盾の間違った使い方

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第74話 心臓への懸念と聖職者の勘違い

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「改めてお聞きします。あなた達は、一体何者なのですか?」
 聖騎士エレオノールの問いかけ。
 だが、その張り詰めた空気の背後で、先程から奇妙な音が響いていた。
「……ふんぬッ! くぅぅ……ふんがーッ!!」
 見れば、エレオノールが乗ってきた馬の脇で、従者らしき小柄な少女が、地面に深々と突き刺さった巨大な『ランス(騎兵槍)』と格闘していた。
 さっきエレオノールが、俺たちの戦いを防ぐべく投げ込んだやつだ。
 少女は顔を真っ赤にして、自分の背丈ほどもある重厚なランスを引き抜こうとしているが、あまりに深く刺さりすぎていて、びくともしないようだ。
 主(あるじ)はとんでもない美人、従者はドジっ子。
 そんな凸凹コンビに一瞬気が逸れたが、俺の意識はすぐに、隣で震えている雫の胸元へと戻った。
(……待てよ)
 俺の脳裏に、最悪の可能性がよぎった。
 さっき兵士が石突きで突いた場所。あれは、左胸――心臓の真上だ。
 もし、肋骨が折れて心膜の間に血が溜まっていたら? 心臓が圧迫されて止まる、あれだ。
 救急医療ドラマとかでよく見る、一刻を争うやつ。名前は確か……
(……『心タンポン』……?)
 いや、それじゃ生理用品じゃねえか!
 違う、『心タンポナーデ』だ!
 あるいは、タイミング悪く衝撃が入って、心臓のリズムが狂う『致死性不整脈』を起こしている可能性だってある。
 どちらにせよ、外見は平気そうに見えても、内部で出血していたり心臓が止まりかけていれば、数分で命に関わる。
「……動くな」
 俺はエレオノールたちを無視し、インベントリから清潔なハンカチを取り出した。
 そして、戸惑う雫の前に膝をつく。
 ワークウェアの胸元には、黒い汚れが残っていた。俺はその汚れを、ハンカチで拭い取る。
 白い布に、じわりと赤が滲んだ。出血している。
「……チッ、皮が裂けてるな。血が出てる」
「え……?」
 服の上からでは傷の深さが分からない。打撲の深度も不明だ。
 俺はハンカチをしまうと、真剣な顔で彼女のワークウェアの襟元に指をかけた。
「……直接診る。じっとしてろ」
「ひゃっ!? さ、佐東さん、ここは外で……!」
 雫が羞恥に身をよじる。
 当然だ。衆人環視の中で年頃の娘の胸元をはだけさせるなど、あってはならない。
 本当なら、俺だってこんな場所で雫の肌など晒したくない。誰にも見せたくない。
(……くそっ、どうする!?)
 焦りの中で、俺は今更ながらある事実に思い至った。
(……そうだ、インベントリだ! インベントリに入ればいいじゃないか!)
 バカか俺は!
 俺の『インベントリ』は、人が入れる異空間収納だ。テントなんて出さなくても、雫をあの中に避難させれば、誰にも見られずに治療できる!
 俺は救いを求めるように、自身の異空間収納に意識を向け――。
 そして、愕然とした。
(……うわあああ!? なんだこのゴミ屋敷は!?)
 中は足の踏み場もないほど、瓦礫やドロップ品、巨大なモンスターの素材で、天井までギチギチに埋め尽くされていたのだ。
 そうだ……あの緊迫したダンジョン消滅の時、崩落までの短い時間に、拠点の物を一切合切インベントリに放り込んだままだった。
(……バカだ、俺は本当に大バカだ……!)
 ダンジョンを出てから町に来るまで、アイテムボックスに移し替えるだけの時間は十分にあったのに!
 雫の無限収納ならいくらでも入る。移動中に整理しておけばよかったのだ。
 だが俺は、久しぶりの地上に浮かれて、そんな基本的なことを完全に失念していた。
 完全に後の祭りだ。人が入り込む隙間なんて1ミリもない。
 だが、治療は待ったなしだ。
 俺の『ヒール』は初級魔法。効果範囲は狭く、患部から離れれば離れるほど、その治癒効果は劇的に薄れてしまう。
 ましてや、厚手のワークウェア越しでは、皮膚の下の血管や、その奥にある心臓までは魔力が届かない可能性がある。
 確実に治すには、肌に直接触れて、ゼロ距離で魔力を流し込むしかない。
 万が一、『心タンポナーデ』や『不整脈』になっていたら? 躊躇している間に手遅れになったら?
 俺の中で、医療的な緊急性が羞恥心を上回った。
 それに……
(……ポロリだけは、雫の尊厳のためにも絶対に避けなければ……!)
 患部は鎖骨の下あたりだ。
 そこを見えるように広げるだけなら、ギリギリ裸じゃない。医療行為の範疇だ。
 そう自分に言い聞かせ、俺は雫の襟に手をかけた。
「――リーラ! ランスはいい! 壁を!」
「は、はいッ!」
 俺の行動を察したのか、エレオノールから鋭い命令が飛んだ。
 主君の指示により、ランスと格闘していた従者の少女――リーラが、ビシッと反応して駆け寄ってくる。
 彼女は雫の左側に立つと、バサリとマントを広げた。
 同時に、エレオノール自身も右側に立ち、同じようにマントを広げる。
 二人は兵士たちに背を向け、俺たちの手元を覗き込むようにして仁王立ちし、即席の『壁』を作ったのだ。
「治療が必要なようです……静まれ! 良いか皆の者、命が惜しければ決してこちらを見るでない!」
 エレオノールのドスの効いた一喝に、周囲の兵士たちが慌てて背を向ける。
 一瞬にして、俺と雫の周りに、女騎士とその従者による『鉄壁の個室』が完成した。
 これなら、外からは見えない。中にいる俺と、目の前で監視している二人以外は。
「……助かる」
 俺は短く礼を言うと、迷わず雫の襟をグイッと少しだけ左右に広げた。
 露わになる、雪のように白い鎖骨と、そこから続く滑らかな肌の曲線。
 そして、服に押し込められていた豊満な双丘が作り出す、深く柔らかな『谷間』が、わずかにその奥を覗かせる。
(……っ、だめだ! これ以上は『ポロリ』してしまう……!)
 俺は寸でのところで指を止めた。
 これ以上襟を広げれば、雪崩のごとく全てが露わになってしまう。そのギリギリの境界線。
 俺は冷や汗をかきながら、そこを死守した。
「……ぐふっ、負けた……」
 目の前でマントを広げていた従者の少女リーラが、その圧倒的な丘を真正面から見てしまい、小声で呻いたのが聞こえた。何と戦っていたのかは知らないが、彼女の視線は自身の平坦な胸元と雫のそれを往復し、絶望の色を浮かべていた。
 白い肌の上を、一筋の赤い鮮血が、谷間の奥へと向かってツーと伝い落ちていた。
 平時であれば、谷間を目の当たりにしただけで、うっかり年頃の娘の着替えを見てしまったような、居心地の悪さに視線を逸らしていたはずだ。
 だが今は、そんな感情を挟む余地はなかった。
 俺の目は医者のように冷徹に患部だけを捉えていた。心臓の拍動、腫れの色、呼吸による胸郭の動き。
(……よし、心音に異常なし。不整脈も出てない。ただの裂傷と打撲か)
 最悪の事態は免れたようだ。俺は安堵の息を吐くと、そのはだけた胸元の患部に、そっと掌を重ねた。
 直接触れる、柔らかく温かい肌の感触。
 やはり、直に触れないと魔力の浸透率が違う。
「動くなよ。『ヒール』」
 俺が小さく唱えると、掌から温かい光が溢れ出し、雫の胸元を包み込んだ。
 打撲の赤みと切り傷が、瞬く間に消えていく。
「……なっ!?」
 真横で凝視していたエレオノールが、息を呑んだ。
 壁の内側という密室。誤魔化しようのない至近距離で、彼女たちは見てしまったのだ。
 詠唱もなく、魔法陣もなく、ただの手かざしだけで傷が癒える瞬間を。
「ひゃうっ!?」
「よし、完治だ」
 俺は満足げに頷くと、最後に胸元に残った血の跡を拭おうと、再びハンカチを伸ばした。
「ほら、血がついているから拭くぞ」
「だ、ダメですっ!!」
 その瞬間、目の前にいたリーラが素早く身を翻し、俺の手からハンカチをひったくった。
「これ以上は破廉恥です! あとは私がやりますからっ!」
「あ、ああ……頼む」
 リーラは雫の前に立ちはだかるようにして俺を遮ると、手早く、しかし丁寧に雫の胸元に残った血を拭き取り、乱れた襟元を直していった。
 正直、助かった。緊急性の高い治療ではあるが、人による壁の中と言えど、これ以上衆人の中で雫の肌に触れるのは、俺としても抵抗があったからだ。
「……ありがとうございます」
「いえ! 女の子ですから、気をつけないとダメですよっ」
 雫が消え入りそうな声で礼を言うと、リーラは先輩風を吹かせて、殆どない胸を張った。
 治療が終わり、二人がマントを下ろして壁を解く。
 エレオノールは信じられないものを見る目で俺を凝視していた。
「……無詠唱での治癒魔法……それも、これほどの短時間で……」
 彼女は、先程までの警戒心を解き、畏怖と敬意のこもった眼差しで俺を見た。
「失礼いたしました。まさか、高位の聖職者様であらせられましたか」
「……は? 聖職者?」
「ええ。白昼堂々、女性の肌に直接触れての治療……それは肉欲を超越し、純粋な救済の心を持つ高位の聖職者にのみ可能とされる高位治療行為です。そして無詠唱での奇跡。枢機卿クラスとお見受けいたします」
 ……なんか、凄まじい誤解をされている気がする。
 どうやら「緊急性を優先して恥を捨てた行動」が、「高潔な聖職者の証」として解釈されたらしい。
 俺と雫は顔を見合わせた。
 今の魔法は、ただの『ヒール』だ。
 俺がレベル10到達時のボーナスとして得られた属性魔法。その中にあった『聖』を習得し、それに付随していた初級魔法の一つである『ヒール』。
 最初から『中級』を持ってこの世界に来た雫に比べれば、回復量も効率も劣る、いわば「ショボい魔法」のはずだ。
(……雫ちゃん、これ凄いのか?)
(いえ……私の中級(キュア)の方がずっと上ですけど……)
(だよな……?)
 雫も首を傾げている。
 どうやら、この400年で魔法技術が衰退したのか、それともダンジョンの魔法が規格外なのか。
 とにかく、とんだ勘違いだ。俺はただの、心配性のおっさんだ。
 否定しようとしたが、その時、背後で「ピシャリ!」と乾いた音がした。
 見れば、混乱に乗じてエレオノールの尻を触ろうとした爺さんの手が、彼女の裏拳によって叩き落とされていた。
「後ろにも目はついていますので」
「……なんと」
 エレオノールは冷ややかに告げると、再び俺に向き直った。
「聖職者様、並びにそのお連れの方々。お話は場所を変えて伺いましょう。……こちらへ」
          
 俺たちは、兵士たちに囲まれながら、石畳の道を移動した。
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