The Baseball 主砲の一振り 続編3

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主要人物

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榊 恭輔(さかききょうすけ)

武蔵野スカイウォーカーズ監督

58才 背番号99

元投手


東京キングダム→静岡ピストルズ

通算249勝と、歴代最多奪三振を誇る名左腕投手。

おまけに退場回数10回も歴代最多。

性格は短気で見栄っ張り。

金に汚く、いつも財布を忘れたと言っては金を借りて返さないゲスの極み。



高梨 和寿(たかなしかずとし)


56才 

元内野手

静岡ピストルズ


現役時代、ピストルズの4番を打つ主砲。

持ち前のリーダーシップでチームをまとめ優勝に導く。

現在は武蔵野スカイウォーカーズのGM


最近は影が薄いが、柔道二段の腕前を誇る武闘派としての一面を持つ。




櫻井 大翔(さくらいひろと)


武蔵野スカイウォーカーズ ヘッドコーチ

53才 背番号3

元外野手


静岡ピストルズ


4257安打という、歴代最多安打を記録する天才バッター。

全ての面に於いて超一流と呼ばれ、デビューから引退の年まで、ベストナイン ゴールドグラブ賞を獲得。

背番号3は永久欠番となって、櫻井しか付ける事が出来ない。


冷静に戦力を分析して、スカイウォーカーズを優勝に導いた榊の右腕的存在。

普段は穏やかだが、時には非情になる事も。



中田 宏宜(なかたひろよし)

武蔵野スカイウォーカーズ 野手総合コーチ

58才 背番号66

元内野手


静岡ピストルズ


現役時代は名二塁手として名を馳せた曲者的存在。

同じ年齢の榊とは、現役時代から気が合う事で行動を共にする程の仲良し。

榊が暴走するのを防ぐ事が可能な、唯一の存在。

しかし、時には榊よりも暴走する1面を持つ。

二軍監督を経て、今年より一軍の野手総合コーチに就任。



ナダウ・ヤマオカ(宇棚 珍太郎)

70才 背番号99

元外野手

名古屋99ers監督


埼玉ギャランドゥ→静岡ピストルズ→名古屋99ers


今は無き、埼玉ギャランドゥの主砲として数々の記録を持つ名外野手。

現役時代は、遠征の先々で種をばら蒔く種馬的存在。

宇棚という姓は、彼の隠し子の可能性が高い。

現役引退後はギャランドゥの監督をしていたが、息子のひろしにバックドロップをかまして退団。

その後、アメリカに渡りマイナーリーグのコーチを経て、メジャーリーグ  ロサンゼルス・コルツで日本人初のヘッドコーチに就任。


その後、静岡ピストルズの監督として、采配を振る。

榊並びにスカイウォーカーズのコーチ陣はかつての教え子にあたる。


宇棚珍太郎という名前がありながら、ナダウ・ヤマオカの名前を使うのは、アメリカに渡った際、身分を隠すために付けた偽名。

とは言え、世間では【そんなん、どっちでもいい!】と気にしない様子。


今年から名古屋99ersの監督に就任し、スカイウォーカーズとの1戦は、売り上げの1割を手にするという、賞金マッチを提案。

結局、賞金を全額寄付するという条件付きでコミッショナーがGOサインを出す事になった。


戦力補強が大好きな監督。



宇棚 ひろし

?才 名古屋99ers GM

元外野手

埼玉ギャランドゥ


現役時代は珍太郎と親子鷹として、ギャランドゥの主砲として活躍。

新人王、首位打者、本塁打王のタイトルを獲得し、名実共に日本を代表する選手に成長したが、早熟過ぎたせいか、20歳を境に徐々に衰え、終いにはルールさえも分からないようになり、トドメに珍太郎のバックドロップを食らって引退。


その後、どういう経緯でなったのかは不明だが、名古屋99ersのゼネラルマネージャーに就任。

本人はGMという立場を理解しておらず、選手の1人だと勘違いしているフシがある。


いつも意味不明な事を口走り、極めつけに「朝の朝食に納豆、カルボナーラ、コーンポタージュ、お汁粉ありですか?」等と組み合わせの悪いメニューを思いつく。

外見は茶坊主。
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