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✿3.わたしと好きなひと
46.
しおりを挟む「これはわたしの完全な失恋。
でも、よかったー。
ちゃんと、好きって伝えられて!」
そういう里佳子さんはキラキラ輝いている。
誰よりも、何よりも――。
「わたし、由葵が好きなことから、逃げてた。
だから、瀬田くんまで巻き込んで、
結局、由葵を泣かせて。
本当はわたし、由葵には笑っていて欲しかったのに!」
わたしは、頷く。
そしたら、里佳子さんの瞳が、
わたしをまっすぐ見つめてきて――。
「好きよ」
「えっ」
「わたし、美希ちゃんに助けられちゃった」
え、えええ?
「助けられた?
わ、わたし、何もしてないです」
いや、した――。
「あ、何もっていうのはおかしいか。
先輩に好きだって何回も言ってしまって」
「それ却下」
急に里佳子さんの口調が厳しくなる。
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