モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ＆チート持ちだった！カードから美少女を召喚します！強いカード程１癖２癖もあり一筋縄ではない〜

第１章(高校生入学編）

第89話 お宝だあ！

「ようし！お宝だああぁ！皆お宝のお披露目の時間だよおぉうぅ！さあ出そうぜえぇぇ！」

　ギルドの会議室に愛姉以外かいて、床にお宝を並べて行く。
　そしてお宝に目を輝かせテンションマックスな僕氏。

「ちょっと、テンション高くない？」

「男なら萌えるもんだよ！ほら田仲君達もそうでしょ！！」

　そう！男衆ははしゃいでいた。


　迷宮の宝箱の中身にメガネがあり、それを手に取り・・・掛けてみると・・・
　アイテムの鑑定が出来るようだ。
　目の前にホログラムのような説明文が現れたが、人を見ても何も起こらない。

　内容を咀嚼するのは後にし、鑑定結果をそのまま記載しよう！
　髪に書き書きし置いていきます。


１）神聖な剣【聖光の刃】
 　この剣は光の力を宿し、魔物に対して特に効果的です。
　振るう事で周囲を明るく照らし、魔物を恐怖させます。

２）魔法の指輪【永遠の叡智】
　この指輪を身につけると、知識や洞察力が飛躍的に向上します。
　探索者が迷宮の謎や仕掛けを解読する際に非常に役立ちます。

３）神秘のマント【影の隠れ身】
　このマントを纏うと探索者は見えなくなり、魔物の注意を引かずに行動できます。
　また、マントを広げる事で周囲の影に溶け込み、魔物の目を欺く事ができます。

４）召喚の玉【幻影の召集師】
　この玉を振るう事で、探索者は迷宮内に幻影を召喚できます。
　幻影は魔物を惑わせ、攻撃したり協力させたりする事ができます。　
　但し、召喚した幻影自体は直接相手に傷を負わせる事は出来ません。

５）神聖なる盾【守護の聖楯】
　この盾は強力な防御力を持ち、魔法や物理攻撃から探索者を守ります。
　また、盾を地面に叩きつける事で魔物を打ちのめし、一時的に動きを封じる事ができます。

６）神秘のポーション【時空転移の霊薬】
　このポーションを飲む事で、探索者は１度だけ時間を一時停止させる事ができます。
　時間が止まった状態で魔物や仕掛けを回避したり、戦局を有利に進めたりする事ができます。

７）雷霆の戦槌【トールハンマー】
　このハンマーは神話の神、トールが使ったと言われる伝説的な武器です。
　対象に命中すると、強力な雷撃を放ちます。その威力は魔物に対して特に効果的であり、周囲の敵を感電させる事ができます。
　ただし、このハンマーを持つためには特別なユーザー認証が必要であり、それ以外の者が持つと1トンの重量ペナルティが課されます。

８）炎熱の拳甲【ガツンとレッド】
　この赤色をしたガントレットは、炎と熱を操る力を秘めています。
　探索者はこのガントレットを身につける事で、炎のエネルギーを自在に操り、炎の拳を繰り出す事ができます。このアイテムは戦闘時に強力な火炎攻撃を放つだけでなく、環境を利用してパズルや障害物を解決する際にも役立ちます。


９）ドラゴンの鱗【ドラゴンスケール】
　強力な防御力を持つ鎧や盾の作成に使用される。


１０）エルフの弓【エルフボウ】
　的確な射撃と優れた命中率を備えた強力な弓。


１１）フェニックスの羽【フェニックスフェザー】
　回復の力を持ち、致命的な傷を癒す事ができる。


１２ゴーレムの心臓【（ゴーレムハート】
　力強く頑丈な防具や武器を強化するための材料。


１３）妖精の涙【フェアリーティアーズ】
　魔法の効果を増幅させる事ができるアイテム。


１４）ドワーフの鉱石【ドワーフオア】
　耐久性と強度に優れた装備品の作成に使用される貴重な鉱石。


１５）グリフォンの羽根【グリフィンフェザー】
　素早さと俊敏性を向上させるアクセサリー系アイテム。


１６）魔法のクリスタル【ミスティッククリスタル】
　魔法の力を増幅させ、新たな魔法書を作る為に必要な材料のひとつ。


１７）ドラゴンの牙【ドラゴントゥース】
　強力な攻撃力を持つ武器や爪の作成に使用される。

１８）アンデッドの秘宝【アンデッドリリック】
　アンデッドに対する特殊な効果を持つ武器やアイテムの材料。

　皆ポカーンとなり、スマホで調べていく。

「よおうし！多分愛姉の欲しいのは弓だから、皆欲しい物の番号を書いて僕に出して！」

「斗升さーん、どういう事かしらぁ」

　天使の微笑みをしながら友里愛が聞いてきた。

「うん。まず入札し、被らなかったのはそのままゲットで、被ったらジャンケンして負けた人は負けた人達でもう１度入札するんだけど、どうかな？」

「あら？斗升さん、素敵なアイデアね！良いと思いますわ！」

「うん。僕達も問題ないよ。取り敢えず１人１つだね」

　田仲君も頷き入札スタイルで決定し、愛姉が戻るまで雑談に耽っていた。

　愛姉が戻るとアイテムの事を見てもらい、入札スタイルで配分すると伝えると真剣にアイテムを見出した。

「決まったわ。斗升君の言う通り前回の分としてまずこの弓を頂くわね！」

「それ・・・」

「みんなー！オネェ様が来たから第１回目の入札をはっじめるよー！」

　僕が言い掛けたが、元気っ子なみっちゃんに先を越された・・・