193 / 241
第3章
第193話 朝チュンと屋敷の配分
しおりを挟む
運動した後ってよく寝られるよね!
適度に動き、体が少し疲れていて、少し火照っていると。
しかも暖かく柔らかな感触が胸元にあったなら!
それが人肌だったら尚更だよね!
何度目だろうか、無茶なスキルの使用に体が悲鳴を上げ体温が低下!
低下した体は人肌で温めるもの!
皆俺のいう事を守ってくれない。
必死なのは分かるけどさ。
人肌で温める時は2人で、しかも俺の意識はあるが思考が完全ではなく、性的に求めてしまうから求められていない方が俺を拘束して欲しいと言ってあるんだ・・・
交代交代で温めていたと聞いたけど、アニーファとエンピアルが温めている時に俺は目覚めた。
そしてエンピアルが俺を誘惑して・・・彼女の妖艶な笑みに理性が保てられる訳でもなく・・・です
「お邪魔虫は退散致します!ご寵愛おめでとう!」
アニーファは去っていった。
エンピアルはいつの間にか色々な表情が出来るようになり、感情豊かとは行かないが、感情が表に出てくるようになった。
で、そういう事です。
朝目覚めると事後の朝チュンっす。
エンピアルとやった後というか、終わった直後に疲れから彼女を抱き締めて眠りに落ちて、正気に戻った状態で目覚めたんだ。
愛おしい誰かを抱いている状態で微睡んでいて頭を撫でていたんだ。
だけど昨夜の記憶が蘇り、間違いないと顔が青ざめる訳です。
目覚めたエンピアルは感極まって泣いているし・・・
優しく抱き締めるしかなかったんだ!
エンピアルは俺の心のケアを必死にしてくれた。
また自殺し兼ねないからで。
俺に服を着させてくれて、エンピアルが服を着た頃にドアがノックされ、朝食の準備が出来たと伝えられてエンピアルは俺より少し先に食堂に向かう。
先に入ったエンピアルが俺が間もなく来ると先触れをしてくれていて、何故かドアの前に来たらドアが開いた!
あれ?何時の間にか自動ドアに改装したんか?そんな訳が無いが、俺の気配から執事が開けただけだ。
食堂には高校生達を始め、屋敷にいる初期の奴隷メンバーがいた。
メイドや執事、料理人、門番等は除くが。
ニーナが遅いぞと言いながら手招きし、上座に座らせてきた。
本来は上座は1人なのだろうが、アイリーンとみっちゃんが横に座る。
「陛下のお屋敷で、皇帝になってから皆との初めての朝食になります!昨夜のうちにクマーシャルも陛下の配下になりました。この後登城し、クマーシャル国王から王権を移譲され、総督に任命する事になります。おめでとうございます!」
「流石にシャルルだね。俺が寝込んでいた間に(しっぽりやっていた)もう終わっているんだね。えっと、高校生達は残り2国にいる者以外はいるね!。よし、フリオール、奴隷商を呼んでおいて!どうやら俺の奴隷になっていると、当人が認めない限り他の奴に奴隷の主人を上書きされないし、加護みたいなのもあるようだ。フリオールを奴隷にした時に俺の奴隷になった者は隷属紋に切り替える。それが可能なお金を得たし、奴隷としては開放する。俺の隷属者であってこれは俺の配下にいるだけで、今後は自由だ!ただ単に俺に敵対行為を禁じるだけだ。セレネもアニーファもな!」
高校生達から奴隷達に向け拍手が起こる。
「既に聞いていると思うけど、高校生達のうち道村さんと宮條さんは俺のパーティー員として活躍して貰っているから皆と離れるが、君達はこの後アカデミーに通って貰う。卒業後はその5人以外は自由だ。希望する地方に飛ばす事も可能だ。当面の資金を渡し、自らの力で生きて欲しい。俺の元に残るのも自由だ!ってお腹減ったから食べようか!それでは手をあわせ、農家の方々、調理をしてくれた方々、今生きている事に感謝を!頂きます!」
その後城に行き国の重鎮が多数集まる中、謁見の間で王権を移譲され、そのまま総督にしていった。
俺が買った屋敷はクーデターを起こそうとしていた貴族の息子の屋敷だったが、その貴族の屋敷は国が接収して改装中だった。
その改装中の屋敷が俺に譲られる事になった。
正直なところ高校生達は4人でひとつの部屋を割り当てられており、今の段階で手狭だった。
今の屋敷は冒険者レオンの屋敷だ。
新たに貰う屋敷に高校生達を移し、皇帝の屋敷とする。
屋敷を2つ貰えるので小さい方は、イデアさんの今の屋敷と交換する事にした。
今の屋敷の倍はある。
予知していなかったのか、謁見の間でその他諸々の1人として参加していたイデアさんは壇上に呼ばれると大層驚いていた。
また、本来は内政に干渉したくなかったが、元のイデアさんの屋敷を使い、子供を集め無料の学校を開く提案をした。
資金は戦争がなくなるので、軍備を縮小したりして何とかして貰う。
ただ、最初の1校は俺がポケットマネーで開設だ。
だが、運用はイデアさんに丸投げし、俺の所にいる奴隷者の中に教え上手がおり、フリオールを始め教育可能な者は多いので、改めてイデアさんとフリオールに教育関連をお願いした。
イデアさんは校長、フリオールは教育を取り仕切る。
今日は諸々の手続きがあり、俺が高校生達を見付けに行く最後の国に飛ぶのは明日の朝食後になり、特に今いる高校生達の為にしなければならない事に忙殺される1日となったのであった。
適度に動き、体が少し疲れていて、少し火照っていると。
しかも暖かく柔らかな感触が胸元にあったなら!
それが人肌だったら尚更だよね!
何度目だろうか、無茶なスキルの使用に体が悲鳴を上げ体温が低下!
低下した体は人肌で温めるもの!
皆俺のいう事を守ってくれない。
必死なのは分かるけどさ。
人肌で温める時は2人で、しかも俺の意識はあるが思考が完全ではなく、性的に求めてしまうから求められていない方が俺を拘束して欲しいと言ってあるんだ・・・
交代交代で温めていたと聞いたけど、アニーファとエンピアルが温めている時に俺は目覚めた。
そしてエンピアルが俺を誘惑して・・・彼女の妖艶な笑みに理性が保てられる訳でもなく・・・です
「お邪魔虫は退散致します!ご寵愛おめでとう!」
アニーファは去っていった。
エンピアルはいつの間にか色々な表情が出来るようになり、感情豊かとは行かないが、感情が表に出てくるようになった。
で、そういう事です。
朝目覚めると事後の朝チュンっす。
エンピアルとやった後というか、終わった直後に疲れから彼女を抱き締めて眠りに落ちて、正気に戻った状態で目覚めたんだ。
愛おしい誰かを抱いている状態で微睡んでいて頭を撫でていたんだ。
だけど昨夜の記憶が蘇り、間違いないと顔が青ざめる訳です。
目覚めたエンピアルは感極まって泣いているし・・・
優しく抱き締めるしかなかったんだ!
エンピアルは俺の心のケアを必死にしてくれた。
また自殺し兼ねないからで。
俺に服を着させてくれて、エンピアルが服を着た頃にドアがノックされ、朝食の準備が出来たと伝えられてエンピアルは俺より少し先に食堂に向かう。
先に入ったエンピアルが俺が間もなく来ると先触れをしてくれていて、何故かドアの前に来たらドアが開いた!
あれ?何時の間にか自動ドアに改装したんか?そんな訳が無いが、俺の気配から執事が開けただけだ。
食堂には高校生達を始め、屋敷にいる初期の奴隷メンバーがいた。
メイドや執事、料理人、門番等は除くが。
ニーナが遅いぞと言いながら手招きし、上座に座らせてきた。
本来は上座は1人なのだろうが、アイリーンとみっちゃんが横に座る。
「陛下のお屋敷で、皇帝になってから皆との初めての朝食になります!昨夜のうちにクマーシャルも陛下の配下になりました。この後登城し、クマーシャル国王から王権を移譲され、総督に任命する事になります。おめでとうございます!」
「流石にシャルルだね。俺が寝込んでいた間に(しっぽりやっていた)もう終わっているんだね。えっと、高校生達は残り2国にいる者以外はいるね!。よし、フリオール、奴隷商を呼んでおいて!どうやら俺の奴隷になっていると、当人が認めない限り他の奴に奴隷の主人を上書きされないし、加護みたいなのもあるようだ。フリオールを奴隷にした時に俺の奴隷になった者は隷属紋に切り替える。それが可能なお金を得たし、奴隷としては開放する。俺の隷属者であってこれは俺の配下にいるだけで、今後は自由だ!ただ単に俺に敵対行為を禁じるだけだ。セレネもアニーファもな!」
高校生達から奴隷達に向け拍手が起こる。
「既に聞いていると思うけど、高校生達のうち道村さんと宮條さんは俺のパーティー員として活躍して貰っているから皆と離れるが、君達はこの後アカデミーに通って貰う。卒業後はその5人以外は自由だ。希望する地方に飛ばす事も可能だ。当面の資金を渡し、自らの力で生きて欲しい。俺の元に残るのも自由だ!ってお腹減ったから食べようか!それでは手をあわせ、農家の方々、調理をしてくれた方々、今生きている事に感謝を!頂きます!」
その後城に行き国の重鎮が多数集まる中、謁見の間で王権を移譲され、そのまま総督にしていった。
俺が買った屋敷はクーデターを起こそうとしていた貴族の息子の屋敷だったが、その貴族の屋敷は国が接収して改装中だった。
その改装中の屋敷が俺に譲られる事になった。
正直なところ高校生達は4人でひとつの部屋を割り当てられており、今の段階で手狭だった。
今の屋敷は冒険者レオンの屋敷だ。
新たに貰う屋敷に高校生達を移し、皇帝の屋敷とする。
屋敷を2つ貰えるので小さい方は、イデアさんの今の屋敷と交換する事にした。
今の屋敷の倍はある。
予知していなかったのか、謁見の間でその他諸々の1人として参加していたイデアさんは壇上に呼ばれると大層驚いていた。
また、本来は内政に干渉したくなかったが、元のイデアさんの屋敷を使い、子供を集め無料の学校を開く提案をした。
資金は戦争がなくなるので、軍備を縮小したりして何とかして貰う。
ただ、最初の1校は俺がポケットマネーで開設だ。
だが、運用はイデアさんに丸投げし、俺の所にいる奴隷者の中に教え上手がおり、フリオールを始め教育可能な者は多いので、改めてイデアさんとフリオールに教育関連をお願いした。
イデアさんは校長、フリオールは教育を取り仕切る。
今日は諸々の手続きがあり、俺が高校生達を見付けに行く最後の国に飛ぶのは明日の朝食後になり、特に今いる高校生達の為にしなければならない事に忙殺される1日となったのであった。
41
あなたにおすすめの小説
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる