5 / 31
期待の新人、幸チャンネル開設!
定番のメントスコーラやってみた!
しおりを挟む
自分の動画を見た後の俺は現実逃避して、スマホで他のユーチューバーの動画をひたすら見続けた。
実に面白い、見ていて飽きない。
そして再度、自分が投稿した動画を見返した。
くそつまんねええええええええええええええええ!!!!!!
つまらないとかそうゆう問題じゃあない。
何度見ようとも、そこにはただ自分の名前を言った後、パソコンの箱を開けるおっさんの姿しか映ってなかった。下手をしたらYouTubeに上がっている動画の中で、一番しょうもない動画かもしれない。てゆうか一番しょうもない動画だ。
ぐぬぬ、さすがに甘くはないな。
見れば見るほど恥ずかしいその動画を一時は消そうとしたのだが、消し方がわからなかったのでそのままにしておく事にした。
俺は仰向けになって考えた。
なにがつまらなかったのかを真剣に考えた。カメラが悪いのか、そもそも商品レビューになってないからか、実は面白いけど何度も見直さないと笑いのツボがわからない動画なのか。試しに何度か見直したが、残念ながら面白くなる事はなかった。
再生数は地道に伸び、8回再生された。俺はこの動画を見てくれた人に、心の底から土下座をしたいと思った。動画を見た人間が、人生でも上位に入る無駄な時間を過ごすだろう事に気付いていたからだ。後からわかったことだが、その心配は無用であった。なぜなら再生回数8回中8回は俺が再生したカウントだったからだ。10割である。俺は誰にも迷惑をかけずにすんだ。
ともあれこれは大問題だ。俺は早くもユーチューバーとして第二の挫折を経験した。面白くない動画を撮っても稼げない。俺にもそれくらいわかる。舐めるな。ならどういう動画が面白いのか。
参考にしようと俺はまたスマホを取り出し、動画を漁った。
そして俺は見つけた。
そう、タイトルでネタバレしちゃってる通り、メントスコーラだ。
見たことがない人の為に簡単に説明すると、炭酸飲料であるコーラに、お菓子のメントスを入れるとなんかこう、化学反応的なやつがおきて、コーラがこう、ブワーッと噴き出すのだ。
そのブワーッと噴き出したコーラを飲むとどうなるか。口の中に収まらず、ブヘェって噴き出して、それに対してダチョウ倶○部並みにオーバーリアクションをするのである。
このメントスコーラに挑戦するユーチューバーは多い。
やはり、用意する消え物にお金がかからないであろう事と、定番ネタなのでどうなるかわかっていても、皆見てしまうからだろう。
俺ももちろんその一人だ。噴き出したり、リアクションが取れなかったり、普通に飲めてしまったり、その結果は様々であるが、共通して言えることはやはりそれなりに面白くなるのだ。抜群の安定感により落ち着く、いや、落ちがちゃんと付く。まさにユーチューバーとしての登竜門である。俺にふさわしいではないか。
俺はさっそく近くのコンビニに向かった。
*
コーラはともかく、俺はメントスというものを初めて買った。
赤、黄、緑、紫とそのバリエーションの多さに驚かされた。とりあえず定番の紫を買う。コーラは500mlのペットボトルだ。会計をすまし、意気揚々と家に帰る。
もしかしたら店員さんはあれ? この組み合わせ……もしかして! この人ユーチューバー!?
と、気付いてしまったかもしれない。声をかけてくれればいいのに。恥ずかしがり屋さんめ。
家に帰ると早速準備に取り掛かる。
机にビデオカメラを置き、俺の全身が映るように、セッティングすることが、できなかった。なんと、俺が立ち上がると上半身がどうしても見切れてしまうのだ。視野の狭い安物のカメラでは、俺の部屋は狭すぎたのだ。
ぐう、くやしい。
俺は試行錯誤を繰り返した。こたつをどかして床にビデオカメラを置き、レンズが付いている前面の下にライターを置いて調整した。その苦労の甲斐あって俺の計画は成功に終わる。モニターには一応全身が写っていた。床に置いたコーラもバッチリさ。少し不安定でグラグラしていたが、まあこれで何とかなるだろう。
よし、時はきた。それだけだ。
俺はビデオカメラが倒れないよう、静かに録画スイッチを押した。
「YouTubeをご覧の皆さん! 俺は幸と言います!!」
同じ失敗を繰り返す俺ではない。失敗とは勿論ぼそぼそと音声が聞き取れなかったことだ。
ビデオカメラにしっかり録音されるよう、俺はなるべく声を張った。
「ユーチューバー初心者の俺なんだが、今日はね! 定番のメントスコーラに挑戦したいと思う!!」
俺はそう言って両手で拍手した。
頭のなかでは子供がイェーイって言ってる効果音が流れていた。
「ここにコーラとメントス買ってきたから! じゃあ早速やりたいと思う!!」
俺はそう言って500mlのペットボトルに手を伸ばし蓋をくるりと開けた。
プシッっと爽快な音をたて、シュワシュワ言っておる。これからなにをされるかも知らず、呑気にシュワシュワ言っておる。
待ってろよ。今からその泡、何倍にも増やしてやるからな。
食い物で遊ぶのは抵抗があるが、俺の食費の為だ! 許せ!!
俺はコーラをカメラに映るように置き、メントスを開封する。
「じゃあ! いきまーす!!」
俺は手につまんだメントスをコーラの中に入れた!!
メントスは泡を吐きながらペットボトルの一番下まで沈み、そしてコーラがてっぺん目指して上昇してきた!!
予想以上のその勢いに、俺は焦って地面に手をつきもう片手でコーラを掴み取る。
「うおおおおおおおおお!!!!!!!」
ペットボトルを口につけ、漏れないように口中に力を入れる。
次の瞬間、口内中にコーラが吹き込んできた。ほおが限界まで広がり、コーラが体の入ってはいけないところに容赦なく入る。
「ブフォッ!!!」
俺の鼻からコーラが盛大に噴き出した。
リアルハハワロス。コーラ返せ。状態だ。
おおよそ、人間の体はその通路に水分が通るようにはできていないのだろう。鼻と耳がものすごく痛かった。かき氷を一気食いした時の様に頭がキンキンする。
だが俺はやり遂げた! 完璧なリアクションだったはずだ! 出川〇郎もびっくりさ!
「……以上。メントスコーラでした」
俺はビデオカメラの方に顔をむけ。視聴者に向け、〆の笑顔を作った。
そこで俺は気付く。ビデオカメラがコテンと横に倒れていることに。
「えええええええええ!!!!!??」
俺は持っていたコーラを床に置きビデオカメラを確認する。
試しに再生した動画は俺がコーラにメントスを入れ、それを慌てて撮ろうとした瞬間に、コテンと横になり、床を映し出した。
不安定だったビデオカメラは地面に手をついた衝撃で倒れたのである。
俺のうめき声の後、ブフォッっと噴き出す音が入り、ビチャビチャとコーラが右から降ってくる。残念ながら、必死に鼻からコーラを出した映像はまったく映っていなかった。
もう一つ残念な事がある。
俺はメントスコーラの破壊力を完全に侮っていた。床がコーラまみれになっているのである。早急に拭き取らなければベッタベタするのは必至である。この状況に喜べるのは蟻さんくらいだ。
俺は風呂場に雑巾を取りに行った。まさに踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂、撮影失敗に大惨事である。
雑巾を取ってきた俺は泣きながら床を掃除した。
そこかしらコーラまみれだ。俺の着ていたシャツも、洗濯をしなければ蟻のたまり場となろう。無駄に金をだして、苦労して、そして得るものは何一つなかった。一体俺は何をやっているんだ……。
……だが俺は、床をふきながら自然と笑えてきた。
にやつきながら一人で床を拭く27のおっさん。周りから見たらさぞかし気味が悪いだろう。下手したら通報ものだ。軽くホラーだ。しかし抑えられない、なぜか笑いがこみ上げてくる。
ダメだ、もう耐えられない。
「はーはっはっははは!! ひーひっひっひっひ!!」
気付けば俺は訳もわからず大爆笑していた。
年甲斐もなく、笑いすぎておなかが痛い。こんなに笑ったのは子供のとき以来だ。一体何がおかしいというのか。
もうネタとしては使い古された、誰もがどうなるかを知っているメントスコーラに、なおも挑戦するユーチューバーが絶えない理由に気付けた気がする。
「はーはっはっはっは……。あー、笑った……」
思いっきり笑って落ち着いた俺はさらに掃除を続ける。
肝心な部分は映っていなかったが、俺はこの動画をYouTubeにアップロードしようと思う。誰がこの動画を見るかわからないし、他のユーチューバーのメントスコーラと比べても、撮影失敗してるだけのクソ動画だと思うだろう。
それでもかまわない。
理由はわからないが、俺はこの動画を見て笑えるんだから。
実に面白い、見ていて飽きない。
そして再度、自分が投稿した動画を見返した。
くそつまんねええええええええええええええええ!!!!!!
つまらないとかそうゆう問題じゃあない。
何度見ようとも、そこにはただ自分の名前を言った後、パソコンの箱を開けるおっさんの姿しか映ってなかった。下手をしたらYouTubeに上がっている動画の中で、一番しょうもない動画かもしれない。てゆうか一番しょうもない動画だ。
ぐぬぬ、さすがに甘くはないな。
見れば見るほど恥ずかしいその動画を一時は消そうとしたのだが、消し方がわからなかったのでそのままにしておく事にした。
俺は仰向けになって考えた。
なにがつまらなかったのかを真剣に考えた。カメラが悪いのか、そもそも商品レビューになってないからか、実は面白いけど何度も見直さないと笑いのツボがわからない動画なのか。試しに何度か見直したが、残念ながら面白くなる事はなかった。
再生数は地道に伸び、8回再生された。俺はこの動画を見てくれた人に、心の底から土下座をしたいと思った。動画を見た人間が、人生でも上位に入る無駄な時間を過ごすだろう事に気付いていたからだ。後からわかったことだが、その心配は無用であった。なぜなら再生回数8回中8回は俺が再生したカウントだったからだ。10割である。俺は誰にも迷惑をかけずにすんだ。
ともあれこれは大問題だ。俺は早くもユーチューバーとして第二の挫折を経験した。面白くない動画を撮っても稼げない。俺にもそれくらいわかる。舐めるな。ならどういう動画が面白いのか。
参考にしようと俺はまたスマホを取り出し、動画を漁った。
そして俺は見つけた。
そう、タイトルでネタバレしちゃってる通り、メントスコーラだ。
見たことがない人の為に簡単に説明すると、炭酸飲料であるコーラに、お菓子のメントスを入れるとなんかこう、化学反応的なやつがおきて、コーラがこう、ブワーッと噴き出すのだ。
そのブワーッと噴き出したコーラを飲むとどうなるか。口の中に収まらず、ブヘェって噴き出して、それに対してダチョウ倶○部並みにオーバーリアクションをするのである。
このメントスコーラに挑戦するユーチューバーは多い。
やはり、用意する消え物にお金がかからないであろう事と、定番ネタなのでどうなるかわかっていても、皆見てしまうからだろう。
俺ももちろんその一人だ。噴き出したり、リアクションが取れなかったり、普通に飲めてしまったり、その結果は様々であるが、共通して言えることはやはりそれなりに面白くなるのだ。抜群の安定感により落ち着く、いや、落ちがちゃんと付く。まさにユーチューバーとしての登竜門である。俺にふさわしいではないか。
俺はさっそく近くのコンビニに向かった。
*
コーラはともかく、俺はメントスというものを初めて買った。
赤、黄、緑、紫とそのバリエーションの多さに驚かされた。とりあえず定番の紫を買う。コーラは500mlのペットボトルだ。会計をすまし、意気揚々と家に帰る。
もしかしたら店員さんはあれ? この組み合わせ……もしかして! この人ユーチューバー!?
と、気付いてしまったかもしれない。声をかけてくれればいいのに。恥ずかしがり屋さんめ。
家に帰ると早速準備に取り掛かる。
机にビデオカメラを置き、俺の全身が映るように、セッティングすることが、できなかった。なんと、俺が立ち上がると上半身がどうしても見切れてしまうのだ。視野の狭い安物のカメラでは、俺の部屋は狭すぎたのだ。
ぐう、くやしい。
俺は試行錯誤を繰り返した。こたつをどかして床にビデオカメラを置き、レンズが付いている前面の下にライターを置いて調整した。その苦労の甲斐あって俺の計画は成功に終わる。モニターには一応全身が写っていた。床に置いたコーラもバッチリさ。少し不安定でグラグラしていたが、まあこれで何とかなるだろう。
よし、時はきた。それだけだ。
俺はビデオカメラが倒れないよう、静かに録画スイッチを押した。
「YouTubeをご覧の皆さん! 俺は幸と言います!!」
同じ失敗を繰り返す俺ではない。失敗とは勿論ぼそぼそと音声が聞き取れなかったことだ。
ビデオカメラにしっかり録音されるよう、俺はなるべく声を張った。
「ユーチューバー初心者の俺なんだが、今日はね! 定番のメントスコーラに挑戦したいと思う!!」
俺はそう言って両手で拍手した。
頭のなかでは子供がイェーイって言ってる効果音が流れていた。
「ここにコーラとメントス買ってきたから! じゃあ早速やりたいと思う!!」
俺はそう言って500mlのペットボトルに手を伸ばし蓋をくるりと開けた。
プシッっと爽快な音をたて、シュワシュワ言っておる。これからなにをされるかも知らず、呑気にシュワシュワ言っておる。
待ってろよ。今からその泡、何倍にも増やしてやるからな。
食い物で遊ぶのは抵抗があるが、俺の食費の為だ! 許せ!!
俺はコーラをカメラに映るように置き、メントスを開封する。
「じゃあ! いきまーす!!」
俺は手につまんだメントスをコーラの中に入れた!!
メントスは泡を吐きながらペットボトルの一番下まで沈み、そしてコーラがてっぺん目指して上昇してきた!!
予想以上のその勢いに、俺は焦って地面に手をつきもう片手でコーラを掴み取る。
「うおおおおおおおおお!!!!!!!」
ペットボトルを口につけ、漏れないように口中に力を入れる。
次の瞬間、口内中にコーラが吹き込んできた。ほおが限界まで広がり、コーラが体の入ってはいけないところに容赦なく入る。
「ブフォッ!!!」
俺の鼻からコーラが盛大に噴き出した。
リアルハハワロス。コーラ返せ。状態だ。
おおよそ、人間の体はその通路に水分が通るようにはできていないのだろう。鼻と耳がものすごく痛かった。かき氷を一気食いした時の様に頭がキンキンする。
だが俺はやり遂げた! 完璧なリアクションだったはずだ! 出川〇郎もびっくりさ!
「……以上。メントスコーラでした」
俺はビデオカメラの方に顔をむけ。視聴者に向け、〆の笑顔を作った。
そこで俺は気付く。ビデオカメラがコテンと横に倒れていることに。
「えええええええええ!!!!!??」
俺は持っていたコーラを床に置きビデオカメラを確認する。
試しに再生した動画は俺がコーラにメントスを入れ、それを慌てて撮ろうとした瞬間に、コテンと横になり、床を映し出した。
不安定だったビデオカメラは地面に手をついた衝撃で倒れたのである。
俺のうめき声の後、ブフォッっと噴き出す音が入り、ビチャビチャとコーラが右から降ってくる。残念ながら、必死に鼻からコーラを出した映像はまったく映っていなかった。
もう一つ残念な事がある。
俺はメントスコーラの破壊力を完全に侮っていた。床がコーラまみれになっているのである。早急に拭き取らなければベッタベタするのは必至である。この状況に喜べるのは蟻さんくらいだ。
俺は風呂場に雑巾を取りに行った。まさに踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂、撮影失敗に大惨事である。
雑巾を取ってきた俺は泣きながら床を掃除した。
そこかしらコーラまみれだ。俺の着ていたシャツも、洗濯をしなければ蟻のたまり場となろう。無駄に金をだして、苦労して、そして得るものは何一つなかった。一体俺は何をやっているんだ……。
……だが俺は、床をふきながら自然と笑えてきた。
にやつきながら一人で床を拭く27のおっさん。周りから見たらさぞかし気味が悪いだろう。下手したら通報ものだ。軽くホラーだ。しかし抑えられない、なぜか笑いがこみ上げてくる。
ダメだ、もう耐えられない。
「はーはっはっははは!! ひーひっひっひっひ!!」
気付けば俺は訳もわからず大爆笑していた。
年甲斐もなく、笑いすぎておなかが痛い。こんなに笑ったのは子供のとき以来だ。一体何がおかしいというのか。
もうネタとしては使い古された、誰もがどうなるかを知っているメントスコーラに、なおも挑戦するユーチューバーが絶えない理由に気付けた気がする。
「はーはっはっはっは……。あー、笑った……」
思いっきり笑って落ち着いた俺はさらに掃除を続ける。
肝心な部分は映っていなかったが、俺はこの動画をYouTubeにアップロードしようと思う。誰がこの動画を見るかわからないし、他のユーチューバーのメントスコーラと比べても、撮影失敗してるだけのクソ動画だと思うだろう。
それでもかまわない。
理由はわからないが、俺はこの動画を見て笑えるんだから。
0
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる