6 / 8
ライオンになれないの?
しおりを挟む
「うおー! ボクはもうライオンだ!」
ヤギさんはそう言いながら歩きました。
ライオンさんのように堂々と、、強そうに、そしてかっこよく。
「おおヤギさん。どうしたんだい? iいつもよりかっこいいじゃないか」
「ああカラスさん。もうボクはライオンなんだ」
「……は?」
カラスさんは困った顔をしました。
「ら…ライオン? バカ言うんじゃないよ。君はどう見てもヤギだ。悪いこと言わんから、少し頭を冷やしたらどうだい?」
そういわれてヤギくんは傷つきました。
なんでだろう。あんなにがんばったのに、なんでボクはライオンになれないんだろう。
「もしかして……ボクはヤギのままなのかな?」
ヤギくんは不安になりました。
かわいそうに思ったカラスさんは一ついいことを思いつきました。
「そんなにライオンになりたかったらイオンに会って聞いてみなよ。どうやったらライオンになれるのって」
「そうか! さいしょからそうすればよかったんだ!」
ヤギくんはライオンに会いに行きました。
ヤギさんはそう言いながら歩きました。
ライオンさんのように堂々と、、強そうに、そしてかっこよく。
「おおヤギさん。どうしたんだい? iいつもよりかっこいいじゃないか」
「ああカラスさん。もうボクはライオンなんだ」
「……は?」
カラスさんは困った顔をしました。
「ら…ライオン? バカ言うんじゃないよ。君はどう見てもヤギだ。悪いこと言わんから、少し頭を冷やしたらどうだい?」
そういわれてヤギくんは傷つきました。
なんでだろう。あんなにがんばったのに、なんでボクはライオンになれないんだろう。
「もしかして……ボクはヤギのままなのかな?」
ヤギくんは不安になりました。
かわいそうに思ったカラスさんは一ついいことを思いつきました。
「そんなにライオンになりたかったらイオンに会って聞いてみなよ。どうやったらライオンになれるのって」
「そうか! さいしょからそうすればよかったんだ!」
ヤギくんはライオンに会いに行きました。
0
あなたにおすすめの小説
合言葉はサンタクロース~小さな街の小さな奇跡
辻堂安古市
絵本
一人の少女が募金箱に入れた小さな善意が、次々と人から人へと繋がっていきます。
仕事仲間、家族、孤独な老人、そして子供たち。手渡された優しさは街中に広がり、いつしか一つの合言葉が生まれました。
雪の降る寒い街で、人々の心に温かな奇跡が降り積もっていく、優しさの連鎖の物語です。
たったひとつの願いごと
りおん雑貨店
絵本
銀河のはてで、世界を見守っている少年がおりました。
その少年が幸せにならないと、世界は冬のままでした。
少年たちのことが大好きないきものたちの、たったひとつの願いごと。
それは…
風船タコさん会えるかな?
いもり〜ぬ(いもいもぶーにゃん)
絵本
おととの左手は、おいしいソースいいにおい、ホカホカたこ焼きの入った袋。
ボクの右手は、タコさん風船のひも。
タコさん風船、タコ焼き屋さんでくれはった。
タコさん風船、ボクの頭の上をぷっかぷっか気持ちよさそう。
風船タコさんがボクをちらっ、ちらっ。
そしてボクをじーっと見る。
ボクも風船タコさんを見る。
そして「タコさん、わかったで」とうなずく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる