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第3章
日常生活
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ダンジョン公開の翌日、皆でピクニックに出掛けていた。懇親を深める為と、この所ダンジョンやらなんやらで忙しかったから息抜きをしたかったので当夜が提案したのだ。
メイドの二人も、メイドとしてではなく、一人の女性として参加している。
サンドイッチを作って貰い、ケイトに教えて貰った高台の公園に来ている。
特に何かをする訳じゃないのだが、まったりする為に来ていた。
子供達が遊んでいる風景を見ていて、近くには見守っている親がいる。いつの世も、国が違えど一緒だなと当夜は感じていた。
サンドイッチを食べる時は背後にアモネス、左右にシャクラとレグナス。そしてアーンすりケイトとルナ。
一人がひと切れ食べさすといちいち場所をローテーションするものだから時間が掛かってしょうがない。
どうも最近はルナもシャクラ達と同じ行動をしているようで、当夜に対して一線を引いていたのが、いつの間にか当夜ラブの三人娘と同じく好きだというのを隠さなくなってきた。ケイトもそうで、常に5人に好きだと言われ続けている状況に当夜は
『どうしてこうなった』
と心の叫びを発している。
実は当夜の体の事は皆の保護欲を掻き立てていたのだ。
彼女達の母性がくすぐられており、甲斐甲斐しく世話を焼きたがるのだ。
そんな無償の愛が当夜には眩しすぎた。
当夜は食べながらいつの間にか涙を流していたようで、珍しく何も言わずシャクラが涙を拭ってくれていた。いつもだと
『ちょっと何泣いてるのよ。折角の私が作ったお昼なんだからもっと楽しく食べなさいよ』
な感じなのだが、意外だった。
食後はちょっとしたゲームや日本での子供の遊戯等を話して聞かせていた。
皆にせがまれ当夜は日本の学校や教育についての話をしていく。
当夜が少し気になったのは、三人娘に村の事を聞いたがはぐらかされてれ答えなかった事だ。事情がありそうだが、彼女達が自らの意思で話すのを待とうと心にしまっていた。
そろそろおやつの時間だったので、ケイトに聞くと近くに美味しいお店があると言うので、8人で向かった。
貴族御用達のお店で、ケーキを扱っている。但しべらぼうに高い。砂糖が希少品で1Kg位で金貨100枚位するという。
甘さ控えめのフルーツが載ったシンプルなケーキと紅茶でおやつタイムにした。しかしアリーヤとセレーシャが落ち着かないようだったので当夜は二人に
当夜「いつも家の事ありがとうね。お陰で冒険者として活動するのに、家の事を心配せずに済んでいるよ。今日の飲食は全員の分、俺の奢りだから遠慮しないでね」
二人はちょっと涙を流していたが、当夜は見なかった事にしてあげていた。
当夜は会計をするので皆に外で待って貰っていた。当夜はケーキ等の在庫の殆どを買っていて、収納に急いでしまっていた。恐らくこれから旅に出たり、ダンジョン攻略をするだろうからと、皆の元気の素として買ったのだ。店に入り席に着いた直後にトイレに行くと言い席を離れた隙に店員に大金貨を渡し、持ち帰り用で準備しておくようにお願いしていた。
当夜はサプライズが好きだ。なのでこれもサプライズだ。ルナだけは気がついていたようで、皆の意識が当夜に向かない様に色々話をしていた。
次に文房具の売っている店に行く。ルナがいるから困っていなかったが、当夜はこの世界の文字の読み書きが出来ない。識字率は20%程度だと言われているそうだが、当夜は不便過ぎるので読み書きをしたかった。アリーヤも文字の読み書きが出来なかった。他は大丈夫だったが。
筆記道具が家にもなかったような気がする。ダンジョンのマッピングで使った手帳がある位だ。それも最初に戦った時に集めた荷物に入っていた感じだ。ケイトのはあの荷物の中に有るので、全員の分と予備、帳面を数冊と紙をある程度買った。紙は貴重品で、所謂和紙の段階の文明レベルだった。帳面は一冊金貨5枚もした。紙も30枚で金貨3枚だ。高いが仕方が無い。家用と自分の日記、その他の記録用、各自に一冊ずつ、メイドには家計簿用と、家の記録用にと計20冊程を買い込んだ。
そして夕方だ。たまにはちょっと小洒落たお店でディナーで!といきたかったが、テーブルマナーが絶望的なので、いつもの宿屋の食堂にした。ここだと気兼ねなく行けるからだ。
今日のお勧めメニューを注文する。なんとかいう馬の一種の焼き肉とスープ、パン、野菜のサラダとこんな感じだった。パンは篭に入った大量のをドサッとテーブルに置かれる豪快さだった。
今日はメイドの二人には休日としていて、サンドイッチも前日に作って収納に入れていたくらいだ。当然朝食も前日に準備をしていた。ケイトは驚いていたが、奴隷に休日は無いそうだ。
家に帰り、風呂の準備をして、順次風呂に入り、やがて寝る事にした。当夜は生まれてから一番充実していて楽しい一日だったと早速手帳に記録をした。文字の勉強は明日からとなったので今は日本語だ。今日の添い寝はケイトだった
メイドの二人も、メイドとしてではなく、一人の女性として参加している。
サンドイッチを作って貰い、ケイトに教えて貰った高台の公園に来ている。
特に何かをする訳じゃないのだが、まったりする為に来ていた。
子供達が遊んでいる風景を見ていて、近くには見守っている親がいる。いつの世も、国が違えど一緒だなと当夜は感じていた。
サンドイッチを食べる時は背後にアモネス、左右にシャクラとレグナス。そしてアーンすりケイトとルナ。
一人がひと切れ食べさすといちいち場所をローテーションするものだから時間が掛かってしょうがない。
どうも最近はルナもシャクラ達と同じ行動をしているようで、当夜に対して一線を引いていたのが、いつの間にか当夜ラブの三人娘と同じく好きだというのを隠さなくなってきた。ケイトもそうで、常に5人に好きだと言われ続けている状況に当夜は
『どうしてこうなった』
と心の叫びを発している。
実は当夜の体の事は皆の保護欲を掻き立てていたのだ。
彼女達の母性がくすぐられており、甲斐甲斐しく世話を焼きたがるのだ。
そんな無償の愛が当夜には眩しすぎた。
当夜は食べながらいつの間にか涙を流していたようで、珍しく何も言わずシャクラが涙を拭ってくれていた。いつもだと
『ちょっと何泣いてるのよ。折角の私が作ったお昼なんだからもっと楽しく食べなさいよ』
な感じなのだが、意外だった。
食後はちょっとしたゲームや日本での子供の遊戯等を話して聞かせていた。
皆にせがまれ当夜は日本の学校や教育についての話をしていく。
当夜が少し気になったのは、三人娘に村の事を聞いたがはぐらかされてれ答えなかった事だ。事情がありそうだが、彼女達が自らの意思で話すのを待とうと心にしまっていた。
そろそろおやつの時間だったので、ケイトに聞くと近くに美味しいお店があると言うので、8人で向かった。
貴族御用達のお店で、ケーキを扱っている。但しべらぼうに高い。砂糖が希少品で1Kg位で金貨100枚位するという。
甘さ控えめのフルーツが載ったシンプルなケーキと紅茶でおやつタイムにした。しかしアリーヤとセレーシャが落ち着かないようだったので当夜は二人に
当夜「いつも家の事ありがとうね。お陰で冒険者として活動するのに、家の事を心配せずに済んでいるよ。今日の飲食は全員の分、俺の奢りだから遠慮しないでね」
二人はちょっと涙を流していたが、当夜は見なかった事にしてあげていた。
当夜は会計をするので皆に外で待って貰っていた。当夜はケーキ等の在庫の殆どを買っていて、収納に急いでしまっていた。恐らくこれから旅に出たり、ダンジョン攻略をするだろうからと、皆の元気の素として買ったのだ。店に入り席に着いた直後にトイレに行くと言い席を離れた隙に店員に大金貨を渡し、持ち帰り用で準備しておくようにお願いしていた。
当夜はサプライズが好きだ。なのでこれもサプライズだ。ルナだけは気がついていたようで、皆の意識が当夜に向かない様に色々話をしていた。
次に文房具の売っている店に行く。ルナがいるから困っていなかったが、当夜はこの世界の文字の読み書きが出来ない。識字率は20%程度だと言われているそうだが、当夜は不便過ぎるので読み書きをしたかった。アリーヤも文字の読み書きが出来なかった。他は大丈夫だったが。
筆記道具が家にもなかったような気がする。ダンジョンのマッピングで使った手帳がある位だ。それも最初に戦った時に集めた荷物に入っていた感じだ。ケイトのはあの荷物の中に有るので、全員の分と予備、帳面を数冊と紙をある程度買った。紙は貴重品で、所謂和紙の段階の文明レベルだった。帳面は一冊金貨5枚もした。紙も30枚で金貨3枚だ。高いが仕方が無い。家用と自分の日記、その他の記録用、各自に一冊ずつ、メイドには家計簿用と、家の記録用にと計20冊程を買い込んだ。
そして夕方だ。たまにはちょっと小洒落たお店でディナーで!といきたかったが、テーブルマナーが絶望的なので、いつもの宿屋の食堂にした。ここだと気兼ねなく行けるからだ。
今日のお勧めメニューを注文する。なんとかいう馬の一種の焼き肉とスープ、パン、野菜のサラダとこんな感じだった。パンは篭に入った大量のをドサッとテーブルに置かれる豪快さだった。
今日はメイドの二人には休日としていて、サンドイッチも前日に作って収納に入れていたくらいだ。当然朝食も前日に準備をしていた。ケイトは驚いていたが、奴隷に休日は無いそうだ。
家に帰り、風呂の準備をして、順次風呂に入り、やがて寝る事にした。当夜は生まれてから一番充実していて楽しい一日だったと早速手帳に記録をした。文字の勉強は明日からとなったので今は日本語だ。今日の添い寝はケイトだった
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