59 / 181
4章:戦争は大変なのです!
抜けているのはシオンだけじゃありませんでした
しおりを挟む
短編で【悪役令嬢戦記!絵本風(パロディ編)】を投稿しました。【練習用の試し書き】のため短くて、余り面白く無いかも知れませんが、今後のアルファ様での【新しい小説の書き方】として余り見掛けない書き方で投稿しました。(私が知らないだけかも知れませんが)
今後は子供向けの童話など絵本風に書ければなっと思っています。
興味のある方はご覧下さいませ。
レインの画像公開中
少し修正しました!プロローグの前に投稿してあります!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
水の精霊王の娘であるスイレンを仲間になった。
タラララッンタッタンターン!
スイレンが仲間になった。
「皆のもの!これからよろしくなのじゃ!」
元気に挨拶をする。周りのみんなもひかりさんに慣れているのか、すぐに緊張が解けて打ち解けたよ!
「あらあら、すぐに仲良くなれるのも人徳かしら?」
ひかりさんや、精霊は神の使いなんだから、神徳では無いでしょうか?と、どうでも良いことを考えているとスイレンが突然、大声を上げた。おい!びっくりするでしょう!
「あ、あなたは光の精霊王様!?」
ひかりさんに初めて気付いて、驚いている。
「久しぶりね。水の・・いえ、スイレン」
スイレンはひかりさんに駆け寄ると、飛び付く様に抱き付いた。
「うわあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁん!」
急に泣き出すスイレン
「わ、だじ・・、おがあざんやひがりのぜいれいおうざまがきえだあと、まぞくがらにげだんだげどおいづかれで・・ひっく、ふ、封印ざれて・・」
ひがりさんはスイレンの頭を優しく撫でながら泣き止むのを待つ
「闇の化身を倒す時に、各精霊王は次々と力を使い果たして消滅していったけど、歳の若い精霊達を逃がそうとしたのよね・・」
「うっく、かなりの力を失った状態では魔族の追跡を振り切れ無かったのじゃ・・必死に逃がしてくれた精霊王様に申し訳なくて封印を解こうと頑張っていたのじゃが・・」
スイレンの声が小さくなっていく。封印を解こうと頑張っていたが100年も経ってしまったのだから・・・
「大丈夫よ。頑張ったわね」
優しく誉めるひかりさんに顔を埋めながら頷くスイレン。今のスイレンが1番欲しかった言葉だよね。1人暗い空間に閉じ込められて100年も必死に足掻いていたんだから。
ひかりさんとスイレンの心温まるシーンを子パンダをもふもふしながら堪能していると、マチスさんが私に聞いてきた。
「シオンお嬢様、スレイン様にここの泉が今後どうなるか聞いて貰えますか?後、そろそろ帝国側に向かいませんと、間に合わなくなります」
流石はマチスさん!状況をしっかり把握しているね。まず、この泉が無くなると冒険者達が困るから確認しないとね!
「スイレン、ちょっと聞きたいんだけど、スイレンがここから居なくなったらここの泉は無くなっちゃうかな?」
スイレンは私の方を向くと首を振った。
「100年の間、地下の湧水を汲み上げていたからもう私が居なくても勝手に水が出るから大丈夫なのじゃ。ひかり様が精霊樹を植えたので、じきに各精霊も集まってくるからより清浄な場所になると思うのじゃ」
なるほど、とりあえずこの場所は大丈夫と言うことか。では次は─
私達はスイレンに今の状況を説明した。すると以外にもスイレンも協力してしてくれるという。
「我の探知能力を使えば魔物の居ない場所を選んで通れるのじゃ」
おお!どうやら水の力を使っての探索能力を使えるらしい。何気に使えるよ!
「ありがとうね。では、色々ありましたがいきましょうか!」
そこで、私は重要な事実に気付いてしまった。なんて事だ!やっぱりどこか抜けているよ!?
「あっ!ひかりさん、魔物の誘導ってどうするの?魔物の居ない場所を通ってしまうと出来ないんじゃない?」
ふふん♪今回はミスる前に気付いたぜ!私も成長しているのだー!
「あら?言ってなかったかしら?私達が通った道に、私が魔法でマーキングしていくから大丈夫よ~帝国側に抜けたら発動し魔物を誘導するわね」
良かった。これで問題解決だね!ではしゅっぱーつ!
「ちょっと待って下さい!」
飛龍騎士団長のサクラさんが呼び止める。珍しいなー?
「どうしたの?」
私達はサクラさんの言葉を待つ
「このまま帝国側に向かうのは理解しました。その後はどうするのですか?」
どうするって、その後は帰るだけだよ?ナニを言っているの?
周りを見渡すと私以外のみんなは理解したように驚いている。どうした!みんな!??
「帰りはどうしましょう?」
帰りはって、だからそのまま帰るよ?このまま近道を使って戻るだ・・・け・・???
魔物を誘導して、大勢の魔物の群れの中を・・?
無理じゃん!
どうするのよ!?どうして誰も気付かないのよ!
今更になって作戦の欠点に気づいたシオン達であった。
シオン達の明日はどっちだ!?
to be continued
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「今回は短編も作って・・・疲れているためお休みです」
(。-ω-)zzz
今後は子供向けの童話など絵本風に書ければなっと思っています。
興味のある方はご覧下さいませ。
レインの画像公開中
少し修正しました!プロローグの前に投稿してあります!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
水の精霊王の娘であるスイレンを仲間になった。
タラララッンタッタンターン!
スイレンが仲間になった。
「皆のもの!これからよろしくなのじゃ!」
元気に挨拶をする。周りのみんなもひかりさんに慣れているのか、すぐに緊張が解けて打ち解けたよ!
「あらあら、すぐに仲良くなれるのも人徳かしら?」
ひかりさんや、精霊は神の使いなんだから、神徳では無いでしょうか?と、どうでも良いことを考えているとスイレンが突然、大声を上げた。おい!びっくりするでしょう!
「あ、あなたは光の精霊王様!?」
ひかりさんに初めて気付いて、驚いている。
「久しぶりね。水の・・いえ、スイレン」
スイレンはひかりさんに駆け寄ると、飛び付く様に抱き付いた。
「うわあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁん!」
急に泣き出すスイレン
「わ、だじ・・、おがあざんやひがりのぜいれいおうざまがきえだあと、まぞくがらにげだんだげどおいづかれで・・ひっく、ふ、封印ざれて・・」
ひがりさんはスイレンの頭を優しく撫でながら泣き止むのを待つ
「闇の化身を倒す時に、各精霊王は次々と力を使い果たして消滅していったけど、歳の若い精霊達を逃がそうとしたのよね・・」
「うっく、かなりの力を失った状態では魔族の追跡を振り切れ無かったのじゃ・・必死に逃がしてくれた精霊王様に申し訳なくて封印を解こうと頑張っていたのじゃが・・」
スイレンの声が小さくなっていく。封印を解こうと頑張っていたが100年も経ってしまったのだから・・・
「大丈夫よ。頑張ったわね」
優しく誉めるひかりさんに顔を埋めながら頷くスイレン。今のスイレンが1番欲しかった言葉だよね。1人暗い空間に閉じ込められて100年も必死に足掻いていたんだから。
ひかりさんとスイレンの心温まるシーンを子パンダをもふもふしながら堪能していると、マチスさんが私に聞いてきた。
「シオンお嬢様、スレイン様にここの泉が今後どうなるか聞いて貰えますか?後、そろそろ帝国側に向かいませんと、間に合わなくなります」
流石はマチスさん!状況をしっかり把握しているね。まず、この泉が無くなると冒険者達が困るから確認しないとね!
「スイレン、ちょっと聞きたいんだけど、スイレンがここから居なくなったらここの泉は無くなっちゃうかな?」
スイレンは私の方を向くと首を振った。
「100年の間、地下の湧水を汲み上げていたからもう私が居なくても勝手に水が出るから大丈夫なのじゃ。ひかり様が精霊樹を植えたので、じきに各精霊も集まってくるからより清浄な場所になると思うのじゃ」
なるほど、とりあえずこの場所は大丈夫と言うことか。では次は─
私達はスイレンに今の状況を説明した。すると以外にもスイレンも協力してしてくれるという。
「我の探知能力を使えば魔物の居ない場所を選んで通れるのじゃ」
おお!どうやら水の力を使っての探索能力を使えるらしい。何気に使えるよ!
「ありがとうね。では、色々ありましたがいきましょうか!」
そこで、私は重要な事実に気付いてしまった。なんて事だ!やっぱりどこか抜けているよ!?
「あっ!ひかりさん、魔物の誘導ってどうするの?魔物の居ない場所を通ってしまうと出来ないんじゃない?」
ふふん♪今回はミスる前に気付いたぜ!私も成長しているのだー!
「あら?言ってなかったかしら?私達が通った道に、私が魔法でマーキングしていくから大丈夫よ~帝国側に抜けたら発動し魔物を誘導するわね」
良かった。これで問題解決だね!ではしゅっぱーつ!
「ちょっと待って下さい!」
飛龍騎士団長のサクラさんが呼び止める。珍しいなー?
「どうしたの?」
私達はサクラさんの言葉を待つ
「このまま帝国側に向かうのは理解しました。その後はどうするのですか?」
どうするって、その後は帰るだけだよ?ナニを言っているの?
周りを見渡すと私以外のみんなは理解したように驚いている。どうした!みんな!??
「帰りはどうしましょう?」
帰りはって、だからそのまま帰るよ?このまま近道を使って戻るだ・・・け・・???
魔物を誘導して、大勢の魔物の群れの中を・・?
無理じゃん!
どうするのよ!?どうして誰も気付かないのよ!
今更になって作戦の欠点に気づいたシオン達であった。
シオン達の明日はどっちだ!?
to be continued
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「今回は短編も作って・・・疲れているためお休みです」
(。-ω-)zzz
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる