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第4章

帰路迄には

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 当夜は目覚めるとアモネスを後ろから抱きしめて揉んじゃってた。
 呻いているがまだ寝ているようなのでもう一揉みしてから手をお腹に持っていったら、振り向いてキスされれしまう当夜である。しっかり起きてました。
 段々理性を保てなくなってきており、いつ暴発するか分からないのだが、ふとルナの事を考えて冷静になってしまった。

 アモネスに謝罪し、頭を冷やしに外に出る。
 既に俺の指示を仰ぎに来ている。
 食事を捕虜を含めて食べさせて死体などの処理をしている。
 ようやく聖職者が来たので送りの言葉を行ってもらった後、当夜のファイヤーボール一気に焼いていき、土を戻していく。完全には戻らないので、ある程度埋め戻し、人海戦術で平坦路にする。幸い奴隷にした敵兵がいるので人数には困らない。

 当夜の所にいる女性陣は皆当夜の心配をしている。
 当夜について、本来戦闘になど不向きな性格と思っているが、戦いに明け暮れている。
 疲れもそうだが、行動が最近怪しいくなってきているからだ。
 実は夜中に奇声を上げて震えだし、哭いているのだが、当夜を落ち着けるのに色々試していた。後ろから抱きしめたり、膝枕をしたり、アリーヤをモフらせたり。そんな中、一番落ち着いたのがどうやら胸を揉ませるだった。それも後ろから抱きつかせ。胸に抱き寄せても駄目だった。
 先のアモネスの胸を揉んでいたのは、夜伽当番のアモネスが当夜の位編を鎮めるのに、自らそうさせていたのだ。当夜は添い寝と言うが彼女達は夜伽と譲らない。
 他には乳首を吸わせるのがあったが、乳房を噛んでしまい痛く血が出る為断念している。
 当夜は意識がある時は大丈夫なのだが、寝ている時にそういう事がほぼ毎日起こる。
 セレーシャもシルフィーも加わっている。
 そしてアリーヤもアリーヤは既に当夜が好きで、求められれば体も捧げる位だ。

 死体の処理と街道の復旧に2日掛かった。
 そしてジョーイが目覚めた。
 彼は左手が存在している事と火傷が無いのを見て驚いていた。
 確かに切り落とされたのだ。そして様子を見に来た当夜がやはり五体満足なのも。
 当夜は体の調子を確認しに来たのだ。
 そして自らが初めての敗北を喫したと、奴隷落ちとなった事を悟った。
 元々出兵に反対していたのだが、家族を人質に取られ、やむなく総大将を引き受けた。
 放っていた間者の報告だと当夜の魔法が危険過ぎて手を出しては行けないと分かっていた。この結果も予測出来ていた。
 それを国王に進言するも相手にされず、公然と殴り飛ばしさえしたのだ。最早忠誠心は無い。
 ジョーイは当夜にそういう事があった旨を報告した。
 シャクラ達が止める間もなかった。当夜が怒り出し、このまま兵を率いて敵国を制圧すると言い出したのだ。

 ジョーイは感謝し家族を救ってほしいと懇願し、奴隷としてではなく、一人の人として当夜に忠誠を誓うと言い出した。
 奴隷の首輪には嘘を禁じる効果があるので本心なのだ。

 ジョーイの言うには生き残りだけでジョーイのいた北の国を制圧できるという。

 北の国からじゃなく北の国、何故か北の国もしくはキタノなのかも分からないが、当夜へはセレーシャの通訳が北の国になっている。

 ようやく集計が終わり、捉えた兵は約42000だった。
 一旦王城へ行く事を選択した。
 ジョーイの言うには。正規兵は国本には最早10000しかーおらず、今回の出兵でほぼ出したと。
 大陸全土を掌握するのも狩野という。先の闘いで捕らえた兵や魔導部隊、スクーニャ、大魔道士の
 ラビィを同行させて貰えれば可能という。
 これを機に統一すれば同じような過は起きないだろうと。

 そういった事の相談をするのと王城から半日程度なので帰路につくのであった。
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