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第2章
第145話 ピチピチ
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僕達は軽い火傷を負った。
あくまでマントなので、それなりに隙間はあるんだ。
そこから蒸気が侵入する訳で、スチームサウナに長時間いた状態だったが、ムミムナを召喚して皆を癒やしてもらえたので助かった。
そして僕自身の護衛にレイラとモーモンを召喚した。
モーモンは中古になっていた下半身が新品になった!と喜んでいるけど正直意味が分からない。
レイラも苦笑するだけで、モーモンの頭を撫でてよかったね!と涙を流していたんだ。
確かにお腹のところで切断され、上半身のみになりながら僕の命を助けてくれた。
モーモンの下半身再生にはかなりの時間を要した。
念の為これまで召喚しなかったけど、改めてお礼を言わなきゃ。
「久し振りだね。もう体は大丈夫かい?」
「主殿!ご無事で何よりです。私の下半身を鑑賞するのでなければ何かお召し物を頂けると有り難いのです」
僕は慌てて荷物持ちのカーヴァントを召喚してズボンを受け取る。
「今出したからね。モーモンのお陰で命拾いしたよ!ありがとう!何かお礼をしたいな!」
「礼には及びません。その前に落ち着きませんのでそれをはかせてください。ちゃんと見てくださいね」
僕は真っ赤になりながらズボンをはかせた。
「見ての通り私も主殿に抱かれる資格ができました。いつでも夜伽を致します故、命を助けたお礼を頂けるのならば一夜を共にして女にして下さい!」
「そ、そのうちね・・・」
モーモンが勝負を掛けてきた。
レイラと少し揉めたようだけど、仕方がありませんねと言っていたな。
モーモンはブラックジョークが好きなのかな?それとも僕をからかっているのかな?
それよりも先に進まないとだ。
皆再召喚し終わったので4階層へ進んで行ったけど何かピチピチと音がするな?
そして4階層に着くと様子が一変していた。
水がなかった。
地面からは熱がまだ感じられるけれども、しかし進めなくはない。
更に大量の魔物がピチピチと跳ねている。
「チャンスよ!」
いち早く状況を理解した友里愛が告げた。
警戒しつつ、僕達は3人または3体1つで行動し、干上がった湖に打ち上がった魔物を順に駆除して行く。
ランク7や8の魔物で、クジラやマグロに似たのとか様々だった。
レイラもモーモンも剣で切り裂いていく。
これで経験値が入りレベルが上がるはずだ。
レイラやモーモンが倒す度に何かが入ってくる。
サマンサにはマンティスリーダー達に警戒とドロップの回収を頼んでいて、サマンサ自身は経験値稼ぎに回っていた。
エレーナ、ナスタリス、コライニスも1つのチームとなり駆除していく。
ナスタリスは近接戦闘の経験は皆無に等しく、びっくりおっかななといった感じだった。
だけど、魔物を倒した時に力が漲ると驚きの声が聞こえてきた。
そんな感じでボーナスエリアを堪能もとい、魔物を駆除しきった。
但し、フロアボスのみタイタン2体が押さえ付けながら皆が攻撃し、1撃を与えたりしてから倒していた。
あくまでマントなので、それなりに隙間はあるんだ。
そこから蒸気が侵入する訳で、スチームサウナに長時間いた状態だったが、ムミムナを召喚して皆を癒やしてもらえたので助かった。
そして僕自身の護衛にレイラとモーモンを召喚した。
モーモンは中古になっていた下半身が新品になった!と喜んでいるけど正直意味が分からない。
レイラも苦笑するだけで、モーモンの頭を撫でてよかったね!と涙を流していたんだ。
確かにお腹のところで切断され、上半身のみになりながら僕の命を助けてくれた。
モーモンの下半身再生にはかなりの時間を要した。
念の為これまで召喚しなかったけど、改めてお礼を言わなきゃ。
「久し振りだね。もう体は大丈夫かい?」
「主殿!ご無事で何よりです。私の下半身を鑑賞するのでなければ何かお召し物を頂けると有り難いのです」
僕は慌てて荷物持ちのカーヴァントを召喚してズボンを受け取る。
「今出したからね。モーモンのお陰で命拾いしたよ!ありがとう!何かお礼をしたいな!」
「礼には及びません。その前に落ち着きませんのでそれをはかせてください。ちゃんと見てくださいね」
僕は真っ赤になりながらズボンをはかせた。
「見ての通り私も主殿に抱かれる資格ができました。いつでも夜伽を致します故、命を助けたお礼を頂けるのならば一夜を共にして女にして下さい!」
「そ、そのうちね・・・」
モーモンが勝負を掛けてきた。
レイラと少し揉めたようだけど、仕方がありませんねと言っていたな。
モーモンはブラックジョークが好きなのかな?それとも僕をからかっているのかな?
それよりも先に進まないとだ。
皆再召喚し終わったので4階層へ進んで行ったけど何かピチピチと音がするな?
そして4階層に着くと様子が一変していた。
水がなかった。
地面からは熱がまだ感じられるけれども、しかし進めなくはない。
更に大量の魔物がピチピチと跳ねている。
「チャンスよ!」
いち早く状況を理解した友里愛が告げた。
警戒しつつ、僕達は3人または3体1つで行動し、干上がった湖に打ち上がった魔物を順に駆除して行く。
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