41才の中学二年生(改訂版)

sky-high

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楽しい中2ライフ

またコイツか!

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明日から三学期が始まる。

行きたくないな学校に…

でも確か、明日は放課後に沙織のお別れ会をするんだっけ。

となると、風邪を引いても行かなきゃならない。


それよか問題は梅だ。

アイツ、学校でも馴れ馴れしい態度してくるのだろうか。


だとしたらヤバい。





「確か明日は同級生のお別れ会じゃないかポメ」


珍しくポメ夫が起きてる。


「そうなんだけどさぁ、なんつーか、気分が重いんだよ」


「彼女の事かポメ?」


「うん、まぁ」


「いくら何でも、学校の中ではそんなあからさまな態度はしないと思うポメ」


だといいんだが…


「だけどさぁ、アイツの事だから何かやってきそうな感じがするんだよ」


「何かやってきそうな感じって、どんな感じだポメ?」


「それが解れば苦労しないよ」


「要はお前の事に関心を持たないようにすればいいのかポメ?」


「何だ、出来るのか?」


「んー、出来るってワケではないが、もしかしたらこれならどうかなってのは頭の中にあるポメ」


「この際、何でもいいよ!梅がオレに変な接し方しなけりゃいいんだし」


「んー、じゃあ明日にでもやってみるポメ」










翌日になった。


今日から三学期が始まる。


「はぁ~…憂うつだなぁ」


「ほら、智!早く行かないと学校に遅れるわよ!」


「はーい、わかったよ」


玄関前なのに既に足取りが重い。



何事も無きゃいいんだが…



「おいっす、山本!」

「ん?」

振り返ると、龍也がいた。


「おー、龍也おはよう」

「今日から三学期だなぁ」

「何だよ、やけに元気だな」

表情が明るい。何かあったのだろうか。


「いや~、今日からまたサヤカちゃんに会えるから、楽しみだよなぁ」

「あぁ、そうか。確か今日から副担任だっけ」


梅は今日からオレたちのクラスの副担任だ。


「しかし、授業も瑠璃子と一緒なのかな」

「そうなるんじゃないのか。要は見習いみたいなもんだろ」


「見習いねえ~…まぁいいか!毎日会えるんだから」


能天気だな、おい。


「そうだ、今日は内海のお別れ会やるから残ってくれよ」

「いいけど、皆集まるのかよ?」


「あー、それなら大丈夫」


「ふーん、まぁいいか」


そんな話をしているうちに学校へ着いた。



教室はいつもの様子だ。

1つ違うのは、沙織の周りにクラスの何人かが囲むようにして話をしていた。


「ねぇ、内海さんホントに転校するの?」

「急じゃない?なんで今日なの?」

「出来れば2年生が終わりまでいて欲しいな」


沙織は笑顔だ。





チャイムが鳴って席に着き始める。



ガラッ


まず最初に佐伯が教室に入る。

盲腸で入院して以来の教鞭だ。

続いて梅が教室に入った。



…オイオイ、いくらなんでも佐伯の前でそんな格好は無いだろ。

あれじゃアムラーじゃないか。

「おおー、サヤカちゃん今日もカワイイね!」

「相変わらず似合ってるよ~」

「サヤカちゃんサイコー!」


何だ、ここはアイドルのライブ会場かよ!


「ほら、静かにしなさい!」

佐伯の声で教室は静かになった。


「えー、この度は入院してしまって皆に迷惑をかけたけど、三学期からは元の通り、授業を行います」


しかし、佐伯と梅が並ぶと色んな面で正反対だな。

でも、佐伯はまだ30で、梅は…ホントは梅の方が年上なんだが、アレだし。



どう見ても佐伯の方が年上に見える。
やっぱりエステってスゴいわ!



「はい、それじゃ皆も知ってるかと思いますが、今日からこのクラスの副担任となる綾坂先生です」


「えー、皆さん。これからは副担任になるけど、いつも通りに接するから、皆もヨロシクね」


そう言うと、梅はペコリと頭を下げた。


「ヨロシク~っ」

「サヤカちゃん、これからもヨロシク」

「サヤカちゃんが来てくれるなら、オレもっと勉強頑張るから!」



「コラ!先生に向かってサヤカちゃんはないでしょう!」



「ところで先生!」

オレが手を挙げた。


「何、山本くん?」


「えーっと、今日はこれから内海のお別れ会をやろうと思うんだけど、いいかな?」


ポメ夫は皆が残るようにしてくれるって言ったけど、大丈夫なのか?



「はーい、いいよ」

「問題ないよ」

「オレも大丈夫」


良かった…全員残ってくれそうだ。



「あ、そうそう!忘れてた!」


ん?何だ?


「あのね、今日から転校生が来るの!」



「えっ…」

「マジかよ」

「転校生って、内海と入れ替わりじゃん」


教室内がザワザワした。



「はい、静かに!それじゃ紹介します!」

佐伯の声で教室に転校生が入ってきた。



「ゲッー!!」

思わず声をあげてしまった。


「はじめまして!私、宇棚ひろしいいます!」



またコイツが転校生なのかよ!
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