75 / 75
第5章:激突!
エピローグ!(1度完結)
しおりを挟む
【報告】
大変申し訳ありません。
また1度、更新をここで止めたいと思います。本来ならここで小説を完了させる予定でしたが、伏線の回収が出来なかったのと、別の小説を書いているので一段落着いたら再開致します!
m(_ _)m
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
両軍が撤退し、王国軍が国境砦へ着いた時、緊張が解けたのか、叫ぶ者もいれば地面にヘタレ込む者、戦友と肩を組み喜ぶ者達がいた。
「あの女神様はやはり………?」
サイファーがシオン達に小声で話掛けるとシオンが答えた。
「モチのロンだよー!さすがに疲れたけどねー!」
シオンが召喚系の聖歌を唄った後、力を使い果たして倒れたのだ。
「シオン!余り無理しちゃダメだぞ!?」
父親からのお叱りにシオンはごめんなさいと謝った。
「カイン殿!シオン【様】をそんなに叱らないで頂きたい!」
ビャクヤが割って入ってきた。
「シオン様は我々亜人達に希望を与えてくれました。ワシはもう………ぐぅぅぅうう!」
ビャクヤは女神を召喚し、亜人達の待遇を改善を訴えてくれたシオンに感激し、大粒の涙を流しながら泣いていた。
「ビャクヤ、泣き過ぎ!」
大泣きしているビャクヤを見てシルクは軽いため息を付いた。周りを見ると戦いに参加していた亜人達も女神の言葉に泣いていた。
「しかしとんでもない力よね。私なんか足元にも及ばないわ。ちょっと悔しい!」
シルクはシオンの圧倒的な聖歌の力に少し嫉妬していた。ただシオンの亜人に対する優しさも身に染みてわかっていたため、軽く言ったに留めた。
そして、現時点ではシオンはおろか、父親のカインやサイファーも知らなかったのだ。日が落ちて暗くなった時間帯に、100メートルを越す光輝く女神が降臨した事を、戦場にいた兵士以外にも【見えて】いた事を。そして、姿が見える範囲に念話の声も届いていた事を、今の時点では知るよしも無かった。
その女神の姿を見て、声を聞いた者がどのような行動をするのか、それを知っているのは大司教と神国軍のカーランのみであった。
「さぁ!この戦争は王国軍の勝利といって良いだろう!今日は無礼講だ!飲んで飲んで飲みまくれ!!!!」
「「「おおーーーーー!!!!!!」」」
多数の死者は確かに出たが、シオンのお陰で予想以上の命が救われた。そして女神の出現に大いに盛り上がった!
「生きて帰れた事に!乾杯ーーーー!!!!!!」
「「「乾杯ーーーー!!!!!!」」」
少し前までは夜戦病院として簡易テントが張られていた中庭で、今は宴会の会場と化していた。
ワイワイ!ガヤガヤ!
ワイワイ!ガヤガヤ!
「いやー!シルクちゃんの樹の巨人は凄かったなー!」
「ああ!炎の魔神と樹の巨人の大怪獣対決は凄かったな!」
「最後の女神様、綺麗だったなー!」
兵士達は滅多に見ない大バトルの話しに花を咲かせていた。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
一方、神国側は─
「どういうことだ!?」
「私達の教えは間違っていたというのですか!?」
「説明しろ!!!」
「女神様の言葉に偽りなどないだろう!!!」
交易都市ダーマにある大神殿に大勢の民衆が押し掛けていた。そう、女神はダーマからも確認でき、声も聞こえたのだ。
大神殿には街中の人々が押し掛けて説明を求めた。
「今は大司教様も聖都に出向き、教皇様へご報告に行っている!今は待つのだ!!!」
責任者である大司教はこうなる事を予想し、取り乱したのだ。宗教国家の根本を覆す事件として、早馬に乗りすぐに神国の首都である聖都へ逃げ出したのだ。いや、教皇に自体の収束お願いに向かった。
「皆の者!落ち着くのだ!!!」
一部の神国軍を引き連れ、指令官カーランが大神殿に集まった民衆に解散命令を下した。
「今は大司教が教皇様にお伺いをたてに向かった。女神様の話が本当なのかどうなのか、今しばらくは待つのだ!」
カーランの言葉に民衆は少しずつ解散していった。
『これは時間稼ぎに過ぎん。対応を誤れば神国は崩壊するぞ!?』
カーランもただの時間稼ぎだとわかっていたが、今はどうすることも出来ないのも事実であった。これより、神国は現在の教えが正しいと司教達が各地へミサを開き、事態の収束をはかっていく。しかし、ダンジョンから禁書としていた【本当の教典】が近いうちに見付かったことで、未曾有の危機へと陥るのだった。
そして、亜人と悪魔の使徒と罵る風習と奴隷扱いする待遇が少しずつではあるが、大陸各地で改善していくのはもう少し後の話しであった。
・
・
・
・
・
・
・
・
そして神国との戦争から3ヶ月経ちました。
「おーい!もうすぐシオン様のコンサートが始まるぞぉ~!」
「なに!?もうそんな時間か?」
ダン街のダンジョンの入口にて、大勢の人々で賑わっていた。
『みんなー!盛り上がっていくよー!!!』
拡声器で大広間にいるファンのみんなに挨拶をする!
ワァー!!!
ワァー!!!
「歌人の歌が聴けるなんてここだけだぞ!」
「月に1度ってのがなぁ~毎日聴きたいよ!」
「バッカ!たまにだから有り難みがあるんだぞ?」
「きゃー!シオン様!こっち向いてーーー!!!」
大勢のファンに囲まれ、神アイドルとなったシオンは月に1度、ダンジョンの入口の大広間でコンサートを開いていた。
これはシオンの聖歌の魔力でダンジョンを大きくする作業でもあった。短い間に何度も唄うとダンジョンが魔力を吸収出来ないため月に1度が丁度良かったのだ。
こうしてシルフィード領の歌人シオンとして、大陸中にその名を広めていくのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「少し補足事項です。宗教の事を深く書いて無かったので、女神に名前は付けていません。いずれはこの大陸を守護する女神◯◯とか付けれたらいいなと思っています」
シオン
「まぁ、私自身が女神ってことよね♪」
愚者の声
・・・・・・
「まぁ、それは置いておいて、この後の展開は考えていないんですよ。本来はここで完結させる予定でしたので。また別の小説を書きながら考えて行きたいと思います」
m(_ _)m
大変申し訳ありません。
また1度、更新をここで止めたいと思います。本来ならここで小説を完了させる予定でしたが、伏線の回収が出来なかったのと、別の小説を書いているので一段落着いたら再開致します!
m(_ _)m
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
両軍が撤退し、王国軍が国境砦へ着いた時、緊張が解けたのか、叫ぶ者もいれば地面にヘタレ込む者、戦友と肩を組み喜ぶ者達がいた。
「あの女神様はやはり………?」
サイファーがシオン達に小声で話掛けるとシオンが答えた。
「モチのロンだよー!さすがに疲れたけどねー!」
シオンが召喚系の聖歌を唄った後、力を使い果たして倒れたのだ。
「シオン!余り無理しちゃダメだぞ!?」
父親からのお叱りにシオンはごめんなさいと謝った。
「カイン殿!シオン【様】をそんなに叱らないで頂きたい!」
ビャクヤが割って入ってきた。
「シオン様は我々亜人達に希望を与えてくれました。ワシはもう………ぐぅぅぅうう!」
ビャクヤは女神を召喚し、亜人達の待遇を改善を訴えてくれたシオンに感激し、大粒の涙を流しながら泣いていた。
「ビャクヤ、泣き過ぎ!」
大泣きしているビャクヤを見てシルクは軽いため息を付いた。周りを見ると戦いに参加していた亜人達も女神の言葉に泣いていた。
「しかしとんでもない力よね。私なんか足元にも及ばないわ。ちょっと悔しい!」
シルクはシオンの圧倒的な聖歌の力に少し嫉妬していた。ただシオンの亜人に対する優しさも身に染みてわかっていたため、軽く言ったに留めた。
そして、現時点ではシオンはおろか、父親のカインやサイファーも知らなかったのだ。日が落ちて暗くなった時間帯に、100メートルを越す光輝く女神が降臨した事を、戦場にいた兵士以外にも【見えて】いた事を。そして、姿が見える範囲に念話の声も届いていた事を、今の時点では知るよしも無かった。
その女神の姿を見て、声を聞いた者がどのような行動をするのか、それを知っているのは大司教と神国軍のカーランのみであった。
「さぁ!この戦争は王国軍の勝利といって良いだろう!今日は無礼講だ!飲んで飲んで飲みまくれ!!!!」
「「「おおーーーーー!!!!!!」」」
多数の死者は確かに出たが、シオンのお陰で予想以上の命が救われた。そして女神の出現に大いに盛り上がった!
「生きて帰れた事に!乾杯ーーーー!!!!!!」
「「「乾杯ーーーー!!!!!!」」」
少し前までは夜戦病院として簡易テントが張られていた中庭で、今は宴会の会場と化していた。
ワイワイ!ガヤガヤ!
ワイワイ!ガヤガヤ!
「いやー!シルクちゃんの樹の巨人は凄かったなー!」
「ああ!炎の魔神と樹の巨人の大怪獣対決は凄かったな!」
「最後の女神様、綺麗だったなー!」
兵士達は滅多に見ない大バトルの話しに花を咲かせていた。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
一方、神国側は─
「どういうことだ!?」
「私達の教えは間違っていたというのですか!?」
「説明しろ!!!」
「女神様の言葉に偽りなどないだろう!!!」
交易都市ダーマにある大神殿に大勢の民衆が押し掛けていた。そう、女神はダーマからも確認でき、声も聞こえたのだ。
大神殿には街中の人々が押し掛けて説明を求めた。
「今は大司教様も聖都に出向き、教皇様へご報告に行っている!今は待つのだ!!!」
責任者である大司教はこうなる事を予想し、取り乱したのだ。宗教国家の根本を覆す事件として、早馬に乗りすぐに神国の首都である聖都へ逃げ出したのだ。いや、教皇に自体の収束お願いに向かった。
「皆の者!落ち着くのだ!!!」
一部の神国軍を引き連れ、指令官カーランが大神殿に集まった民衆に解散命令を下した。
「今は大司教が教皇様にお伺いをたてに向かった。女神様の話が本当なのかどうなのか、今しばらくは待つのだ!」
カーランの言葉に民衆は少しずつ解散していった。
『これは時間稼ぎに過ぎん。対応を誤れば神国は崩壊するぞ!?』
カーランもただの時間稼ぎだとわかっていたが、今はどうすることも出来ないのも事実であった。これより、神国は現在の教えが正しいと司教達が各地へミサを開き、事態の収束をはかっていく。しかし、ダンジョンから禁書としていた【本当の教典】が近いうちに見付かったことで、未曾有の危機へと陥るのだった。
そして、亜人と悪魔の使徒と罵る風習と奴隷扱いする待遇が少しずつではあるが、大陸各地で改善していくのはもう少し後の話しであった。
・
・
・
・
・
・
・
・
そして神国との戦争から3ヶ月経ちました。
「おーい!もうすぐシオン様のコンサートが始まるぞぉ~!」
「なに!?もうそんな時間か?」
ダン街のダンジョンの入口にて、大勢の人々で賑わっていた。
『みんなー!盛り上がっていくよー!!!』
拡声器で大広間にいるファンのみんなに挨拶をする!
ワァー!!!
ワァー!!!
「歌人の歌が聴けるなんてここだけだぞ!」
「月に1度ってのがなぁ~毎日聴きたいよ!」
「バッカ!たまにだから有り難みがあるんだぞ?」
「きゃー!シオン様!こっち向いてーーー!!!」
大勢のファンに囲まれ、神アイドルとなったシオンは月に1度、ダンジョンの入口の大広間でコンサートを開いていた。
これはシオンの聖歌の魔力でダンジョンを大きくする作業でもあった。短い間に何度も唄うとダンジョンが魔力を吸収出来ないため月に1度が丁度良かったのだ。
こうしてシルフィード領の歌人シオンとして、大陸中にその名を広めていくのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「少し補足事項です。宗教の事を深く書いて無かったので、女神に名前は付けていません。いずれはこの大陸を守護する女神◯◯とか付けれたらいいなと思っています」
シオン
「まぁ、私自身が女神ってことよね♪」
愚者の声
・・・・・・
「まぁ、それは置いておいて、この後の展開は考えていないんですよ。本来はここで完結させる予定でしたので。また別の小説を書きながら考えて行きたいと思います」
m(_ _)m
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
Sランクパーティを追放されたヒーラーの俺、禁忌スキル【完全蘇生】に覚醒する。俺を捨てたパーティがボスに全滅させられ泣きついてきたが、もう遅い
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティ【熾天の剣】で《ヒール》しか使えないアレンは、「無能」と蔑まれ追放された。絶望の淵で彼が覚醒したのは、死者さえ完全に蘇らせる禁忌のユニークスキル【完全蘇生】だった。
故郷の辺境で、心に傷を負ったエルフの少女や元女騎士といった“真の仲間”と出会ったアレンは、新パーティ【黎明の翼】を結成。回復魔法の常識を覆す戦術で「死なないパーティ」として名を馳せていく。
一方、アレンを失った元パーティは急速に凋落し、高難易度ダンジョンで全滅。泣きながら戻ってきてくれと懇願する彼らに、アレンは冷たく言い放つ。
「もう遅い」と。
これは、無能と蔑まれたヒーラーが最強の英雄となる、痛快な逆転ファンタジー!
悪役令嬢の追放エンド………修道院が無いじゃない!(はっ!?ここを楽園にしましょう♪
naturalsoft
ファンタジー
シオン・アクエリアス公爵令嬢は転生者であった。そして、同じく転生者であるヒロインに負けて、北方にある辺境の国内で1番厳しいと呼ばれる修道院へ送られる事となった。
「きぃーーーー!!!!!私は負けておりませんわ!イベントの強制力に負けたのですわ!覚えてらっしゃいーーーー!!!!!」
そして、目的地まで運ばれて着いてみると………
「はて?修道院がありませんわ?」
why!?
えっ、領主が修道院や孤児院が無いのにあると言って、不正に補助金を着服しているって?
どこの現代社会でもある不正をしてんのよーーーーー!!!!!!
※ジャンルをファンタジーに変更しました。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる