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第2章
賞金首と受付嬢
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宿の食事はひと悶着あったが楽しく食べられた。
当夜は知らなかったのだが、通常は奴隷を同じテーブルで食べさせないという。
首輪を着けているから奴隷と分かる。
当夜がアリーヤとセレーシャをテーブルに座らせるとケイト達も何喰わぬ顔で席に着いたが、野次を飛ばす者が出た。
どうやら冒険者で、当夜に絡んできた
冒険者A「おいテメーら奴隷が一緒にいると飯が不味くなるだろうが!」
当夜「俺に言っているのか?」
冒険者A「そうだお前だよ!社会のルールを知らねえのか!?ええ!?」
当夜「知らないね。一つ言えるのは、お前のような虫けらに躾をする実力が俺にはあり、彼女達はれっきとした人であり、心の通うレディーだ。文句があるならかかって来なさい」
冒険者A「ああん?テメー!ハーレムを連れてるからっていい気になるんじゃねえ!これでも喰らえや!」
パンチを出してきたが敢えて殴られるも当夜はびくともしない。頬に当たった拳を掴んで力を込める。当夜は感じた。これがレベルによる身体能力の違いなのかと。
当夜「店に迷惑がかかる、表に出よう」
そう言うと腕を掴んだまま当夜は外に連れて行く。既に先手を打たせたので正当防衛が成立する。これは以前絡まれた時の対処の為にと、ルナに確認していたのだ。
外に出ると乱暴に地面に叩きつけた。
冒険者A「いい度胸じゃねえか!死に腐れや!みんなやっちまえ!」
4人が当夜に斬りかかってきた。周りは野次馬だらけで、当夜は次々に腹パンを喰らわせ悶絶させる。
そんな中一人の女性を捕まえて、
冒険者A「大人しくしやがれ。こいつがどうなっても知らないぞ」
奴に対峙し、特大のファイヤーボールを頭上に展開した。禍々しい熱を放つ直径2m位の玉だ。周りがざわめく。普通はバレーボールの大きさ位でも、宮廷魔道士の全魔力を必要とするのだ。その異様な大きさの禍々しいファイヤーボールから放たれる熱を、周りの野次馬も感じていてざわめく。当夜は周りの反応と、自分が何を出したかを悟り、上空に飛ばした。
当夜「その女性を放すんだ。もし傷を負わせるような事をしてみろ!今のをもう一度出してお前を消し炭にするぞ」
当夜が言い放つと冒険者Aはその場にへたり込み、その場に水たまりができた。
冒険者A「ひぃーーーバケモンだ!た、助けてくれ、お、俺が悪かった」
当夜「これがS級冒険者の力だ。喧嘩を売る相手位選ぶんだな。取り敢えずお前ら王城に突き出してやる。賞金首が堂々と食事してるんじゃないよ!」
そう言うや否や当夜はそいつを気絶させた。
捕らえられていた女性も座り込んでいてよく見ると失禁していた。見た事のある綺麗な女性だと思ったら、何度か対応をして貰っているギルドの受付嬢さんだった。銀髪のロングの美人さんだ、私服の為に直ぐには分からなかった。
当夜「巻き込んでしまったようですね。大丈夫でしたか?」
そう言うと小声でクリーンを唱え、お姫様抱っこで食堂の椅子まで運び、そして座らせた。女性にお礼を言われていると、 衛兵が駆けつけてきたので、その女性と一言交わして別れ、隊長に説明した。彼女は終始呆気にとられていたのだった。そして連れの女性に心配されていた。
当夜「こいつら賞金首だ。確認して欲しい。俺はS級で国王陛下直属の宮廷冒険者の当夜だ」
隊長「おいどうなんだ」
隊員「はっ!た、確かにこいつ等賞金首っす」
隊長「どうやら本当のようだな。悪いが詰め所まで来れないか?」
ケイトが出てきて胸元から出した札を見せながら
ケイト「第24位王位継承者にしてダンジョン探索者のケイトです。今は、食事に来ております。明日お伺いさせて頂ければと思います。宜しいですね?」
有無を言わせない貫禄があった
隊長「これはケイト様でしたか。失礼しました。明日で大丈夫です。こ奴らの身柄はこちらで預からせて頂きます」
ケイト「ええ。それではお願いします。面倒ですから明日伺った時に換金で宜しいかと思います。必要ならば尋問を許可致します。それではごきげんよう」
優雅にスカートをちょこんと持ち上げて挨拶をし、当夜の腕を掴み、腕を絡ませて店に戻っていく。当夜は、そのやり取りにポカーンとしていた。
当夜「ケイトは凄いな。俺あのまま捕まるのかなと思っちゃったよ。助かったよ。有難うな」
周りから拍手喝采が起こっていた。
ケイト「強いとは思っていましたが、やはり当夜様は規格外の強さですわね。益々好きになりましたわ」
そう言い胸を押し付けて当夜をテーブルに戻した。
シャクラ「あのね当夜、貴方ってばもう少し自重しなさいよ。あれは何よ!火災でも起こすつもり?」
当夜はしゅんとなってしまった。
それとアリーヤとセレーシャは自分を身請けをしたのが今までの主人とは違い、傑物だと思い知ったのだ。そして自分達がどれだけ幸運だったかを。
それ以外は楽しい食事タイムとなった。周りから
「あんちゃん凄いな!ここは1杯奢らせてくれ」
と次々に酒を飲まされる。ビールのような発泡酒だ。当夜はワインはいけるがビールが苦手だったが、ドール2のお陰で味を感じずにグビグビ飲んで周りから拍手喝采をされていた。先の受付嬢からも奢られて漢っぷりを見せていたのだ。
食事を終える頃にはすっかり二人と別の者達も当夜の信奉者になっており、この先ずっと二人からの呼び方が当夜様固定になるのである。
もうひとつシャクラが言う
シャクラ「ねえ当夜、よくあいつ等が賞金首って分かったわね!」
当夜「なんで君達知らないの?ブリタニアの街に入る時に人相書きが出てたろう」
シャクラ「あんなんで分かるわけないでしょう!どうせまた当夜のギフトなんでしょう?あんた一体いくつ持ってるのよ!」
最後は笑っていたが、当夜はシャクラの言う事をよくよく考えた。確かに人相書きを見たが、あまり上手じゃなかったと思いだした。不思議と人を見ると何となく善良な者か、敵意を向けているか、盗賊か、犯罪者か分かる。確かにギフトと思えてきた。
それとルナはずっと視線を感じていた。悪意を感じないから放置していたが、当夜に対して熱い視線を向ける者がいた事を結局誰にも言わなかったのだった。
当夜は考える事が多く何を食べたか覚えていない。レグナスとアモネスにアーンされていたような気がする。そして酔っ払っていた。
ふと気がつくと風呂場で皆に体を洗われていた。ぼーっとしていたが、結局パンツまで履かせてもらっていて、シャクラをベッドでぎゅっと抱きしめて泣いていた。そしてチャージが出来ぬまま寝てしまったのだった。
当夜は知らなかったのだが、通常は奴隷を同じテーブルで食べさせないという。
首輪を着けているから奴隷と分かる。
当夜がアリーヤとセレーシャをテーブルに座らせるとケイト達も何喰わぬ顔で席に着いたが、野次を飛ばす者が出た。
どうやら冒険者で、当夜に絡んできた
冒険者A「おいテメーら奴隷が一緒にいると飯が不味くなるだろうが!」
当夜「俺に言っているのか?」
冒険者A「そうだお前だよ!社会のルールを知らねえのか!?ええ!?」
当夜「知らないね。一つ言えるのは、お前のような虫けらに躾をする実力が俺にはあり、彼女達はれっきとした人であり、心の通うレディーだ。文句があるならかかって来なさい」
冒険者A「ああん?テメー!ハーレムを連れてるからっていい気になるんじゃねえ!これでも喰らえや!」
パンチを出してきたが敢えて殴られるも当夜はびくともしない。頬に当たった拳を掴んで力を込める。当夜は感じた。これがレベルによる身体能力の違いなのかと。
当夜「店に迷惑がかかる、表に出よう」
そう言うと腕を掴んだまま当夜は外に連れて行く。既に先手を打たせたので正当防衛が成立する。これは以前絡まれた時の対処の為にと、ルナに確認していたのだ。
外に出ると乱暴に地面に叩きつけた。
冒険者A「いい度胸じゃねえか!死に腐れや!みんなやっちまえ!」
4人が当夜に斬りかかってきた。周りは野次馬だらけで、当夜は次々に腹パンを喰らわせ悶絶させる。
そんな中一人の女性を捕まえて、
冒険者A「大人しくしやがれ。こいつがどうなっても知らないぞ」
奴に対峙し、特大のファイヤーボールを頭上に展開した。禍々しい熱を放つ直径2m位の玉だ。周りがざわめく。普通はバレーボールの大きさ位でも、宮廷魔道士の全魔力を必要とするのだ。その異様な大きさの禍々しいファイヤーボールから放たれる熱を、周りの野次馬も感じていてざわめく。当夜は周りの反応と、自分が何を出したかを悟り、上空に飛ばした。
当夜「その女性を放すんだ。もし傷を負わせるような事をしてみろ!今のをもう一度出してお前を消し炭にするぞ」
当夜が言い放つと冒険者Aはその場にへたり込み、その場に水たまりができた。
冒険者A「ひぃーーーバケモンだ!た、助けてくれ、お、俺が悪かった」
当夜「これがS級冒険者の力だ。喧嘩を売る相手位選ぶんだな。取り敢えずお前ら王城に突き出してやる。賞金首が堂々と食事してるんじゃないよ!」
そう言うや否や当夜はそいつを気絶させた。
捕らえられていた女性も座り込んでいてよく見ると失禁していた。見た事のある綺麗な女性だと思ったら、何度か対応をして貰っているギルドの受付嬢さんだった。銀髪のロングの美人さんだ、私服の為に直ぐには分からなかった。
当夜「巻き込んでしまったようですね。大丈夫でしたか?」
そう言うと小声でクリーンを唱え、お姫様抱っこで食堂の椅子まで運び、そして座らせた。女性にお礼を言われていると、 衛兵が駆けつけてきたので、その女性と一言交わして別れ、隊長に説明した。彼女は終始呆気にとられていたのだった。そして連れの女性に心配されていた。
当夜「こいつら賞金首だ。確認して欲しい。俺はS級で国王陛下直属の宮廷冒険者の当夜だ」
隊長「おいどうなんだ」
隊員「はっ!た、確かにこいつ等賞金首っす」
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ケイトが出てきて胸元から出した札を見せながら
ケイト「第24位王位継承者にしてダンジョン探索者のケイトです。今は、食事に来ております。明日お伺いさせて頂ければと思います。宜しいですね?」
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ケイト「ええ。それではお願いします。面倒ですから明日伺った時に換金で宜しいかと思います。必要ならば尋問を許可致します。それではごきげんよう」
優雅にスカートをちょこんと持ち上げて挨拶をし、当夜の腕を掴み、腕を絡ませて店に戻っていく。当夜は、そのやり取りにポカーンとしていた。
当夜「ケイトは凄いな。俺あのまま捕まるのかなと思っちゃったよ。助かったよ。有難うな」
周りから拍手喝采が起こっていた。
ケイト「強いとは思っていましたが、やはり当夜様は規格外の強さですわね。益々好きになりましたわ」
そう言い胸を押し付けて当夜をテーブルに戻した。
シャクラ「あのね当夜、貴方ってばもう少し自重しなさいよ。あれは何よ!火災でも起こすつもり?」
当夜はしゅんとなってしまった。
それとアリーヤとセレーシャは自分を身請けをしたのが今までの主人とは違い、傑物だと思い知ったのだ。そして自分達がどれだけ幸運だったかを。
それ以外は楽しい食事タイムとなった。周りから
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と次々に酒を飲まされる。ビールのような発泡酒だ。当夜はワインはいけるがビールが苦手だったが、ドール2のお陰で味を感じずにグビグビ飲んで周りから拍手喝采をされていた。先の受付嬢からも奢られて漢っぷりを見せていたのだ。
食事を終える頃にはすっかり二人と別の者達も当夜の信奉者になっており、この先ずっと二人からの呼び方が当夜様固定になるのである。
もうひとつシャクラが言う
シャクラ「ねえ当夜、よくあいつ等が賞金首って分かったわね!」
当夜「なんで君達知らないの?ブリタニアの街に入る時に人相書きが出てたろう」
シャクラ「あんなんで分かるわけないでしょう!どうせまた当夜のギフトなんでしょう?あんた一体いくつ持ってるのよ!」
最後は笑っていたが、当夜はシャクラの言う事をよくよく考えた。確かに人相書きを見たが、あまり上手じゃなかったと思いだした。不思議と人を見ると何となく善良な者か、敵意を向けているか、盗賊か、犯罪者か分かる。確かにギフトと思えてきた。
それとルナはずっと視線を感じていた。悪意を感じないから放置していたが、当夜に対して熱い視線を向ける者がいた事を結局誰にも言わなかったのだった。
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