I Love Baseball 主砲の一振り 6

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9月・優勝争いの混沌とした戦い

戦い抜く

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レッズとの三連戦は 初戦が木戸の力投が冴え渡り
1対3で勝利。

第2戦はGlanzキラー金の前に打線が沈黙。
ジョーイ 馬場の連続アーチ等で伊達が5回で降板し
4対1で敗れる。

3戦目はエース中村が登板。
序盤こそはレッズ打線を抑えていたものの
6回に三連打を浴び2失点。

Glanzは8回に小津の第2号ソロで1点差にまで詰めるが
レッズの抑え 大野が最終回をパーフェクトに抑え惜敗。

レッズ戦の負け越しと同時に3位ヤンキースが三連勝を飾り 一気に首位を奪取。

これでGlanzはヤンキースとは0.5ゲーム差で2位に転落となった。



ネプチューンリーグ順位表

東地区

1 千葉ヤンキース
2 SAITAMA Glanz 0.5
3 東北マーリンズ 1.5
4 甲府ブレーブス 5.0


西地区


1 名古屋99ers
2 Fukuoka Dodgers 2.0
3 京都Super Phoenix 3.5
4 北陸レッズ               8.5


Glanzはこの後 北九州へ飛んでDodgersとの連戦がスタートする。



Dodgersとの連戦を前に 中田は打撃不調により二軍で調整していた徳川を一軍に登録。

徳川と入れ替わりで正捕手の毒島が二軍落ちとなった。


毒島は現在23打数ノーヒット。


先月まで.273だった打率が.241まで下がり
さすがにこれはダメだという事で二軍行きを命じた。


バッティングがダメなら守備でと言いたいところだが
正捕手の座もフレーミングを上手く使いだした滝沢がマスクを被る事が多く 毒島はもっぱらファーストか指名打者での出場が多くなった。




北九州の小倉ボールパークではライト方向からレフト方向へ風が吹いていた。


タダでさえ左打者不利の球場なうえに この風では長打はあまり期待出来ない。


となると 右打者の長打に期待するしかない。



先発はGlanzが現在13勝6敗 防御率3.47の片山。

対するDodgersはこちらも左のエース梁屋と両左腕の先発。



Glanzのスターティングメンバー


1 RF ルイス 39
2 LF 唐澤   1
3 SS 白石  5
4 CF 森高  7
5 3B ロビンソン 2
6 2B 石川  8
7 DH 小津 51
8 1B 徳川  23
9  C  滝沢  9


    P 片山   19


今日は2番に唐澤 3番白石という打順で挑む。




Dodgersのスターティングメンバー


1 3B 長谷川 10
2 CF 島津 8
3 RF 斐川 3
4 SS 卜部 9
5 C    保坂 27
6 LF ブキャナン 50
7 DH 斎藤 1
8 2B  西村 0
9 1B 陣内 33


     P 梁屋  16


Dodgersは今年途中からサードのレギュラーを掴んだ長谷川が俊足好打のバッティングでトップバッターとしての役割りを果たしている。


2番島津 3番斐川 4番卜部のクリーンアップはホームランの数こそ少ないが ランナーのいる場面はしぶといバッティングをするので要注意だ。




午後6時 試合はスタートした。


Dodgers先発梁屋はストレートと大きく縦に割れるカーブでGlanzの打線を翻弄する。


Glanz先発片山もノビのあるストレート カットボール カーブ チェンジアップでカウントを取って縦のスライダーで打ち取るピッチングでDodgers打線に3回まで1安打という内容。


試合が動いたのは6回の裏。


先頭の島津が上手く右中間を破るツーベースヒットで塁に出る。


3番斐川は縦のスライダーで三振に倒れるが
4番卜部が片山のチェンジアップをライト前に運んで島津がホームを踏み先制。


Glanzも点を取りたいところだが 梁屋のカーブが冴え渡り ランナーを出すものの要所要所で抑えられ得点にならず。


結局 この1点を継投作で守り抜き 1対0の完封リレーでDodgersが勝利。


第2戦はGlanzが桐生 Dodgersが右の速球派 太田が先発。


この日はGlanzが4回に白石のタイムリーで先制すると
5回にはロビンソンの第31号ツーランで2点追加。


Dodgersも6回にブキャナンの15号ソロで1点を返すものの
Glanzの勝利の方程式【新レフティー3】の前に打線が沈黙。


1対3でGlanzが勝利し 1勝1敗のイーブンに引き戻す。


3戦目はGlanzが木戸 Dodgersは昨年初の2桁勝利を記録した右のサイドスロー山本。



試合は両チーム共に無得点のまま6回の表へ。


この日7番指名打者の財前が山本のスライダーを上手く捕え 左中間スタンドへ第11号ソロで先制。


Glanz先発木戸は変化球主体でコーナーを突くピッチングでDodgers打線を凡打の山にする。


木戸は6回を投げて 被安打2 1四球の内容でマウンドを降りた。


7回には冴島が 8回は中継ぎエースのジェイク。

そして最終回は守護神真咲がパーフェクトに抑え
Glanzが完封リレーで勝ち越しに成功した。


木戸はこれで8勝目をマーク。

真咲は30セーブを記録。


北九州での連戦を終え Glanzは本拠地へ戻り
明日からは京都Super Phoenixとの連戦がスタートする。
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