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第17歩目 奴隷の町
御しきれない不快感
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広い道を、馬車が走る。
カーテンを閉め切ったその中で、シュルクは静かに目を閉じていた。
ヒンスたちと別れてから、早くも二週間。
いくつかの町を中継しながら移動を続け、目的地であるダントリアンはもうじきだという。
ふと聞こえてくるのは、自分たちが乗っているものとは違う馬車の音。
それは後方からこちらに迫り、急ぎ足で隣を追い抜いていく。
速度を上げて回る車輪の音。
その中に紛れるように聞こえてくるのは、誰かの悲鳴のような声。
(また奴隷商の馬車か……)
喉元までせり上がってきた溜め息をなんとか飲み込み、それと同時に湧き上がってきていた不快感も胸の奥に押し込める。
自分たちが向かっているのは、奴隷の町と名高いダントリアン。
町に近付くにつれ、こうして奴隷商の馬車とすれ違うことが多くなった。
仕方ないとは分かっている。
でも、わだかまる不快感だけはどうしようもない。
外が晴天にもかかわらずカーテンを閉めきっているのには、こういう理由があってのことだった。
「………」
シュルクは無言のまま、ちらりと前を盗み見る。
イストリアを出た時はあんなにおしゃべりだったフィオリアも、今は一言も発しない。
膝の上に乗っている両手は、力強く握り締められていた。
こちらが気分を害していることを察して緊張しているのもあるだろうが、彼女自身も自分の中で葛藤しているのだろう。
『君たちが強く清らかだと分かっているからこそ、あえて言おう。ダントリアンでは下手に突っ込まず、受け流すことが最善だと肝に銘じておいてほしい。』
ダントリアンに向かうにあたって、ヒンスからもミシェリアからも言われたことだ。
奴隷の町たるダントリアン。
そこには二つ名のとおり、数えきれないほどの奴隷商と奴隷がいる。
一般的な町と違って、裏社会の人々が牛耳る世界だ。
当然ながら、表社会に生きる人々には想像もつかない光景が日常となっている。
悲惨な光景を目の当たりにして正義感を振りかざしたとしても、あの異空間ではなんの意味もなさない。
奴隷とは、尊厳を認められる個人ではなく、金で売り買いされる商品だ。
それに手を出せば、悪者として扱われるのはこちら側。
その境遇を憐れんで一人や二人は買えたとしても、ただそれだけ。
町にいる奴隷たちの全てを救うなんて、どんな大富豪だろうと不可能だ。
さらに、扱いはどうであれ、奴隷商は奴隷たちの世話をしているとも言える。
仮に町にいる奴隷商の全員を倒して奴隷を解放したら、引き取り手も行き場もない奴隷たちは路頭に迷ってしまうだけなのだ。
町や国をあげて体制を整えた上で奴隷商を潰すならまだしも、たかだか数人ではこの現実を変えられない。
だから、ダントリアンでは間違いだと思うことにも目をつむれ。
不用意な正義感は、かえって人々の命を脅かすのだと胸に刻め。
それができないなら、ダントリアンには絶対に入るな。
冷徹に思えるほど躊躇いなく、ヒンスはそう語った。
そして、奴隷として育ったミシェリアも、深く頷いて夫の言葉を肯定した。
理屈としては分かっているとも。
二週間という時間の中で、ある程度の覚悟は決めたつもりだ。
とはいえ、実際に悲鳴や怒鳴り声が聞こえてくると、その覚悟が簡単に崩れそうになるから困る。
庶民の自分でこれなのだ。
なまじっか王族としての権力とプライドがあるだけに、フィオリアの葛藤は大きかろう。
奴隷商の馬車が通る度に、思い詰めたように唇を噛んでいるのがいい証拠だ。
こんなことで、互いにこれからを乗り切れるのか。
そんな一抹の不安が脳裏をよぎった時―――
「シュルクさん。」
自分の後ろにあった小窓が開き、その向こうから声をかけられた。
「もうすぐ……」
「……ああ。」
彼が何を言いたいのかを察し、シュルクは小さく頷く。
「もうすぐ着くの?」
こちらのやり取りから状況を悟ったフィオリアが、そう訊ねてきた。
「みたいだな。」
シュルクが淡泊に答えると、そこからはまた無言の時が流れる。
それからほどなくして、馬車はゆっくりと停止した。
「先に降りて様子を見てくる。ちょっと待ってろ。」
立ち上がりかけたフィオリアを制し、シュルクはまず一人で馬車を降りた。
馬車を降りすぐに見えたのは、天まで届くのではないかと錯覚するほどに高い塀。
話を聞くに、町全体がこの塀にすっぽりと囲まれているのだという。
さすがはダントリアン。
奴隷の町という名を冠するに相応しい。
さしずめここは、捕らえた獲物を逃がさないための巨大な檻といったところか。
あえてダントリアンの入り口から少し離れたところに止まってもらったので、この辺りは人が少ない。
しかし、この塀に沿って町の入り口まで進めば、それはそれはひどい光景が出迎えてくるのだろう。
考えるだけで、吐き気がしそうだ。
シュルクは一度奥歯を噛み、次に馬車の方を振り返った。
「どう? 大丈夫そう?」
フィオリアが訊ねてくる。
シュルクは、そんな彼女をじっと見つめて―――次の瞬間、無言で馬車のドアを閉めた。
「えっ!? シュルク!?」
驚愕するフィオリアをよそに、シュルクはドアの鍵をきっちりとかける。
「じゃあ、あとは打ち合わせどおりに。」
声をかけると、すでに御者台で待機していた男性が、全てを了承したというように首を縦に振った。
彼が鞭をしならせると、馬車はあっという間にここから遠ざかっていく。
それをしばし見送り、シュルクはふと空の彼方に目を向ける。
遥か遠く。
昼間の青い空でもよく見える、紫色のオーロラ。
「―――紫縞、ね。なるほど。」
ぽつりと呟いたシュルクは、その目にぐっと力を込めた。
カーテンを閉め切ったその中で、シュルクは静かに目を閉じていた。
ヒンスたちと別れてから、早くも二週間。
いくつかの町を中継しながら移動を続け、目的地であるダントリアンはもうじきだという。
ふと聞こえてくるのは、自分たちが乗っているものとは違う馬車の音。
それは後方からこちらに迫り、急ぎ足で隣を追い抜いていく。
速度を上げて回る車輪の音。
その中に紛れるように聞こえてくるのは、誰かの悲鳴のような声。
(また奴隷商の馬車か……)
喉元までせり上がってきた溜め息をなんとか飲み込み、それと同時に湧き上がってきていた不快感も胸の奥に押し込める。
自分たちが向かっているのは、奴隷の町と名高いダントリアン。
町に近付くにつれ、こうして奴隷商の馬車とすれ違うことが多くなった。
仕方ないとは分かっている。
でも、わだかまる不快感だけはどうしようもない。
外が晴天にもかかわらずカーテンを閉めきっているのには、こういう理由があってのことだった。
「………」
シュルクは無言のまま、ちらりと前を盗み見る。
イストリアを出た時はあんなにおしゃべりだったフィオリアも、今は一言も発しない。
膝の上に乗っている両手は、力強く握り締められていた。
こちらが気分を害していることを察して緊張しているのもあるだろうが、彼女自身も自分の中で葛藤しているのだろう。
『君たちが強く清らかだと分かっているからこそ、あえて言おう。ダントリアンでは下手に突っ込まず、受け流すことが最善だと肝に銘じておいてほしい。』
ダントリアンに向かうにあたって、ヒンスからもミシェリアからも言われたことだ。
奴隷の町たるダントリアン。
そこには二つ名のとおり、数えきれないほどの奴隷商と奴隷がいる。
一般的な町と違って、裏社会の人々が牛耳る世界だ。
当然ながら、表社会に生きる人々には想像もつかない光景が日常となっている。
悲惨な光景を目の当たりにして正義感を振りかざしたとしても、あの異空間ではなんの意味もなさない。
奴隷とは、尊厳を認められる個人ではなく、金で売り買いされる商品だ。
それに手を出せば、悪者として扱われるのはこちら側。
その境遇を憐れんで一人や二人は買えたとしても、ただそれだけ。
町にいる奴隷たちの全てを救うなんて、どんな大富豪だろうと不可能だ。
さらに、扱いはどうであれ、奴隷商は奴隷たちの世話をしているとも言える。
仮に町にいる奴隷商の全員を倒して奴隷を解放したら、引き取り手も行き場もない奴隷たちは路頭に迷ってしまうだけなのだ。
町や国をあげて体制を整えた上で奴隷商を潰すならまだしも、たかだか数人ではこの現実を変えられない。
だから、ダントリアンでは間違いだと思うことにも目をつむれ。
不用意な正義感は、かえって人々の命を脅かすのだと胸に刻め。
それができないなら、ダントリアンには絶対に入るな。
冷徹に思えるほど躊躇いなく、ヒンスはそう語った。
そして、奴隷として育ったミシェリアも、深く頷いて夫の言葉を肯定した。
理屈としては分かっているとも。
二週間という時間の中で、ある程度の覚悟は決めたつもりだ。
とはいえ、実際に悲鳴や怒鳴り声が聞こえてくると、その覚悟が簡単に崩れそうになるから困る。
庶民の自分でこれなのだ。
なまじっか王族としての権力とプライドがあるだけに、フィオリアの葛藤は大きかろう。
奴隷商の馬車が通る度に、思い詰めたように唇を噛んでいるのがいい証拠だ。
こんなことで、互いにこれからを乗り切れるのか。
そんな一抹の不安が脳裏をよぎった時―――
「シュルクさん。」
自分の後ろにあった小窓が開き、その向こうから声をかけられた。
「もうすぐ……」
「……ああ。」
彼が何を言いたいのかを察し、シュルクは小さく頷く。
「もうすぐ着くの?」
こちらのやり取りから状況を悟ったフィオリアが、そう訊ねてきた。
「みたいだな。」
シュルクが淡泊に答えると、そこからはまた無言の時が流れる。
それからほどなくして、馬車はゆっくりと停止した。
「先に降りて様子を見てくる。ちょっと待ってろ。」
立ち上がりかけたフィオリアを制し、シュルクはまず一人で馬車を降りた。
馬車を降りすぐに見えたのは、天まで届くのではないかと錯覚するほどに高い塀。
話を聞くに、町全体がこの塀にすっぽりと囲まれているのだという。
さすがはダントリアン。
奴隷の町という名を冠するに相応しい。
さしずめここは、捕らえた獲物を逃がさないための巨大な檻といったところか。
あえてダントリアンの入り口から少し離れたところに止まってもらったので、この辺りは人が少ない。
しかし、この塀に沿って町の入り口まで進めば、それはそれはひどい光景が出迎えてくるのだろう。
考えるだけで、吐き気がしそうだ。
シュルクは一度奥歯を噛み、次に馬車の方を振り返った。
「どう? 大丈夫そう?」
フィオリアが訊ねてくる。
シュルクは、そんな彼女をじっと見つめて―――次の瞬間、無言で馬車のドアを閉めた。
「えっ!? シュルク!?」
驚愕するフィオリアをよそに、シュルクはドアの鍵をきっちりとかける。
「じゃあ、あとは打ち合わせどおりに。」
声をかけると、すでに御者台で待機していた男性が、全てを了承したというように首を縦に振った。
彼が鞭をしならせると、馬車はあっという間にここから遠ざかっていく。
それをしばし見送り、シュルクはふと空の彼方に目を向ける。
遥か遠く。
昼間の青い空でもよく見える、紫色のオーロラ。
「―――紫縞、ね。なるほど。」
ぽつりと呟いたシュルクは、その目にぐっと力を込めた。
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