14 / 75
第1章:歌姫の覚醒!
決戦!(挿絵あり→なかなかの力作です!
しおりを挟む
「弓隊!魔法使い!あの歌人を攻撃しろ!」
ギルマスの指示ですでに村へ戻ってきた弓隊と魔法使いの遠距離攻撃を始めた。
しかし─
フィールへの攻撃は全て黒い光に阻まれ、フィールに届かなかった。
「おいおい!歌人には戦う力は無かったんじゃないのか!?」
「マジかよ!」
「どうすれば良いんだ!?」
このままじゃみんな死んじゃう!?
シオンは憎しみで染まったフィールの渾身の一撃の強さを肌で感じた。そして遂に覚悟を決める。
「みんな!このままじゃみんなを護れない!だから新しい歌を唄わせて!」
冒険者達はざわめくが、向こうの歌人を何とか出来るのはシオンだけなのだ。周りのみんなも覚悟を決める。いや、自分の身を盾にしてシオンの前に立った時点ですでに覚悟は出来ていたのだ。
これは普段のシオンが、悪戯好きではあるがみんなに愛されていた証拠でもあるのだ。村の為に、孤児の為に、家族の為に今まで頑張ってきた事を、村で暮らす全ての人々は知っているのだから………
「よっしゃー!シオンちゃん!ぶちかませー!!!」
「ヤバかったら担いで逃げてやるよ!」
「負けんなよ!」
「死ぬ時は一緒だぜ!」
うん!みんなの為に私は絶対に負けない!シオンは胸に手を当てて、腹の底から想いを込めて唄い出した。
『全ての人々の想いを込めて____希望のメロディを奏でる
最後の救いを求めて____全てを受け止める力
1人では弱き力でも_____想い集まれば大いなる力へと導かれる』
シオンを中心に、薄い青色の光が集束されていく。それと同時に、フィールのどす黒い赤色の聖歌唱力の光がシオン達に襲い掛かる!
シオンの新しい聖歌は複雑な【魔方陣🔯】を描き、フィールの赤き聖歌唱力の力場を受け止めた。
『憎い!憎い!憎い!死ね!死ね!死ね!』
全ての憎しみを力に変えて、聖歌唱力を全開で放つ!新しい聖歌を唄っているシオンも先ほどと違い劣勢になりつつあった。
『ダメ!フィールの悲しみと憎しみは想像以上だわ!このままじゃ………!』
シオンは葛藤していた。自分が負ければみんなが死ぬ。初めての負けられない戦いに焦りが出てくる。ベテランの冒険者でも数多くの死線を潜らなければ冷静ではいられない。
そんなシオンに声を掛ける者がいた。
「シオン!ガラにもないことは考えるな!」
シオンを側で支えるクロウだった。
「くっ………でも!私が頑張らないと!みんなが!?」
「バーカ!誰もお前を責めないよ!もっと楽しく唄え。そんな怖い顔で唄うな!」
!?
周りの冒険者もそれに同意した。
「シオンちゃん!いつも酒場で唄っている歌をお願いするぜ!」
「バーカ!魔詞じゃ無かった死ぬだろうが!」
「いつものように楽しく唄って下さい!」
緊張感が薄れ、周りのみんなが逆にシオンを励ます!
「ふふふっ!何よ!失敗したらみんな死んじゃうんだからね!?」
口では軽口を叩くが、シオンの表情には笑みが戻ってきた。
さぁ!やるよ!!!!
シオンが気合いを入れて再度、唄い出した。すると、先ほどと違い複雑な魔方陣が青色の光と共に【4重に展開】された。
『うぐっ!何よ!今まで押していたのにびくともしない!?いえ………押されてる!?』
フィールも先ほどより大きく展開されたシオンの聖歌唱力の力場に圧倒される。
『何が起こったの!?』
その疑問にシオンが答える。
「フィール!もう止めて!盗賊は全て死んだわ!もう自由なのよ!」
「黙れ!!!!貴様に何がわかる!私の記憶を読んだのだろう!私はただの人殺しだ!もう戻れないのよ!!!!」
「フィール!!!!」
全てを否定し、絶叫しなら唄い続けるフィールにシオンも全力で応える!
「私は負けない!大切な人々を護る為に!」
シオンの聖歌はフィールの聖歌唱力の力場を打ち砕き、眩しい光と共にフィールへと貫いた!
「あ゛あああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
シオンの聖歌をまともに受けて眩しい光に包まれるフィール!
「すごい………さっきと威力が全然違う。どうして?」
イオンが呆れて尋ねた。
「シオン、貴女は気付いて無かったの!?貴女の新しい【固有聖歌】は『聖女の祈り』という数多くある聖歌の中でも最上位の魔詞よ!」
えっ?そうだったの!?
「この聖歌は1人では力が弱い。唄う歌人に感謝などの想いを数多くの方が、祈ることで無限の力を発揮する聖歌よ」
おおっ!!!!
イオンの説明に周りの冒険者や守衛達が照れながら、驚きの声を上げる。
『でも【聖女の祈り】の本当の効果は、歌い手の想いでなんでも出来ることなのよね。今回は相手の聖歌を撃ち破ることだったけど、何百人の者達を癒したり、魔物の軍勢を消滅させたり出来るのだけれど………まぁ、今は秘密にしておきましょう』
眩しい光が収まる頃、シオンの聖歌の力をまともに受けたフィールの姿が現れた。
「フィール………」
シオンは呟くとフィールの姿は【真っ白】になっていた。シオンの聖歌のせいでは無く、【生命力の全て】を聖歌に込めたことでフィールの命は風前の灯火だった。
シオンはフィールの口元が僅かに動いたのを見落とさなかった 。
『ありがとう』
そう言って微笑んだ後、身体が灰となって風に消えていった。その微笑みは、実に清々しい笑顔で、憎しみから解放されたようであった。シオンは心の底から良かったと涙を流した。
こうしてシルフィード辺境村の攻防戦は幕を閉じたのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「これにてエピローグに入り、完結となります」
シオン
「幻の左ーーー!!!!」
ホゲラッ!
愚者の声
「ぐふっ!なにしやがる!」
シオン
「言葉が足りないですわ!第1章が完結ですよ!」
愚者の声
「あっ!?」
シオン
「このお馬鹿!」
ショボン……
(´・ω・`)
まだまだ続きます!
『よろしければ感想、お気に入り、よろしくお願いします!』
ギルマスの指示ですでに村へ戻ってきた弓隊と魔法使いの遠距離攻撃を始めた。
しかし─
フィールへの攻撃は全て黒い光に阻まれ、フィールに届かなかった。
「おいおい!歌人には戦う力は無かったんじゃないのか!?」
「マジかよ!」
「どうすれば良いんだ!?」
このままじゃみんな死んじゃう!?
シオンは憎しみで染まったフィールの渾身の一撃の強さを肌で感じた。そして遂に覚悟を決める。
「みんな!このままじゃみんなを護れない!だから新しい歌を唄わせて!」
冒険者達はざわめくが、向こうの歌人を何とか出来るのはシオンだけなのだ。周りのみんなも覚悟を決める。いや、自分の身を盾にしてシオンの前に立った時点ですでに覚悟は出来ていたのだ。
これは普段のシオンが、悪戯好きではあるがみんなに愛されていた証拠でもあるのだ。村の為に、孤児の為に、家族の為に今まで頑張ってきた事を、村で暮らす全ての人々は知っているのだから………
「よっしゃー!シオンちゃん!ぶちかませー!!!」
「ヤバかったら担いで逃げてやるよ!」
「負けんなよ!」
「死ぬ時は一緒だぜ!」
うん!みんなの為に私は絶対に負けない!シオンは胸に手を当てて、腹の底から想いを込めて唄い出した。
『全ての人々の想いを込めて____希望のメロディを奏でる
最後の救いを求めて____全てを受け止める力
1人では弱き力でも_____想い集まれば大いなる力へと導かれる』
シオンを中心に、薄い青色の光が集束されていく。それと同時に、フィールのどす黒い赤色の聖歌唱力の光がシオン達に襲い掛かる!
シオンの新しい聖歌は複雑な【魔方陣🔯】を描き、フィールの赤き聖歌唱力の力場を受け止めた。
『憎い!憎い!憎い!死ね!死ね!死ね!』
全ての憎しみを力に変えて、聖歌唱力を全開で放つ!新しい聖歌を唄っているシオンも先ほどと違い劣勢になりつつあった。
『ダメ!フィールの悲しみと憎しみは想像以上だわ!このままじゃ………!』
シオンは葛藤していた。自分が負ければみんなが死ぬ。初めての負けられない戦いに焦りが出てくる。ベテランの冒険者でも数多くの死線を潜らなければ冷静ではいられない。
そんなシオンに声を掛ける者がいた。
「シオン!ガラにもないことは考えるな!」
シオンを側で支えるクロウだった。
「くっ………でも!私が頑張らないと!みんなが!?」
「バーカ!誰もお前を責めないよ!もっと楽しく唄え。そんな怖い顔で唄うな!」
!?
周りの冒険者もそれに同意した。
「シオンちゃん!いつも酒場で唄っている歌をお願いするぜ!」
「バーカ!魔詞じゃ無かった死ぬだろうが!」
「いつものように楽しく唄って下さい!」
緊張感が薄れ、周りのみんなが逆にシオンを励ます!
「ふふふっ!何よ!失敗したらみんな死んじゃうんだからね!?」
口では軽口を叩くが、シオンの表情には笑みが戻ってきた。
さぁ!やるよ!!!!
シオンが気合いを入れて再度、唄い出した。すると、先ほどと違い複雑な魔方陣が青色の光と共に【4重に展開】された。
『うぐっ!何よ!今まで押していたのにびくともしない!?いえ………押されてる!?』
フィールも先ほどより大きく展開されたシオンの聖歌唱力の力場に圧倒される。
『何が起こったの!?』
その疑問にシオンが答える。
「フィール!もう止めて!盗賊は全て死んだわ!もう自由なのよ!」
「黙れ!!!!貴様に何がわかる!私の記憶を読んだのだろう!私はただの人殺しだ!もう戻れないのよ!!!!」
「フィール!!!!」
全てを否定し、絶叫しなら唄い続けるフィールにシオンも全力で応える!
「私は負けない!大切な人々を護る為に!」
シオンの聖歌はフィールの聖歌唱力の力場を打ち砕き、眩しい光と共にフィールへと貫いた!
「あ゛あああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
シオンの聖歌をまともに受けて眩しい光に包まれるフィール!
「すごい………さっきと威力が全然違う。どうして?」
イオンが呆れて尋ねた。
「シオン、貴女は気付いて無かったの!?貴女の新しい【固有聖歌】は『聖女の祈り』という数多くある聖歌の中でも最上位の魔詞よ!」
えっ?そうだったの!?
「この聖歌は1人では力が弱い。唄う歌人に感謝などの想いを数多くの方が、祈ることで無限の力を発揮する聖歌よ」
おおっ!!!!
イオンの説明に周りの冒険者や守衛達が照れながら、驚きの声を上げる。
『でも【聖女の祈り】の本当の効果は、歌い手の想いでなんでも出来ることなのよね。今回は相手の聖歌を撃ち破ることだったけど、何百人の者達を癒したり、魔物の軍勢を消滅させたり出来るのだけれど………まぁ、今は秘密にしておきましょう』
眩しい光が収まる頃、シオンの聖歌の力をまともに受けたフィールの姿が現れた。
「フィール………」
シオンは呟くとフィールの姿は【真っ白】になっていた。シオンの聖歌のせいでは無く、【生命力の全て】を聖歌に込めたことでフィールの命は風前の灯火だった。
シオンはフィールの口元が僅かに動いたのを見落とさなかった 。
『ありがとう』
そう言って微笑んだ後、身体が灰となって風に消えていった。その微笑みは、実に清々しい笑顔で、憎しみから解放されたようであった。シオンは心の底から良かったと涙を流した。
こうしてシルフィード辺境村の攻防戦は幕を閉じたのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「これにてエピローグに入り、完結となります」
シオン
「幻の左ーーー!!!!」
ホゲラッ!
愚者の声
「ぐふっ!なにしやがる!」
シオン
「言葉が足りないですわ!第1章が完結ですよ!」
愚者の声
「あっ!?」
シオン
「このお馬鹿!」
ショボン……
(´・ω・`)
まだまだ続きます!
『よろしければ感想、お気に入り、よろしくお願いします!』
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
Sランクパーティを追放されたヒーラーの俺、禁忌スキル【完全蘇生】に覚醒する。俺を捨てたパーティがボスに全滅させられ泣きついてきたが、もう遅い
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティ【熾天の剣】で《ヒール》しか使えないアレンは、「無能」と蔑まれ追放された。絶望の淵で彼が覚醒したのは、死者さえ完全に蘇らせる禁忌のユニークスキル【完全蘇生】だった。
故郷の辺境で、心に傷を負ったエルフの少女や元女騎士といった“真の仲間”と出会ったアレンは、新パーティ【黎明の翼】を結成。回復魔法の常識を覆す戦術で「死なないパーティ」として名を馳せていく。
一方、アレンを失った元パーティは急速に凋落し、高難易度ダンジョンで全滅。泣きながら戻ってきてくれと懇願する彼らに、アレンは冷たく言い放つ。
「もう遅い」と。
これは、無能と蔑まれたヒーラーが最強の英雄となる、痛快な逆転ファンタジー!
悪役令嬢の追放エンド………修道院が無いじゃない!(はっ!?ここを楽園にしましょう♪
naturalsoft
ファンタジー
シオン・アクエリアス公爵令嬢は転生者であった。そして、同じく転生者であるヒロインに負けて、北方にある辺境の国内で1番厳しいと呼ばれる修道院へ送られる事となった。
「きぃーーーー!!!!!私は負けておりませんわ!イベントの強制力に負けたのですわ!覚えてらっしゃいーーーー!!!!!」
そして、目的地まで運ばれて着いてみると………
「はて?修道院がありませんわ?」
why!?
えっ、領主が修道院や孤児院が無いのにあると言って、不正に補助金を着服しているって?
どこの現代社会でもある不正をしてんのよーーーーー!!!!!!
※ジャンルをファンタジーに変更しました。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる



