41才の中学二年生(改訂版)

sky-high

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早く戻りてぇ~っ!

このムダ飯食らいが!

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「ポメ夫~っ!何とかして、元の世界に戻りたいよ~っ!お前の力で、何とかなんないのかよ!」


まるで、ドラえもんに泣きつくのび太の様に、ポメ夫に頼んだ。


ポメ夫は相変わらず、オレのベッドでグーグーと寝ていた。


誰がどう見ても、ポメラニアンが愛くるしい表情でコテッと横になっているようにしか見えないが、これでも天界では、かなり重要なポストに就いている。


「何だ何だ、いきなり。まだ眠いから、寝かせろポメ」


コイツ、一体何時間寝てるんだ?


寝てるか飯食ってるかのどっちかで、そこら辺にいる犬と何ら変わりはない。


「テメー、何時間寝りゃいいんだよ!
とにかく、お前の力で元の世界に帰してくれよ、おい!」


コイツに頼むしかない。じゃなきゃ、元の世界に戻せる相手はいない。


「それは無理だポメ。
あちきの力じゃ、どうにもならないポメ」


この、役立たずが!


「やい、クソ犬!何も芸が出来ないなら、こっから出ていけ、バカヤロー!」


朝夕の散歩以外は毎日食っちゃ寝、食っちゃ寝の繰り返しで、クソの役にも立たない犬だ!


「何だと~?あちきも、ちゃんとした芸があるんだポメ!」


「へぇ~…じゃあ、どんな芸があるんだ?やってみろよ、おいっ」


コイツの芸って何なんだ?


「お手、お座り、待て、チンチンが出来るポメ」



…普通の犬だって出来るじゃないか!


「このムダ飯食らいが!犬の分際で、人様のベッドに堂々と寝てんじゃねぇ!」


ポメ夫の首根っこを掴み、ドアを開け、外に放り投げた。


動物虐待だろうが、なんだろうが関係無い!


とにかく、元の世界に戻りたいの~っ!

  

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