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第三章 リブート編
第81話 聖女様を守れ!
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ギルドマスターはため息を付きながら話しを始めた。
「今朝呼ばれてな。今日結婚するから聖女を引退すると。急な話なので当面は引き継ぎの為に神殿にいらっしゃるそうだが、迷惑を掛けるからと伝えてきたんだよ」
「相手は誰だ?」
「現在はAランクの冒険者で、明日Sランクになるクラン天空の絆のクランマスターだ」
「なんだよそのクランは?ああん?聞いた事が無いぞ」
「諦めろ。お前と違い人望が厚く、聖女様が幼き頃より予知夢に見てきた人物そのものだそうだ。まさか予知夢でみた顔そのものだとは思わなかったらしい。双方合意で、俺も祝福をしたよ。お前のような気狂いは門前払いで恥をかくのが関の山だ。諦めて帰れ」
「ざけんな!乗り込んで掻っ攫ってやる!まだ初夜の前だろ?まあ中古でもいいや」
「止めておけ。もう避難が済んだ筈だ。聖女様に万が一の事があってはならないから、護衛を伴って国外に出発した筈だ。門番には既に聖女様が出た後は誰も出すなと伝えているぞ」
「引っ掛るかよ。嘘だな」
「嘘だと思うのなら、神殿に行ってみろ。既に裳抜けの殻だぞ。それにお前は何をしたいんだ?話し位聞くぞ?パーティーを抜けたアーリアさんとマリーシスさんを連れ戻しに来たのか?それとも聖女様に横恋慕したのか?」
「っち!もういい。直接確かめてやる。それにな、仲間が町の外で見張っているから嘘はバレるんだよ」
そうしてダニーが引き上げたが、ジークは頷いてシリウスと神殿に向かった。
ダニーは場所を知らないから、知っているジーク達の方が先に辿り着く。
その為に数分先行している筈で、顔パスで中に入った。
聖女の執務室にはまだ皆がいたが、扉番は緊急事態だと唸るジークの慌て振りと、シリウス同伴で来たので中に入れた。
「ダニーが来た。気が狂っているとしか言えないが、アーリアとマリーシス、それとリスカリカを何故か力ずくで奪おうとしているんだ。いま直に避難しよう」
「お待ち下さい。私の為に皆様にご迷惑をお掛けする事は出来ません。その者と会いましょう。きっぱりと断ります」
「話が通用する状態じゃなかったんだ。何をしでかすか分からない」
「私も同意します。ここは逃げの一手だと思いますよ」
「駄目です。今は逃げられてもいずれ追いつかれるでしょう。この面々の中では流石に暴れないのでは有りませんか?それよりもアーリアさんとマリーシスさんはここにいない方が…」
「いやがったな!ってなんでクズがいやがる!シリウスもだ!やはり出鱈目か!」
「っち!早かったな」
「そんなこったろうと思ってシリウスの後をつけてきたのさ。なんで俺の女達がいるんだよ?ああん?」
「誰があんたの女よ。私達は皆ジークに娶ってもらう事が決まっているのよ」
「はぁ!?ざけんな。そんなクズの何処が良いんだよ!えっ!それに俺は勇者のギフトを持つ真の勇者様だ。お前らは黙って俺に股を開けば良いんだよ!」
「お黙りなさい。下品極まりない下衆如きが聖女たる私を娶るだなんて身分をわきまえなさい。下郎に身を委ねるなどはあり得ません。この御方は間違いなく勇者様なのです。勇者様に多くの女性が嫁ぐのは当たり前です。ジーク様は紛れもなく勇者大輝様の転生体です。その記憶も引き継いでおります。貴方と違いかつて魔王を討ち滅ぼした真の勇者です」
「何いってんだ!てめぇらは股を開くしか能がないんだ!俺様が抱いてやると言っているんだ!ありがたく抱かれろ!」
「お前正気か?滅茶苦茶だな。ジーク君、女性達をまずは逃がそう。それとやはり異常過ぎる」
「ガッ!ガッ!ぐがぁ」
「な、なんだ?」
「うらぁ」
いきなりジークに斬り掛かるも、剣で受け止めた。
「ダニー、貴様気でも狂ったか?今剣を収め、王都を出るのなら見逃してやる!あたいらのジークに何をしているんだぃ!」
「貴様が死ねば俺の女になるんだ。たっぷりかわいがってやるよ!ヒィィヒィィ言わせてやる!」
そうしてダニーはリスカリカの執務室で大暴れを始めたのであった。
「今朝呼ばれてな。今日結婚するから聖女を引退すると。急な話なので当面は引き継ぎの為に神殿にいらっしゃるそうだが、迷惑を掛けるからと伝えてきたんだよ」
「相手は誰だ?」
「現在はAランクの冒険者で、明日Sランクになるクラン天空の絆のクランマスターだ」
「なんだよそのクランは?ああん?聞いた事が無いぞ」
「諦めろ。お前と違い人望が厚く、聖女様が幼き頃より予知夢に見てきた人物そのものだそうだ。まさか予知夢でみた顔そのものだとは思わなかったらしい。双方合意で、俺も祝福をしたよ。お前のような気狂いは門前払いで恥をかくのが関の山だ。諦めて帰れ」
「ざけんな!乗り込んで掻っ攫ってやる!まだ初夜の前だろ?まあ中古でもいいや」
「止めておけ。もう避難が済んだ筈だ。聖女様に万が一の事があってはならないから、護衛を伴って国外に出発した筈だ。門番には既に聖女様が出た後は誰も出すなと伝えているぞ」
「引っ掛るかよ。嘘だな」
「嘘だと思うのなら、神殿に行ってみろ。既に裳抜けの殻だぞ。それにお前は何をしたいんだ?話し位聞くぞ?パーティーを抜けたアーリアさんとマリーシスさんを連れ戻しに来たのか?それとも聖女様に横恋慕したのか?」
「っち!もういい。直接確かめてやる。それにな、仲間が町の外で見張っているから嘘はバレるんだよ」
そうしてダニーが引き上げたが、ジークは頷いてシリウスと神殿に向かった。
ダニーは場所を知らないから、知っているジーク達の方が先に辿り着く。
その為に数分先行している筈で、顔パスで中に入った。
聖女の執務室にはまだ皆がいたが、扉番は緊急事態だと唸るジークの慌て振りと、シリウス同伴で来たので中に入れた。
「ダニーが来た。気が狂っているとしか言えないが、アーリアとマリーシス、それとリスカリカを何故か力ずくで奪おうとしているんだ。いま直に避難しよう」
「お待ち下さい。私の為に皆様にご迷惑をお掛けする事は出来ません。その者と会いましょう。きっぱりと断ります」
「話が通用する状態じゃなかったんだ。何をしでかすか分からない」
「私も同意します。ここは逃げの一手だと思いますよ」
「駄目です。今は逃げられてもいずれ追いつかれるでしょう。この面々の中では流石に暴れないのでは有りませんか?それよりもアーリアさんとマリーシスさんはここにいない方が…」
「いやがったな!ってなんでクズがいやがる!シリウスもだ!やはり出鱈目か!」
「っち!早かったな」
「そんなこったろうと思ってシリウスの後をつけてきたのさ。なんで俺の女達がいるんだよ?ああん?」
「誰があんたの女よ。私達は皆ジークに娶ってもらう事が決まっているのよ」
「はぁ!?ざけんな。そんなクズの何処が良いんだよ!えっ!それに俺は勇者のギフトを持つ真の勇者様だ。お前らは黙って俺に股を開けば良いんだよ!」
「お黙りなさい。下品極まりない下衆如きが聖女たる私を娶るだなんて身分をわきまえなさい。下郎に身を委ねるなどはあり得ません。この御方は間違いなく勇者様なのです。勇者様に多くの女性が嫁ぐのは当たり前です。ジーク様は紛れもなく勇者大輝様の転生体です。その記憶も引き継いでおります。貴方と違いかつて魔王を討ち滅ぼした真の勇者です」
「何いってんだ!てめぇらは股を開くしか能がないんだ!俺様が抱いてやると言っているんだ!ありがたく抱かれろ!」
「お前正気か?滅茶苦茶だな。ジーク君、女性達をまずは逃がそう。それとやはり異常過ぎる」
「ガッ!ガッ!ぐがぁ」
「な、なんだ?」
「うらぁ」
いきなりジークに斬り掛かるも、剣で受け止めた。
「ダニー、貴様気でも狂ったか?今剣を収め、王都を出るのなら見逃してやる!あたいらのジークに何をしているんだぃ!」
「貴様が死ねば俺の女になるんだ。たっぷりかわいがってやるよ!ヒィィヒィィ言わせてやる!」
そうしてダニーはリスカリカの執務室で大暴れを始めたのであった。
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