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第2章
第139話 矛盾と決断(瑞希回)顔公開!
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国境に到着する頃、アイリーンとみっちゃんは漸くスキル制御が働いてきた。
昨夜はレオンに心配掛けたくないのと、恥ずかしさから既にスキル制御の2段階目を取っていたにも関わらず、胸を開けた後に取得したかのような返事をした。
《132話で取得済み》
レオンに正直に話したものか悩んでいた。
ふしだらな感情が時間と共に薄れていったが、胸を開けて抱いてと懇願した時にニーナに平手打ちをされて正気に戻ったが、それからはふしだらな感情が発生しなくなった。
アイリーンは勿論レオンを好いており、普通の高校生として男性とお付き合いしたいと思い、自分に振り向かせたいと思う気持ちはある。
また、悔しくもある。
正直見た目には自信があった。
頻繁に告白されており、自分がモテるのだと分かってはいた。だが、女としてまともに相手にされていない。
ずっと栃郎に恋していた。
いや、結婚していたり彼女がいる可能性すらあり、それでも体が成熟するにつれて御礼を言いたいから恋人にして貰いたい、手を握られたい、キスをされたい!と恋い焦がれ、絶対に会うんだと難関と言われる銀行にそれも総合職で入れるよう勉学に励んだ。
アーチェリーもそんな己を高める為に入ったと言いたいが違う。
銀行が持っているアーチェリー部が国際大会出場レベルで、勉強だけでは足らない?と思いアーチェリーで上位になれば就職に有利と思ったから、高校に入った途端に迷わず入った。
それまでは弓道をやっていた。
目指していた大学もアーチェリーが有名な所だった。
もしも結婚していたらどうしよう?と思い悩んでいた。
不倫も辞さない覚悟だったが、勿論家庭を壊すつもりはない。
頭の中がくちゃくちゃで、他の異性に目もくれなかった。
顔は覚えていた。
あの時少し見ただけだが、顔をはっきり覚えていた。
だが、はっきり言っておっさんだった。
父親と同じ位か?と思ったが、少し出ていたお腹も気にならなかった。
だが、栃郎は更にお腹が出てしまい、駅で見た時は似ているが別人だ!だった。
出ていたお腹は出ておらずスリムだと思い込み、いつしかかなり美化していたりしたが、それ程強盗を倒した時の動きにキレがあったのだ。
怪我をし、血塗れになりながらも勇敢に戦い、強盗を撃退したヒーローだった。
おっさんだったと知ったのは、その後のニュースや新聞に名前こそ出なかっかのだが、40歳代の銀行員が怪我をしたと報道されていた為だった。
ただ、母親がその場でパニックから引き付けを起こしてしまい、栃郎を助けるどころではなかった。
気が付けば他の行員が栃郎を助け、自分は母親と共に救急車で運ばれていた。
実はアイリーンは殆どスキルの影響を受けていなかった。
取得したスキルのランクが低い為だ。
みっちゃんは違ったが、彼女が抱いてと懇願した時に、意を決して抱かれようとした。
殆ど正気の状態で行ったのだ。
勿論スキルの影響が抜けきっていなかったが、律する事が可能だったがスキルの悪影響に自ら身を委ね、既成事実を作り栃郎の本当の妻になりたかった。
この5年そればかりを考えていた。
自分は嫌な子だなと自己嫌悪した時もある。
妻に先立たれたと聞いて、結婚している事がショックだったが、それよりもその奥さんが亡くなっている事に安堵したのだ。
大手を振って栃郎の1番になれると。
また、みっちゃんはかなり怒ったが、セレネを買った時にその同僚の娼婦にお持ち帰りされ、さらにセックスをしたと聞いた時は怒りよりも、女性の体を欲しているのだと分かり安心した位だ。
実はこの人、奥さんが亡くなったショックからもう男性機能がおかしくなり、女を抱けなくなったのではないか?と疑問に思う事もあった。
栃郎の子を抱きたいと飛躍した時もある。
国境警備隊の所で順番待ちをしている時に栃郎達は馬車を降りていて、馬車にはアイリーンとみっちゃんの2人だった。
思いきってみっちゃんにずっと恋い焦がれていた相手が栃郎だと告げ、愛しているとも話した。
そしてみっちゃんに栃郎の事をどう思うか聞く事にした。
「ねえみっちゃん、栃郎、じゃなくてレオンの事をどう思っているの?」
「好きよ!助平だけど、私もあいつの女にして貰いたいわよ。勿論瑞希が嫌なら身を引くけど、この世界なら瑞希と同じ男を好きになっても良いよね」
「うん。みっちゃんなら良いかな」
「でもアイツはかなりの堅物よ」
そんな話も栃郎が来て、手続きの番が来たと告げられて終わった。
瑞希は鈍感!とぼそっと呟く。
そして出国手続きの後、入国手続きをした。
その後シャルルの命を狙う者の襲撃もなく、順調にサルベル国王都を目指すが、瑞希は漸く馬車の外の景色を眺める余裕が出てきた。
国境を超えた為か、心に余裕が出てきたのだ。
その日の夜、改めてみっちゃんと2人で、栃郎にスキル制御について話をする決断をするのであった。
・・・・
後書きです。
2022/10/23
近況ノートにメインヒロインの瑞希の絵を公開しました。
カクヨムでフォロー者3000と★1000突破記した時に公開しました。アルファポリスと2箇所で公開しています。
宜しくお願いします!
昨夜はレオンに心配掛けたくないのと、恥ずかしさから既にスキル制御の2段階目を取っていたにも関わらず、胸を開けた後に取得したかのような返事をした。
《132話で取得済み》
レオンに正直に話したものか悩んでいた。
ふしだらな感情が時間と共に薄れていったが、胸を開けて抱いてと懇願した時にニーナに平手打ちをされて正気に戻ったが、それからはふしだらな感情が発生しなくなった。
アイリーンは勿論レオンを好いており、普通の高校生として男性とお付き合いしたいと思い、自分に振り向かせたいと思う気持ちはある。
また、悔しくもある。
正直見た目には自信があった。
頻繁に告白されており、自分がモテるのだと分かってはいた。だが、女としてまともに相手にされていない。
ずっと栃郎に恋していた。
いや、結婚していたり彼女がいる可能性すらあり、それでも体が成熟するにつれて御礼を言いたいから恋人にして貰いたい、手を握られたい、キスをされたい!と恋い焦がれ、絶対に会うんだと難関と言われる銀行にそれも総合職で入れるよう勉学に励んだ。
アーチェリーもそんな己を高める為に入ったと言いたいが違う。
銀行が持っているアーチェリー部が国際大会出場レベルで、勉強だけでは足らない?と思いアーチェリーで上位になれば就職に有利と思ったから、高校に入った途端に迷わず入った。
それまでは弓道をやっていた。
目指していた大学もアーチェリーが有名な所だった。
もしも結婚していたらどうしよう?と思い悩んでいた。
不倫も辞さない覚悟だったが、勿論家庭を壊すつもりはない。
頭の中がくちゃくちゃで、他の異性に目もくれなかった。
顔は覚えていた。
あの時少し見ただけだが、顔をはっきり覚えていた。
だが、はっきり言っておっさんだった。
父親と同じ位か?と思ったが、少し出ていたお腹も気にならなかった。
だが、栃郎は更にお腹が出てしまい、駅で見た時は似ているが別人だ!だった。
出ていたお腹は出ておらずスリムだと思い込み、いつしかかなり美化していたりしたが、それ程強盗を倒した時の動きにキレがあったのだ。
怪我をし、血塗れになりながらも勇敢に戦い、強盗を撃退したヒーローだった。
おっさんだったと知ったのは、その後のニュースや新聞に名前こそ出なかっかのだが、40歳代の銀行員が怪我をしたと報道されていた為だった。
ただ、母親がその場でパニックから引き付けを起こしてしまい、栃郎を助けるどころではなかった。
気が付けば他の行員が栃郎を助け、自分は母親と共に救急車で運ばれていた。
実はアイリーンは殆どスキルの影響を受けていなかった。
取得したスキルのランクが低い為だ。
みっちゃんは違ったが、彼女が抱いてと懇願した時に、意を決して抱かれようとした。
殆ど正気の状態で行ったのだ。
勿論スキルの影響が抜けきっていなかったが、律する事が可能だったがスキルの悪影響に自ら身を委ね、既成事実を作り栃郎の本当の妻になりたかった。
この5年そればかりを考えていた。
自分は嫌な子だなと自己嫌悪した時もある。
妻に先立たれたと聞いて、結婚している事がショックだったが、それよりもその奥さんが亡くなっている事に安堵したのだ。
大手を振って栃郎の1番になれると。
また、みっちゃんはかなり怒ったが、セレネを買った時にその同僚の娼婦にお持ち帰りされ、さらにセックスをしたと聞いた時は怒りよりも、女性の体を欲しているのだと分かり安心した位だ。
実はこの人、奥さんが亡くなったショックからもう男性機能がおかしくなり、女を抱けなくなったのではないか?と疑問に思う事もあった。
栃郎の子を抱きたいと飛躍した時もある。
国境警備隊の所で順番待ちをしている時に栃郎達は馬車を降りていて、馬車にはアイリーンとみっちゃんの2人だった。
思いきってみっちゃんにずっと恋い焦がれていた相手が栃郎だと告げ、愛しているとも話した。
そしてみっちゃんに栃郎の事をどう思うか聞く事にした。
「ねえみっちゃん、栃郎、じゃなくてレオンの事をどう思っているの?」
「好きよ!助平だけど、私もあいつの女にして貰いたいわよ。勿論瑞希が嫌なら身を引くけど、この世界なら瑞希と同じ男を好きになっても良いよね」
「うん。みっちゃんなら良いかな」
「でもアイツはかなりの堅物よ」
そんな話も栃郎が来て、手続きの番が来たと告げられて終わった。
瑞希は鈍感!とぼそっと呟く。
そして出国手続きの後、入国手続きをした。
その後シャルルの命を狙う者の襲撃もなく、順調にサルベル国王都を目指すが、瑞希は漸く馬車の外の景色を眺める余裕が出てきた。
国境を超えた為か、心に余裕が出てきたのだ。
その日の夜、改めてみっちゃんと2人で、栃郎にスキル制御について話をする決断をするのであった。
・・・・
後書きです。
2022/10/23
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