ダンジョンから始まる異世界生活〜異世界転移した勇者なのに誰も拾ってくれませんから、ダンジョン攻略しちゃいます〜へなちょこ勇者の成長記

KeyBow

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第4章

新ダンジョン

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 晃達は既に40階層に来ていた。40階層の主は39階層に来ていて38階層に上がる階段付近にいた。上に上がろうとしていたようだ。

 晃の極大魔法に頼らず、魔法はエニーの援護魔法のみで、基本的に近接戦闘のみで対峙し、あっさり倒したのだ。

 因みに30階層のドロップはローランにぴったりな厨二病を喜ばすような軽量な特殊金属を使ったフルプレートメイルだ。金色に赤のステッチだ。

「うおーぉぉ!かっけ」

 皆がいるのにその場で下着一丁になりレオナと晃のに手伝われ着ていく。

 そう、まるで物語の主人公だ。

 エニーによるとエリアの主を倒した初回特典のようで豪華なのだそうだ。

 因みに他のダンジョンは100階層付近の主以外一度倒されているそうだ。

 他に強力な団が2つあり、晃達が普段入っているのとは別のダンジョンにそこの主攻略者としている。晃達は弐のダンジョンと言われているダンジョンの主攻略者となっている。

 スタンピードの時にはダンジョンに入っていたり、入れ違いで晃がダンジョンに入っていたりして面識がなかった。

 因みに20階層はレオナにぴったりなお嬢様系の銀の鎧で、赤のステッチ。色違いだが、ローランとのペアルックなデザインで二人のバカップルぶりが皆を壁癖とするレベルだった。

 ただ、皆羨ましがっていた。ローランは晃の評価では厨二病だが、レオナはローランの愛を毎日受けている。レオナへの配慮とレオナからのローランへの献身も相思相愛で、晃の周りの女性陣は自分も晃とああなれたらなと見ていたのだ。

 そして今の主を倒したドロップは桜用のバトルスーツだ。白地にピンクの花柄が入っていて薄いブルーのステッチが入っている。頭以外を全て覆い、尻尾用の穴もある。お尻を辛うじて覆うミニスカ仕様だ。パラオ?と言った感じで防御力は鉄のフルプレートメイルと同等のようだ。

 早速セーフエリアで着替え、動きやすいとハイテンションで、くるっと回りスカートがふわっとなる。そして晃に見て見てだった。

 体にぴったりでボディーラインがはっきり出ていて、ビキニよりセクシーなくらいだ。
 晃は口をポカーンと開け見惚れていた。

 まだお昼位だった。昼食を摂りに屋敷に転移ゲートで向かい、昼食の後進行を再開した。

 主もそうだが、出てくる魔物は拍子抜けするくらい弱かった。イザベラに言われたのだが、ダンジョンは時間と共に本来の強さになるから、多少無理をしてでも一気にダンジョンを突き進むのが攻略のチャンスだと。晃もそう感じてダンジョンに入った者で代わる代わり、負担を減らしていく。

 50階層も60階層もあっさり突破していく。

 ミノタウロスやサイクロプスだが、一回り小さく拍子抜けだ。

 50階層はソレイユ用のセクシーなバトルスーツだ。白に緑のステッチ。胸が強調されたデザインだ。ソレイユのスタイルの良さが強調されていた。基本的に桜と同じデザインで、ミニスカ仕様だ。

 60階層ではレヴィ用の男性用の軍服チックなデザインのスラックスにミニスカのフリル付きのバトルスーツだ。矢が放ちやすいと唸っていた。

 未だ疲れがないので、当日陥落を目指しダンジョンを突き進むのであった。
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