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追い込み
二軍でガッチリ首位をキープ
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Super Phoenixも相手が二軍だからとタカをくくっていた可能性も無くはない。
だが、一度火のついた打線は止まらない。
しかも、一軍の試合でプレッシャーを感じず、思う存分プレー出来る幸せを満喫しているようにも見える。
藤村の先制ツーランの後、好調の乃木が後に続けとばかりに、第8号ソロをレフトスタンドに叩き込む。
それを見た4番庵野が、オレもとばかりに初球をフルスイング。
打球は三度レフトスタンドへ吸い込まれる第2号ソロで早くも4点目を追加。
先発ハドソンはアウト1つも取れずに、僅か6球でノックアウト。
Glanz打線は更に勢いを増し、毎回得点を重ね、3-11というスコアでこれまた圧勝。
【レッズに続いてSuper Phoenixまでもが二軍相手に滅多打ちされるとは、言語道断!】
【Super Phoenixのレギュラー全員は頭を丸めて出直せ!】
【喝だっ!練習が足りないから、二軍に不覚を取るんだ!】
etc.....再度評論家やOBは大激怒。
「ギャハハハハハハハハハ!勝負は時の運だっつーの!
一軍も二軍も関係ねぇって。
勢いのあるチームが試合を制するんた。
この老いぼれ共はこんな事すら分からんのに、随分とまぁ、エラそうな事ほざいてんねぇ」
翌日のゲーム前、榊は報道陣の前で得意気な表情で評論家達を煽る。
第2戦はさすがにSuper Phoenixが意地を見せ、3-5で逆転勝ちした。
そして第3戦は投手戦となり、お互い決定打に欠いたまま、延長12回引き分けとなった。
順位は変わらず首位をキープ。
二軍メンバーだけでも十分戦っていけると証明してみせた。
「このままのメンバーで最終戦までやってみるのも悪くないかもな」
「いくら何でも、それは無謀過ぎるだろ!」
「んだな(^_^)」
財前とひろしは当然反対する。
「やってみなきゃ分かんねえだろうが」
「バカ言うな、今は勢いで圧倒してるけど、相手は一軍メンバーだぞ!
首位転落どころか、Bクラス行きだぞ!」
「そんなモンかねぇ…」
「あったりめーだっつ~のっ!」
「んだな(^ ^)」
相変わらずの3人だった。
二軍メンバーが一軍でプレー出来るのも残り3日。
この日は本拠地さいたま S Villageにて、西地区首位の名古屋99ersを迎え撃つ。
二軍メンバーにとってはここは正念場となる。
先発は99ersが左のエース那須川、Glanzは左のサイドスロー蓮実。
99ersのスターティングメンバー
1 (三) 比嘉 1
2 (遊) 飛鳥 5
3 (捕) 外崎 27
4 (中) 吉川 3
5 (二) 秋山 4
6 (右) 中本 9
7 (一) ビリー 10
8 (左) 稲本 52
9 (指) 美濃部 22
(投) 那須川 11
現在の99ersは上位打線よりも下位打線の勢いが凄く、6番中本から9番美濃部の連打で得点を重ねるのが勝ちパターン可されている。
特に9番美濃部は左のスラッガーとして、未来の99ersを背負って立つ2新星。
まだ21才と若く、吉川プレーイングマネージャーは美濃部に大きく期待を寄せる。
後攻Glanzのスターティングメンバー
1 (遊) 蒲生 53
2 (右) 藤村 46
3 (中) 乃木 50
4 (左) 菅原 39
5 (三) 小早川 56
6 (一) 庵野 4
7 (二) 山下 57
8 (捕) 七海 36
9 (指) 南野 25
(投) 蓮実 41
連日のように打順が変わるGlanz打線だが、ひろしは蒲生、小早川の2人に期待をかける。
次世代スピードスターの蒲生は内外野どこでも守れるユーティリティスタイルに加え、天性の脚力と走塁センスで年間40~50盗塁はコンスタントに狙える。
小早川は本職がセカンドだが、豪快な打撃とアグレッシブな守備と強肩を生かすためにサードへコンバートさせる方針だ。
先発の蓮実は左のサイドスローから放たれるキレの良いストレートとスライダー、シンカー、チェンジアップを駆使して左の好打者が多いネプチューンリーグではうってつけのタイプ。
出来ることなら、この3人は今後も一軍に残って経験を積ませたいとも考えている。
だが、一度火のついた打線は止まらない。
しかも、一軍の試合でプレッシャーを感じず、思う存分プレー出来る幸せを満喫しているようにも見える。
藤村の先制ツーランの後、好調の乃木が後に続けとばかりに、第8号ソロをレフトスタンドに叩き込む。
それを見た4番庵野が、オレもとばかりに初球をフルスイング。
打球は三度レフトスタンドへ吸い込まれる第2号ソロで早くも4点目を追加。
先発ハドソンはアウト1つも取れずに、僅か6球でノックアウト。
Glanz打線は更に勢いを増し、毎回得点を重ね、3-11というスコアでこれまた圧勝。
【レッズに続いてSuper Phoenixまでもが二軍相手に滅多打ちされるとは、言語道断!】
【Super Phoenixのレギュラー全員は頭を丸めて出直せ!】
【喝だっ!練習が足りないから、二軍に不覚を取るんだ!】
etc.....再度評論家やOBは大激怒。
「ギャハハハハハハハハハ!勝負は時の運だっつーの!
一軍も二軍も関係ねぇって。
勢いのあるチームが試合を制するんた。
この老いぼれ共はこんな事すら分からんのに、随分とまぁ、エラそうな事ほざいてんねぇ」
翌日のゲーム前、榊は報道陣の前で得意気な表情で評論家達を煽る。
第2戦はさすがにSuper Phoenixが意地を見せ、3-5で逆転勝ちした。
そして第3戦は投手戦となり、お互い決定打に欠いたまま、延長12回引き分けとなった。
順位は変わらず首位をキープ。
二軍メンバーだけでも十分戦っていけると証明してみせた。
「このままのメンバーで最終戦までやってみるのも悪くないかもな」
「いくら何でも、それは無謀過ぎるだろ!」
「んだな(^_^)」
財前とひろしは当然反対する。
「やってみなきゃ分かんねえだろうが」
「バカ言うな、今は勢いで圧倒してるけど、相手は一軍メンバーだぞ!
首位転落どころか、Bクラス行きだぞ!」
「そんなモンかねぇ…」
「あったりめーだっつ~のっ!」
「んだな(^ ^)」
相変わらずの3人だった。
二軍メンバーが一軍でプレー出来るのも残り3日。
この日は本拠地さいたま S Villageにて、西地区首位の名古屋99ersを迎え撃つ。
二軍メンバーにとってはここは正念場となる。
先発は99ersが左のエース那須川、Glanzは左のサイドスロー蓮実。
99ersのスターティングメンバー
1 (三) 比嘉 1
2 (遊) 飛鳥 5
3 (捕) 外崎 27
4 (中) 吉川 3
5 (二) 秋山 4
6 (右) 中本 9
7 (一) ビリー 10
8 (左) 稲本 52
9 (指) 美濃部 22
(投) 那須川 11
現在の99ersは上位打線よりも下位打線の勢いが凄く、6番中本から9番美濃部の連打で得点を重ねるのが勝ちパターン可されている。
特に9番美濃部は左のスラッガーとして、未来の99ersを背負って立つ2新星。
まだ21才と若く、吉川プレーイングマネージャーは美濃部に大きく期待を寄せる。
後攻Glanzのスターティングメンバー
1 (遊) 蒲生 53
2 (右) 藤村 46
3 (中) 乃木 50
4 (左) 菅原 39
5 (三) 小早川 56
6 (一) 庵野 4
7 (二) 山下 57
8 (捕) 七海 36
9 (指) 南野 25
(投) 蓮実 41
連日のように打順が変わるGlanz打線だが、ひろしは蒲生、小早川の2人に期待をかける。
次世代スピードスターの蒲生は内外野どこでも守れるユーティリティスタイルに加え、天性の脚力と走塁センスで年間40~50盗塁はコンスタントに狙える。
小早川は本職がセカンドだが、豪快な打撃とアグレッシブな守備と強肩を生かすためにサードへコンバートさせる方針だ。
先発の蓮実は左のサイドスローから放たれるキレの良いストレートとスライダー、シンカー、チェンジアップを駆使して左の好打者が多いネプチューンリーグではうってつけのタイプ。
出来ることなら、この3人は今後も一軍に残って経験を積ませたいとも考えている。
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