55 / 124
自分を変えるきっかけ
ウゼーヤツだ!
しおりを挟む
「アニキさぁ、心配してくれんのはありがたいんだけど、妹を信用してよね~、大丈夫だからさっ」
「そこまで言うなら、オレはもう何も言わないよ。
お前がニートを好きになろうが、ヤクザを好きになろうが何も言わない。
ただ、あの男だけはダメだって事は解ってくれ」
「…うん、解った。アニキありがとね」
神妙な顔になり、亜美は頷いた。
「よし、じゃ飲もう!何でもいいから遠慮なく注文しろ」
「じゃ、追加でポテサラと、バターコーンにメンチカツ!」
「そんなに食ったら太るぞ!」
その後、オレたちは飲んで食べて笑って、久しぶりに兄妹の時間を過ごした。そしていつもの様に、亜美は酔い潰れた…
「ア"ニ"キ~、今日はさぁ~、アニキんとこに泊まって…寝るっ!www」
「お前、酒癖悪いなぁ!
この前も玄関で寝てたろ!」
「アニキっ!」
「何だよ」
「ありがとごじぇましゅ!」
敬礼してるが足元がおぼつかない。
誰に似て酒癖が悪いんだろ。
オヤジかもな。
「うむ!」
「wwwwww」
これじゃコントじゃねーか。
亜美は千鳥足でオレの肩を借り、アパートまで何とか辿りついた。
「おぉ!アニキさぁ、身体鍛えてんの~?肩とかスゲー筋肉ぅ~」
バシバシ叩きながら肩の筋肉を触ってきた。
「だろ?アニキは鍛えてんだよ。
見直したか?」
「スゲーっ!アニキ、バキバキになってんの?
腹筋とか見せてょ~!ねぇ、みーせーてー!」
喧しい、近所迷惑だぞ!
「うるせぇな、近所迷惑だぞ!早く中に入れ!」
「アニキ、もうムリ…おんぶ」
「冗談じゃねぇ!さっさと靴脱げ!」
「やだやだ、おんぶ!」
亜美は玄関前に座り込んでしまった。
「だらしねぇな、ホントに!ほら、靴脱げ!」
「だーめ~、むーりー」
情けない…
ドアを開け、ローファーの靴を脱がした。
「ほら、早く乗れ!」
「わぁい、アニキの背中だぁ~」
玄関から部屋まで僅かな距離なのに、亜美をおぶってベッドに寝かせた。
「おやすみ~…(。-ω-)zzz」
既にイビキをかいてやがる。
飲み足りないオレは冷蔵庫からビールを取り出す。
またソファーで寝るのか…
ギシギシして寝ごごち悪い。
でも早く寝よう。
「…ニキ、アニキったら。朝だよ朝!」
亜美の声で目が覚めた。
「ん~、おはよ。また二日酔いで休むのか?」
昨日の酒が残ってるらしい。
「頭が痛い…もう無理っ、有給使って休む~」
二日酔いで休むなんて、社会人失格だぞ。
「帰る時、鍵を郵便受けの中に置いておけよ。
じゃ、行ってくる。
解ったか、おいっ!」
そう言って部屋を出た。
オレは入社以来、無遅刻無欠席を更新している。
まぁ、ぶっちゃけ自慢なのだが。
「よぉ、仲村!」
野村だ…朝っぱらから面倒臭い相手に会うとは…
「あ、おはようございます…」
「おいっす!
この前話したキャバの姉ちゃんとLINE交換したんだぜ、スゲーだろ!」
声がデカイ!
「あぁ、そうなんですね…」
「何だよ、元気ねえな!こっちの方はいっつも元気なクセによぉ~、ワッハッハッハッハッハ」
痛でっ!我が愚息を握ってきた。
「チョット、止めてください!」
「バカやろ!男同士のスキンシップじゃないかっ!それにしても、お前大きいなぁ~!
宝の持ち腐れじゃないか!」
「ほっといてください!いいじゃないすか、もう」
いつもこんな感じだ。
「そんなことよ、この前言ってた家庭教師の娘とはどうなったんですか?」
探りを入れてみた。
「あー、あの娘か?
いいよなぁ可愛くてさぁ、オレが生徒になって色々教えて貰いたいぐらいだよ、ヘヘヘヘヘ」
懲りねえヤツだ。
「野村さんて、彼女何人いるんですか?」
「ん?そりゃ、多ければ多い方がいいよな、飽きないしなww」
クズだ!最低な男だ!
「でも、バレたりしないんですか?」
「そんなヘマするワケねぇだろwwwそれより、いつまで貞貫き通すつもりだお前は?」
…これはダメだ。
亜美はオレの妹だと言うしかない。
「そこまで言うなら、オレはもう何も言わないよ。
お前がニートを好きになろうが、ヤクザを好きになろうが何も言わない。
ただ、あの男だけはダメだって事は解ってくれ」
「…うん、解った。アニキありがとね」
神妙な顔になり、亜美は頷いた。
「よし、じゃ飲もう!何でもいいから遠慮なく注文しろ」
「じゃ、追加でポテサラと、バターコーンにメンチカツ!」
「そんなに食ったら太るぞ!」
その後、オレたちは飲んで食べて笑って、久しぶりに兄妹の時間を過ごした。そしていつもの様に、亜美は酔い潰れた…
「ア"ニ"キ~、今日はさぁ~、アニキんとこに泊まって…寝るっ!www」
「お前、酒癖悪いなぁ!
この前も玄関で寝てたろ!」
「アニキっ!」
「何だよ」
「ありがとごじぇましゅ!」
敬礼してるが足元がおぼつかない。
誰に似て酒癖が悪いんだろ。
オヤジかもな。
「うむ!」
「wwwwww」
これじゃコントじゃねーか。
亜美は千鳥足でオレの肩を借り、アパートまで何とか辿りついた。
「おぉ!アニキさぁ、身体鍛えてんの~?肩とかスゲー筋肉ぅ~」
バシバシ叩きながら肩の筋肉を触ってきた。
「だろ?アニキは鍛えてんだよ。
見直したか?」
「スゲーっ!アニキ、バキバキになってんの?
腹筋とか見せてょ~!ねぇ、みーせーてー!」
喧しい、近所迷惑だぞ!
「うるせぇな、近所迷惑だぞ!早く中に入れ!」
「アニキ、もうムリ…おんぶ」
「冗談じゃねぇ!さっさと靴脱げ!」
「やだやだ、おんぶ!」
亜美は玄関前に座り込んでしまった。
「だらしねぇな、ホントに!ほら、靴脱げ!」
「だーめ~、むーりー」
情けない…
ドアを開け、ローファーの靴を脱がした。
「ほら、早く乗れ!」
「わぁい、アニキの背中だぁ~」
玄関から部屋まで僅かな距離なのに、亜美をおぶってベッドに寝かせた。
「おやすみ~…(。-ω-)zzz」
既にイビキをかいてやがる。
飲み足りないオレは冷蔵庫からビールを取り出す。
またソファーで寝るのか…
ギシギシして寝ごごち悪い。
でも早く寝よう。
「…ニキ、アニキったら。朝だよ朝!」
亜美の声で目が覚めた。
「ん~、おはよ。また二日酔いで休むのか?」
昨日の酒が残ってるらしい。
「頭が痛い…もう無理っ、有給使って休む~」
二日酔いで休むなんて、社会人失格だぞ。
「帰る時、鍵を郵便受けの中に置いておけよ。
じゃ、行ってくる。
解ったか、おいっ!」
そう言って部屋を出た。
オレは入社以来、無遅刻無欠席を更新している。
まぁ、ぶっちゃけ自慢なのだが。
「よぉ、仲村!」
野村だ…朝っぱらから面倒臭い相手に会うとは…
「あ、おはようございます…」
「おいっす!
この前話したキャバの姉ちゃんとLINE交換したんだぜ、スゲーだろ!」
声がデカイ!
「あぁ、そうなんですね…」
「何だよ、元気ねえな!こっちの方はいっつも元気なクセによぉ~、ワッハッハッハッハッハ」
痛でっ!我が愚息を握ってきた。
「チョット、止めてください!」
「バカやろ!男同士のスキンシップじゃないかっ!それにしても、お前大きいなぁ~!
宝の持ち腐れじゃないか!」
「ほっといてください!いいじゃないすか、もう」
いつもこんな感じだ。
「そんなことよ、この前言ってた家庭教師の娘とはどうなったんですか?」
探りを入れてみた。
「あー、あの娘か?
いいよなぁ可愛くてさぁ、オレが生徒になって色々教えて貰いたいぐらいだよ、ヘヘヘヘヘ」
懲りねえヤツだ。
「野村さんて、彼女何人いるんですか?」
「ん?そりゃ、多ければ多い方がいいよな、飽きないしなww」
クズだ!最低な男だ!
「でも、バレたりしないんですか?」
「そんなヘマするワケねぇだろwwwそれより、いつまで貞貫き通すつもりだお前は?」
…これはダメだ。
亜美はオレの妹だと言うしかない。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる