162 / 166
第3章
召喚陣
しおりを挟む
城は健在だが、衛兵等の守備が機能しておらず、俺達は城の内部にあっさりと入る事が出来た。一路俺達が召喚をされた謁見の間を目指すが、通路には小さな穴が複数空いており、穴を中心にして亀裂が入っていたりする。まるで銃創だ。
死体は無いが、血の跡が沢山有り、直近の戦闘の跡だと分かる。
そして謁見の間の手前に来たが、そこには城の兵が謁見の間にある魔方陣に対峙する形で布陣していた。
魔方陣の方を見ると、なにやら兵士達と向き合い、臨戦態勢の日本人と外人がいるが、いかにも軍人というか、傭兵のような奴らが対峙していた。
そう、陣の先は地球のようだ。
出てきたのは軍隊ではなく、私兵のようだった。
念のため美菜達に確認し、最早日本には帰らないという。俺も勿論そうだ。
そして一気に飛び越えて魔方陣に向き合うと、そこにはいかにもと言った感じのゲートがある。大きさは小型自動車がやっと通れる巾だ。高さは2m位だろうか。
俺は地球人に問うた
聡太「責任者はいるのか?俺は日本人だ。」
そうするとマシンガンを構えた奴がいきなり発泡してきた。
しかし俺の魔法で俺に向かう分は全て弾いた。だが、城の兵士にはあっさり当たり、鎧を貫通し、バタバタと倒れていく。
俺は発泡した奴の首を刀で切り付け、あっさりと首を落とした。
聡太「いきなり何をする。見ての通り貴方達の武器は通用しない。降伏しろ」
しかし聞く耳は持たないようだ。
ざっと数えると20名位がいて、何人かが戻っていった。増援を呼ぶのだろう。
やはり銃を撃ってくる。
俺は被害を広げない為に銃を持った者を次々に殺していく。
先制されたのだ。これは最早戦争だ。遠慮はいらない。
あっという間に半分倒して武器を回収し、死体も収納した。そして
聡太「悪いが、ゲートを閉じさせて貰う。帰れなくなる前に戻るんだ。」
しかし、残りが一斉に攻撃し、手榴弾を投げてきたが、誰かのアイスボールで投げた奴に弾き返し、炸裂し、全員が死んだのが分かる。
そうすると俺はユリシーズを呼び寄せ、魔方陣の破棄と、ゲートの破棄をお願いした。
モナは護衛としてユリシーズの背後だ。
城の兵士は呆気に取られ、無反応だった。
死体は無いが、血の跡が沢山有り、直近の戦闘の跡だと分かる。
そして謁見の間の手前に来たが、そこには城の兵が謁見の間にある魔方陣に対峙する形で布陣していた。
魔方陣の方を見ると、なにやら兵士達と向き合い、臨戦態勢の日本人と外人がいるが、いかにも軍人というか、傭兵のような奴らが対峙していた。
そう、陣の先は地球のようだ。
出てきたのは軍隊ではなく、私兵のようだった。
念のため美菜達に確認し、最早日本には帰らないという。俺も勿論そうだ。
そして一気に飛び越えて魔方陣に向き合うと、そこにはいかにもと言った感じのゲートがある。大きさは小型自動車がやっと通れる巾だ。高さは2m位だろうか。
俺は地球人に問うた
聡太「責任者はいるのか?俺は日本人だ。」
そうするとマシンガンを構えた奴がいきなり発泡してきた。
しかし俺の魔法で俺に向かう分は全て弾いた。だが、城の兵士にはあっさり当たり、鎧を貫通し、バタバタと倒れていく。
俺は発泡した奴の首を刀で切り付け、あっさりと首を落とした。
聡太「いきなり何をする。見ての通り貴方達の武器は通用しない。降伏しろ」
しかし聞く耳は持たないようだ。
ざっと数えると20名位がいて、何人かが戻っていった。増援を呼ぶのだろう。
やはり銃を撃ってくる。
俺は被害を広げない為に銃を持った者を次々に殺していく。
先制されたのだ。これは最早戦争だ。遠慮はいらない。
あっという間に半分倒して武器を回収し、死体も収納した。そして
聡太「悪いが、ゲートを閉じさせて貰う。帰れなくなる前に戻るんだ。」
しかし、残りが一斉に攻撃し、手榴弾を投げてきたが、誰かのアイスボールで投げた奴に弾き返し、炸裂し、全員が死んだのが分かる。
そうすると俺はユリシーズを呼び寄せ、魔方陣の破棄と、ゲートの破棄をお願いした。
モナは護衛としてユリシーズの背後だ。
城の兵士は呆気に取られ、無反応だった。
12
あなたにおすすめの小説
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
妹と歩く、異世界探訪記
東郷 珠
ファンタジー
ひょんなことから異世界を訪れた兄妹。
そんな兄妹を、数々の難題が襲う。
旅の中で増えていく仲間達。
戦い続ける兄妹は、世界を、仲間を守る事が出来るのか。
天才だけど何処か抜けてる、兄が大好きな妹ペスカ。
「お兄ちゃんを傷つけるやつは、私が絶対許さない!」
妹が大好きで、超過保護な兄冬也。
「兄ちゃんに任せろ。お前は絶対に俺が守るからな!」
どんなトラブルも、兄妹の力で乗り越えていく!
兄妹の愛溢れる冒険記がはじまる。
異世界帰りの最強勇者、久しぶりに会ったいじめっ子を泣かせる
枯井戸
ファンタジー
学校でイジメを受けて死んだ〝高橋誠〟は異世界〝カイゼルフィール〟にて転生を果たした。
艱難辛苦、七転八倒、鬼哭啾啾の日々を経てカイゼルフィールの危機を救った誠であったが、事件の元凶であった〝サターン〟が誠の元いた世界へと逃げ果せる。
誠はそれを追って元いた世界へと戻るのだが、そこで待っていたのは自身のトラウマと言うべき存在いじめっ子たちであった。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる