94 / 111
第五章 魔軍襲来
第93話 VS ミノタウロスジェネラル
しおりを挟む
そいつを見て誰かがミノタウロスの上位種だと叫んでいた。
牛面で左右に大きく飛び出した2本の角が特徴的だ。体色は茶色に近く、身の丈は3m程の巨躯だ。
三郎はまず相手の冷静さを奪う事にした。
精霊術を使い、体重を殆ど殺したので軽々とジャンプした。そいつの頭上2mの所でタカタミの使っていた斬馬刀を出して両手で斬りつけた。コイツが使っているのとよく似ていた。
「貴様!何故それを持っているのだ?」
「タカタミって言ったっけ?そいつを倒したから、その時の戦利品だぞ」
「ば、ばかな!あいつを倒したと?人間風情がありえぬぞ!」
三郎は蛇の形をしたタカタミの下半身を徐に出した。
「こ、これは!貴様!なんて事をしてくれたんだ!楽に死ねると思うなよ!」
三郎は指揮官と対峙していたが、横やりが入りそうだったので残りの魔神はリセ、アルテミス、ソフィア、トニー、ミライが相手をする事になったが、他は死傷者の救助に当たるようだった。
リセは早速サラマンダーを召喚していた。
ソフィアとミライは魔法で攻撃を仕掛け、トニーはひたすら弓を放っていた。
三郎は斬馬刀をしまい、ヌンチャクで相手をしていた。いやヌンチャクを使うのがやっとだった。精霊術はまだ不慣れな為、少し時間が掛かるのだ。
ただ、奴は怒りに任せ我武者羅に剣を振るっていたが、その膂力故おいそれと受け止める訳にはいかない。だが、30合程打ち合っていたが三郎が少し押していた。
剣の一撃を避けた時に偶々石に蹴躓いたようで、予想外に剣の軌道が変わった。その為意表を突かれた形になり、避けられなかった。辛うじてヌンチャクで受け止めたが吹き飛ばされた。
ただ、受け身を取れたので、ダメージは殆ど無い。30m程距離が空き、にらみ合いになった。
三郎はそろそろ決着をつけようとした。その為の時間稼ぎをと考えたが、向こうがその時間を与えてくれた。
三郎は精霊術で霊空刃を8刃、それもかなり強靭なのを作るのに必要な精霊力の生成を始めた。
精霊術は強力だが、欠点がある。それは魔力から精霊力への生成をしなければならず、威力の弱い術であれば問題ないが、今回のように強い相手と戦う場合はそれなりの量の精霊力を使わざるを得ない。
精霊力の生成の時間はその量に比例する。
距離が開き、生成する時間が取れそうなのだが、更に話し掛けて来たのだ。
「小僧、タカタミの上半身はどうした?捨て置いたか?」
「オーガ共と同じで細切れになったから、どれがどれか分からないぞ」
「我の怒りに触れたな!もう許さん!我の本来の姿を見るが良い!何秒持つかな!醜い姿ゆえ出来れば避けたかったが、どうやらこの姿では貴様を倒す事が出来そうにないからな。わははは。ぐぬぬぬぬ」
顔に筋を泛べながら变化を始めた。
「死ね!」
その一言と共に生成した複数の刃を、变化中の敵に投げつけた。
勿論变化を待つつもりは無かった。
動きを止め、気張っている感じなので絶好の的だ。タカタミの時は唖然となっていたから变化させてしまい、後悔したから、今回はさせまいとした。
見事に当たり腕を切り落とした。更に体もの方へも右肩から袈裟斬りで刃が入り、見事に両断したのであった。
牛面で左右に大きく飛び出した2本の角が特徴的だ。体色は茶色に近く、身の丈は3m程の巨躯だ。
三郎はまず相手の冷静さを奪う事にした。
精霊術を使い、体重を殆ど殺したので軽々とジャンプした。そいつの頭上2mの所でタカタミの使っていた斬馬刀を出して両手で斬りつけた。コイツが使っているのとよく似ていた。
「貴様!何故それを持っているのだ?」
「タカタミって言ったっけ?そいつを倒したから、その時の戦利品だぞ」
「ば、ばかな!あいつを倒したと?人間風情がありえぬぞ!」
三郎は蛇の形をしたタカタミの下半身を徐に出した。
「こ、これは!貴様!なんて事をしてくれたんだ!楽に死ねると思うなよ!」
三郎は指揮官と対峙していたが、横やりが入りそうだったので残りの魔神はリセ、アルテミス、ソフィア、トニー、ミライが相手をする事になったが、他は死傷者の救助に当たるようだった。
リセは早速サラマンダーを召喚していた。
ソフィアとミライは魔法で攻撃を仕掛け、トニーはひたすら弓を放っていた。
三郎は斬馬刀をしまい、ヌンチャクで相手をしていた。いやヌンチャクを使うのがやっとだった。精霊術はまだ不慣れな為、少し時間が掛かるのだ。
ただ、奴は怒りに任せ我武者羅に剣を振るっていたが、その膂力故おいそれと受け止める訳にはいかない。だが、30合程打ち合っていたが三郎が少し押していた。
剣の一撃を避けた時に偶々石に蹴躓いたようで、予想外に剣の軌道が変わった。その為意表を突かれた形になり、避けられなかった。辛うじてヌンチャクで受け止めたが吹き飛ばされた。
ただ、受け身を取れたので、ダメージは殆ど無い。30m程距離が空き、にらみ合いになった。
三郎はそろそろ決着をつけようとした。その為の時間稼ぎをと考えたが、向こうがその時間を与えてくれた。
三郎は精霊術で霊空刃を8刃、それもかなり強靭なのを作るのに必要な精霊力の生成を始めた。
精霊術は強力だが、欠点がある。それは魔力から精霊力への生成をしなければならず、威力の弱い術であれば問題ないが、今回のように強い相手と戦う場合はそれなりの量の精霊力を使わざるを得ない。
精霊力の生成の時間はその量に比例する。
距離が開き、生成する時間が取れそうなのだが、更に話し掛けて来たのだ。
「小僧、タカタミの上半身はどうした?捨て置いたか?」
「オーガ共と同じで細切れになったから、どれがどれか分からないぞ」
「我の怒りに触れたな!もう許さん!我の本来の姿を見るが良い!何秒持つかな!醜い姿ゆえ出来れば避けたかったが、どうやらこの姿では貴様を倒す事が出来そうにないからな。わははは。ぐぬぬぬぬ」
顔に筋を泛べながら变化を始めた。
「死ね!」
その一言と共に生成した複数の刃を、变化中の敵に投げつけた。
勿論变化を待つつもりは無かった。
動きを止め、気張っている感じなので絶好の的だ。タカタミの時は唖然となっていたから变化させてしまい、後悔したから、今回はさせまいとした。
見事に当たり腕を切り落とした。更に体もの方へも右肩から袈裟斬りで刃が入り、見事に両断したのであった。
1
あなたにおすすめの小説
俺、何しに異世界に来たんだっけ?
右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」
主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。
気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。
「あなたに、お願いがあります。どうか…」
そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。
「やべ…失敗した。」
女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
2025/09/12(金)5巻発売!同日コミカライズ開始!
2026/03/16(月)コミカライズ1巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる