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第1章(高校生入学編)
第103話 新装備お披露目へ
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「・・・斗升君、朝だよ!」
「んーん、ぐふう!もう食べられない・・・おっぱいが!」
「寝ぼけていないで早く起きなよ!」
「おはよう!きのうさ、僕達って覗き魔達を退けたご褒美で、目隠しされたとは言えお風呂一緒に入ったよね?」
「おいおいおいおい大丈夫?女子風呂に入る訳ないでしょ!?」
「やっぱり入ったんじゃないか。僕は女子風呂とは言っていないよ」
「大変だったんだよ。斗升君がさ、お風呂場で鼻血出して倒れたからさ。それを聞き付けた渚さん達が斗升君を何処かに連れて行ったんだよ。それと変な夢を見たようだよ!女子風呂に入るのは駄目だよ!と唸っていたよ」
よく分からない事を言っていたけど、どうやら僕は田仲君達と風呂に入っている時に倒れ、田仲君達が先生を呼びに行ってくれており、その時に覗き魔を撃退した英雄として手厚く介抱されたらしい。
女子風呂に入った事はなく、何となく田仲君達と風呂に入った記憶が蘇ってきた。
女子風呂に目隠しされて入ったのは妄想のようで、勿論友里愛の裸を見たのも夢のようだ。
・
・
・
朝食は好きな所で食べたけど、隣に座る友里愛に正直に聞く事にした。
「あの、昨日僕は友里愛の裸を見たりしていないよね?そんな夢を見たんだ」
「私、まだ斗升に見られていないけど、斗升になら見られても良いのよ。そっか、夢に出る程私の事を想ってくれているのね!」
「その、右の胸の下にハートの痣があったりしない?」
「えっ?なんで知っているの?」
「その、夢の中で見えたんだ」
「確かにあるけど・・・不思議ね。今晩確かめる?」
「いえ、け、結構です」
僕は友里愛にからかわれたけど、うんと言ったらどうなるのかな?
本日の予定は、僕達は真っ先にカヌーをやり、それから近くにあるもう1つのラビリンスの湧き潰しをして欲しいと言われている。
ラビリンスの魔物は不人気の所でも、ボスを定期的に狩らないと魔物が外に出てくるのだとか。
風曲の森より少し大きく、4階層構成でランクは4だったそうだ。
ここもランクアップしているっぽいけど、まだ未調査だとか。
かなり田舎にあり、これまでは宿泊研修に同行する上級生がおり、その上級生が担っていたらしい。
上級生のうち成績上位者が初心者ともう1つのラビリンスの湧き潰しをしていたそうで、10月に依頼を受けた探索者がやる以外誰も来ないそうだ。
不人気なのはマイカーでしか来られず、コンビニも車で20分は行かないと辿りつかない田舎だからだそうだ。
しかもランクアップしているようで、数少ない上級探索者に高額報酬を出さなければならない状況らしい。
変な事を聞いたと謝ったんだけど、文句すら言われなかったのが不思議だったな。
この宿泊研修も国から補助金が出るのだけど、それは年1回の湧き潰しの費用としてで、食事代もそれで賄っているらしい。
朝食は食べ切れない程だったよ。
カヌーは20人乗りで各グループ員のみで漕ぐ事になったけど、そこは探索者の身体能力で成人男子20人のタイムを軽く上回ったよ。
ラビリンスへは研修センターのバスで行く事になったけど、カヌーの後装備を身に着けて行く。
着換え終わった僕の姿を見たみーこが呆れていたな。
何せ皆と別のラビリンスに入る話があったから、この前頂いた装備を持ってきておりそれを装着していたから。
それに少しパワーアップしている不思議。
その姿は重度の中2病患者と診断されるレベルだった。
「んーん、ぐふう!もう食べられない・・・おっぱいが!」
「寝ぼけていないで早く起きなよ!」
「おはよう!きのうさ、僕達って覗き魔達を退けたご褒美で、目隠しされたとは言えお風呂一緒に入ったよね?」
「おいおいおいおい大丈夫?女子風呂に入る訳ないでしょ!?」
「やっぱり入ったんじゃないか。僕は女子風呂とは言っていないよ」
「大変だったんだよ。斗升君がさ、お風呂場で鼻血出して倒れたからさ。それを聞き付けた渚さん達が斗升君を何処かに連れて行ったんだよ。それと変な夢を見たようだよ!女子風呂に入るのは駄目だよ!と唸っていたよ」
よく分からない事を言っていたけど、どうやら僕は田仲君達と風呂に入っている時に倒れ、田仲君達が先生を呼びに行ってくれており、その時に覗き魔を撃退した英雄として手厚く介抱されたらしい。
女子風呂に入った事はなく、何となく田仲君達と風呂に入った記憶が蘇ってきた。
女子風呂に目隠しされて入ったのは妄想のようで、勿論友里愛の裸を見たのも夢のようだ。
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朝食は好きな所で食べたけど、隣に座る友里愛に正直に聞く事にした。
「あの、昨日僕は友里愛の裸を見たりしていないよね?そんな夢を見たんだ」
「私、まだ斗升に見られていないけど、斗升になら見られても良いのよ。そっか、夢に出る程私の事を想ってくれているのね!」
「その、右の胸の下にハートの痣があったりしない?」
「えっ?なんで知っているの?」
「その、夢の中で見えたんだ」
「確かにあるけど・・・不思議ね。今晩確かめる?」
「いえ、け、結構です」
僕は友里愛にからかわれたけど、うんと言ったらどうなるのかな?
本日の予定は、僕達は真っ先にカヌーをやり、それから近くにあるもう1つのラビリンスの湧き潰しをして欲しいと言われている。
ラビリンスの魔物は不人気の所でも、ボスを定期的に狩らないと魔物が外に出てくるのだとか。
風曲の森より少し大きく、4階層構成でランクは4だったそうだ。
ここもランクアップしているっぽいけど、まだ未調査だとか。
かなり田舎にあり、これまでは宿泊研修に同行する上級生がおり、その上級生が担っていたらしい。
上級生のうち成績上位者が初心者ともう1つのラビリンスの湧き潰しをしていたそうで、10月に依頼を受けた探索者がやる以外誰も来ないそうだ。
不人気なのはマイカーでしか来られず、コンビニも車で20分は行かないと辿りつかない田舎だからだそうだ。
しかもランクアップしているようで、数少ない上級探索者に高額報酬を出さなければならない状況らしい。
変な事を聞いたと謝ったんだけど、文句すら言われなかったのが不思議だったな。
この宿泊研修も国から補助金が出るのだけど、それは年1回の湧き潰しの費用としてで、食事代もそれで賄っているらしい。
朝食は食べ切れない程だったよ。
カヌーは20人乗りで各グループ員のみで漕ぐ事になったけど、そこは探索者の身体能力で成人男子20人のタイムを軽く上回ったよ。
ラビリンスへは研修センターのバスで行く事になったけど、カヌーの後装備を身に着けて行く。
着換え終わった僕の姿を見たみーこが呆れていたな。
何せ皆と別のラビリンスに入る話があったから、この前頂いた装備を持ってきておりそれを装着していたから。
それに少しパワーアップしている不思議。
その姿は重度の中2病患者と診断されるレベルだった。
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