアクエリアス領の民が北へ移動し、前よりもよい環境の住まいに住んでいるなど思いもしなかった。また、各アクエリアス領の町や村に誰も居なく、ゴーストタウンになっているなど知るよしもなかった。
そして王国中が大慌てしている時に、シオン達はアクエリアス領の首都『アスタリスク』を完成させていた。
「うおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!!やったどーーーーーーー!!!!!!」
意味もなく、雄叫びを上げたシオンに大勢の人々が続いて叫んだ!
「やったどーーーーーーー!!!!!!ワシは人生で最高傑作を作り上げたぞーーーーーー!!!!!!」
「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!苦労したかいがあっどーーーーーー!!!!!!」
「「「やったどーーーーーーー!!!!!!」」」
え、ちょっと!?なんでやったどーーー!なのよ!?
まだ細かい所は調整中で、各家の家具も一部まだではあるが、大部分が完成し人間、エルフ、獣人、人魚、龍族が協力して作った異世界初の都市であった。
昼間は高層ビルの頂上にそびえる世界樹はどんどん葉を広げて、あ~の~木なんの~木、気にな~る~気にな~るの、フレーズが聴こえてくるような状態の樹になりました。
(あの樹の名前知ってる?グーグル先生に聞いてみよう!夏休みの宿題だよ!)
時間によって街に日陰ができてしまうけど、夜には眠らない街、ネオン街に大変身するのです!カラフルな明かりに、みんな驚いたけど数日でなれて、夜は毎晩どんちゃん騒ぎが始まります!
ちょっと子供の教育には良くないから、少し考えていきましょう!
そして、どんどんこの首都にアクエリアス領の住民がやって来ました。
南にある城塞都市に住む者も居れば、ここを目指してくる領民も大勢いました。
3日の距離にあるので、途中に宿場町を何ヵ所か作りました。さらに盗賊などから通行人を守るため、交番を設置し定期的に騎士団が見廻るように整えました。
しばらくは移動してくる民のお手伝いになるけどね!
「うわ~!なんだあれ!?」
「この距離からでも見えるぞ!」
「あれは絶対に植物を操るシオン様が何かしたに違いない!」
初めて来た人々は全員、驚いていたよ。そして夜になるともっと驚くの!
「流石はシオンだな。こんな物を作り上げるなんてな!」
カイルがやって来てシオンを褒め称えた。
「私だけの力じゃないよ。みんなで作り上げた都市だよ。ここを平和の象徴にしたいの。ううん、なれば良いなって思うのよ」
シオンは町並みを見下ろしながら、これからの事を考えるのであった。そして、カイルの姿が男らしく見えて頬を赤めた。
「シオーーーン!!!何を黄昏ているのよ~!主役の貴女がいないと始まらないわ~!」
守護精霊スフィアが呼びにきて、良い雰囲気が台無しである。
「いこう!シオン!」
「ええ、今いくわ!」
シオンは家族や仲間達が待つ会場へと向かうのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
アクエリアス領の民衆は帝国軍が攻めて来たと言って、堂々と北へ避難という名目で移動を開始した。
家族で離れ離れにならないように、レイラが考案した腕輪のお陰で大きなトラブルもなく、住民の大移動はつつがなく完了していった。
アクエリアス領の大移動中に王国で国王の王命が発令され、貴族達は自分の民兵を集めるのに忙しく、住民の移動には感心が向かなかった。
狙い通りである!
ちなみに、アクエリアス領の領民に捕らわれた兵士達は救出され、王都に帰還していた。しかし、救出までの2~3日の間に不衛生な環境にいたのと栄養失調ですぐには戦えない状態であった。故に、王命が下り貴族が兵を集めて南へ向かわないといけなくなったのだ。
「申し訳ありません!」
騎士団長はやっとの思いで戻ってくると、すぐに国王と宰相へ頭を下げた。
「よい!騎士団長殿が無事で何よりだった。しかし、アクエリアス領の民衆が帝国と通じているとは………まさか公爵の指示なのか?」
「もしそうなら、シオン令嬢の事を差し置いても、罰を与えなければなりません!しかし─」
「うむ、今は帝国の軍を押し返さねばならん!余り気が進まんが、民が帝国に味方するなら鎮圧せねばならん………」
国王は鎮痛な面持ちでいった。
しかし、知らなかったのだ。すでに大部分のアクエリアス領の民が北へ移動し、前よりもよい環境の住まいに住んでいるなど思いもしなかった。また、各アクエリアス領の町や村に誰も居なく、ゴーストタウンになっているなど知るよしもなかった。
そして王国中が大慌てしている時に、シオン達はアクエリアス領の首都『アスタリスク』を完成させていた。
「うおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!!やったどーーーーーーー!!!!!!」
意味もなく、雄叫びを上げたシオンに大勢の人々が続いて叫んだ!
「やったどーーーーーーー!!!!!!ワシは人生で最高傑作を作り上げたぞーーーーーー!!!!!!」
「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!苦労したかいがあっどーーーーーー!!!!!!」
「「「やったどーーーーーーー!!!!!!」」」
え、ちょっと!?なんでやったどーーー!なのよ!?
まだ細かい所は調整中で、各家の家具も一部まだではあるが、大部分が完成し人間、エルフ、獣人、人魚、龍族が協力して作った異世界初の都市であった。
昼間は高層ビルの頂上にそびえる世界樹はどんどん葉を広げて、あ~の~木なんの~木、気にな~る~気にな~るの、フレーズが聴こえてくるような状態の樹になりました。
(あの樹の名前知ってる?グーグル先生に聞いてみよう!夏休みの宿題だよ!)
時間によって街に日陰ができてしまうけど、夜には眠らない街、ネオン街に大変身するのです!カラフルな明かりに、みんな驚いたけど数日でなれて、夜は毎晩どんちゃん騒ぎが始まります!
ちょっと子供の教育には良くないから、少し考えていきましょう!
そして、どんどんこの首都にアクエリアス領の住民がやって来ました。
南にある城塞都市に住む者も居れば、ここを目指してくる領民も大勢いました。
3日の距離にあるので、途中に宿場町を何ヵ所か作りました。さらに盗賊などから通行人を守るため、交番を設置し定期的に騎士団が見廻るように整えました。
しばらくは移動してくる民のお手伝いになるけどね!
「うわ~!なんだあれ!?」
「この距離からでも見えるぞ!」
「あれは絶対に植物を操るシオン様が何かしたに違いない!」
初めて来た人々は全員、驚いていたよ。そして夜になるともっと驚くの!
「流石はシオンだな。こんな物を作り上げるなんてな!」
カイルがやって来てシオンを褒め称えた。
「私だけの力じゃないよ。みんなで作り上げた都市だよ。ここを平和の象徴にしたいの。ううん、なれば良いなって思うのよ」
シオンは町並みを見下ろしながら、これからの事を考えるのであった。そして、カイルの姿が男らしく見えて頬を赤めた。
「シオーーーン!!!何を黄昏ているのよ~!主役の貴女がいないと始まらないわ~!」
守護精霊スフィアが呼びにきて、良い雰囲気が台無しである。
「いこう!シオン!」
「ええ、今いくわ!」
シオンは家族や仲間達が待つ会場へと向かうのでした。
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