異世界で穴掘ってます!

KeyBow

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第2章

今後の事

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 俺はある程度考えをまとめていた。リリアに説明のお礼をしてエミリーに国を出ると話した。ギルドマスターにいずれ戻ると話し、家をまた見て貰う事にする。既にエミリーは覚悟を決めており、ギルドを退職して貰う事に同意する。
  
 音声確認が終わり、俺が話を始めた。

聡太「すまないが説明と確認をしたい。俺はリリアに助けられ命を繋げる前の記憶がない。まず皆のリーダーは先の感じだと俺のように感じたがどうなんだろう?」

美菜「ええ貴方よ。私が副リーダーなの」

聡太「分かった。引き続き俺がリーダーで良いんだな!?反対は?・・・分かった。俺が引き受ける。実は俺はトニーと改名しているんだ。既に俺の調査が城から来ているからだ。君達も名前を変えたいから考えてくれ。ステータスカードから何かまでギルドで出来る。コネが有るんだ。それとな、悪 いけど記憶が無いから名前と俺との関係を教えてくれ。時間がないから真面目に頼むよ」

律子「じゃあまず私ね。律子よ。火魔法は上位が行けるわ。剣は駄目よ。以前ね、貴方と一年付き合ったの。体の関係はまだよ。美菜と沙友理と生涯貴方を共有する事にしていて、この世界に来てから貴方は私達を今は抱かないと言ったのよ。避妊の手段が無いからと。リリアさんとエミリーさんは生娘よね?違えば聡太の女と認めないわよ」

エミリー「あの、私とリリアはもう聡太様と結婚しているのです。そ、その、もう初夜は終わっていますわ。聡太様が最初で最後の相手になります。もし他の男にこの身を穢されし時は自害する所存です。リリアも同じで、二人で誓いましたから」

律子「ああ、先を越されたのかあ。ごめんね皆の前で恥ずかしかったでしょ」

 律子はエミリーを抱き締めていた。

沙友理「じゃあ次は私ね。りっちゃんの言う通りなの。3人で1年づつ付き合おうってなったのよ。私はねこの世界に来れたのは良かったと思うの。だって世間から白い目で見られず堂々と聡太に嫁げるのだもの。いずれ私の事を思い出してね。魔法は水かな。私はサポートを選んでいるの」

 続いてみっちゃんだ

 みっちゃん「では次は私ね。穴吹さん達のクラスの副担任よ。そうね、穴吹さんのお陰で今の私があるのよ。私と貴方のの関係はそうね恋人よ。なったばかりだけど。言質はしっかりとってるのよ。俺の恋人ねって言われたから彼女なのよ。まだ自分の能力がよく分からなくて、雷だけは放てるの。それと武器は鞭ね」

 等と皆が話してくれた。リリアとエミリーも簡単な自己紹介を行い大体の事が理解できた。

 俺は元々9人で脱出をしようとしていたが甘かったようだ。どうも俺のスキルがホールのみとなり、最弱とされていて、消そうとしたようだ。
 最弱のスキルかもだが、要は使い方次第だ。美菜から聞かされたのは俺が落下した所は崖崩れが有ったと。恐らく俺が反撃した結果だろう。

 さてどうするか。一応聞いておこうかと

聡太「そうだな、太輔は今後の事どう思う?要はどうするか」

 
太輔「いきなり俺?うーん今が精一杯で先の事まで考えが回らないな。やっぱり聡太は違うな。俺なら明日明後日に国外へ向けて逃げ出すかな」

聡太「どうして明日か明後日なんだい?」

太輔「そうだな。基本的に一週間ダンジョンアタックだけど、買い物とか武器購入とか自由だから、一週間後の集合時まで監視が緩いから、羽目を外している位でバックレたとは直ぐには思わないだろうから、探し始めるまでの2,3日の間に距離を稼ぐ感じかな」

聡太「友樹はどうだ?」

友樹「俺に聞くか?自慢じゃないが太輔より良い案なんて無いぞ。精々旅の護衛で剣を振るう位だぞ」

聡太「他に意見はないか?」

みっちゃん「流石に明日は無理ね。馬車とかの調達があるし、エミリーさんの職場の事もあるし、早くて2日後かな?」

聡太「なるほどね。太輔の意見以外出ないんだよね。皆、俺の無限収納を忘れていないか!?悪いけど大輔の案だと予測されて捕まるぞ!」

 その一言で特に大輔が青くなっていたのだった。
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