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いずくかけるのテキスト動画!
【騒然】家の近くの公園で人が倒れていた話
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一日のうちに救急隊員と警察官に謝罪したことのある人間はいるだろうか。
まあ交通事故なんかではあり得る話かもしれない。
じゃあ、その理由が小学生にドッキリを仕掛けたせいだったとしたら?
いたら教えてほしい。
血まみれでおっさんが幼き少女に土下座し続ければ、通報されるのはまた至極当然の話であった。
だが、今回は師匠の協力のおかげもあり、救急隊員を帰らせたときに比べたら短い時間で物事は解決したのであった。
俺と師匠はどっと疲れがきてそれぞれの家へと帰宅した。
*
家に帰ってから早速俺は今日の収穫であるドッキリ映像を編集した。
俺はロリコンではないが師匠のくまさんパンツが一瞬映るシーンは、しっかりと切り取り、パソコンのHDDへと保存した。もう一度言うが俺はロリコンではない。だが、それを保存した理由を知りたい人間もいないだろうから特に説明しないことにする。
編集が終われば次はアップロードだ。
早速俺は動画をYouTubeにアップロードし始めた。
その間、俺は自分が作った動画を見直したが、今まで作った動画の中で一番面白い自信はあった。なぜならば他の動画を見直せばわかる。うん、何度見てもクソ動画だ。
師匠に言われて毎日人のネタをパクリにパクり、俺はこの世にまるで必要とされていない動画を世に送りだし続ける機械のように動画を投稿し続けたが、見直せば見直すほどわかる。特に斬新な事をしたわけでもなければ、オリジナルと比べてなにかが優れていたわけでもない。
だがなぜか、動画はコンスタントに伸び続け、そしてコメントもそこそこついていた。
と言っても、ほとんどが悪意に満ちたコメントであったが。
この件からわかる通り、視聴者は動画の内容より、その動画を作っている人物を見たがっているのだ。
例えば某有名アイドル事務所のイケメンがありふれたメントスコーラをやって動画を出したとしよう。それだけで動画は間違いなく伸びる。内容が真っ黒になった雑巾のように使い古されていようと、リアクションが鰹節のようにうっすくてもだ。
なぜなら、動画の内容は再生しなければわからないからである。
その動画の再生数はサムネイルとタイトル、そして誰がその動画を作ったのか。これですべて決まると言ってもいい。なぜなら動画を視聴者が再生するかどうか決めるのは、その3つの項目しか判断材料がないからである。
おっさんが一人でしゃべる動画でも、タイトルにJKのパンチラありますと書けば視聴者は鼻の穴をふくらませてその動画を開くし、おっさんが一人でしゃべる動画でもサムネイルが巨乳の女の子なら視聴者は股間をふくらませその動画を開く。
もし万が一、世界一おもしろい動画が撮れたとしても、その3つの項目が駄目ならば、もうその動画は誰かに発掘されない限り埋もれて再生されることはないのだ。
長々語ったが、全て師匠の受け売りである。
俺は師匠の教えを守り、タイトルだけには気を使っていた。
サムネイルで凝った編集はできないし、名前はそこそこ売れているといってもまだまだ底辺だ。俺が勝負をしかけるとしたらタイトルしかない。
昔は多くの単語を入れると検索されやすかったらしい。
例えばコンビニで買ったコーラにメントス入れてみた。というタイトルなら、『コンビニ コーラ メントス』と検索すればその動画は出る。
だがYouTubeではタイトルと別に『タグ』というものが設定できる。
そのタグにコンビニ、コーラ、メントスと打ち込めば、例えばコンビニの動画を見ているときに、関連動画でタグ設定したワードの動画が出やすいのである。師匠はここに目をつけていた。
どうせ検索しても上位に出てくることはない。なら逆に、もっと目立つタイトルをつけたほうがいいと。
例えばメントスコーラ。オリジナルと同じくこれをタイトルにつけるより、コーラが爆発した、と書いたほうがちらっと見たときの印象が大違いである。明らかに後者のほうが伸びるだろう。
つまり、結論から言えば、内容をわかりやすく書くオリジナルに対し、俺のパクリ動画はとにかくインパクトを与えるタイトルをつけ続けたのだ。
そのせいもあってか、動画はそこそこ伸び続けた。だが実際見るとただのメントスコーラじゃねえかと、批判のコメントが絶えなかったのである。
俺はその批判コメントを読み続けた。書いてあることは辛辣だが、同時に俺の動画を再生してくれている人がいることが嬉しかった。最近師匠にいじめられていた事もあり、ちょっとマゾ気質に目覚めていたのかもしれない。
上機嫌で俺がコメントを読み続けていると、先ほど投稿した動画にも早速コメントがついている。俺は早速読んだが、それを見て目を疑った。
『先ほど公園で倒れてましたよね。救急車を呼んだのですが大丈夫だったでしょうか』
コメントにはそう書かれていた。投稿時間はほんの1分前。これから推測できることは一つ。超ご近所さんが俺の動画を見ているのだ。
コメントを入れた名前はいずくかける。
チャンネルを覗くと動画を何本も出している。間違いなくユーチューバーだ。
お礼とお詫びを言いたい気持ちもあったが、それ以上にご近所ユーチューバーの輪を広めようと、俺はそのコメントにさっそく返信した。
『お騒がせしてすいませんでした。よければお礼をしたいのですが』
俺はそう返信した。
いきなり友達になりましょう。などと言ったら警戒されるだろう。俺にでもそれくらいわかる。舐めるな。
だから俺はまずお礼と言う口実でこの人物に近づき、そして仲良くなったりしようと考えた。しばらく待つと返信が来る。
『いえいえ、たまたま通りがかっただけですし、それに動画を見る限りご迷惑だったでしょう』
確かに迷惑か迷惑じゃないかで言えば大迷惑だった。このいずくと言う人が悪いわけではないが、ただのドッキリだったため、救急隊員に事情を説明する羽目になった。だがまあ、そのおかげでいい絵が撮れたのだからそれはそれで結果オーライだったわけだが。俺はさらに返信する。
『いえ、俺の気持ちが収まらないので良ければ先ほどの公園まで来ていただけませんか?』
俺がそう返信するとそのコメントを読んだ人物はしぶしぶ了解してくれたのか、『わかりました』とだけ返事をしてきた。俺はさっそくコンビニへと向かう。
コンビニに入り、俺は缶コーヒーを買おうとしたが、さすがに失礼かなと思い、師匠にも買った少し高いコーヒーとレジの横に並んでいた肉まんを多めに買って公園へと向かった。
公園につくとその人物はすでに到着していた。
この時間にこの公園で一人で佇む男なんて滅多にいない。
俺はその人物が先ほどのいずくかけるであると確信したが、明らかにおかしな格好をしている。
なぜか作務衣を着ていたのだ。もしかして職人さんだろうか?
「えっと、いずくかけるさんですか?」
俺はブランコに揺られるその人に話しかけた。
「ああ、さっきの。本当にお礼なんてよかったのに……」
どうやら間違いなさそうだ。
俺は袋から取り出したコーヒーと肉まんを、その人に手渡した。
「さっきはすいませんでした。こんなんでよかったら口にしてください」
「ああ、こちらこそドッキリと知らず通報しちゃって」
俺たちは手に取った肉まんを食べながらブランコに座り、話し始めた。
「いずくさんもYouTubeやってるんですか?」
俺は一番気になっていた質問をさっそくぶつけてみた。
動画を結構投稿していたが、その内容はまだ見ていない。
「いやあ、再生数なんて幸さんに比べたら全然伸びてないんですけどね」
「俺のはたまたま炎上しただけですよ。どんな動画を作ってるんです?」
俺がいずくさんに尋ねると頭をガシガシ掻きながら答えた。
「僕ねえ、小説家を目指してるんですよ。でも小説投稿サイトって競争率高くて見てもらえなくて……代わりにYouTubeにテキスト動画を投稿してるんです」
テキスト動画、それは俺とも、師匠ともまた違うユーチューバーの形であった。ニュースや小説を文章として動画にスクロールさせる。いわば見る動画ではなく読む動画だ。
「結局、わざわざ動画にしてもあんまり伸びてないんですけどねえ」
いずくさんは苦笑いをしている。俺はいずくさんの為になにかできることはないか、そう考えた。
さすがに肉まんとコーヒーだけで礼を済ますのも気が引けたからだ。
「じゃあ俺がステマしましょう!」
思い付きでそう提案した俺を、いずくさんはきょとんと見ていた。
まあ交通事故なんかではあり得る話かもしれない。
じゃあ、その理由が小学生にドッキリを仕掛けたせいだったとしたら?
いたら教えてほしい。
血まみれでおっさんが幼き少女に土下座し続ければ、通報されるのはまた至極当然の話であった。
だが、今回は師匠の協力のおかげもあり、救急隊員を帰らせたときに比べたら短い時間で物事は解決したのであった。
俺と師匠はどっと疲れがきてそれぞれの家へと帰宅した。
*
家に帰ってから早速俺は今日の収穫であるドッキリ映像を編集した。
俺はロリコンではないが師匠のくまさんパンツが一瞬映るシーンは、しっかりと切り取り、パソコンのHDDへと保存した。もう一度言うが俺はロリコンではない。だが、それを保存した理由を知りたい人間もいないだろうから特に説明しないことにする。
編集が終われば次はアップロードだ。
早速俺は動画をYouTubeにアップロードし始めた。
その間、俺は自分が作った動画を見直したが、今まで作った動画の中で一番面白い自信はあった。なぜならば他の動画を見直せばわかる。うん、何度見てもクソ動画だ。
師匠に言われて毎日人のネタをパクリにパクり、俺はこの世にまるで必要とされていない動画を世に送りだし続ける機械のように動画を投稿し続けたが、見直せば見直すほどわかる。特に斬新な事をしたわけでもなければ、オリジナルと比べてなにかが優れていたわけでもない。
だがなぜか、動画はコンスタントに伸び続け、そしてコメントもそこそこついていた。
と言っても、ほとんどが悪意に満ちたコメントであったが。
この件からわかる通り、視聴者は動画の内容より、その動画を作っている人物を見たがっているのだ。
例えば某有名アイドル事務所のイケメンがありふれたメントスコーラをやって動画を出したとしよう。それだけで動画は間違いなく伸びる。内容が真っ黒になった雑巾のように使い古されていようと、リアクションが鰹節のようにうっすくてもだ。
なぜなら、動画の内容は再生しなければわからないからである。
その動画の再生数はサムネイルとタイトル、そして誰がその動画を作ったのか。これですべて決まると言ってもいい。なぜなら動画を視聴者が再生するかどうか決めるのは、その3つの項目しか判断材料がないからである。
おっさんが一人でしゃべる動画でも、タイトルにJKのパンチラありますと書けば視聴者は鼻の穴をふくらませてその動画を開くし、おっさんが一人でしゃべる動画でもサムネイルが巨乳の女の子なら視聴者は股間をふくらませその動画を開く。
もし万が一、世界一おもしろい動画が撮れたとしても、その3つの項目が駄目ならば、もうその動画は誰かに発掘されない限り埋もれて再生されることはないのだ。
長々語ったが、全て師匠の受け売りである。
俺は師匠の教えを守り、タイトルだけには気を使っていた。
サムネイルで凝った編集はできないし、名前はそこそこ売れているといってもまだまだ底辺だ。俺が勝負をしかけるとしたらタイトルしかない。
昔は多くの単語を入れると検索されやすかったらしい。
例えばコンビニで買ったコーラにメントス入れてみた。というタイトルなら、『コンビニ コーラ メントス』と検索すればその動画は出る。
だがYouTubeではタイトルと別に『タグ』というものが設定できる。
そのタグにコンビニ、コーラ、メントスと打ち込めば、例えばコンビニの動画を見ているときに、関連動画でタグ設定したワードの動画が出やすいのである。師匠はここに目をつけていた。
どうせ検索しても上位に出てくることはない。なら逆に、もっと目立つタイトルをつけたほうがいいと。
例えばメントスコーラ。オリジナルと同じくこれをタイトルにつけるより、コーラが爆発した、と書いたほうがちらっと見たときの印象が大違いである。明らかに後者のほうが伸びるだろう。
つまり、結論から言えば、内容をわかりやすく書くオリジナルに対し、俺のパクリ動画はとにかくインパクトを与えるタイトルをつけ続けたのだ。
そのせいもあってか、動画はそこそこ伸び続けた。だが実際見るとただのメントスコーラじゃねえかと、批判のコメントが絶えなかったのである。
俺はその批判コメントを読み続けた。書いてあることは辛辣だが、同時に俺の動画を再生してくれている人がいることが嬉しかった。最近師匠にいじめられていた事もあり、ちょっとマゾ気質に目覚めていたのかもしれない。
上機嫌で俺がコメントを読み続けていると、先ほど投稿した動画にも早速コメントがついている。俺は早速読んだが、それを見て目を疑った。
『先ほど公園で倒れてましたよね。救急車を呼んだのですが大丈夫だったでしょうか』
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コメントを入れた名前はいずくかける。
チャンネルを覗くと動画を何本も出している。間違いなくユーチューバーだ。
お礼とお詫びを言いたい気持ちもあったが、それ以上にご近所ユーチューバーの輪を広めようと、俺はそのコメントにさっそく返信した。
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『いえ、俺の気持ちが収まらないので良ければ先ほどの公園まで来ていただけませんか?』
俺がそう返信するとそのコメントを読んだ人物はしぶしぶ了解してくれたのか、『わかりました』とだけ返事をしてきた。俺はさっそくコンビニへと向かう。
コンビニに入り、俺は缶コーヒーを買おうとしたが、さすがに失礼かなと思い、師匠にも買った少し高いコーヒーとレジの横に並んでいた肉まんを多めに買って公園へと向かった。
公園につくとその人物はすでに到着していた。
この時間にこの公園で一人で佇む男なんて滅多にいない。
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なぜか作務衣を着ていたのだ。もしかして職人さんだろうか?
「えっと、いずくかけるさんですか?」
俺はブランコに揺られるその人に話しかけた。
「ああ、さっきの。本当にお礼なんてよかったのに……」
どうやら間違いなさそうだ。
俺は袋から取り出したコーヒーと肉まんを、その人に手渡した。
「さっきはすいませんでした。こんなんでよかったら口にしてください」
「ああ、こちらこそドッキリと知らず通報しちゃって」
俺たちは手に取った肉まんを食べながらブランコに座り、話し始めた。
「いずくさんもYouTubeやってるんですか?」
俺は一番気になっていた質問をさっそくぶつけてみた。
動画を結構投稿していたが、その内容はまだ見ていない。
「いやあ、再生数なんて幸さんに比べたら全然伸びてないんですけどね」
「俺のはたまたま炎上しただけですよ。どんな動画を作ってるんです?」
俺がいずくさんに尋ねると頭をガシガシ掻きながら答えた。
「僕ねえ、小説家を目指してるんですよ。でも小説投稿サイトって競争率高くて見てもらえなくて……代わりにYouTubeにテキスト動画を投稿してるんです」
テキスト動画、それは俺とも、師匠ともまた違うユーチューバーの形であった。ニュースや小説を文章として動画にスクロールさせる。いわば見る動画ではなく読む動画だ。
「結局、わざわざ動画にしてもあんまり伸びてないんですけどねえ」
いずくさんは苦笑いをしている。俺はいずくさんの為になにかできることはないか、そう考えた。
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